人口10万人の広島市の副都心を目指して開発が進んだ西風新都(広島市安佐南区)に新しい桜の名所を目指して数年前に造られた「藤右衛門桜苑」があります。京都嵯峨野の名庭師にして桜守の第16代佐野藤右衛門氏が直接植栽、作庭されたものです。祇園の名高い枝垂れ桜が約20本、紅八重枝垂れ桜が4本、その他の桜が約150本、総勢で約200本の桜といいますから壮大なものです。ちょっと心配なのは、桜の新名所、新名園になる筈なのに現状はやや放置状態で満開に近い花が咲いているのに訪れる人は疎ら。所有者が変ったという話は聞きましたが、この名園の成長と発展を祈りたい気持ちです！〔4月3日(水)〕
↓ 高く房々と枝垂れる見事な咲きっぷりの枝垂れ桜。
↓ 並木風に植えられているのも京都祇園の枝垂れ桜でしょうか！？多分、孫木なのではと思います。
↓ 庭園の中央部には立派な名盤が建てられていました。
↓ 好天の下、ほぼ満開の状態を迎えていました！
↓ 天頂部の花はちょっと寂しいものの、中段から下は素晴らしい枝垂れ様でした。
↓ 枝垂れる様を見上ければ、仲々の迫力でした！
↓ 樹下には西洋タンポポが咲き誇っていました！
↓ ここは「西風新都セントラルシティこころ」の中にあります。