前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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新型コロナウイルス感染症。福井県が緊急事態宣言。県議会には説明ないまま。

2020年04月15日 | 福井県政
 福井県が新型コロナウイルス感染症の拡大に中で、県独自の緊急事態宣言をだしました。
「不要不急の外出や会合・会食を平日・週末もふくめ自粛」「職場のテレワークなどで出勤人数削減」「県外からの来県自粛を求める」「感染者や家族、医療従事者に対する差別偏見防止」など県民行動指針を強化します。また医療体制ではドライブスルー方式による検体採取もおこないます。雇用調整助成金の県独自上乗せなどおこないます。

 私は、
・人口比で全国トップクラスの感染拡大であり、緊急事態宣言は当然です。むしろ遅すぎたぐらいで周辺の宣言に追いつめられた感さえあります。ひきつづき、感染者のリンクを追い、感染拡大抑止へ積極的なPCR検査などを求めます。
・私はマスコミの報道で緊急事態宣言を知りました。県民の代表機関である県議会への説明・審議が必要でした。政府の場合は、各党派への説明や国会での総理出席の審議をおこなっています。県政史上、未曽有の事態であり、私権制限をふくむ内容であることからも議会制民主主義の手続きを経なかったことは県議会軽視であり問題です。
・「自粛と補償は一体で」なければ、本当の感染症拡大抑止の効果は得られません。東京や神奈川など自治体独自での事業者への給付金の動きも広がっています。政府に求めるとともに県独自でもおこなうべきです。県内でも勝山市は独自に子育て世帯への支援金を発表しました。福井県独自に自粛を求められる事業者・フリーランスなどへの支援をおこなうべきです。

  ・・・・・と思いますね。

県民福井より








■福井新聞・・・・福井県が「緊急事態宣言」    4月14日、新型コロナ感染拡大受け独自に
   2020年4月14日 午後3時40分

 福井県は4月14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて独自の緊急事態宣言を出した。県民に求める不要不急の外出や会合・会食の自粛を週末・平日夜間から終日に拡大。自粛対象期間を5月6日まで延長するなど県民行動指針を改定、強化し、県民に強く感染防止を呼び掛けている。
 県は7日に「緊急事態宣言直前」を発表し、注意を呼び掛けていた。その後も感染確認は増加し、14日午前発表分までで92人の感染を確認。死者3人、重体5人などとなっている。
 杉本達治知事は記者会見で「(感染確認は)少し減ってきているが気を緩めてはいけない。県民の皆さんにお願いした自粛の効果も出ている。人出が多くなる大型連休を前に(宣言を)出させていただいた」と述べた。
 宣言に併せ、新型コロナウイルス感染症総合対策の実施を決めた。感染拡大の防止として外出などの自粛を拡大・延長したほか、県外からの来県自粛を要請する。発熱などの症状があるときには「絶対に」外出しないなど強く求めている。医療提供体制の充実・強化としてドライブスルー方式による検体採取を実施する。
 新型コロナウイルス特措法に基づく政府の緊急事態宣言とは別に、全国では北海道や愛知県など独自に緊急宣言を発令する動きが広がっている。法的根拠はないが、強いメッセージを出すことで感染の広がりを抑え込む狙いがある。石川県は13日に出している。