亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

人件費の上昇(インフレ懸念の高まり)

2007年06月07日 22時36分45秒 | 金市場
広く報じられているようにユーロの守護神ECB(欧州中央銀行)が日本時間の昨夜の政策会合にて0.25%の利上げを決めた。これで金利水準は4%となった。注目のトリシェ総裁の政策見通しは利上げの継続を示すものとなったことから、さらなる金利の上昇を市場は織り込むこととなった。金利の上昇を嫌がる株式市場の下落は欧州そしてNY市場へと波及した。とりわけNY市場は、発表になった単位労働コストが予想以上に上がった . . . 本文を読む
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