与一野のしだれ桜を見た後に北広島町に向かうことにしました、その途次で昼食を摂るために温井ダムに立ち寄り、併せてダム記念広場などに植樹された桜を鑑賞しました。広島県の海岸部では散り始めたソメイヨシノも安芸太田町加計の山間ではまだ満開の一歩手前といったところで、好天の下で周囲の美しい山々の景観にマッチした見事な桜を楽しむことが出来ました。〔4月12日(金)〕
↓ 温井ダムの大堤防が望めるダム記念広場の桜は見頃を迎えていました。
↓ 温井ダムは太田川の支流である滝山川の中流部に建設されたアーチ式ダムで、堰堤は高さ156メートルと、アーチ式ダムでは黒部ダムに次いで国内2番目の高さとのことです。
↓ ダムサイトにはダム記念広場や滝山峡記念庭園などが整備されて、四季折々の行楽に打ってつけの観光スポットとなっています。
↓ 秋の紅葉が素晴らしいところですが、春の桜も見事です。よく整備されたところで、実に気持ち良く花見も楽しめます。
↓ 見事に咲き揃った桜の園が広がっていますが、ここまで足を延ばす観光客は疎らでとても勿体ない限りでした。
↓ ダムサイトの環境整備は行き届き、桜の樹の一本一本にも細心の手入れがなされていることが分かります。
↓ ダム記念広場に展示された「甌穴巨石」です。ダム湖に沈んだ滝山峡谷にあった自然が造り出したポットホールです。
↓ 堰堤からダムサイトの記念広場を眺めました。後背には大箒山(1,013.5m)を中心にした山並みが聳えています。
↓ 桜並木の背景となった大箒山は、登山対象ともなる美しい山です。
↓ 温井ダムのダム湖は龍姫湖と呼ばれており、日本のダム湖百選のひとつに選ばれています。
↓ ダムサイトの桜越しに大箒山を見上げると、少し離れたダイムサイトにある温泉ホテルの温井スプリングスの建物も写り込んでいました。
↓ 滝山峡記念庭園の枝垂れ桜です。