修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

再び大雨特別警報発令下の広島!

2021-08-16 06:50:48 | 散歩道

  長雨も4日目、未明から一日中ほぼ間断なく強い雨が降りました。各地で災害が発生して被害が続きます。これだけ降り続けば、経験上被害は不可避と観念はするものの、やはり残念です。被害に遭われた皆様には心からお見舞いを申し上げます。今日も雨が少し小降りになった頃合を見計らって太田川を望む高台を散策しました。川はもう洪水と呼んでいい程の出水となっていました。〔8月14日(土)〕

↓ 太田川近くの住宅団地から河川敷が水を被るまで増水した太田川を見下ろしました。

↓ 散策路には雨に濡れたタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)が咲き誇っています。

↓ 河川敷のグランドは水で覆われてしまい、普段はグランドにある大きな樹木が水に浮かぶように立っていました。

↓ 濁流流れる太田川に架かる安佐大橋と雨に霞む広島の街!

↓ 強い雨の中混雑する安佐大橋の下では濁流が橋脚を洗います!

↓ 安佐大橋の歩道は通行可能でした。橋上から見た太田川の川面は濁流渦巻いて怖いほどでした。

↓ 安佐大橋から見た矢口川水門です。水門を閉じて矢口川からの水をポンプで本流へ放水しているダイナミックが景観が見られました。

↓ 太田川の堤防に近づくことは憚られます!

↓ 街の児童公園も水を湛えるほどに強い雨が降り続きます。

↓ ずぶ濡れの白いフヨウ(アオイ科フヨウ属)が「いい加減にして!」と叫んでいるようでした。

↓ やっと咲いたナツズイセン(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)も雨を被っていました。

↓ カノコユリ(ユリ科ユリ属)も雨に濡れていました。


降り続ける雨~大雨特別警報発令

2021-08-15 06:31:00 | 散歩道

 3日続きの雨。昨夜半から強い雨が続き、空が白みかける頃からスマホの大雨災害や避難の緊急速報メールがたて続けに鳴り響き、午前8時15分には気象庁から広島市に「大雨特別警報」が発令されました。県北や広島市北部を中心に大雨災害が心配されます。我が家の周辺は目立った被害はないようで、雨が小康状態になった昼過ぎに状況視察を兼ねてウォーキングに出ました。〔8月13日(金)〕

↓ 住宅団地の最上部まで上がって雨と霧に霞むわが町を眺望しました。

↓ いつもはあまり意識しない太田川が川幅を広げて大きく見えました!

↓ 雨の中でヘチマ(ウリ科ヘチマ属)の花に出会いました。

↓ 今日も雨を被ったタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)が沢山咲いていました。

↓ 雨に負けずフヨウ(アオイ科フヨウ属)が見事にフルに花を開けていました。

↓ 団地内の思わぬところでボタンクサギ(クマツヅラ科クサギ属)の群落を見付けました。

↓ 住宅団地を下って太田川河畔までウォーキングの足を延ばしました。前日より水嵩が増えて川幅も広がっていました。支流の水門を閉じていましたので、雨が降り続ければポンプでの排水が始まるかも知れません!

↓ 周囲の山や森は雨と濃霧に閉じ込められていました。

↓ 帰路に民家の花壇でエビスグサ(マメ科センナ属)に出会いました。この花の種は「決明子」(けつめいし)という生薬になるとのこと!


雨と霧に霞む街

2021-08-14 07:29:33 | 散歩道

 雨の日も2日目を迎えました。天気予報では今回は一週間を超える長雨になる見込みとのこと。今日は一時小康状態はありましたがほぼ一日中降り続けました。そんな雨の中ながら、霧の流れる山の景観などを追おうかとカメラを持って散歩に出ましたが、雨の中霧が濃く山はその姿を隠してしまっていました。〔8月12日(木)〕


↓ 高台にある住宅団地の一角から雨と霧に霞む広島市北郊の市街地を眺めました。

↓ いつもの景観と違うのはガスった景観だけではなく、街を流れる太田川の川幅が広くなっていることでした!

↓ 降り続く雨に住宅団地の園地に咲いたタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)も雨水泥といったところでした。

↓ 園地の一画のネコジャラシ(イネ科エノコログサ属)も水を含んでいました。

↓ 降り続く雨に太田川も増水していました。今日は河川敷には下りませんでした。

↓ 住宅団地の民家の玄関先にトネリコ(モクセイ科トネリコ属)の花が咲いていました。

↓ ニラ(ヒガンバナ科ネギ属)の花も雨に濡れていました。

↓ 雨に濡れる蓮の花と葉を狙って蓮畑を再訪しましたが、花も葉も水を弾く力抜群のようで、”雨などどこ吹く風”と悠然していたことに驚いてしまいました。


天候急変、お盆前の三滝寺を訪ねる

2021-08-13 06:54:26 | 散歩道

 連日の猛暑から天気が急変して暫くは日本列島に前線が停滞して雨の日が続くとの予報です。2014年広島豪雨の時の天気に似るとの説もあります。あれも8月の20日の夜であったと記憶しています。そうならないことを祈るばかりです。天気の動きが変わったこの日の午後、広島市西区の三滝寺を訪ねました。午後のそんなに遅くない時間帯でしたが、三滝寺の参道は街灯が灯るほどの暗さでした。雨が来ることは間違いないところでしたが、この暗さ加減が三滝寺の境内に落ち着きを呼んでいるようにも思えました。こんな感じの夏の日も良いものでした。〔8月11日(水)〕

↓ 正面入り口を入って直ぐの想親観音堂に向かう参道です。整然とした感じが心地良いところでした。

↓ 可愛い石像が本堂、納経所への道を指してくれていました。

↓ 参道をヤブラン(キジカクシ科ヤブラン属)の花が飾っていてくれました。

↓ 参道に建つ鐘楼です。ここでひと撞きして参拝の気持ちを引き締めたいところですが、新型コロナ禍の現在は鐘を撞くことが禁じられています。

↓ 鐘楼から続く参道です。

↓ 仏の世界を垣間見る石仏群!

↓ 三滝寺は水の世界でもあります。石畳の参道脇を滝から落下してきた清水が流れています。

↓ 参道沿いに建つ苔に塗れた建物は茶堂。

↓ 茶堂の前には名園「補陀落の庭」が広がります。

↓ 補陀落に庭に落ちるのは「梵音の滝」。三滝寺随一の滝です。

↓ 参道を挟んで補陀落の庭の対面に建つ本坊は多くのモミジの樹に包まれています。

↓ 石段を上った舞台の上に建つのは三滝寺本堂です。

↓ 石段を上り切ると本堂への入口が待っています。

↓ 本堂の上に回り込んでみると、本堂の屋根はモミジの葉に包まれていました。

↓ 本堂脇には百日紅(ミソハギ科サルスベリ属)の花が咲いていました。

↓ 三滝寺を出て三滝の山に開らかれた墓地の周辺を散策しました。間もなくお盆、墓地には一足早く墓参された人たちが立てた広島独特の盆灯籠が沢山見られました。

↓ 三滝の山から見た広島市街地です。


スマホに残った8月の散策風景

2021-08-12 06:48:51 | 散歩道

 真夏の台風は天候の節目となることが多いように思います。今回の台風9号もその例に漏れないようで、暫くは前線が日本列島に停滞して雨勝ちな日々が続くことになるようです。連日の酷暑からのダイナミックチェンジとなりそうです。そんな節目に、最近のスマホのカメラで撮った散策中の写真を見返してみました。燃えるような盛夏の一端が写り込んでいました。

↓ とある街角を曲がると眼前に突き出した百日紅の花が現れます。燃えるように紅い花で、夾竹桃と共に被爆76年目を迎えた広島を象徴する花でもあります。

↓ グロリオサ(イヌサフラン科グロリオサ属)が民家の庭先で咲いていました。和名:ユリグルマの方が覚え易いですね。

↓ グロリオサは熱帯アジア、アフリカが原産とのこと、花弁は上向きに反り返っていますが、雄蕊が下に向け出ている如く花は下向きに開いている不思議な形態です。

↓ 至る所に自生しているタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)が咲き始めました。花弁に紫色の筋が入っているのが特徴のひとつです。

↓ 上の写真のタカサゴユリと並んで咲いていましたが、こちらの花弁には紫の筋がありません。タカサゴユリとテッポウユリが交雑して生まれたたシンテッポウユリ(ユリ科ユリ属)のようです!

↓ 玄関周りが花に包まれた民家の庭先です。散策コースの途中にあり、いつも楽しみにしてここを通ります。

↓ 暑い夏の日は空もまた綺麗です!

↓ 真夏のウォーキングには水は必携ですが、住宅地の中のコースでは各所の公園に水飲み場があるので手ぶらで出掛けます。