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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

続・下げ要因としてのIMF保有金売却案

2020年06月02日 21時18分47秒 | 金市場
昨日のIMF保有金の話の続きから始めよう。リーマンショック時にIMFは重債務貧困国救済の資金調達のために403トンの金を売却した経緯があるとしたが具体的には以下のような経緯だった。 発足間もないオバマ政権にあって、直前までFRB傘下のNY連銀のティモシー・ガイトナー前総裁が財務長官に就いていた。2009年3月に同長官が米国議会にIMF保有金の利用を促す提言をし、最終的に6月に議会にて売却は承認さ . . . 本文を読む
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金市場の下げ要因としてのIMF保有金売却案

2020年06月01日 22時49分01秒 | 金市場
欧米諸国や日本などが新型コロナ感染拡大抑制に一定のメドが立ったということで、行動制限の解除に向かう中で、インドや南アなど新興国も解除を発表している。しかし、新興国は感染拡大の沈静化に程遠く、解除には無理があるのが実情だ。それでも解除しないと人々の暮らしが持たない。つまり感染しなくとも経済封鎖によって、食べ物にも事欠く人々が多くいることから、「命」も大事だが「暮らし」も守らねばならなくなっている。支 . . . 本文を読む
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