修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

青葉に包まれた原爆ドーム

2021-07-12 07:00:31 | 散歩道

 久し振りに広島平和記念公園を歩きました。週末ながらも新型コロナ禍や小雨模様とあってか、何事もなければ観光客で賑わっている筈の園内は人影疎らでした。しかしもう間もなく盛夏を迎える頃とあって、園内の樹々は青々として、人影が疎らなこともあってか清閑とした景観の中で原爆ドームの存在を際立たせているように感じました。〔7月10日(土)〕

↓ 小雨の中樹々に包まれた原爆ドームを相生通り側の正面から訪ねました。

↓ 補修を終えたドームは生来の色を復元したと聞いています。

↓ 原爆ドーム前の緑に包まれた噴水です。多くの被爆者が水を求めながら命を絶っていったことを想えば、ここでは「水」は大きな展示テーマです!

↓ 元安川に面して建つ原爆ドーム。元安川の川べりも元安橋の上も人影は疎らです!

↓ アベリア(スイカズラ科ツクバネウツギ属)の花越しに原爆ドームを眺めました。

↓ 原爆ドームの後背に新築なったビルが聳えます。広島の新しい景観です!

↓ 清閑な昼下がりのひと時でした!

↓ 広島の二つの世界遺産を結ぶ連絡船が宮島から戻ってきました。


小雨の散歩路に咲く花々

2021-07-11 06:01:10 | 散歩道

 梅雨のこの時期にも散歩道には様々の花が咲いています。馴染みの花を見ると安堵感を感じますが、あまり見ることもない外来種との出会いはいろいろと想像力も膨らみまた楽しいものです。〔7月7日(水)〕

↓ 民家の軒下を飾るように早くも朝顔(ヒルガオ科サツマイモ属)が咲き始めていました。

↓ オランダカイウ(サトイモ科オランダカイウ属)の花が雨の中に咲いていました。カラーという名が一般的かも知れません。

↓ 雨の中、ネコジャラシ(別名エノコログサ)(イネ科エノコログサ属)が若い穂を擡げていました。

↓ 路傍に設えられた花壇にバーベナ(別名ビジョザクラ)(クマツヅラ科ビジョザクラ属)が咲いていました

↓ バーベナと並んでテンニンギク(キク科テンニンギク属)が大きな花を咲かせて広がっていました。

↓ バーベナ、テンニンギクと並んでガザニア(キク科ガザニア属)も咲いていました。

↓ テンニンギクの隣にはスイセンノウ(ナデシコ科センノウ属)が鮮やかな色合いで咲いていました。

↓ 散策路脇の畑にこんなマリーゴールド(キク科コウオウソウ属)が植えられて咲いていました。マリーゴールドは八重ばかりと思っていましたが、一重の花もあるんですね!

↓ 花々を観察してから太田川の土手に上がりました。山も雲を被り、梅雨空の下の太田川でした。


雨宿りをしながらの花追いの散歩路

2021-07-10 06:55:18 | 散歩道

 梅雨末期の大雨となった日の前日、時折小雨が降る中を雨宿りを幾度かしながら近所の花々を追うようにして散歩しました。島根。鳥取では既に強い強い雨となっており、広島にも雨雲が来ることも懸念していたところでしたが、日付が変わった未明になってそれが現実となりました。〔7月7日(水)〕

↓ 散策路の脇の空き地に背の高いテッポウユリ(ユリ科ユリ属)が背伸びをするようにして咲いていました。

↓ もうムクゲ(アオイ科フヨウ属)も見頃を迎えました。

↓ 民家の庭先に白いキキョウ(キキョウ科キキョウ属)が咲いていました。ここでは例年美しく咲きます。

↓ 少し離れた民家の庭に青紫のキキョウも咲いていました。

↓ もうボタンクサギ(クマツヅラ科クサギ属)が開花していました。

↓ 山も雲を被り、太田川も梅雨景色でした!

↓ ポツリと単独で咲いたキバナコスモス(キク科コスモス属)が雨に濡れていました。

↓ 梅雨空の下をJR芸備線の気動車が疾走していました!

↓ クチナシ(アカネ科クチナシ属)の花には、雨の日がよく似合います。

↓ 満開のヒマワリ(キク科ヒマワリ属)にはやはり青空の方がお似合いのようです!

↓ 真っ赤なカンナ(カンナ科カンナ属)が夏の訪れを告げているようでした!


増水した太田川~梅雨末期の大雨

2021-07-09 06:29:07 | 散歩道

 朝未明に雷鳴が轟き、長い時間に亘って強い雨の音が窓の外に響いていました。午前6時過ぎにはスマートフォンに大雨で土砂災害警戒レベル4「避難指示」が発令されたとの通報がありました。雨が少なかった梅雨でしたが、梅雨末期となって今年もやはり命に係わるほどの大雨に遭うこととなりました。県内でも一部被害も出ているようですが、静岡や鳥取、島根など先に被災された全国の人々にお見舞いを申し上げます。この週末も雨の心配が続くようです。これ以上に大きな被害が出ないことを願っています。〔7月8日(金)〕

↓ 午後1時過ぎの太田川の状況です。氾濫原が水で覆われて幅広い川となっていました。


↓ 安佐大橋の下流域から見た今日の太田川です。下の前日の状況と比べれば、川幅が断然に広くなり、水が濁っている状況がよく分かるかと思います。

↓ 前日(7月7日(木))午後3時頃の太田川の状況です。水路の幅が狭く、対岸には広々とした氾濫原が現れていました。

↓ 変わり易い天気で、阿武山の稜線部は不安定な気流が流れているようでした。こうしている間にも雨が落ち始め、遠く雷鳴が聞こえてきたので退散しました。

↓ 見事に咲いたホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)も雨に濡れていました。帰路に出会いました。

↓ ヒャクニチソウ(キク科ヒャクニチソウ属)は雨の中ながら華やかに咲いていました。


落合南棚田ルートを散策~梅雨時の花を求めて

2021-07-08 06:55:30 | 散歩道

 曇よりとした梅雨空の日が続きます。遠出も儘ならないので、近場で平生あまり歩かないルートを歩きました。田植え直前以降行っていない落合南5丁目の棚田を訪ね、その道中でこの時期の花々を楽しみました。初見の花もあって、有益な時間を過ごせました。〔7月5日(月)〕

↓ まだ若いヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)に山陽道の脇道で出会いました。

↓ 路傍の灌木に絡んだヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)をあちこちで見ることが出来ました。気の毒な名前です!

↓ サルトリイバラ(サルトリイバラ科シオデ属)はもう実になっていました!

↓ イタチハギ(マメ科イタチハギ属)の花。咲き進むと紫色の穂状花序となります。

↓ イタチハギの葉です。日本生態学会から日本の侵略的外来種ワースト100の一つに選定されているそうです!

↓ 田植えから一か月半ほどが経過して、棚田の稲もスクスクと育っているようです。後背の白木山塊は低い雲に稜線が隠されていました。

↓ 棚田の一角にアラゲハンゴンソウ(キク科オオハンゴンソウ属)が咲いていました。別名キヌガサギク。

↓ 棚田を下方から見上げました。後背の緑の帯は山陽高速道、更にその後にニケ城山(482.8m)が横たわっています。

↓ 農家の庭先にチェリーセージ(シソ科アキギリ属)が咲いていました。

↓ 早くもアメジストセージ(シソ科サルビア属)の花が咲いていました。秋の花との認識なのですが・・・・!

↓ パイナップルリリー(ユリ科ユーコミス属)。南アフリカ原産の花とのこと。初見の花でした。

↓ ヒルザキツキミソウ(アカバナ科マツヨイグサ属)が賑々しく咲いていました。

↓ ヒャクニチソウ(キク科ヒャクニチソウ属)が華憐に咲いていました。夏を感じさせてくれます!

↓ ダリア(キク科ダリア属)の花は今が最盛期のようです!

↓ 民家の庭先に咲いていたのはカライトソウ(バラ科ワレモコウ属)でした。日本の固有種で、本州中部地方の日本海側に分布しているようです。初見の花でした。