goo

ロッキーカナイさんは喫煙目的店になった!

2021年05月15日 | たばこの気持ち
お昼休みに、田町西口から東口に出て、芝浦運河〜札の辻交差点を経由して事務所に戻りました。



途中で一服しようと、心当たりのある住友不動産三田ツインビル東館の喫煙所へ向かったら、立派な喫煙スペースが更地状態に様変わりしていました。



次に、札の辻橋を渡った左側ビル裏手に目をやると、たばこを吸えたエリアには囲いがしてあり、禁煙スペースになっていました。もはや、駅前に2、3ヶ所ある港区指定の喫煙所以外、気軽に立ち寄れる喫煙所は見当たらなくなりました。



半年ほど来ないでいただけなのに、これだけの変化ですが、その一方で、「ロッキーカナイ」田町店さんみたいに、「喫煙目的店になりました」と店頭に表示するお店も出てきたのには驚きました。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

金沢春友著「澄んだ秋空」について

2021年05月15日 | O60→70(オーバー70歳)
金沢春友氏は、奥様の一周忌に歌集『山桑の花』を刊行しました(既読)。三周忌にあたり、続編として本書『澄んだ秋空』を刊行していますが、その中に昭和28年1月〜10月までの「日誌」(25〜184ページ)があります。毎週木曜日には、NHKラジオで「君の名は」が放送されていた年でした。



ちょうど私が生まれた年であり、福島県東白川郡塙町の街中(まちなか)の日常を詳しく知ることができました。5月、私が生まれた日は「晴/久しく雨がない。眼と手がわるい。憂鬱な気持ちで、田圃道を通って病院にいく。よく晴れた美しい空ではあったが、心が重い。----」と記されていました。

金沢家では家賃や地代を得ていたことも分かり、私の生まれ育った街中から羽黒山を越えた常豊地区の農家と、暮らしぶりは少し異なりますが、衣食住の面で共通することが多く、今更ながらの学びがありました。



本書(大盛堂印刷所、昭和31年7月20日発行、定価250円)の巻頭には、画像の金沢愛子さんの遺影と、次のような日誌の一章が記載されています。
----------
朝から晴天である。世の中は明るいが、私の心は闇い。いつ癒るかわからぬ。或は一生不治かも知れぬ。心臓や血管は生命の鍵である。不安でたまらぬ。でも病気を忘れる様に、澄んだ秋空の様に、明るい気持が大切だと思って病院に行く。患者が多いので、暫く待たされた。診察の結果は、やはり血圧は二百近くあるとか。又急に闇い気持になる。(闘病中の日誌の一節)
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )