所用があって日帰りで京都を訪ねました。折角の機会ですので何処かを散策したいと思い、ちょっと時間的にタイトかとは思いつつ嵐山から嵯峨野を歩くこととしました。 広島発午前6時発の朝一番の新幹線に乗ると、京都駅に午前7時43分に着き、山陰線に乗り替えると午前8時17分にはもう嵯峨嵐山駅にいました。渡月橋まで歩いて、そこから嵯峨野散策へのスタートを切りました。〔5月12日(土)〕
↓ 渡月橋越しにまだ緑浅い嵐山を望む。
↓ 京都五山の第一位の天龍寺への参拝、庭園鑑賞は残念ながらまたの機会に・・・!
↓ 天龍寺前に安置された地蔵尊像。
↓ 黒木の鳥居(樹皮がついたままの鳥居)が置かれた野宮神社(ののみやじんじゃ)に参拝。源氏物語にも描かれている古社。
↓ 野宮神社のじゅうたん苔。枝垂れ掛かるもみじは緑鮮やか!
↓ 天龍寺北門。ここを過ぎると天龍寺北の竹林の道が始まります。
↓ 野宮神社から大河内山荘庭園入口辺りまで竹林が続きますが、天龍寺北口から大河内山荘入口までの区間が最も趣きのあるところ。
↓ 朝早かったせいか比較的静かな竹林の道でした。帰路の午前10時過ぎに通った時には団体客も多くとても混雑していました。
↓ 竹林もさることながら、よく手入れされた小柴垣の美しさもここの魅力です。早朝小柴柿を手入れするす職人さんの姿もありました。
↓ 大河内山荘庭園もまたの機会にして残念ながら通過。往年の名俳優大河内伝次郎が30年を費やして作った広大な庭園という。
↓ トロッコ列車嵐山駅を右に見、小倉池を左にして北に延びる新緑の散策路です。右手には曾遊の湯豆腐店などが続く一帯です。
↓ 紅葉の名所の常寂光寺(じょうじゃっこうじ)の門前です。新緑のカエデの参道を歩いてみたかったのですが、ここもまたの機会にして通過!
↓ 落柿舎を遠望する。
↓ 落柿舎に立ち寄りました。芭蕉の門人・向井去来が結んだ草庵です。
↓ 門を入ると直ぐにある茅葺の落柿舎の本庵です。蓑笠を吊るしてあるのは庵主在庵の印とか!
↓ 本庵の奥に建つ次庵です。句会に利用されていたとのことです。
↓ 落柿舎の庭園内には沢山の句碑があります。これは向井去来の句碑です。「柿主や梢はちかきあらし山」と刻されいます。
↓ 落柿舎の庭園に咲いていたミヤコワスレ(ミヤマヨメナ)。