マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

秋の土用

2015年10月22日 10時49分06秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
本当に久しぶりの更新となりました。
皆さまにはお変わりなくお過ごしのことと思います。

季節は秋の土用にはいり、冬の準備が本格的になってきましたね。


薬膳(中医学)の世界では、日本の四季に土の季節(日本では梅雨にあたります)がプラスされて、自然界の廻りを五季に区分していますが、さらに、四季の移り変わりの時、土用という節目を設け、細やかに自然の享受のあり方を示しています。

8月8日の立秋に始まった秋は10月20日に終わり、10月21日から立冬(11月8日)の前日までが「秋の土用」となります。

土用とは、まさに「土」に「用」のある時期で、秋の土用はご先祖様から受けつがれて来た米作りの集大成でもある稲刈りに忙しい時期となります。

また、冬野菜の土寄せやお世話もこの時期の大切な仕事になります。

このところよいお天気が続き、毎日秋晴れですがすがしい日々ですが、この週末休み明けの大潮(満月の前後)には一降り来るころでしょうか。
先に書きましたように、五季の土の季節は湿の季節でもあります。
土用も同じで、農作業に関わる中で、土の湿を受けることになります。

ですから、私達のカラダは、消化吸収の要となり、水分代謝を調節する役割を担う『脾』の働きの影響を受けることになります。そして、『脾』と深く関わるのが、『胃』です。

食欲の秋だからと暴飲暴食したり、「消化吸収・水分代謝」を妨げるような食生活をしていると、『脾』『胃』の働きが鈍り、思わぬ不調を招くことになります。

年末に向けて、忙しい時期を迎えますが、早食いなども胃に負担をかけてしまいます。

ゆっくりよく噛んで、水はけのいいカラダを目指してくださいね。

『脾』が好む味は「甘味」です。

これは砂糖の入ったスイーツなどのことではなく、穀類を自身の臼の歯(臼歯)ですりつぶし、よく噛んで唾液と混ぜ合わせてブドウ糖に分解して得られる甘味のことです。
まさに、新米(出来るだけ未精製のもの)をありがたく良く噛んで、食べることが大切です。
よく、米粉のパンはどうですかと聞かれますが、自分の力で製粉していない米粉は、100点とは言い難いのではないでしょうか。

夏に欲した苦味はもうほどほどにし、秋の辛味、冬の備えである鹹味(塩から味)を添えた焼きさんまや焼きさばなど、季節のご馳走をおともに、おいしい炊きたての玄米ごはんが嬉しい季節ですね。

相克にあたる酸味は、季節のスダチやゆずなどの柑橘を少しいただく程度で充分です。

もちろん、体調如何では、この限りではありませんので、専門の方のご指導をお受け下さいね。

季節の変わり目、ご自愛されてください。

昨日は、岡山のWaRaの船越先生からいただいた、自家栽培の原木椎茸を頂きました。
焼いて、塩、スダチ、醤油といろいろ試してみましたが、シンプルに塩だけが一番おいしいと思いました。
何もつけなくっても、おいしいことに、びっくりもしました。

おいしい秋のご馳走を、ありがとうございます。














夏の養生法

2015年07月21日 11時30分56秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
台風11号が過ぎ去って、まぶしい太陽の日差しが屋外をキラキラに輝かせて、屋内はいつもよりも暗い感じ。コントラストの強い季節がやってきましたね。

夏は、暦の上では立夏から立秋までの3か月ですが、その前半は梅雨の時期を迎える日本。
やはり、梅雨が明けて、夏の土用のころからが陽気旺盛、夏本番という体感です。

陰陽五行の五行で夏を見ますと、赤、火、暑といかにもな物質が属しています。
そして、五臓は「心」。いつも絶え間なく動き続けて赤い血液を備えている熱い臓器。

ハァ~、これだけで、夏バテしそうなキーワードですね(笑)
この夏の暑さ(火)はマックス陽な状態です。
これが、ややもするとカラダに大きな影響を与え、邪気となります。
夏の邪気は暑邪。ものすごい陽邪となるのです。

夏の炎熱で陽気はどんどん上昇、発散し、熱が上がり、汗をかく。
津液(カラダの水分)をどんどん消耗して、気も消耗します。
息切れ、脱力、夏バテ、熱中症・・・。
気力がついていかず、睡眠障害、精神・情緒不安定、イライラ、怒りなどが起こりココロのバランスが崩れることもしばしばです。

そういえば、今朝がた、夢を一杯見ました。
なんと、髪の毛がどんどん抜ける・・・。

昨夜は、コスモスセラピーの入門編が終了して、先生を囲んでの食事会を我が家で開き、ちと飲みすぎました。水分の摂りすぎで、腎臓がびっくりしたのでしょうか(笑)

不眠、多夢、動悸、息切れなどもこの時期よく起きる症状ですね。気をつけたいものです。

どうしても暑いので、水分もたくさん摂りますし、日本の夏は蒸し暑いので、外の世界もカラダの中も高温多湿です。暑邪は湿邪をともなうことも覚えておいてくださいね。
食欲不振、疲れ、無気力、四肢のだるさ、吐き気、下痢などの症状がある場合は、暑邪、湿邪を払う心がけが必要です。

『黄帝内経』には、夏の養生として「夜は遅く寝て、朝は早く起きる。日の長さや暑さを嫌がらず物事に怒らずに気持ちよく過ごすべきである」と書かれています。

また私の中医学の師である劉海洋先生は、『「天人相応」の考え方で満開になった花のように、体内の陽気を程よく発散させることが必要です』と著書に記しています。

夏は楽しく、木陰でお昼寝でもして、のんびりゆったり過ごすのがいいようです。
食事の面では、心気を整え、水分を補い、健脾にも注意してください。

清熱解暑(せいねつげしょ):熱を取り除き、暑邪からカラダを護ります。

セロリや、ゴーヤ、マコモ、レタス、緑豆(はるさめやもやし)、緑茶などが食薬となります。

生津止渇(しょうしんしかつ):津液を生じ、のどやカラダの渇きを整えます。
きゅうり、トマト、豆腐、スイカなどが食薬となります。

夏の味は苦味です。
苦味は熱を冷ます作用がありますが、陰陽の消耗を促すので加減が必要です。

汗かきさんには、酸味もいいですよ。収斂作用がありますので毛穴を引き締めて多汗におすすめ。
質のよい鹹味(かんみ)によりミネラル補給も忘れないでください。
この時期、スパイシーなものが出まわりますが、温熱性の辛味は熱を悪化させ、汗が噴き出てカラダの消耗につながりますので気をつけてくださいね。

冷たいもの、脂っこいもの、甘いもの、味の濃いものを控え、脾胃にやさしい食事を心がけてくださいね。
また、高温多湿は腐敗を招きますので、食中毒に気をつけてください。
一日1個、ちゃんとした梅干しを摂るのもいいですね。





楽しい夏をおすごしください。






春分、春の養生。

2015年03月21日 14時20分50秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
鹿児島では、桜の開花宣言が出たそうですね。
今日、明日は、花曇りではありますが随分あったかくなるそうで、花粉症ぢゃない方には過ごしやすい季節となりました。(来週前半はまた冷え込みそうですが・・・)

皆さんは花粉症、だいじょうぶですか?

私は、結婚するまでは年々酷くなる花粉症に悩んでおりましたが、主人のプロポーズが「君の花粉症を治してあげるよ」と言われたのに魅かれて(そこですか!)結婚して以来、おかげさまで花粉症とはかなり縁が切れました。

でも年末年始の過ごし方ひとつで、この時期、悲しくなるくらい鼻水でズルズルの日があったりします。

もちろん、昔みたいにひと月ず~っとズルズルということはなくなりましたが、免疫疾患というものは、なかなか完治というのは難しいみたいですが、それでもやっぱり食生活が整えば完解という状態にはなりますので、日頃の行いを正すことは大切ですね。

先週は、土曜日→女子会、日曜日→打ち合わせのため食事会、月曜日→カフェでランチと3日間連続で外食が続き、特に、日曜日はとってもリーズナブルな中華のお店でしたので、やはりたっぷり入っていたか(笑)この時期のL-グルタミン酸ナトリウムには応えました。

さらに月曜日の畑の作業は花粉とPM2.5の応酬で、翌火曜日は、朝から晩まで、鼻水が出っぱなしという悲しい結末。

なんとか、鼻洗いで乗り越えましたが、昨日、16年ぶりのちゃんとした歯科検診。最期に歯石取りしたのが2008年だそうで、灯台もと暗しを地でいっておりますが、鼻腔の検査では鼻道の粘膜がやっぱり腫れてました。

ということで、養生が大切。今日は春の養生のお話です。

春は、立春(今年は新暦2月4日)から立夏までの3か月のことを言いますが、自然界を言い表すと「陰消陽長(いんしょうようちょう)」と、まさに冬の陰が消え陽気が育ち万物の芽生えの成長が促進される「発生」の季節となります。

春は、春一番といわれるように、風が特徴的に吹く季節。
この風が、私たちのカラダに大きな影響を与え、邪気となり様々な不調を起こします。
ですから春の外因性の邪気は「風邪(ふうじゃ)」と言います。

「風邪(ふうじゃ)」は陰陽でいうと「陽」に属し、軽くよく飛び発散するという特徴があります。
風が舞い上がるとか、風によって揺れるとか、風がふわふわそよぐとか表現されますが、そのような風の特徴がカラダの中でも起きるのです。
「陽」は上昇のエネルギーですので、どちらかと言えばカラダの上半身に症状が現れやすいのも特徴です。

いわゆる風邪の諸症状である鼻づまり、喉の痛み、軽い咳などが起きやすく、頭痛、めまいなども春の不調のトップに上がります。また春には肝の働きが活発となり、その働きがうまくいかないと睡眠障害、精神や情緒不安定、不眠、ウツ状態、イライラやヒステリィー、怒りっぽくなったりします。さらに、陽気が上昇しやすい体質(のぼせや暑がり)ですと、肝が興奮しやすくなり(亢進)、肝とかかわりの深い目の不調も現れます。充血や霞目、かゆみなどが起きやすくなります。

さらに、肝の働きは脾の働きを助け消化を促進する役割をしますが、この働きが強くなりすぎると脾の働きも悪くなり、食欲不振、疲れ、気力が起きないなどの症状が見られます。

また、症状の特徴としては、風邪(ふうじゃ)はあちらこちらに移動するため、症状が変わりやすく、病気の変化も風のように早く落ち着かないのも、春の養生の心得です。

軽い風邪と思っていても、風邪から気管支炎、肺炎と変化することがありますので、特に小さい子どもさんやお年寄りには、気をつけたいことです。

中国の古典「黄帝内経」には、春の養生として「夜更かしをしてもよいが、朝は早く起きて庭をゆっくり散歩する。体を締めつけている物があればゆるめ、体を伸びやかにして過ごすように心掛ける」と書かれています。

養生は、「天人相応(てんじんそうおう)」。つまり、宇宙に相似することが大切です。

春の自然界をよく観察すると、全ては伸びやかに成長する季節。体内の気も自然界に応じて、心身ともにゆったり、のんびり、リラックスを心がけるようにしましょう。肝の気を整え、脾を養うことに注意を払いましょう。

春の味は、酸味。
収斂作用と肝経に入る性質を生かして、肝気の上昇しすぎるのを抑えるのにはおススメです。
ただし取り過ぎるとカラダが冷えるので、使い方には注意してください。
また、酸味は歯を溶かす作用がありますので、毎日の摂取はおススメではありません。摂取するときには、よく噛んで唾液で中和させてくださいね。
また、他の季節よりも春は酸の影響を受けいれやすいので、多量を摂取しなくても、効果はあります。
体質とか、カラダの状態と相談しながら、上手に酸味を取り入れることをおススメいたします。

また、春にはよく辛味のある食材を使い食薬として用いますが、中医学では、辛温により発散作用を促すもの(ねぎ、生姜、紫蘇など)と辛涼により安定を促すもの(菊花、葛切り、薄荷、決明子など)があり、前者は発汗作用により体内の陽気を体表へ発散させ、後者はカラダを冷やす(涼性)性質により、精神の不安やイライラ、怒りっぽい時に安定させるという使い分けをいたします。

ただ、マクロビオティック的には、辛味はいずれにしても最終的には陰性の性質から冷えを招きますので、取り過ぎは要注意となります。なにごともほどほどが懸命ということですね。

この時期、筋に影響を与えやすいので、運動の際には十分に準備運動、整理運動を行ってくださいね。
アキレス腱を切ったり、肉離れを起こしたりしやすいようですよ。



秋の養生法。

2014年10月02日 17時02分41秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
10月に入り、いよいよ秋も深まってまいりました。
自然界は「陽消陰長」、つまり陽気が減り陰気が増加し、収斂の作用により少しずつ冬の陰に傾いています。太陽の日差しは短くなり、気温も徐々に下がり始めてきましたね。

秋は、乾燥の季節で、木の葉や草は紅葉し、枯れて葉を落とし始めます。晩秋は、冬の季節に近づくため、寒気がまじり「涼燥」の特徴をあらわします。この乾燥が「燥邪」という邪気となりますので、注意したい季節の特徴は「燥邪」というわけです。

「燥邪」は、口、鼻から侵入し、肺に及びますので、乾燥による口や鼻の疾患、咳などの肺の不調など、呼吸器系のトラブルに気を付けなくてはいけません。喘息の方など、特に注意が必要になる季節なんです。

肺の働きは全身の気の動きの調節をし、呼吸や水分の代謝をコントロールしてくれるのですが、「燥邪」による影響を受けると、口や鼻、肺そのものの乾燥だけではなく、カラダ全体の水分調整が整わなくなりますので、乾燥という陽気は、カラダ自体を乾燥させて、皮膚や髪も乾燥させてしまいます。美容にも大敵ですね。

また、肺は大腸と表裏の関係になり、大腸が「燥邪」という陽の邪気に侵され熱を持つことにより、水分を失いますので、便秘などの症状も出やすい時期でもあります。

ですから、肺は「喜潤悪燥(きじゅんおそう)」の特徴があり、潤いを好むことを知っておきましょう。

秋に影響を受け、働きが活発になる臓器は「肺-大腸」ということになります。
乾燥から身を守ることが大切ですね。

スパイシーな食べ物は、熱を持ち、乾燥を促しますので、この季節は特に注意をして、いつもの季節より効き目が強いので、控え目で丁度いいということを知っているといいですね。

中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」には、秋の養生として

「早く寝て早く起きる。心を安らかにして、陽気をひそめて過ごすべきである」と書かれています。

秋はロマンチックな季節の反面、物悲しさも連れてきます。秋が深まり、落葉の季節を迎えると何となく、寂しさを感じやすくなりますよね。肺は「悲しみの臓器」と言われるのは、秋の季節に影響されるからです。それだけに、気持ちが沈みすぎないように、安定した気持ちで過ごせるように、心がけることも大切です。悲しいという感情が、臓腑(肺-大腸)を痛めることになるので、できるだけ楽しく過ごしたいものですね。

この秋、抜け毛が多い方は、夏の間に陰性のもの(冷たいもの、水分の多いもの、カラダを冷やすようなもの)をたくさん飲食された影響です。陰の作用で毛穴が開き、抜け毛に繋がってしまったのです。このような方は、陰の影響をすでに受けていますので、季節の変わり目の体調不良、風邪などに十分注意なさってくださいね。そして来年の夏は十分注意したいものですね。

秋の養生は、肺の気を整えるとともに、カラダの水分を補い、胃の調子を整え、来る冬に備えてくださいね。

この時期とっても美味しくなる蓮根は、呼吸器系のトラブルにとてもお助けマンになりますので、蓮根料理、いろいろチェックして作ってみてくださいね。

素敵な秋をお楽しみくださいね。



photo by たま(08.9.11アラスカにて)



































土用のうなすび(笑)

2013年07月22日 17時57分20秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
今日は土用。
夏、真っ盛りですね。

昨日、主人と頂き物の三越の商品券で、滅多と行くことのない(たぶん、15年ぶりくらい)三越のレストランで、鰻のかば焼きを頂きました。
2500円もするのですが、主人のすかさずのチョイス!?に、私も負けまいと(って、どんな闘争心やの?)、頂いた商品券ってとっても気が大きくなるんですね(笑)、ありがたくごちそうにあやかりました。

さてさて、それにしても鰻の高騰に、鰻好きの日本人には厳しい土用となりました。

そんな時にちょっと耳寄りな土用のうなすび丼はいかがでしょうか?

先月の平戸で作りました、薬膳の献立の一つです。

作り方は簡単。

なすびを縦に4枚位に切って、フライパンに胡麻油をひき、両面焼き色がつくくらいにソテーして、同量のお醤油と水に好みの量の米飴を小鍋で沸かしてとろみが付いたら、そのままフライパンの茄子にかけてさっと火を入れてなじませたらOK。

炊きたてのご飯に乗せて、山椒の粉をかけてできあがりです。

なすは、暑気払いにも効果的。
暑い夏の、「土用のうなすび」いかがでしょうか!






ゴーヤと薄揚げのチンジャオロースー風


きゅうりの含め煮


トマトとコーンの春雨スープ









































薬膳クラス、最終回。

2013年04月21日 11時43分22秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
昨日、<中級 四季のJ.YAKUZEN>第12回の最終回を終えました。

今回は、総集編として「中医養生」について季節ごとにまとめました。

初めての単発のご参加をお二人も頂き、次期クラスの期待も頂いたのですが、3日前に、最終回と決めさせていただき、次期クラスは半年か一年かその先かわかりませんが、また再開出来る時をお待ち頂くことで、この方々のために、わかりやすい内容でテキストを作りました。
レギュラーメンバーからも、好評でしたので、よかったです。

薬膳茶は、

ウエルカムティ<双花仙桃茶サンフォアシェンタオ> 
薬膳茶実習  <桜蒲公英茶>

薬膳プラス  <蕎麦粉のガレット 艾葉入りポテトフィリング 枸杞子のソース添え>

ということで、季節の春を意識した内容にまとめました。
双花仙桃というお茶は、緑茶、菊花、千日紅、ジャスミンの花茶で、最後のクラスを可愛く演出いたしました。

タンポポティに桜の花の塩漬けを浮かべたお茶は、タンポポの根っこをミルで挽いたものを使ったのでちょっと色が濃く出てしまって、桜の花の色をもう少し楽しめたらよかったなぁって言うのがちょっと残念でしたが、お味は皆さん気に入ってくださったようで、良かったです。

このクラスは、結構理論をしっかりと講義してきましたので、2年目のレギュラーメンバーはかなり力を付けてくださいました。

クラスを受講くださっていた無何有庵の上級講師でもある、製パン講師の中原亜智先生に、薬膳茶にあうお茶請けとしてパンやケーキなど薬膳の施膳で献立を出させていただき、毎回、「薬膳プラス」として作って頂いてきたのですが、これがとっても美味しいので、講義はもう少しライトな感じで、薬膳パン教室として薬膳茶とセットで新しいクラスを設けることにしました。

<natural pan class 薬膳プラス>

詳細は、近々発表されると思いますので、ご興味のある方はご参加ください。
難しい講義よりも、作る楽しみのあるクラスなので、お気軽にご参加出来ると思います。











薬膳料理教室を数年し、その後、薬膳茶のクラスとして誕生した「四季のJ.YAKUZEN」は、丸2年季節の薬膳茶、症状別の薬膳茶のご紹介をさせていただきながら、中医学の勉強の場として開催してまいりました。

このあたりで、少し休憩を頂いて、また機が塾しましたら再開させていただくつもりです。
しばらくのお休み、ご容赦くださいませ。

ありがとうございました。
























   

4月からの薬膳のクラス、どうしようかなぁ~。

2013年02月19日 17時05分06秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
先週末は、いつもの女子会<四季のJ.YAKUZEN>を開催いたしました。

このクラスは薬膳茶を楽しみながら、中医学のお勉強もするというものなのですが、
そろそろ一年の過程が終了。

次の内容をどうしようか悩み中です。

ステップアップとするのか、おさらいとするのか。
今のクラスの継続とするのか、新期メンバーとするのか。

ちと、しばらく悩ませてね~。


さて、今回は、季節の食材を生かした内容です。


初めのウエルカムティは<きんかん湯>





きんかんをスライスして、水から30分くらい煎じます。
甘みを入れてもいいのですが、今回は塩を少しいれました。

理気作用があり、気のめぐりが悪い時にはいいですね。
二日酔いにもおすすめですよ。

季節の薬膳茶は、<春>を意識して、<菊花枸杞薄荷茶>です。
主に肝に帰経する食材が、春の不調を整えてくれます。







薬膳プラスは、春の蓬を練り込んだフォカッチャのピザです。





蓬は中薬では艾葉(がいよう)といいますが、今からの季節野の恵みとして簡単に手に入るものなので、綺麗で安心な環境にある香りが強く、柔らかいものを摘み取って使われるといいですね。

それぞれの特徴や効能を調べ、立膳をいたします。



食材同士が相乗効果となる組み合わせなのか、相殺、相克となる組み合わせかを知り、植物の持つ力を生かせることが大切です。



春からの新期の薬膳は、薬膳めしと薬膳スープ、薬膳茶と薬膳パンの2本立てとしようかなぁ・・・。う~ん、悩む(-_-;)






































秋の薬膳茶会。

2012年10月09日 11時29分24秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
月に一度の薬膳茶のクラス。
<中級 四季のJ.YAKUZEN>は、初級、中級と20回目を迎えました。
遠くは、福山からもご参加いただき、本当にありがたいことです。

生徒、講師の枠もなく、本当に楽しい女子会のようです。

今回は、秋の薬膳茶として、肺を潤すお茶と薬膳プラスのスナックを楽しみました。



   ウエルカムティ<蓮根湯> 
   肺を潤す薬膳茶実習<西洋梨茶>
   薬膳プラス<蓮根杏ジャムスチームブレッド>
   
   <実習>
   献立の立て方、効能の見方

   <理論>
   病因学説と病因弁証論治について⑥
   気・血・水について



蓮根湯は、肺を潤す効果と風邪などによる咳に効果があります。どちらかと言えば陰性の咳におすすめ。
蓮根をすりおろして、しっかりと絞り、そのしぼり汁に少しのお水と塩少々を足して、火にかけます。
軽く沸騰させて、とろりとしたら出来上がりです。
甘くてまったり癒されるお味です。
*コンコンとしっかりした咳の時には、生搾りがいいです。解熱効果もあります。



梨は潤肺の効果が高い果物です。
今回はラ・フランスを使いましたが、普通の梨で充分です。
梨(皮ごと)とドライアプリコット(杏)を水から煎じて、柔らかくなったら出来上がりです。
甘すぎる人は、梨だけでいいです。



薬膳プラスは、蓮根と杏のジャムのスチームブレッドにしました。
秋は乾燥の季節なので、特に焼いたパンよりは蒸しパンの方が体に楽ですね。
できれば、パンのような乾燥したものよりは、ご飯をしっかり食べて頂くほうが安心です。
今回は、すりおろしの蓮根と小さく角切りにした蓮根を生地に混ぜ込み、杏ジャムを入れて蒸しました。
ふんわり蒸しパンはおいしいですね。甘みは、蓮根と杏だけの甘みです。

理論の病因学説と病因弁証論治についての6回目は
燥邪についてのお話です。
五行の金に属する燥についてのお話と
症状の特徴や分析、治療法と食薬についてのあれこれをご説明いたしました。

気・血・水については、病因弁証論治の後、少しずつ学んでいこうと思います。

このクラスは、結構ゆっくりペースで、いやはや、若干女子会の雰囲気なので、
しっかり手綱を引いて行かねばです(笑)

なので、宿題!
たまの逆襲です(^^)/
あはは、ちゃんと忘れないでね~。


































四季のJ.YAKUZEN <お茶会>

2012年09月12日 15時53分28秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
毎月第2土曜日の夕方5時30分~7時30分までの2時間。
薬膳茶の教室をいたしております。

毎回ウェルカムティと実習薬膳茶を楽しんでおります。
それぞれの素材の効能や特長を知り、いろいろ応用できるように効能を調べたり献立の組み立て方を学んで頂いております。

食養塾 無何有庵は、松見歯科診療所が併設している
お口とカラダとココロの健康を取り戻す、守る、作る為のスペースです。

お口の健康状態を診ていると、からだの健康も同じように連動していて、
口腔内の問題の有無によってあるいは、発生、治癒によって、心体の問題も起きたり治ったりします。
西洋医学では、身体を細部にまで分けてしまっていて、からだは一つで、全部つながっているんだということを
忘れてしまいがちです。
そして、薬をたくさん出したり、手術をしたりする治療が最前線です。
最先端医療は、DNAや細胞の小さな所を観ています。
からだ診ずして、顕微鏡を覗いている状態です。
ひょっとしたら、あなたのかかりつけの病院の先生は、あなたの顔を見ていないかもしれません。
カルテとレントゲンと、パソコンと顕微鏡・・・。

どうして、歯医者が薬膳なのかっていうと
東洋医学は、西洋医学と違い、カラダは一つという整体観念があります。
無闇に薬を使わずに、まずは家庭でできる予防を大切にします。

歯とからだは切り離せないと考える私たちは、この東洋で生まれた医学にとても共感をいたします。

西洋の医学と東洋の医学を上手に取り入れることで、
より、人間らしい医療を提供できるのではないかと考えています。

そんな思いで作った食養塾 無何有庵では、診療室ではできない、予防のための食医学を学んで頂けるスペースなのです。



先日の薬膳茶のクラスでは、秋に備えてのお茶を作りました。

枇杷茶



生姜桂枝茶







そして、薬膳プラスとしての軽食、無花果パン



ご興味のある方は、ぜひご参加くださいませ。


































四季の<J.YAKUZEN>PART2 第3回を開催しました。

2012年04月22日 08時42分30秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
四季のJ.YAKUZENのクラスは、薬膳茶のレッスンと中医学の基礎を学んで頂くクラスなのですが、2年目に入り、なんか、ゆる~い茶話会のような楽しい雰囲気で、ガールズトークに花が咲きます。



今回は、冷え性の改善薬膳茶をご紹介しました。

ウエルカムティ<陳皮茶>






 
冷え性を防ぐ薬膳茶実習<艾葉生姜茶>





薬膳茶は、出来るだけ手に入れやすい食薬を使い、気軽に楽しんで頂けるようにしています。
美肌、アンチエイジングとともに、女性の関心度NO.3に入る<冷え性>の改善は、冬はもちろん、夏は夏でエアコンなどの問題もあり、季節を問わず知っておくとお役に立てる内容です。

冷え症とは、独立した病気ではなく、一つの症候群として顕れる症状です。
陽が不足した状態が慢性化して、血流や気のめぐりが悪く、水が停滞し、臓腑の働きの低下により身体が冷える病的変化をいいます。

顔色が蒼白で、四肢や腹部、そして腰の冷え、身体の痛み、畏寒、疲れ、舌質淡白、舌体胖大、舌辺の歯痕、脈は陳弱な症状を感じている方は、要注意です。

冷え症は<証>がいくつかあります。大まかには、陽虚、血虚、気滞の3つに分類されます。いずれも陽の不足からくる症状ですので、カラダを温めることが大切になりますが、病因病機、症状が違いますので、それぞれの証に合わせての立法をたてることが必要になります。


このクラスの楽しみの一つでもある<薬膳プラス>は、夕方からのクラスですので、軽い食事としてお出ししています。マクロビオティックパン教室の「natural food class te-ma」主宰の中原先生特製の一品をご用意しています。今回は冷え性改善の薬膳ベーグルをお願いいたしました。

<蜜柑とフェンネルのベーグル>





一般的に柑橘系は温性のものが多いのですが、中にはオレンジのようにカラダを冷やすものもありますので要注意ですが、今回は温州ミカンをまるごととフェンネル(小茴香しょうういきょう)を生地に混ぜて焼いてもらいました。

今まで食べたベーグルの中で一番美味しかったなぁ~(^^♪
さすが、中原先生です。

薬膳茶と薬膳プラスで、ガールズトーク炸裂しながら、
楽しくわいわいと笑いが絶えないクラスですが、一応(^^ゞちゃんと講義もさせていただいております。

<理論>
   
●冷え性について

●病因学説と病因弁証論治について③ ・・・署邪について

理論は、薬膳茶のテーマについてのお話と、今期の中医学テーマでの<病因学説と病因弁証論治>についてシリーズで解説をしています。ゆったりとしたペースで進んでいますので、途中参加も大丈夫ですよ。

次回から曜日が変わりました。
基本的には第2土曜日の18:30~20:30です。
来月につきましては、GWの関係で、第3土曜日に開催いたします。
薬膳茶のテーマは「慢性疲労」についてです。
中医学理論は「湿邪」についてです。
参加費は1回2000円(税別)です。単発ご参加も可能ですが、中医学理論はシリーズになりますので継続参加が理想的です。

お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 會田まで。



































四季の<J.YAKUZEN>PART2 第1回を開催しました。

2012年01月25日 11時30分37秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
先週の20日に、薬膳茶のクラスを開催いたしました。

ウエルカムティ<月桃茶> 
美肌のための薬膳茶実習<柚子茶>
薬膳プラス<ハト麦と玄米のパオ・照り焼き蓮根ハンバーガー>
   
<理論>
   美肌について
   病因学説と病因弁証論治について①

今期の薬膳茶は<改善薬膳茶>です。
美肌や老化、便秘や不眠など、各回のテーマに合う症状改善のお茶をご紹介していきます。
今期も薬膳プラスとして中原あさ先生の薬膳パンを別料金ですがご用意いたしております。

理論は、食薬学を終え次のステップとして病因学説と病因弁証論治に入りました。
外因、内因の種類、症状、養生の方法を学んでまいります。

初めて薬膳を習いたいという方も、全く安心してお越しください。
薬膳茶は、誰でもすぐに作れるものです。
あまり手に入らないような食材は使いません。

また、理論もひとつひとつ、ジグソーパズルのように知識を埋めていきながら、気がついたら使いこなせるようになるという感じですので、興味のある方はぜひご参加ください。

受講料も1回2100円(レギュラー全12回)と参加しやすく設定していますので、気軽に体験していただけます。










美肌効果もある、月桃茶。







無何有庵特製手作り柚子ジャムの柚子茶。ビタミンCたっぷりでコラーゲンの生成を促します。



薬膳プラスは、美肌に欠かせないはと麦と玄米ごはんのパオに蓮根ハンバーグを挟みました。

美味しく頂きながら、楽しく授業が進みますので、あっという間の2時間です。
次回は2月17日(金)18:30~20:30の開催です。
基本、第3金曜日の夜です。
お仕事帰りに、いかがですか?







































四季のJ.YAKUZEN 2012 新期講座のご案内

2012年01月08日 17時12分03秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
無何有庵の薬膳カテゴリー<神草の稽古>の薬膳茶クラス<四季のJ.YAKUZEN>の2012年新期カリキュラムご案内です。

今期は、薬膳茶は改善薬膳として、美肌、老化、冷え性、不眠、慢性疲労、便秘、生理痛、肥満、気虚、気滞、血虚、血瘀の症状に効果のあるお茶をご紹介し、特徴的な症状やその原因、改善のための食材の使い方、アドバイスをいたします。

また、理論では、前期の内容からステップアップして、「病因学説と病因弁証論治」について解説します。
前期では中医学概説、食薬学概説、食薬学、陰陽五行学説、季節の薬膳と学んできました。病因学説と病因弁証論治も引き続きベーシックな内容です。さらに、「八鋼弁証」「精・気血・津液・神と弁証論治」まですすめてまいりたいと思います。

初めてのご参加でも、繰り返し、繰り返しの学びですので、不安なく馴染んで頂ける内容です。
また、薬膳茶は薬膳料理よりもご家庭で実践しやすいので、気軽に楽しむことができます。
単発の受付はいたしておりませんが、第1回目の体験受講に限り受付させていただきます。

■日 程■ 原則第3金曜日18:30~20:20開催
      参加費:24,000円(全12回)
      薬膳プラス<natural food class te-ma特製>500円(事前予約のみ)
      体験受講参加費:4000円(薬膳プラス含む)。
      ただし、レギュラー参加になった場合は年会費に変更いたします。
      県外からの参加の場合事前予約の上、宿泊が可能です。(定員2名相部屋・入浴不可)
      宿泊費は1泊2000円となります。


第1回目は、


 1月20日(金)    

   ウエルカムティ<月桃茶> 
   美肌のための薬膳茶実習<柚子茶>
   薬膳プラス<ハト麦と玄米のパオ・照り焼き蓮根ハンバーガー>



全カリキュラムは出来次第、ご案内申し上げます。
オーガニック月桃茶をお分けできます。実費1050円+送料・代引手数料(頭割)です。


お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ大中まで。
前期レギュラーの方も、薬膳プラスのご予約がありますので、ご連絡いただければ幸いです。








































四季のJ.YAKUZEN 第11回 開催しました。

2011年11月28日 21時15分41秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
今年から始めた、薬膳教室第2弾。
薬膳茶を頂きながら、中医学の基礎を習って頂くコースです。
<神草の稽古>という無何有庵の講座のカテゴリーは、中医学・薬膳のエッセンスをマクロビオティック的に解説しながら、食材の持つ薬効や特徴、その活かし方を知っていただくのが目的ですが、薬膳茶というシンプルな形で活用できるのがいいなと思っております。

薬膳料理となると、少しハードルが高くなりますものね。

11月は第11回目。
早くも10回を越えました。

今回は、冬の薬膳を意識して、カラダが温まるお茶にしました。
生姜を使ったりしますが、マクロビオティックでは生姜は陰性。カラダを冷やすと習われたと思います。
でも、中医学(薬膳)では、生姜は温性。カラダを温めるものと位置づけています。
マクロビオティック、中医学をちゃんと学ぶとその違いとその同意性が見えてきます。

マクロビオティックでは、生姜をたくさん摂ると、その陰性の拡張する力によって毛穴を広げ、体温を逃すため、温かくなるが何れは寒くなりカラダが冷えるという論理です。

また、中医学では温性でカラダを温めるがたくさんとってはいけないと教えます。

つまり、結果は同じ。

少量を上手に摂ることが大切だというわけです。

このところ、生姜流行りで生姜紅茶がとってもブームですが、摂り過ぎは帰って逆効果になることを知っておいてくださいね。

マクロビオティックと中医学では陰陽が逆だったりするわけですが、ちゃんと考えると、同じことを言っています。表現の視点がちがうだけなのです。

今回の授業の内容は

●ウエルカムティ<肉桂紅茶>
●初冬の薬膳茶実習<紫蘇茶>
●薬膳プラス<胡桃パン>


<理論> 
■季節の薬膳
 ●夏について

でした。次回、今期最終回となりますので、季節の薬膳については「秋・冬」を学んで頂きます。





乾燥紫蘇



生姜



黒糖



紅茶



シナモンパウダー

 



薬膳プラスは胡桃パン



ウエルカムティーの肉桂紅茶





紫蘇茶

次回は12月16日(金)です。
そのあと、女子会寝袋パーティです。
ご参加の方はお知らせくださいね~。



































四季の<J.YAKUZEN>第8回 開催しました。

2011年09月01日 15時14分32秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
8月19日に薬膳茶の教室を開催いたしました。
ご報告が遅くなりました(^^ゞ

今回は五行では金に属する秋の薬膳でした。

秋の季節の特徴は乾燥です。
邪気は燥邪。

肌の乾燥など、美容にも大敵の季節です。

咳が出たり肺や大腸の不調が起きやすいときです。

そんなときに効果的な薬膳茶をご紹介いたしました。



ウエルカムティはソイ玄米カフェオレ茶。








処署の薬膳茶実習として枇杷葉と組み合わせた麦門冬茶。

薬膳プラスは中原先生にトマトのフォカッチャを作ってもらいました。



化痰止咳平喘類と補益(滋陰・補気)/肺・身・脾・胃に帰経する内容です。
肺を潤し、陰を補うことで、秋の邪気である乾燥から身を守ります。

麦門冬は、庭の地固めに使っている植物「龍のヒゲの根っこ(塊根)」のことです。
夏、掘り起こして塊根部を取り、よく洗って天日乾燥させておくといいですね。
なければ、枇杷葉なら手に入れやすいかもですね。
年数の経ったしっかりした生葉を採取して、水から煎じるだけですから、簡単ですよ。

ちょっと、風邪かな?咳が・・・って時に試してくださいませ。



























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<四季のJ.YAKUZEN> お茶で中医学ってみる。

2011年08月18日 12時52分31秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
明日は<四季のJ.YAKUZEN>クラスです。
前回に続き、陰陽五行学説の復習です。
使いこなし術をご指導させていただきますね。

8回、9回、10回、11回、12回とあと5回で一年です。
前回、今回で陰陽五行学説の習得。
残り4回で季節の養生のお話をさせて頂く予定です。
ただいまテキスト猛烈作成中(笑)
四文字熟語と闘っております!
(コレ、受講者さんしかわからないかもですが・・・!)

これで、ようやく初級のベーシックなカテゴリーを終えることができます。
来期は気・血・水や症と証、表裏、臓腑などなどの各弁証論治、舌診、望診、脈診などの診断法についても一歩踏み入れてまいります。

今回の薬膳茶は初秋をイメージして
マクロビオティック対応のお茶です。
季節の変わり目の体調を整えるために、お役立ちのお茶レシピを紹介いたしますね。