ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

繁昌亭十五周年記念特別公演・笑福亭松鶴一門ウィーク~2021.09.03

2021-09-03 16:16:16 | 天満天神繁昌亭

 


笑福亭松鶴一門ウィーク・2021.09.03
~繁昌亭十五周年記念特別公演~

一、笑福亭鶴太・・・・「大安売り」

今日は繁昌亭15周年公演の笑福亭松鶴ウィークです。この笑福亭の先頭バッターは鶴太さん。勝ったり負けたりの「大安売り」、この一年の間で「みかん屋」「平林」と、どんどん新ネタが聞けるのは若手の成長めざましくて嬉しいもんですな。

二、笑福亭喬介・・・・「牛ほめ」

明るい楽しい、喬介ワールドスタート。落語ってやはり楽しいのが一番。演者のニコニコ顔をみていると自然にこちらも笑顔に。
喬介さんの「牛ほめ」好きでおます。

三、笑福亭伯枝・・・・「鰻谷」

笑福亭松鶴一門ウィークの五日目。今日は、和泉シティプラザの落語講座でお世話になっている伯枝さんをお目当てに、この日に合わせて繁昌亭へ。噺は始めて聞く「鰻谷」、最近「故郷へ錦」とか「木津の勘助」とかレアっぽいのが聞けるので楽しおます。
噺は鰻の名前の由来は何、辞書で調べると「結莉亜」と書いて「ゆりあ」とありますが、落語では「ぬる莉」とおっしゃってたようですが・・・。
名前は違っても、「鰻」の美味しさ、いやこの落語「鰻谷」のおもしろさも変わりませんな。

四、笑福亭右喬・・・・「十徳」

松喬一門の隠し兵器と云われている、右喬さん。前座噺の「十徳」でも、汗いっぱいの全力投球。あの力のこもった絞りだす台詞は、まさに右喬さんワールドでおますな。


五、笑福亭枝鶴・・・・「くしゃみ講釈」

中トリで枝鶴さん、このコロナ禍の中くっしゃみ満載の「くっしゃみ講釈」を。講釈師の後藤一山のくしゃみのところで、マスクはドンドン付け替えるし、最後にはフェイスシールドまで登場。いろんな仕掛けで楽しませようと、ベテランさんのこんな意欲嬉しいですな。でも新しいことをすると、どこか気がそちらの方へ・・前半のからくりやとんがらしを買いに行きかけたり、仕込みでバタバタ。でもコロナなんかどっかへ飛んでいけと、元気溌溂の若さあふれる枝鶴さんの一席でおました。


六、笑福亭たま・・・・「紙相撲風景」

珍しいたまさんの「紙相撲風景」、ロビーで文鹿さん見かけましたが、確かこの「紙相撲風景」文鹿さんの作。こどもの時、おもちゃがないときこんな遊びしたような気がします。どこまでが文鹿さんで、どこからがたまさんなのか気になるところですな。一度、本家本元の文鹿さんを聞いてみたいですな。

七、笑福亭鶴松・・・・「癇癪プロローグ・2021」

師匠の松鶴さんとの弟子修行時代の噺を。癇癪もちで、どんなことでも、どんな理不尽のことでも、師匠が白と云えば白、黒と云えば黒。今では何でもパワハラと云われますが、そんなの関係なしの世界ですな。

六代目の辞世の句、 「煩悩を我も振り分け西の旅」
実父の五代目の句が、「煩悩を振り分けにして西の旅」


八、笑福亭福笑・・・・「宿屋ばばあ」

福笑さん、奇天烈なばあさんだけで、一篇の落語が。ストーリーはあってないような噺で、単にばあさんの台詞の間と息だけで笑いを生みだす・・こんな噺、誰にも継承できないですな。

なんて、なんて、個性たっぷりの、骨太の笑福亭の落語の連続、大いに楽しませてもらいましたで。


②、15周年記念てぬぐいとプレゼント

手ぬぐいは噺家サイン寄せ書きが前に買ったのがあるので、根多番付が欲しかったですがサインの方で、少し残念。
でも、天神橋商店街(天一~天三)で使える金券1000円が当たりました、毎回20名に、ラッキーでおます。


③、東西寄席演芸家名鑑
落語・講談。浪曲・寄席色物、東西の全寄席演芸家を掲載、繁昌亭で早速買いました。
今回はカラー写真で皆さん男前に美人さんに写っていますし、
特に東京の落語家さんには馴染みが薄いので、浅草や末広に行くときには重宝致しております。


④、大看板
福笑、枝鶴、伯枝、鶴松、たま


⑤、天満天神繁昌亭十五周年記念特別公演


⑥、笑福亭松鶴一門ウィーク

笑福亭松鶴一門ウィーク
天満天神繁昌亭十五周年記念特別公演
2021年9月3日(金)午後2:00開演
天満天神繁昌亭

一、笑福亭鶴太・・・・「大安売り」
二、笑福亭喬介・・・・「牛ほめ」
三、笑福亭伯枝・・・・「鰻谷」
四、笑福亭右喬・・・・「十徳」
五、笑福亭枝鶴・・・・「くしゃみ講釈」
仲入り
六、笑福亭たま・・・・「紙相撲風景」
七、笑福亭鶴松・・・・「癇癪プロローグ・2021」
八、笑福亭福笑・・・・「宿屋ばばあ」

 

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toi books ・本町~2021.09.03

2021-09-03 13:13:13 | 街で


toi books ・本町~2021.09.03

久しぶりに大阪へ出ましたので、繁昌亭の落語会の前に、お気に入りの本屋さん“toibooks”さんへ。


②、久太郎町・OSKビル204号室
レトロなビルの二階奥にあります。

大阪市中央区久太郎町3-1-22
TEL:050-5359-4448


③、「O脚の膝・今橋愛」
なかなか手に入りにくい短歌の本、買いました。

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うどん処 重己・堺筋本町~2021.09.03

2021-09-03 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん


うどん処 重己・堺筋本町~2021.09.03

“ひやかけ”

究極のひやかけ、やはり美味しいです。本日はうどんが最高の出来、少し細めだがコシがあってしなやかさもあって、ひやかけにぴったり、旨い、旨い、と心の中で叫びながらいただきました。お出汁はもちろん、旨味のあるお出汁、食べた後いつまでもマスクの下でお出汁の風味がいつまでも、漂う、これはちょっとしたマスクのメリットですな。

②、単品で、“鳴門わかめ”を。

③、かけで、“ひやかけ”しかないのが、自信の表れですな。


④、清潔感のある、“重己”さんの暖簾
昼過ぎでも、食べて出てくると、お待ちのお客さんがチラホラ。

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七福神の大阪ツアー~くまざわあかね・作、あおきひろえ・絵

2021-09-03 07:07:07 | 本の少し

 

☆☆☆

七福神さんが年一回の慰安旅行に今回は大阪ツアーに。落語作家のくまざわあかねさんの絵本というから、落語の台本にもなるのではないかと思って読みましたが、やはり絵本。たのしいですが、ことばで進めるにはやはり無理があるようで、落語の台本というとストリート性と言葉遊びと、登場人物の心情と、その舞台の風景とか、いざ考えると表現しなければならないものは沢山ありますな。

いま落語を演じ始めましたが、その落語の世界を描ききるというのがやはり一番難しいですな。

 

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