修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

快晴の雪道を下山~大万木山雪中登山

2019-01-16 07:59:15 | 山歩き

  山頂避難小屋にメンバー全員が集まって昼食などを摂ってから下山の途に就きました。山上は雲一つない好天で、雪は少なくトレースもしっかりしていたので下山路に憂いはありませんでした。下山途中で3組の登山者グループと行き交いました。快調に下って午後0時30分少し前に無事下山しました。〔1月13日(日)〕

↓ 山頂避難小屋(室温氷点下4℃)で暫し過ごした後、午前10時40分に下山の途に就きました。

 ↓ 山頂小屋周辺には見事なブナ林が広がっています。

 ↓ 好天の下、綺麗なブナ林を抜けて下山の途に就きました!

 ↓ 遠く模糊とした大山の山影が望めました!

 ↓ 見事に晴れ上がった山上を気持ち良く歩きました。

 ↓山頂方向を振り返りました!

↓ 樹々の影が林床に縞模様を描きました!

 ↓ 門坂峠着午前11時20分、三瓶山がくっきりと見えました!

 ↓ 大万木山の山体を左手にして滝見コースを下り行きました。

↓ 谷間の林には根明けも見えて、春先の雪融けの山を想わせる光景でした。

 ↓ 渓流沿いの避難小屋を通過します。

 ↓ 午後12時30分少し前に門坂平駐車場から300m程下った駐車場所に下山しました。

 


薄雪の尾根を辿って山頂へ~大万木山雪中登山

2019-01-15 07:58:41 | 山歩き

 ピーカンの青空の下、門坂峠から夏山登山道を辿って山頂を目指しました。例年であれば夏道の道筋を無視して雪中をラッセルして山頂へ直登気味のトレースを引くのですが、この日は雪が少なく夏道が確認出来ました。それに道筋を離れるとブッシュが頭や手を出していました。その分快調に登れて、門坂峠から1時間10分程で大万木山の山頂に到達出来ました。ただ目的の樹氷、霧氷は山頂部でも見ることが出来ませんでした。〔1月13日(日)〕

↓ 門坂峠からジグザグ道を登って1090mピークに登ると樹間遥かに猿政山が確認出来ました。ピークで一休みしてから暫し標高1,080mの平らかな尾根道を漫歩しました。

↓ 平らな道は数分で終わり、その先には緩斜面を登り行くトレースが続いていました。

↓ 標高1,150メートル程のところある水場は雪に埋もれていました。

↓ 初夏には林床にサンカヨウが咲き誇るブナを中心にした美林の中を夏道に沿って登って行きました。

↓ 登る程にブナの古木が多くなってきました。山頂近しーー!のサインかもです!?

↓ 門坂峠から1時間余で山頂避難小屋が見えてきました。

↓ 山頂避難小屋辺りは平年であれば見事な樹氷が形成されているのですが、期待していたものの今回はそれを確認することが出来ませんでした。この日は天気が良過ぎたようです!

↓ 山頂避難小屋から山頂への道筋は例年「雪の壁」或いは「雪のトンネル」と言える程に濃い樹氷が見られるのですが、今回はかように淡白な様子でした。

↓ 午前9時に真っ青な空が開けた大万木山々頂(1,218.0m)に到達しました!

 ↓ 勿論、三角点は雪の下。山名標識だけが立っていました。

 ↓ 山頂から暫しラッセル気味に進んで山頂大ブナ(蛸ブナ)にご挨拶してきました。

 ↓ 山頂大ブナの根本は雪の中で、ちょっと背が低い感じになっていました。樹の下部は雪が纏い着いていました。

 ↓ 山頂に戻ってピーカンの大空を見上げました!

 ↓ 山頂避難小屋に戻って暫し休憩タイムとしました!

 ↓ 山頂避難小屋の窓から外を見るとこんな感じです!遅れて登ってきたメンバーが山頂に向かうのを見送りました。

 ↓ 時間がたっぷりあったので、早弁(昼食)をして、更に小屋の周りを散策しました。まだ9時台で樹の影が長く伸びていました。

 ↓ ブッシュに着いた雪の造形は果て何でしょうか!?ここは怪獣しておくのが最も楽しいようです!!
 


門坂峠で夜明け~大万木山(1,218.0m)登山

2019-01-14 07:46:15 | 山歩き

 今年も新春登山で大万木山(おおよろぎさん)に行ってきました。目指すは朝の山頂部で樹氷、霧氷群を見ることでした。門坂平駐車場の手前300メール程の地点に車を停めて、漆黒の午前5時45分に登山を開始しました。ヘッドランプに照らし出される滝見コースの登山道に雪は少なく、年初来に歩かれたトレースが深く刻まれていました。麓の頓原の種落には雪は殆どありませんでした。登るにつれて徐々に空が明るくなってきて、午前7時30分稜線上の門坂峠に着く頃に日の出を迎えました。〔1月13日(日)〕

↓ 朝の門坂峠からの眺望です。谷間には雲海が湧き、遠く宍道湖、島根半島が望めました。

↓ 門坂峠から東に延びる吉田毛無山(1,062m)方面の山並みが朝の陽光にシルエットとなっていました。

↓ 門坂峠に隣接する小ピークがモルゲンロートに染まり始めました。

↓ 門坂峠に祀られた地蔵堂の足元辺りの雪が朝の陽光にほの紅く染まりました!

↓ 門坂峠から西に見える三瓶山(1,126.2m)が仄かな朝焼けの中で聳えていました。

↓ 門坂峠から見る東の空が朝焼けに深く染まってきました。

↓ 山頂に続く尾根筋にも朝日が射してきました。

↓ ブナを中心にした尾根筋の樹林の向こうから朝日が昇ってきました。

↓ 樹々に覆われた尾根筋の積雪は少なく樹々の間にブッシュが枝を伸ばしていました。こんなに雪の少ない厳冬期の大万木山は初めて見ました。空はピーカンの青空となり、果たして山頂部で樹氷・霧氷を見ることが出来るでしょうか!?


ザ・イメージ・オブ・ 比治山

2019-01-13 05:36:49 | 散歩道

 冬の一日、広島の比治山公園とその周辺を歩きました。その間にふと見た情景をカメラに納めました。これらの写真で比治山の一端がイメージ出来るかと思います!?

↓ 比治山公園内の御便殿跡広場です。日清戦争当時広島に一時大本営が置かれ、帝国議会も開催されて臨時首都となっていました。その時天皇がお住まいになられたのが御便殿で現在の基町辺りに置かれていたそうです。その後その建物は現在の比治山公園に移されて原爆投下時まで祀られていたと言われます。

↓ 広島市まんが図書館前に置かれた「笛吹き少年」(舟越保武作)の像。

↓ 広島市現代文美術館の北階段。美術館からまんが図書館前に下れます。

↓ 広島市現代美術館の正面階段付近です。

↓ 比治山公園から望んだ平和大通りです。

↓ 比治山公園にも沢山の猫が居住しています!

 ↓ 陸軍墓地の古いゲートが取り壊されて、間もなく新しいゲートが完成します。随分とイメージチェンジしました。

 ↓ 比治山公園から段原の街に下る「比治山スカイウォーク」のエスカレーターです。

 ↓ 比治山直下の段原南2丁目に祀られた杉姫稲荷本社です。

 ↓ 川面には随分と落ち着いた様子の鴨の群が浮かんでいました。

↓ 年末年始というのは人々の動きに応じて水鳥たちも随分と心静かな様子です!


広島県緑化センターを歩く

2019-01-12 08:18:54 | 散歩道

  広島市東区福田町にある広島県緑化センターを訪ねました。正確には「ひろしま遊学の森広島県緑化センター県立広島緑化植物公園」というのだそうです。このシーズンには特に見るものはありませんが、何と言っても静かな園内が最大の魅力でしょうか!?昨年7月の豪雨で大きな痛手を受けた園内や周辺の様子も観察したいと思っての訪問でもありました。〔1月11日(金)〕

↓ 総面積125ヘクタールに及ぶ園地が藤ヶ丸山の標高118m~655mの北斜面に広がっています。標高390m程のところに写真の管理事務所や学習展示館があります。谷間の先方には高鉢山(705.8m)や白木山(889.8m)が見えました。

↓ 管理事務所に隣接して学習展示館が設置されています。

 ↓ 学習展示館内です。森や樹の役割の説明や沢山の森の生物の展示がされています。

 ↓ 園内には多くの樹々の展示がなされており、その中に網の目のように通路が通じています。

 ↓ 園内には谷川が流れており、各所に池が配置されています。ここは園内中ほどの「緑の相談所」を仰ぎ見る池です。

↓ 樹の展示と共に園内には各種の広場が配置されています。ここは多目的広場と芝生広場を囲む園地です。

 ↓ 園内の西洋庭園から園内最高峰の藤ヶ丸山(665.4m)を仰ぎ見ました。藤ヶ丸山の山域は豪雨災害による危険区域とのことで立入禁止となっていました。園内で立ち入り出来る区域を示した「歩けるマップ」が配布されており、それを見ながらに散策となりました。

↓ 園内の和風庭園です。

 ↓ 園内最上部に「県木の森」がありました。各種のモミジの植生が見られました。

 ↓ 冬の園内では落葉の道の散策が中心となりました。時折枯木から大きな羽音とともに大きめの鳥が飛び立って驚かされたりしました。

 ↓ 展望所から望んだ周囲の山並みです。高鉢山(705.8m)から安駄山(735.3m)に連なる山塊が見事でした。

 ↓ 落葉に埋もれたベンチです!

 ↓ 水の澄んだ池には鯉が泳いでいました。

↓ 花の少ない季節ですが、十月桜(バラ科サクラ属)が園内の数カ所に咲いていました。

 ↓ 咲き揃った十月桜の高木です。

 ↓ 寒椿(ツバキ科ツバキ属)、サザンカとツバキの種間交雑種とのことです。

 ↓ ここでも白梅が盛り沢山咲き誇っていました。この日の朝の新聞では、「縮景園で平年よりも1カ月も早く梅の花が開花」との記事がありました。ここも同様のようです!

↓ 曇りがちだった空が午後4時の閉園近くになって晴れ上がってきました。

 ↓ 白木山(889.8m)のシルエットを見ながら帰路に就きました!