もんじゅの廃炉の議論とセットで高速炉にしがみつく非公開会議がおこなわれました。
あくまでもゆきづまった核燃料サイクルに固執する姿勢では、原発はやめてほしい、の国民県民の願いに背くことになります。
昨日は218回目の再稼働反対アクションがおこなわれました。
私も県議会予算決算特別委員会での論戦を紹介しました。規制委員会のあいつぐ老朽化原発60年間運転の容認問題、検証すればするほど住民や関係者の安全を保障できないことが明らかになる原子力防災訓練の内容などを訴えました。
また、本郷の故・前原居進さんの奥さんが亡くなりお参りしました。寝たきり状態だった居進さんに奥さんが毎日、赤旗を広げて見せている、と西村きみ子市議とたずねた際にご夫婦とお話ししました。
ご冥福をお祈りいたします。
■NHK・・・“放射性廃棄物減らす”
政府は福井県にある高速増殖炉、もんじゅについて廃炉を含めた抜本的な見直しを行うため、新たに設置した高速炉開発会議を7日開催し、放射性廃棄物を減らすことを目指した高速炉の開発方針を検討することになりました。
7日、東京で開かれた会議には松野文部科学大臣や世耕経済産業大臣、電力各社でつくる電気事業連合会の勝野哲会長と三菱重工業の宮永俊一社長、それに、もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構の児玉敏雄理事長の計5人が出席しました。
会議では放射性廃棄物を減らすことを目指した高速炉の開発を検討するとしており、年内にも開発の方向性をとりまとめることにしています。
10月07日 19時08分
■NHK・・・高浜1・2号 使用前検査申請
運転開始から40年が過ぎ、運転期間をさらに20年延長することを目指す、高浜原子力発電所1号機と2号機について、関西電力は、11月から、再稼働の前に必要な使用前検査を行うことを原子力規制委員会に申請しました。
高浜町にある高浜原発1・2号機は、原発事故のあとに導入された運転期間を原則40年に制限する制度のもとで、さらに運転期間を20年延長することを、ことし6月に全国の原発で初めて認められました。
これを受けて、関西電力は運転の延長に必要な工事を9月から始めていますが、再稼働の前に必要な使用前検査を行うための申請書を、7日、原子力規制委員会に申請しました。
使用前検査の開始は11月14日からで、はじめに福島の原発事故を教訓にした海水を原子炉内に注入する大容量ポンプの設置状況の検査を受け、順次、非常用の発電機や電源車など安全対策の設備の検査を行います。
原子炉を起動する前に行われる検査は、1号機が平成31年9月、2号機が平成32年4月までに終える計画ですが、再稼働には、地元の同意などが必要で、高浜原発1・2号機の再稼働の具体的な時期は見通せていません。
10月07日 19時08分