前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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原発問題でロイターの取材、世界の注目を実感。福井県の核燃料税増税をどう考える?

2011年07月02日 | Weblog
昨日は、県議会、新幹線問題での県への申し入れ、マスコミ取材などでした。
原発問題でこれまでいろんな雑誌や新聞の取材がありましたが・・・。ロイター通信の女性記者が福井県議会控室をたずねてみえました。ズバッ、ズバッと質問してきます。「なぜ日本では、これだけの事故なのに何十万人単位のデモなどが起こらないのですか」「西川知事の態度は評価できますか」 。

たしかに、福島とならんで原発集中立地の福井県と県民の動向に世界が注目している、と実感したひとときでした。でも日本語での取材で良かった(笑)。


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NHK・・・・・「核燃料税」県議会で成立へ

原子力発電所の事業者に課税する「核燃料税」を改定、全国で初めて原発が停止しても課税する新たな方式を盛り込んだ条例案について県議会の総務教育常任委員会は1日、全会一致で可決し、本会議で成立する見通しとなりました。県は今年11月に改定時期を迎える核燃料税について、核燃料価格に基づく税率を、現状の12%から17%に引き上げるとともに、原発が停止していても課税する新たな方式を導入する条例案を6月定例議会に提案しています。
条例案が総務教育常任委員会で審議され、林総務部長は「福島第一原発事故で新たな安全対策が必要になり、税率を引き上げざるを得ない」と述べ理解を求めました。また、核燃料税の税収の配分についても、これまで県に6割、原発が立地する市町などに残りの4割を配分していますが、林部長は、「配分比率についても関係する市町と議論していきたい」と述べ、11月の改定までに検討する考えを示しました。
条例案は採決の結果、全会一致で可決され、今月14日の本会議で成立する見通しとなりました。・・・・・・・・



全会一致といってもこの委員会は自民党と民主党だけ。まあ、両会派が賛成すれば成立確実だけど。原発に依存し続ける財政拡大でいいのか?議論がわかれる ところだと思います。

議会事務局にだしたそれぞれの議案や請願陳情についての賛否表には、わたしは「×」印をつけて提出しています。
これまで、「迷惑税」という側面もあり賛成してきた経過がありますが、福島原発事故をうけてなお、さらに継続的に、増税して、原発に財源を求め続けることには賛成できかねるという判断からです。
みなさんのご意見はいかがでしょうか?

今日は東京の明治公園で原発ゼロめざす大集会です。福井からも仲間たちが参加します。