前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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思い出の街を守ったね・・・・と後世に歌える選択を

2010年05月16日 | Weblog
    朝ドラに上條恒彦さんがでていたので、久しぶりにCDを聞いた。と言っても持っているのは「冬の森にて」の1枚きり。

いぬふぐり、サトウキビ畑、雨よふれ、ショウは終わった、わたしが一番きれいだったとき・・・。玄蕃之丞は機関車にはねとばされて死んだ大きくて立派な狐の物語。ミュージカル用につくられたもので、素晴らしい。

雨のベラルーシ。小室等の作詞、作曲。チェルノブイリ原発事故被災の現場に小室さんは足をはこんだ。

思い出の街ベラルーシ
きみと過ごしたベラルーシ
リンゴの花をきみの
髪に飾ったあの日
まるで昨日のことのようだね
きみのいない五月の
  雨のベラルーシ


    チェルノブイリ原発事故は1986年4月26日に起こった。

    中筋純氏の写真集「廃墟 チェルノブイリ」は視覚に強烈だ。2008年4月26日の発行。
発行直後の日経新聞文化欄に書いている、「デジタルカメラを使うことが多い普段の仕事とは異なり、この旅にはフィルムカメラを持っていった。帰国後事務所の暗室で、廃墟とともに木々の鮮やかな色が印画紙上に浮かび上がった瞬間、心の震えがよみがえり、多くの人に見せなければとの思いを強くした」。

人形、ピアノ、写真、トラック、ノート、レコード、筆、椅子、建物・・・・生活のそのままが生なましい。
たわわに実る果実。すくむ鳥。・・・・・・

・・・・リンゴの花をきみの
髪に飾ったあの日
まるで昨日のことのようだね・・・・・・・



    原発「もんじゅ」が、じわり、じわりと動きだした。
運転停止の仕方も知らない運転員が操作していたことが衝撃的だ。
あまく見ていると、「機械の反乱」が第二のチェルノブイリを福井につくりだす危険がある。
県民は不安でいっぱいだ。

「もんじゅ」を政治的にとめるチャンスがもうすぐめぐってくる。

あの7月に
思い出の街を守ったね・・・・と後世に歌える選択を。