いまどきの子供たちを取り巻く環境は手厚い。
長男は小学校5年生だが、それくらいの年齢の子供たちは、自我が十分芽生えてきている。その結果、昔と変わらぬ子供同士のイザコザやイジメみたいなこともごく普通に起こる。ところが今は(母)親同士のネットワークが発達しており、そのような兆候があるとすぐに携帯メールで連絡を取り合って情報収集、場合によってはクラス担任に訴え、臨時の保護者会を開いて問題解決にあたる。初期消火が早い。
メディアで子供のイジメや不登校のニュースが頻繁に報道され、親が神経過敏になっているのはよく理解できる。ただ悩ましいなと思うのは、こうもあざやかに親が介入して子供間の問題を解決してしまうと子供たちの精神的な耐性が培われないのではないかということ。
適当にイジメてイジメられて「心の筋肉」が強くなっていく。
われわれの子供時代くらいからか、「今の子供たちは取っ組み合いの喧嘩をしなくなったから、いざ相手に手を出す時に、加減が分からず、大怪我をさせたり場合によっては殺してしまう」なんてことをよく言われていたが、それは「フィジカル面」での話。現代の子供たちはそれに加え「メンタル面」での加減も分からなくなってしまうのでは?と懸念してしまう。
長男は小学校5年生だが、それくらいの年齢の子供たちは、自我が十分芽生えてきている。その結果、昔と変わらぬ子供同士のイザコザやイジメみたいなこともごく普通に起こる。ところが今は(母)親同士のネットワークが発達しており、そのような兆候があるとすぐに携帯メールで連絡を取り合って情報収集、場合によってはクラス担任に訴え、臨時の保護者会を開いて問題解決にあたる。初期消火が早い。
メディアで子供のイジメや不登校のニュースが頻繁に報道され、親が神経過敏になっているのはよく理解できる。ただ悩ましいなと思うのは、こうもあざやかに親が介入して子供間の問題を解決してしまうと子供たちの精神的な耐性が培われないのではないかということ。
適当にイジメてイジメられて「心の筋肉」が強くなっていく。
われわれの子供時代くらいからか、「今の子供たちは取っ組み合いの喧嘩をしなくなったから、いざ相手に手を出す時に、加減が分からず、大怪我をさせたり場合によっては殺してしまう」なんてことをよく言われていたが、それは「フィジカル面」での話。現代の子供たちはそれに加え「メンタル面」での加減も分からなくなってしまうのでは?と懸念してしまう。