前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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ふくい高校生県議会開催。越美北線・小浜線減便について県議会総務教育常任委員会協議会開催。

2021年08月05日 | 福井県政
 昨日はふくい高校生県議会が開催されました。勝山高校、丸岡高校、啓新高校、鯖江高校、道守高校の5校から5チームが参加し、高校魅力化、省エネ再エネ、福井駅前のまちづくり、新幹線開業にあわせたイベント、働きながら学ぶ学生に対する進学や家庭への支援、をテーマに県庁理事者に対して質疑をおこないました。
 私は道守高校の「働きながら学ぶ学生に対する進学や家庭への支援」の委員会を傍聴しました。母親が難病の女子高校生が難病認定や医療費支援について、母子家庭の女子高校生が就学奨励金や通学費支援制度と周知についてプログラム言語が学習できる県内大学環境について、外国籍で日本語が読めない学生などへの支援、定時制の就労状況について、などで活発な質疑がおこなわれました。
 「普段で月80時間、夏季休みは月100時間のアルバイトをして家計をささえたりしている。進学のための学習時間確保が難しい。1時間働いても教科書1冊買えない。他県のように教科書給付事業をやって」との訴えもありました。

 最後に、「高校生が不安なく進路を決定するための支援に関する提言」(県内大学等の情報発信の充実、ひとり親家庭や保護者が難病を抱える家庭への支援、定時制等に通う高校生への支援、外国籍の高校生等への支援)を高校生から理事者に手渡しました。
 辛い思いから涙ぐんで質問が中断する場面もあり、こういう若者たちの切実な願いに議員も公務員も積極的にこたえなくてはなりません。






 午後は、越美北線・小浜線の減便について議会総務教育常任委員会協議会が開催され、理事者からJR西との交渉経過と今後の取り組みなどの説明がありました。私も「駅業務の委託はどうなったのか。来年3月のダイヤ改正でさらなる削減はないのか。乗る運動では定期券利用拡大が重要」などと質疑。理事者からは、「駅業務委託は継続する。来年3月のダイヤ改正でさらなる減便はない」などの回答がありました。
 ひきつづき、JR西、政府・国土交通省への要請をつよめていくこと、利用促進策を充実をさせることが大事です。

県民福井より