修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

刀工石橋正光屋敷跡のエドヒガン

2022-04-22 19:51:01 | 散歩道

 美和の里から車で一走りして北広島町移原にある刀工石橋正光屋敷跡を訪ねました。石橋正光は広島藩お抱えの名代の刀工だった人で、彼の屋敷跡に見事なエドヒガンの古木があります。一週間前にはまだ蕾だったその樹が瞬く間に開花した感じで、訪ねたこの日はもう見頃を迎えていました。〔4月17日(日)〕

↓ 移原の山裾にある史跡に咲く桜は満開に近く好天の下もう白々と輝いていました!

↓ 樹下から見上げると全体に万遍に花弁も付いて美しい咲き様と思われました。

↓ 樹下には刀工石橋正光屋敷跡を示す石柱が建てられています。

↓ 枝垂れ落ちる枝先の向こうには移原の集落が見渡せました。

↓ この樹はエドヒガンですが、枝先が綺麗に枝垂れて落ちている珍しい特色を持っています!

↓ 天頂部が丸く形が整っていることがこの樹をより美しく引き立てています。たわわに繁るように開いた花花弁群が輝いているようでした!

↓ 枝先のこの枝垂れる様は枝垂れ桜に引けを取りません!

↓ 奥まったところある幹のほぼ全体に青葉が芽生えていたことが気になりました。何らかの病気でなければいいのですが!?

↓ 帰路に別アングルから美しい樹形のエドヒガンを見上げました!


芸北美和の里に桜を訪ねる

2022-04-22 09:09:47 | 散歩道

  広島の桜も愈々最終盤近くになったようです。好天の一日芸北の一本桜を中心にした桜の名所を一気に見て回ろうとやや早めに出掛けました。先ずは旧芸北町に溝口地区から枕地区にかけての「美和」と呼ばれている地域の長閑で美しい桜の景観を訪ねました。〔4月17日(日)〕

↓ 溝口地区にある美和東文化センターです。旧美和東小学校の建物で、この時期には満開の桜に鯉幟が飾られています。

↓ 美和東文化センター近くにある茅葺の民家です。築後200年ほどとお聞きしていますが、現在も住居として利用されています。この時期には後背の斜面が満開の桜で彩られます。

↓ 県道40号線沿線の枕地区で横畑方面への町道が分岐します。その交差点から町道に沿って長い桜並木が続いており見事な桜を楽しむことが出来ます。この日目抜き通りの桜は満開のトンネル状態となっていました。

↓ 例年この時期に目抜き通り沿いの一軒の民家に鯉幟が掲げられますが、今年も満開の桜とコラボしたその姿がありました。

↓ 目抜き通りの更にその先の山間に向かって桜並木は伸びて行っています!

↓ 道路の法面の若草色と桜の花の白、萌黄色に変わろうとしている後背に山肌などが相俟って、山峡に春の調べが聞こえそうでした。

↓ 道路沿いの民家の庭先に咲いた春の花々が桜並木を彩っていました。

↓ 道路端に農機具を運ぶトラックターの姿がありました。大型連休の頃が田植え時期となりますので、農家の方々はこれから暫く多忙な時期となりそうです!

↓ 集落の後背には見事な杉林が形成されています。この地域は農業、林業、その他多様な営みが集合して、なかなかに良いところと推察します。

↓ 山裾らしく、満開の桜の花と杉林の景観が見事なコラボレーションを見せてくれていました!

↓ 杉林を囲む灌木帯も萌黄色に変わってきており、春の山峡らしい景観が見られました。

↓ 桜並木の向う側の緩斜面は田圃や畑が広がる棚田となっています。

↓ 花々に包まれた山峡の春本番といった感じです!