前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

鶴彬 推薦文に 飢餓つのる

2009年11月10日 | Weblog
  「映画 鶴彬こころの軌跡 上映会ニュース」というものをもらった。
戦争にすすむ暗黒の時代、川柳を通して反戦を貫き、治安維持法で検挙され29歳の若さで死去した鶴彬を描く。

   試写会が12月10日 午後7時 福井県教育センターで開催される。
上映運動のよびかけ人は、稲木信夫(詩人)、佐野周一(ジャーナリスト)、隼田嘉彦(福井大学名誉教授)、平野治和(医師)、吉田一夫(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟福井県本部会長)の各氏。


    隼田氏は書く。・・・最も心惹かれたのは「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章やろう」。10人以上の子持ちを優良多子家庭と持ち上げて表彰し、5人以上戦死した家は誉れの家と称したが、これを痛烈に批判したもの。監督は「郡上一揆」などで名高い神山征二郎。早く観たいものである。

   平野治和氏は・・・・「枯れ芝よ 団結をして春を待つ」「初恋を残して村を売り出され」「月経が狂ってしまう深夜業」「修身にない孝行で淫売婦」「カネオクレ 最後のものを売るばかり」・・・プロレタリア川柳と革命に命をかけた、鶴彬のメガトン級のエネルギーが、映画の中でもきっと炸裂するだろう。と書く。


 諸氏の推薦を読んでいるだけでも映画が待ち遠しくなる。
   鶴彬 推薦文に 飢餓つのる