亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

ECB理事会もFOMC議事要旨も無風で通過

2019年04月11日 23時12分05秒 | 金融市場の話題
10日の米欧2つの中央銀行の発表は、既に金市場では織り込み済みといえ、目立った反応は見られなかった。 欧州中銀(ECB)の政策理事会は、予想通り政策金利は据え置いた。すでに年内は利上げなしの方針を打ち出しているが、ドラギ総裁の記者会見が注目されていた。総裁は景気後退の可能性は「依然として低い」としながらも、「年内は成長率が低い状態が続く」とした。またインフレも今後数ヵ月で低下する見込みと述べ、発 . . . 本文を読む
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金市場で目立つETF残高の減少

2019年04月11日 00時09分50秒 | 金市場
主な経済指標の発表のない中で目立ったのは、リスクオンからオフへの針の振れ方だった。 4月9日のNY市場の金価格は、ここまでの米国株高、中国株高に象徴されるリスクオン・センチメントが後退する中で、続伸となった。国際通貨基金(IMF)が最新の世界経済見通し(WEO、World Economic Outlook)を発表。2019年の世界全体の実質経済成長率を6ヵ月で3回目となる下方修正を発表したことから . . . 本文を読む
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