前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県立大学が授業をネット授業に。新型コロナ対策。しかし、学生へのフォローは大丈夫なのか?

2020年04月10日 | 福井県政
 新型コロナウイルス感染症、福井市では新たに5名の感染者が。県内で77人。依然として人口比では東京を上回る感染率がつづいています。
福井市内の病院の医師、看護師、患者の感染、院内感染の事態もうまれました。医療機関はどこでも大変です。
 

 さて、福井県立大学の進士五十八学長が大学通学による授業から在宅でのネット授業に切り替えることを明らかにしました。新型コロナウイルス感染症対策のためです。
しかし、
  すべての学生にその環境があるのか?
  ネット授業の期間、故郷に戻った方が経済的にお得か?
配信ソフトZOOMは安全か?
  看護などの実習の授業はあとで取り戻せるのか? 
  そもそも新入生は学友たちとの人間関係をつくれない?  など課題はかなりあると思います。

 感染拡大を防ぐために、自宅で。県外から福井に来ないで。というのは感染症対策としてはあり得る選択です。
しかし、学生生活を左右するこんな重大問題が、きちんと学生に相談されたのでしょうか。議会閉会中でもありますが、議会にもなんら説明はありません。

 以下、進士学長のメッセージより

「新入生のみなさん、在学生のみなさん、前期授業を始めるにあたり、大切なお知らせがあります。
 新型コロナウイルス感染症の状況から総合的に判断し、5月1日(金曜日)から本格的な学修支援を始め、5月4日(月曜日・祝日)から授業を開始します。併せて、前期授業を、原則、インターネットを活用した授業や課題研究等による遠隔授業とし、キャンパス内での対面授業は行わないこととしました。
 また、4月20日(月曜日)から予定していたオリエンテーションも、ホームページで動画等によるガイダンスとなります。必要な書類は郵送し、詳細な情報についてはホームページやメールでお知らせします。・・・・」

福井新聞より


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