前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

じん肺裁判。55歳の死

2009年11月27日 | Weblog
    昨日も慌しい一日でした。
午前中は、7名のじん肺の方が、あらたに第三次提訴ということで、福井青年館での支援集会、福井地方裁判所までのデモ行進、に参加しました。
国や県のトンネル公共事業で粉塵によるじん肺罹患。不治の病気。「あやまれ、つぐなえ、なくせ じん肺」をかかげてたたかっている。

   午後、日本共産党の大会議案の案が発表され、読み込む。

 その後、社会保障問題の会議に参加。「肝硬変の55歳の方が3割負担のため医療機関を受診できず亡くなった」との話を聞いた。イギリスやカナダなど多くの先進諸国のように日本もこどもだけではなく、国民の医療費負担をなくしていくことが急がれる、と痛感。サラリーマンも負担なしが1割負担になり、3割負担になり。「我慢している」人は多いのではないかな。年齢差別の後期高齢者医療といい、残酷な国だ。

  会議では、この間の後期高齢者医療広域連合への申し入れや、厚生労働省への交渉の内容などを報告しました。


夜は教育関係者との意見交換。「事業仕分け」や大学の運営交付金への影響などの評価をお聞きする。日本共産党の大会議案についての質問も。基礎的なベースを壊す政治では、日本の知の後退になることは間違いないでしょうね。