今回の県予算に2億7000万余りをかけて県内各地の県施設のトイレの改修、洋式化などが盛り込まれています。
昨年8月の日本共産党議員団の県への要望でも、「各地の公園のトイレについて、洋式化を計画的にすすめ、利便性の向上をはかること。また、トイレットペーパーの補給などもおこなうようにして、国体を控え、観光振興にも取り組む福井県として市町とともに快適で使いやすいトイレにしていくこと」をもとめていました。
この後、県管理の公園のトイレにトイレットペーパーが設置され、喜ばれた、と利用者の方からお聞きしました。
もう20年ちかく前ですが、私が議員になる前の訪問のなかで、「小学校の娘が学校でトイレができないので困っている。いまはどの家でも洋式。ぜひ学校でも」との声をお聞きしました。
市議団とも協力して学校トイレの洋式化に取り組みました。
しかし、福井市内をみても公園などのトイレはまだまだこれからです。
今回の県の施策は国体も控えた中でおもいきった手立てを講じるものです。国体関係者や観光客は県施設のトイレだけを使うわけではありません。市町とも協議し、公園や各施設、観光地などのトイレをより利用者本位に改善をすすめていくべきでしょう。
なにより身近な公園などのトイレの利用者は住民です。住民の立場でのトイレ改修をのぞみたいと思います。
