ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

付喪神~町田康・文、石黒亜矢子・絵

2021-09-16 06:06:06 | 本の少し

 

☆☆☆☆

大人の絵本。御伽草子とは、室町時代から江戸時代初期に成立した短編物語の総称。ここでも、神や仏の化身や擬人化された動物や物が登場、物語は今でいうと3Dの大スペクタクル映画。石黒亜矢子さんの絵、生き生きとアニメにでもなって動いてくれれば思う。ものには魂が宿ると信じている昔の人々、これほどモノをぞんざいに粗末に扱っていると、いつかこの物語のように、妖物に変化して人間に復讐する日がくるのでないか・・・。

すべてに、感謝、ありがとうでございますね。

コメント
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