物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

堀内チキンライス

2009年11月22日 | Weblog
 少し前、家から徒歩1~2分のところに「堀内チキンライス」という新しい店がオープン。先日、会社帰りに晩御飯を食べようと入ってみた。以前は時々行ってたカレー屋だったところ。そこを“居抜き”で使用しているので、内装はそれほど変わっていない。
 メニューは当然チキンライスがメイン。チキンライスといっても、浜ちゃんが名曲『チキンライス』で歌っていた、いわゆるケチャップ御飯ではない。海南鶏飯(ハイナンチーファン)といって、茹でた鳥と、その茹でたスープで炊いた御飯を、色々な薬味で食べるシンガポールの庶民料理である。またそれが近隣諸国へ伝わり、その国それぞれの薬味で食べるようになり、タイではカオマンガイ、ベトナムではコンガーというらしい。すべてメニューにある。
 マスターのホリウチ君は、阿倍野の人気エスニック料理店「遠東(ファーイースト)」で修行をして、このたび独立。「チキンライス専門店は大阪でもまだ3~4軒しかないんですよ」とのこと。
 初めてなので、鳥あえず、一番オーソドックスな海南鶏飯を注文する。プラスチックのプレートに、茹でたチキン・御飯・スープ・サラダ・薬味(甘い・辛い・生姜味の3種類)が乗っている。「最初は薬味をつけず、チキンと御飯をそのまま食べてみて下さい」ということで、まずは一口。美味い!どちらもしっかりと下味がつけてある。「薬味はあくまでアクセントなんですよ」。次は当然、薬味をそれぞれつけてみるが、ベースの味とよく合い、どれも美味い。あ~、日本人が好みそうな味だわ。これなら次、カオマンガイ、コンガーも試してみよう。
 晩10時過ぎという遅い時間だったので、客は私一人。店にかかっているBGMがエスニックテクノ系で、なんとなくマスターと音楽の話になる。きくと、「もともとバンドで“YMOっぽい”テクノミュージックをやっていました」とのこと。わが地元のライブハウス「ファイアー・ループ」にも出演してたらしい。ますます気に入った!
 「今度は、別のメニュー食べますわ」と挨拶して帰宅する。美味かったなあ~、また行こ。
 自宅からすぐのところに、大阪でも珍しいアジア系チキンライスの店ができる。これぞまさに「イエロー・マジック」である(←あんまウマくないな)。
コメント
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