前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

葬儀におもう

2010年05月17日 | Weblog
    昨日は、親戚の葬儀。通夜、葬儀と「お世話」する立場。しかし、「先輩」方から言わせれば、式場を利用するので、昔と比べたら地元衆の仕事が格段に減った、と。

たしかに、自分たちの手で火葬までやるのは大変なこと・・・・・「さんまい(火葬場)班が3名でつくられる。薪の買出し、むしろを水につける、豆がらの準備。きちんと燃えているかの点検作業、などそれはそれは大変な作業だった。20年ぐらい前に近代的な火葬場がつくられ、村のさんまいはつかわれなくなった」・・・・・・・うーん、話をお聞きしながら、とても勤まらないのでは、と思った。
しかし、自分の自宅で葬儀をせずに式場を利用するので、「村の人たちがみんなでお別れすることもなくなり、寂しい、との声もある」。
  葬儀を通じて、いろいろ考えさせられました。

           ★

   佐々木衆議院議員のメールより・・・・最近の国会議事堂のなかはどうでしょう。重苦しいマグマがうっ積し、次第に与野党の対立が激化し始めています。政権与党の民主党が、60本以上法案を出したのに成立させた数が少ないとマスコミに書かれたため、「滞貨一掃」とばかりに強引な議会運営をおこない始め「強行採決」を連発しています。
内閣委員会では、与野党の合意がないにもかかわらず、委員長が突然質疑を打ち切って強行採決に踏み切りました。議場は騒然となり、その混乱のさなか民主党の女性議員が転倒して「負傷した」のですが、その真相をめぐって自民党と民主党が激しく攻撃しあい、民主党が「懲罰動議」を提出しました。

他方、経済産業委員会でも、強引な運営で混乱した事態が発生しました。水曜日の午前中に開かれた経済産業委員会の理事会では、委員長が「委員会は延期し金曜日に行う」とのべていたのに、夕方になって突然、委員長職権で委員会を開会し、質疑・採決を強行したのです。これは、あまりにも一方的だということで、私も出席している議院運営委員会で事実関係を精査することになり、結局、法案を本会議にそのまま上程することをやめることになりました。もう一度、週明けの経済産業委員会で補充質問を行い、確認の採決をやることになったのです。
さらに重大なのは、与党が14日(金)の夕方、「国会改革」関連法案を国会に提出したことです。国会審議のルールを決めるものですから、各党の協議と合意が不可欠です。それを、与党だけで一方的に提出して多数で押し通そうというのは、絶対に許せるものではありません。日本共産党をはじめ、野党5党の書記局長・幹事長が13日(木)に集まり、「提出反対」で一致し、与党側に厳しく申し入れていたにもかかわらず、与党は翌日に提出を強行したのです。こんな強引な国会運営がおこなわれるなら、野党側は「重大な決意」で臨むことになります。

17日(月)、野党側は、国対委員長会談などで対応を協議し、沖縄・米軍普天間基地問題と「政治とカネ」問題での予算委員会集中審議をおこなうこと、また「国会改革」関連法案を撤回すること等で一致してたたかう方向です。与党側の出方によっては、いよいよ与野党が激突する重大な局面に入ることになるでしょう。・・・・・・・



   国会のルールも平気で破ろう、という民主党。支持率低迷で、自民と民主は「タレント候補」の打ち合いの様相。・・・どちらも国民不在、ということでは共通だろう。
こんな時こそ、日本の老舗・日本共産党がしっかり頑張る時だと痛感します。