我が家では、省エネ目的で数年前にほとんどの白熱電球を電球形蛍光灯(以下、蛍光灯)に取替えた。
最近話題のLED電球(以下、LED)だが、蛍光灯とLEDでどのくらい節電効果が違うのか、試算して見た。
比較してみた背景は、我が家の節電対策が限界に来ていて、蛍光灯をLEDに交換すれば節電対策に役立つものだろうかと考えた次第。
以下数値は、消費電力-明るさ-寿命-価格の順。
蛍光灯: 10ワット -780ルーメン-13000時間-1180円(パナソニック)
LED : 10.6ワット-810ルーメン-40000時間-4980円(シャープ)
肝心の消費電力と明るさだが、どちらもトントンで節電効果は同じということが分かった。それにしては、CMで目にするのはLEDだけ、蛍光灯のCMは目にしたことがない。何年も前からある製品なので、今更宣伝は必要ないかもしれないがLEDだけが目立つ。節電効果は同じなのに。
一方、寿命時間当たりの単価を比較すると、LEDは蛍光灯より38%割高になる。電球取替えの頻度が3分の一で済むのはメリットかもしれないが、4割近い価格差を埋めるものではない。
それに、一般的なLEDは水平方向より下へしか光が当たらない。最近、照射角度の広い製品も開発されているようだが、ラインナップが少なく価格も高いようだ。
「白熱電球をLEDに交換することで節電ができる」とLEDに注目が集まっているが、別にLEDでなくても、何年も前から出回っている蛍光灯でも同じ効果が、それもLEDより安く実現できる。これは意外な結果だった。
この試算を踏まえ、「今使っている蛍光灯をわざわざLEDに取り替えるメリットは無い」というのが我が家の結論である。
* この比較は、同じ”電球タイプ”で行ったものです。”蛍光灯菅”との比較ではありませんので、ご注意を。 また、あくまでも個人的見解なので、電球形蛍光灯をLED電球に取換えようとお考えの方は、販売店で確認してください。LEDはタイムラグ無しで瞬時に点灯する良さもあります。
最近話題のLED電球(以下、LED)だが、蛍光灯とLEDでどのくらい節電効果が違うのか、試算して見た。
比較してみた背景は、我が家の節電対策が限界に来ていて、蛍光灯をLEDに交換すれば節電対策に役立つものだろうかと考えた次第。
以下数値は、消費電力-明るさ-寿命-価格の順。
蛍光灯: 10ワット -780ルーメン-13000時間-1180円(パナソニック)
LED : 10.6ワット-810ルーメン-40000時間-4980円(シャープ)
肝心の消費電力と明るさだが、どちらもトントンで節電効果は同じということが分かった。それにしては、CMで目にするのはLEDだけ、蛍光灯のCMは目にしたことがない。何年も前からある製品なので、今更宣伝は必要ないかもしれないがLEDだけが目立つ。節電効果は同じなのに。
一方、寿命時間当たりの単価を比較すると、LEDは蛍光灯より38%割高になる。電球取替えの頻度が3分の一で済むのはメリットかもしれないが、4割近い価格差を埋めるものではない。
それに、一般的なLEDは水平方向より下へしか光が当たらない。最近、照射角度の広い製品も開発されているようだが、ラインナップが少なく価格も高いようだ。
「白熱電球をLEDに交換することで節電ができる」とLEDに注目が集まっているが、別にLEDでなくても、何年も前から出回っている蛍光灯でも同じ効果が、それもLEDより安く実現できる。これは意外な結果だった。
この試算を踏まえ、「今使っている蛍光灯をわざわざLEDに取り替えるメリットは無い」というのが我が家の結論である。
* この比較は、同じ”電球タイプ”で行ったものです。”蛍光灯菅”との比較ではありませんので、ご注意を。 また、あくまでも個人的見解なので、電球形蛍光灯をLED電球に取換えようとお考えの方は、販売店で確認してください。LEDはタイムラグ無しで瞬時に点灯する良さもあります。