今回はリアブレーキ・キャリパーとブレーキペダル・ピボットの分解洗浄を行った。
車検では、制動能力の検査だけだが、この機会にパッドの残厚確認を兼ね、キャリパーをオーバーホールする。
特にキャリパーのピストンの動きが悪くなると、引きずりの原因となりヴェーパー現象を誘発し兼ねない。
まずは、キャリパーを固定している2本のボルトを緩めキャリパーと裏表2枚のパッドを取り外す。
パッドはひびなどの異常が無いか確認のうえ、残厚を測定し取り付け位置(内外)が分かるように置いておく。
また、キャリパー取り付けボルトは汚れを落とし、シリコングリスを塗布しておく。

ピストン周囲はパッドのカスなどで汚れている。

ペダルを軽く動かしてピストンを5mmほど出し、中性洗剤で歯ブラシを使って洗浄する。洗浄し終わったら乾燥させ、シリコングリスを薄く塗る。 ピストンを手で押し戻し、周囲に付着した余分なグリスを良く拭き取っておく。 ピストンを出しすぎてキャリパーから外さないよう注意。

パッドを元の場所に戻しいれたら、キャリパーを取り付けて作業完了。作業時間は20分程とフロントより簡単。

次に、ブレーキペダル・ピボット(軸受け部)の分解洗浄を行う。
時々、走行中ずっとブレーキランプがつきっ放しのバイクを見かけるが、ブレーキペダルの戻りが鈍くなっているケースが多い。使用頻度が高い箇所なので油切れしやすい上に、雨が当たり汚れやすい場所でもある。
ペダルを外す際、ペダルと軸部分をマジックなどで印を付けておくと、組み立て時ペダル位置を迷わずに済む。

ペダルを外し終ったら、ブレーキホースとの連結ユニットごと取り外す。6角レンチはメガネレンチを使ってトルクを確保する。
ペダルに繋がる軸にあたる部品を取り出し、パーツクリーナーで洗浄し、モリブデングリスなど高加重専用のグリスを塗布しておく。

軸受け部も古いグリスを拭き取り、新たにグリスを指先で満遍なく塗布する。

分解時の手順と逆に取り付けて作業完了。作業時間は30分ほど。
尚、スカスカ状態になっているので、踏み込めなくなるまでペダル操作を繰り返しておく。

本日の作業はここまで。
車検では、制動能力の検査だけだが、この機会にパッドの残厚確認を兼ね、キャリパーをオーバーホールする。
特にキャリパーのピストンの動きが悪くなると、引きずりの原因となりヴェーパー現象を誘発し兼ねない。
まずは、キャリパーを固定している2本のボルトを緩めキャリパーと裏表2枚のパッドを取り外す。
パッドはひびなどの異常が無いか確認のうえ、残厚を測定し取り付け位置(内外)が分かるように置いておく。
また、キャリパー取り付けボルトは汚れを落とし、シリコングリスを塗布しておく。

ピストン周囲はパッドのカスなどで汚れている。

ペダルを軽く動かしてピストンを5mmほど出し、中性洗剤で歯ブラシを使って洗浄する。洗浄し終わったら乾燥させ、シリコングリスを薄く塗る。 ピストンを手で押し戻し、周囲に付着した余分なグリスを良く拭き取っておく。 ピストンを出しすぎてキャリパーから外さないよう注意。

パッドを元の場所に戻しいれたら、キャリパーを取り付けて作業完了。作業時間は20分程とフロントより簡単。

次に、ブレーキペダル・ピボット(軸受け部)の分解洗浄を行う。
時々、走行中ずっとブレーキランプがつきっ放しのバイクを見かけるが、ブレーキペダルの戻りが鈍くなっているケースが多い。使用頻度が高い箇所なので油切れしやすい上に、雨が当たり汚れやすい場所でもある。
ペダルを外す際、ペダルと軸部分をマジックなどで印を付けておくと、組み立て時ペダル位置を迷わずに済む。

ペダルを外し終ったら、ブレーキホースとの連結ユニットごと取り外す。6角レンチはメガネレンチを使ってトルクを確保する。



ペダルに繋がる軸にあたる部品を取り出し、パーツクリーナーで洗浄し、モリブデングリスなど高加重専用のグリスを塗布しておく。

軸受け部も古いグリスを拭き取り、新たにグリスを指先で満遍なく塗布する。

分解時の手順と逆に取り付けて作業完了。作業時間は30分ほど。
尚、スカスカ状態になっているので、踏み込めなくなるまでペダル操作を繰り返しておく。

本日の作業はここまで。