このような事故が起こる度に感じる事は、日本の法規定の甘さだ。
20トン未満の小型船の場合、運行会社に対しては、「12歳以上の乗船客には、ライフジャケットの装着に努めさせる」とあるだけで義務化されておらず、運行会社に対する罰則規定が無いのが今の規定らしい。
20トン未満の船であろうが、50トンの船であろうが、水深何メーターもの川となると、一旦、転覆すれば投げ出された人間の状況に変わりは無い。しかもコースの途中には急流もあると言う。
逆に、船が小さいほど、転覆リスクは高いと思うのだが。
法規定を作成する時、小型船を運行する業界から働きかけでもあったのだろうか。例えば、ライフジャケットの義務化は客足を遠ざけるとか、資金面で大変だとか、だから小型船は対象外にして貰いたいと。
憶測はよろしくないが、20トンでの線引きは不可解だ。
原発事故の一律半径でしか捉えない住民避難マニュアルもそうだが、国民の命を預かる政府・行政のリスクに対する認識というか、リスクを予見する能力が低過ぎるように思えてならない。
20トン未満の小型船の場合、運行会社に対しては、「12歳以上の乗船客には、ライフジャケットの装着に努めさせる」とあるだけで義務化されておらず、運行会社に対する罰則規定が無いのが今の規定らしい。
20トン未満の船であろうが、50トンの船であろうが、水深何メーターもの川となると、一旦、転覆すれば投げ出された人間の状況に変わりは無い。しかもコースの途中には急流もあると言う。
逆に、船が小さいほど、転覆リスクは高いと思うのだが。
法規定を作成する時、小型船を運行する業界から働きかけでもあったのだろうか。例えば、ライフジャケットの義務化は客足を遠ざけるとか、資金面で大変だとか、だから小型船は対象外にして貰いたいと。
憶測はよろしくないが、20トンでの線引きは不可解だ。
原発事故の一律半径でしか捉えない住民避難マニュアルもそうだが、国民の命を預かる政府・行政のリスクに対する認識というか、リスクを予見する能力が低過ぎるように思えてならない。