昨日は、大飯原発3,4号機再稼働に西川知事が同意。
昼休みには原発問題住民運動連絡会などがよびかけて抗議のアピール。連絡会の林事務局長や、新婦人、県労連、裁判の会、サヨナラ原発ネットなどのみなさんが抗議。共産党からは私と金元書記長も「福島原発事故をみれば、原発NOの世論は多数。再稼働は許されない」などと訴えました。
今日は、県議会開会。ひきつづき、再稼働の問題点をただしてガンバリマス。応援よろしくお願いいたします。
夜は、第4回福井県国民健康保険運営協議会が県庁で開催され、傍聴しました。県単位国保の問題点、課題がますます浮き彫りになってくるのではないでしょうか。
今日の赤旗より
■NHK・・・大飯原発再稼動に西川知事が同意
11月27日 12時47分
関西電力が再稼働を目指している大飯原子力発電所の3号機と4号機について、福井県の西川知事は、27日の定例記者会見で再稼働に同意する考えを示しました。
これをうけて関西電力は、3号機を来年1月中旬に、4号機を3月中旬に再稼働させる方針です。
福井県にある大飯原発3、4号機は、再稼働に必要な原子力規制委員会の許認可をすでに受け終わり、これまでに地元のおおい町と福井県議会が再稼働に同意し、西川知事の判断が焦点となってきました。
こうしたなか、西川知事は27日開かれた定例記者会見の中で、「使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設の福井県外での設置について、関西電力が来年、候補地を明らかにするなど、より具体的なプロセスが示された」と述べて、国と関西電力の姿勢を評価しました。
そのうえで「おおい町の考えや県議会の意見などを総合的に考え合わせ再稼働に同意する」と述べて、大飯原発3、4号機の再稼働に同意する考えを明らかにしました。
関西電力は、3号機を来年1月中旬に、4号機を3月中旬に再稼働させる計画を示していて、西川知事の同意を受けて再稼働に向けた準備を本格化させる考えです。
大飯原発3、4号機をめぐっては福井地方裁判所が3年前、「地震の揺れの想定が楽観的だ」などとして再稼働を認めない判決を言い渡し、関西電力がなど控訴して2審の裁判が続く中での同意判断となりました。
福島の事故後の国の新しい規制基準に合格し、再稼働した原発は3原発5基で、立地する自治体が再稼働に同意した原発をあわせると、年明けに再稼働の計画がある佐賀県の玄海原発3、4号機を含めて5原発9基となりました。
■NHK・・・・大飯再稼働に反対する集会
11月27日 19時34分
西川知事が関西電力・大飯原子力発電所の3号機と4号機の再稼働に同意したことについて、福井県庁の近くでは再稼働に反対する集会が開かれ、参加した住民らが「原発事故に備えた対策が不十分だ」などと訴えました。
集会を開いたのは、原発の再稼働に反対する住民グループなどで作る団体で、福井県庁の近くには団体のメンバーなど約20人が集まりました。
参加した住民らは、大飯原発の再稼働への反対を呼びかける横断幕やプラカードを掲げ、「原発事故に備えた対策が不十分だ」などと同意を撤回すべきだと訴えました。
集会を開いた「原発問題住民運動福井県連絡会」の林広員事務局長は「自然災害などが原因で複数の原発で同時に事故が起きる同時発災への備えも不十分で、住民には根強い不安がある。再稼働を撤回するよう福井県に求めていきたい」と話していました。