昨日は「戦争する国づくり反対福井県連絡会」の福井県への要請活動に参加。福井市フェニックス通りを通行止めにしての軍事パレード、自衛隊への若者名簿の無断提供はやめるべき。と申し入れをおこないました。
県は市町協働課から森見参事らが応対。「パレードは実行委員会が主催してる。災害救助などに県民を代表して謝意をしめす。知事が参加することで調整中」「名簿は全市町で提供している。法定受託事務なのでやめるのは難しい。昨年度は18歳の方の6700人の名簿を自衛隊に提供。74人が入隊している」などと答えました。
私からは、福井県ではたしか市町村合併を機に全市町での提供になったと思うが、全国的には18歳などの名簿を提供していない自治体も多い、などと指摘しました。そもそもこのような個人情報を提供しているのは自衛隊に対してだけです。県民の中には個人情報を勝手に利用されることに納得しない方も多いでしょう。見直すべきです。
参加者からは「戦闘機の事前飛行の騒音がうるさく苦情がでている」「県都で軍事パレードをやっているところはほとんどない」「生活優先の政治に」などの声がだされました。
昼休み時間に福井駅前で宣伝行動もおこないました。その後は女性後援会の方と地域てくてく訪問活動で日本共産党を語りました。
■かねもと幸枝衆院1区予定候補FBより
「福井市中心部での自衛隊パレード、自衛官募集の敵齢者名簿の提供を中止してください」
「戦争する国づくり反対福井県連絡会」は9月1日、杉本達治福井県知事、東村新一福井市長に対し、申し入れました。
午後には、自衛隊福井地方協力本部、パレード実行委員会(福井商工会議所)にも、同様の申し入れをお行います。
自衛隊の合同市中パレードは、2013年福井県鯖江市にある「鯖江駐屯地創立50年」に行われ、翌年から、コロナ禍で中止・縮小はあったものの、例年行われています。全国でも、県都のメイン通りを通行止めにし、自衛隊という軍隊のパレードを強行している所は福井市以外ありません。
私は、「集団的自衛権行使」を「合憲」とし、アメリカの戦争に一体となって戦争する法律ができている今、従来通りパレードを許可したり、知事や市長が参加するのではなく、厳しく見直しをするべきではないか」と話しました。
また、海外から見ても、「毎年軍事パレードを許可している福井県は、『好戦的』とみられるのではないか。軍事パレードより、物価高で苦しむ県民・市民の暮らしに1円でも多く支援するべきではないか」と意見を述べました。