修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

長沢の枝垂れ桜~ただ樹勢の回復を祈る

2022-04-25 20:04:02 | 散歩道

 優れた樹形とふさふさと枝垂れる様で芸北を代表する一本桜だった長沢の枝垂れ桜ですが、10年ほど前からその樹勢の衰えが目立ってきて、ここ数年はその姿を見ることが悲しいほどとなっていました。樹齢400年ほどのこの名木に敬意を表す意味もあって毎年花期には訪ねていますが、今年は花の付き具合、その色合いや勢いに樹勢の回復を感じることが出来て嬉しい気持ちになりました。関係者の皆様の樹勢回復へのご努力は並大抵ではないかと思いますが、この名木が毎春美しく輝いて咲くことを心から願っています。〔4月17日(日)〕

↓ 樹全体に花弁が付いて、花の色合いや付き具合に勢いが感じられる今年の長沢の枝垂れ桜です。

↓ この一番高く伸びた幹を純白の花が覆う姿が回復する期待を持てる咲き様、枝垂れ様が復活してきた感じです!

↓ 右に広がるこの幹の花の付き具合も良い感じでした!

↓ マウンドの下から見上げるとタキシードを着たようなお澄まし姿も復活しそうな期待が持てました!

↓ 青空に向かって樹勢の回復を誓っている感じがします!

↓ 幹を白く隠すほどに花が付いてくるまで回復することを祈るばかりです。

↓ 下方からマウンドに鎮座するように咲く姿を見上げました。ここ数年と比べて花が断然に多く樹形が整ってきた感じもしました。

↓ 逆光の中で輝くような今年の長沢の枝垂れ桜です!

↓ 駐車場のある高台から俯瞰しました。より樹勢が回復することを願うばかりです!


土橋の孤高の枝垂れ桜

2022-04-24 21:17:30 | 散歩道

 地久院の枝垂れ桜を後にして雲月山の麓の土橋にある枝垂れの一本桜を訪ねました。山深い里の無人となった民家の庭先に立つ孤高の桜です。今では訪れる人も少なくなりましたが、静謐な環境の中で独り満開の時を迎えて立っている姿が好きで毎年通うています。〔4月17日(日)〕

↓ 静寂の山間の里に独り佇む孤高の桜です。この留守宅の環境を常に綺麗に保っておられることには驚くばかりで自然と頭が下がります。

↓ 周りは谷間の田圃と畑、所謂「山田」の中です。どのアングルから見ても形が整い、様になる一本桜です。

↓ 逆光の中の桜は、よく枝垂れた花をギラギラと輝かせて立っていました。

↓ 正面から見上げるとよく枝垂れて緻密に咲いていることが分かり感心します!

↓ 枝先まで隙間なく見事に花弁を付けて咲き誇っている天頂部の様には驚くばかりです!

↓ 静かに山間に枝垂れていました!

↓ 高い位置から威勢よく枝垂れる様子を樹下から見上げました!

↓ ピーカンの空の下、舞うように枝垂れ落ちます!

↓ 奥山に咲く孤高の一本桜の貫禄です!

↓ 森と田圃に囲まれた留守宅を白い花房で見事に包んだ今年の一本桜でした!


地久院の枝垂れ桜

2022-04-24 10:39:11 | 散歩道

  旧河野邸を後にして雄鹿原の地久院の枝垂れ桜へと車を走らせました。15世紀の古刹跡に立つ樹齢420年ほどの古木で、形良し樹勢良しで、好立地ということもあって芸北の一本桜の代表選手として人気を博しています。とは言え、今年の桜は急に一気に開花した感じで、日曜日ながら人出はあまり多くありませんでした。見頃との情報伝達がうまく行っていないのかも知れません!?〔4月17日(日)〕

↓ 正面から見た地久院の枝垂れ桜です。この一週間で一気に咲いた感じですが、ほぼ見頃を迎えていました!

↓ 3年前の冬に中央部の太い幹が折れてしまいましたが、それには負けずに樹全体が万遍に花弁を付けているようです!

↓ 樹形も整ってあまり違和感もなくなってきた感じがします!

↓ 釈迦如来の祀られた祠の上に伸びている幹には勢いが感じられました。

↓ 祠の上に力強く伸びた幹は勢いのある枝を分けて、先端部では見事に美しく枝垂れていました!

↓ 白く小さな花弁を沢山付けた枝が元気に大きく伸びていました!

↓ 樹の根幹をなす太い幹も3年前の事故に負けずに元気に多くの花を付けているようでした!

↓ 奥から見た樹形も整っている感じです!

↓ 420年の古木とは思えない、見事な咲きっぷりかと思います!

↓ 天頂部の威勢の良さには惚れ惚れとします!


旧河野邸宅のソメイヨシノ

2022-04-23 20:25:22 | 散歩道

  橋山大歳神社を後にして大規模林道を走って臥龍山の南麓の空域という山里にある旧河野邸のソメイヨシノを訪ねました。3月21日(月)に広島でソメイヨシノが開花してから約1か月が経って、県北のこの山里が満開の時を迎えていました。8年前に懐石料理店に改装された邸宅ですが、その営業が再開される様子を今年は垣間見ることはありませんでした。それでも邸宅の周りは綺麗に整備されており、広島では最後になるソメイヨシノを心置きなく楽しむことが出来ました。〔4月17日(日)〕

↓ 空域は中国山地・臥龍山の南麓の山深いところ!そこにポッカリとソメイヨシノが咲くスポットが開かれています。

↓ ここは嘗ては人々が生活していたところです。その家の周りに桜の花が育てられおり、それが春遅く里の桜が消えた頃になって見事に花を咲かせてくれます。

↓ 河野邸後背の丘の上から山間にある邸宅の周囲に咲いた桜を俯瞰しました!

↓ 桜と共にこの時期になってシモクレインも咲き始めて景観に色を添えてくれていました!

↓ 満開のソメイヨシノに包まれた旧河野邸です!

↓ 広島市での開花から約1か月が経って中国山地のここで満開の時を迎えたようです!

↓ 中国山地の奥地で貴重なこの桜スポットがいつまでも守り続けられることを祈らずにはいられません!

↓ 大規模林道を走ってこ桜の花につつまれたここに来ると将に別天地という感があります。


橋山大歳神社の枝垂れ桜

2022-04-23 11:09:56 | 散歩道

 北広島町移原から橋山に移動して大歳神社の枝垂れ桜に立ち寄りました。ここも1週間前にはまだ固い蕾でしたが、もう下段の枝垂れ部分には青葉が目立つほどになっていました。しかし全般的には真っ白な花がまだ潤沢について、周囲のソメイヨシノなどと共に地区全体を春色に染め上げていました。〔4月17日(日)〕

↓ 橋山大歳神社の拝殿前の一本桜の枝垂れ桜が今年も真っ白な美しい姿で待っていてくれました。

↓ ご近所のソメイヨシノ越しに見た枝垂れ桜咲く大歳神社の佇まいです。枝垂れ桜の白さが美しく印象的でした!

↓ ご近所のピンクの枝垂れ桜越しに橋山大歳神社を望みました。真っ白な枝垂れ桜あっての春の大歳神社です。

↓ 大歳神社を起点に山裾に延びるご近所の桜並木です。大歳神社の枝垂れ桜と共に、橋山集落に春爛漫を演出しています。

↓ 大歳神社拝殿の裏手から見た枝垂れ桜です。白く緻密な花弁を沢山付けて集落に向けて高く咲き、優雅に枝垂れる姿がこの樹の魅力です。

↓ 樹下から見上げた天頂部です。小さな多くの花弁を緻密に付けて咲き誇り、この樹の見た目の重厚さを保持しています。

↓ 大変に高い位置から枝垂れ落ちて来る姿は迫力十分です。今年は下部に早々に青葉が出てきたようです!

↓ 空中で舞うように枝垂れる様はなかなかに優雅なものです!

↓ 枝垂れ落ちてきた桜のカーテン越しに橋山の集落を見渡しました!

↓ 神社境内の裏手斜面でハシリドコロ(ナス科ハシリドコロ属)が咲き始めていました。