優れた樹形とふさふさと枝垂れる様で芸北を代表する一本桜だった長沢の枝垂れ桜ですが、10年ほど前からその樹勢の衰えが目立ってきて、ここ数年はその姿を見ることが悲しいほどとなっていました。樹齢400年ほどのこの名木に敬意を表す意味もあって毎年花期には訪ねていますが、今年は花の付き具合、その色合いや勢いに樹勢の回復を感じることが出来て嬉しい気持ちになりました。関係者の皆様の樹勢回復へのご努力は並大抵ではないかと思いますが、この名木が毎春美しく輝いて咲くことを心から願っています。〔4月17日(日)〕
↓ 樹全体に花弁が付いて、花の色合いや付き具合に勢いが感じられる今年の長沢の枝垂れ桜です。
↓ この一番高く伸びた幹を純白の花が覆う姿が回復する期待を持てる咲き様、枝垂れ様が復活してきた感じです!
↓ 右に広がるこの幹の花の付き具合も良い感じでした!
↓ マウンドの下から見上げるとタキシードを着たようなお澄まし姿も復活しそうな期待が持てました!
↓ 青空に向かって樹勢の回復を誓っている感じがします!
↓ 幹を白く隠すほどに花が付いてくるまで回復することを祈るばかりです。
↓ 下方からマウンドに鎮座するように咲く姿を見上げました。ここ数年と比べて花が断然に多く樹形が整ってきた感じもしました。
↓ 逆光の中で輝くような今年の長沢の枝垂れ桜です!
↓ 駐車場のある高台から俯瞰しました。より樹勢が回復することを願うばかりです!