マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

2012.11.17(土)子供の歯並びを考えるat松見歯科診療所

2012年10月30日 18時49分12秒 | スタッフのブログ
11月17日土曜日に毎回好評の『子供の歯並びを考えるat松見歯科診療所』を開催いたします!

日時:2012年11月17日(土)
   9:00~12:00
場所:松見歯科診療所
   高松市香西西町7
電話:087-881-2323
   日・月休診
費用:200円(昼食の玄米おむすび代として)

参加人数把握のため、事前に電話連絡の上お子様とご一緒にお越し下さい。
当日参加されたお子様の歯並びを当院歯科衛生士が拝見し、アドバイス致します。
また、実際に治療中のお子様の様子もご覧いただけます。


色々な症例・写真をたくさんご用意しておりますので、ご自身のお口やお子様のお口と比べてみて下さい。
顎顔面の発達の大切さ
顎顔面と全身の関連性
を時間いっぱいお話させて頂きます。


親御様だけに限らず、お孫さんをお持ちの方、
学校の職員さま、給食関係の方、栄養士の方など
たくさんの方に聞いて頂きたい内容です!

保育園・幼稚園

2012年10月23日 11時51分43秒 | スタッフのブログ
『希羽は保育園預けんの』
こないだ旦那のおばあちゃんに言われました。

朝から晩まで仕事場で母親を待つ希羽を不憫に思っての一言です。


確かに、保育園に行けば、希羽も同い年の子達から学ぶことがぐっと増えるのだと思います。
そして私も、預けて仕事に行った方が体力的にも楽になるだろうし、もっと仕事に集中出来ると思います。


保育園は、仕事や疾病などの関係で、保育出来ない場合、両親が委託し、預ける場所。
幼稚園は、集団生活に慣れさせ、個性に合わせて園を選択し、通わせる所。
児童福祉法・学校教育法でそれぞれ定義され、行政の管轄も保育園と幼稚園では異なります。


それぞれの家庭環境・両親の方針で保育園に預けるのか幼稚園に預けるのか決めることだし、選択肢はたくさんあります。

保育園に子供を預け、社会貢献をしながら、育児に家事にとこなしている友人を、尊敬しています。

旦那が仕事をしてくれている間、ずっと子供と過ごし、子供もお家もしっかり守っている友人もいます。
そんな友人も尊敬しています。


私は、社会貢献に集中することも、希羽と二人きりで過ごすということも選択しませんでした。
友人の話を聞くと、職場に子供を連れ込み、育児にも集中せず、中途半端なことをしているような気持ちにもなります。


しかし、当たり前のことなんだけど、
『子供を育てる義務は両親にある』
という思いが強いのです。

小学校、中学校と、義務教育が始まれば、社会に出る時間がおのずと増します。

今、希羽は、私と過ごすことで、少し大人の目線から社会を見ています。

同世代の子供達と集団生活に慣れるのは、幼稚園からでも十分なのではないかな。


希羽が幼稚園に行く年齢になるまでは、人間の基礎的な部分を、両親と過ごす時間の中で築いてやりたいのです。

だから、子供を連れて行ける職場の環境に本当に感謝しています。
連れて行きながらも、自分で希羽を見てやれない時には院長や奥さん、スタッフがお世話をしてくれて、私もそれに甘えている部分も多く、本当に頭が上がりません。


そして、家族の協力もなければ子連れ出勤という今の仕事のやり方は成り立ちません。
それを理解してくれる旦那にも甘えさせてもらって、子育てをしています。


10月18日で希羽は2歳になりました。

幼稚園から通うなら、3歳まであと一年。

母親にくっついて、一日過ごしたり。
色々な大人に見守られ、社会を見る。

そんな時間を今は大切に過ごせたらと思います。

秋の深まりを感じながら・・・

2012年10月23日 11時37分42秒 | 庵主の日記
夜中のすごい雨音で目を覚まされた方も多いかと思いますが、
今朝は寒冷前線が通過しぐんと冷え込みがつよくなりましたね。

そう言えば、今日は「霜降」。

「立秋」「処暑」「白露」「秋分」「寒露」に続く晩秋の頃。


もうすぐそこには「立冬」が忍び足で近づいて、
季節は冬支度を始めています。

日曜日に出向いた讃岐の里山には、紅葉が始まり、柿やむかご、平茸や黄しめじなど、秋の実りがそこかしこにありました。

今日明日あたりは、前線の通過の影響で冬型の気圧配置となり、襟元、足首など、首から邪気が入りそうです。秋の邪気は「燥邪」ですが、今週は冬の邪気である「寒邪」にも少し気にかけて過ごすのが良さそうです。乾燥と寒さは、風邪をまねき肺や気管支の調子を狂わせます。
まずはあったかくすることが大切ですね。

こんな日は、お味噌汁も少し豆味噌や3年味噌などの年数を経たお味噌と、根菜類と薬味に葱など、身体を温めるものを選んで、季節の変わり目に備えてください。

風邪をひきやすい方は、スパイシーな辛味のものの影響を受けやすい季節ですので、いつもよりは控えめになさってください。

つい最近、生姜がすごく流行りましたね。

生姜は中医学では温性で身体を温める性質と言われ確かに摂取した一時は身体を温めるのですが、本来、生姜は、太陽の極陽のエネルギーに強く影響を受け、土の中にもぐりこめず横に広がり、分裂しながら成長をする陰性の強い植物ですので、多用すると陰性の拡散の性質から毛穴が広がり、あたたまったカラダの熱を外に出してしまい、時間とともに身体は冷えて行きます。

生姜紅茶など、聞きかじりで多飲することで、かえって冷え症が増してしまったと言う症例もありますので、お気を付けてください。
何事も過ぎたるは・・・です。

スパイシーなものは、熱を持ちますので、カラダの中の水分を乾かし、乾燥を促します。
秋の邪気「燥邪」がすすみ、肌が乾燥したり、秋の臓腑、肺、大腸が乾燥し、風邪や便秘になったり、喉が乾燥し咳がでたりしますので、気をつけてくださいね。

辛味は上手に用いて、活用してください。

万が一、風邪?ってときには、「梅醤番茶」がいいですよ。
お湯のみに、昔ながらの塩分20%位のしょっぱい梅干し1個を湯呑に入れて、好みの量の古式製法の醤油、生姜のしぼり汁数滴、そして熱い三年番茶を注いだものです。
私も、この梅醤番茶で何回風邪を免れたことでしょうか!おすすめのホットドリンクです。

さらに、咳が!!!ってときには、蓮根がいいです。
蓮根のしぼり汁にお水を少し入れてそのまま火を入れてもいいし、葛を溶いて入れてもいいです。
とろとろしてきたら、お塩を少し入れて、あつあつを頂きます。
喉の弱い方は、普段から蓮根料理をおすすめいたします。

高熱と咳!ってときには、蓮根のしぼり汁を生のままぐっと飲んで、蒲団をかぶってしっかり寝てください。

マクロビオティックのお手当は、台所にあるものを使っていたします。
市販のお薬と違い、身体に優しく安全なものです。
どうぞ、お試しくださいね。

季節の変わり目、ご自愛なさって元気にご活躍くださいませ。


































つわり

2012年10月12日 08時35分05秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士今川さえです。

2人目妊娠中なのですが、希羽の時にはなかったつわり。
2人目にして初体験中です。

空腹になりすぎても気持ち悪い。
食べても気持ち悪い。
そして、気分がいいと思って食べても食事量が摂れない。
というような状態です。

例えるなら、
乗り物酔いしている感じや、二日酔いのような感覚と似ています。。
そして警察犬にも勝てそうな嗅覚を持っています(笑)
いつもは気にならなかったようなにおいに気分が悪くなってきます。


だから、しんどくなってくると旦那にも
そっとしておいて…。
という態度になってしまいます。

先日、旦那に、
『俺は妊娠も出来んし、つわりも経験してないからさえちゃんのしんどさは分かってあげられんけど…。
お味噌汁ぐらいならすぐ作れるからね。。』
と、申し訳なさそうに言われました(笑)

男性では経験できない
妊娠しないと体験できない貴重な体験です。

という事で、現在、つわりを研究中です。


『親がつわりがきついと、子供もつわりがきつい。』
良く聞きました。

私の母親は、兄の時も私の時もつわりがきつく、産まれるまで血を吐くほどだったそうです。
兄の時には入院したほど。

私は松見歯科に就職して、10年間玄米菜食をしていたからか、入院したり血を吐くほどきつくありません。

『親はつわりがきつかったけど、子供はつわりが穏やかな人』もいる。
という事です。

しかし、日によっては朝起きられない事もあります。

ちなみに母は、
『私もつわりがきつくて朝起きられなかった。
枕元にパンとかすぐに口に運べるものを置いて、気分が悪くなると食べていた。』
と言っていました。

私は枕元に梅干しおにぎりを置くようにしています。

胃がむかむかして、生つばが出てくると気分が悪くなる前兆です。
ごま塩を振ったおにぎりや梅干しはむかむかが楽になります。
玄米が食べにくく感じたり、炊きたてのご飯が無理な事が多くなってきました。
白米のひやご飯だと、食べやすく、後も楽なようです。

むかむかするのをお茶を飲んでごまかそうとすると、すごく気分が悪くなります。
それがみそ汁やスープでも。
おうどんが食べたくなって食べた時におだしを飲んで気分が悪くなってきたこともあります。
梅醤番茶も飲んでいましたが、ごまかせても後でつらくなりました。
どうやら水分がぶ飲みは良くないようです。


と言っても、希羽の時と今回の妊娠でもつわりが異なるし、子供によっても妊婦さんによってもつわりの感じは異なるのだと思います。

ただ、枕元にパンを置いていた母と、おにぎりを置いている私とでは、つわりの様子が違う事を考えると、やはり食べる物の影響は大きいように思います。


お腹の赤ちゃんと自分の身体と良く会話して、食べられる物を、ゆっくり頂くようにする。
なおかつ後でも身体がつらくない物を選択する事が大切だと感じます。

羹・・・おかずを極める。

2012年10月09日 20時02分56秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
たれ、ソース、ドレッシングをマクロビオティックする!

と、言うわけで、野菜、豆、海藻類を使って、甘みは自然の甘さ(シュガーフリー)だけの
究極のソースクラスを開催いたしました。



無何有庵の「羹のコース」は、素材別、カテゴリー別に特化したクラスで、
第一回目は「玄米ご飯」をマクロビオティックすると言うテーマ。100%玄米アラカルトなオリジナルレシピで創作いたします。

今回は、第9回目。
お料理の名わき役となる「たれ、ソース、ドレッシング」を作りましたよ。



ソースは野菜の数だけ、食材の数だけ、作り手の数だけ、無限大に広がります。
今期と前期では、また内容が違うのが楽しいですね。

さて、今期のソース達をご紹介いたしますね。































































このクラスはレシピを一切だしませんので、作ったものを各自がオリジナルレシピとして作成し提出することになっています。このレシピ作成は、皆さんの創作のスキルを格段に上げることができます。
大変ですが、とてもいい勉強になります。
みなさん、真剣に、作ったものとその作り方をおさらい致します。





今回作ったソースは、各自がどんなものに合うのかを模索して、作ったソースを伸ばしたり、少し何かを足したり減らしたりしながら、さらに進化させます。
まずは試食用に蒸し野菜などを用意します。







スープはバターナッツスクワッシュのポタージュです。

今回は31種類のソース類を作りました。
試食のお皿は、超豪華ですね。






どれもとっても美味しかったです。
ただ、創作料理に終わらないために、陰陽のバランスとか、野菜に合うソースか、お肉や魚に合うソースかなどのお話もさせていただきました。
あくまで、マクロビオティックの原則に沿った内容かどうかが見極められる料理人になってほしいと思います。
課題をいくつか申し上げて、試食会を終えました。

さあ、残すところ2回の実習。
和菓子と、洋菓子のカリキュラムを終えて、卒業制作となります。

皆さんの力がどのくらい付いているのか、講師陣の腕が試される瞬間です。
楽しみですね。




































秋の薬膳茶会。

2012年10月09日 11時29分24秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
月に一度の薬膳茶のクラス。
<中級 四季のJ.YAKUZEN>は、初級、中級と20回目を迎えました。
遠くは、福山からもご参加いただき、本当にありがたいことです。

生徒、講師の枠もなく、本当に楽しい女子会のようです。

今回は、秋の薬膳茶として、肺を潤すお茶と薬膳プラスのスナックを楽しみました。



   ウエルカムティ<蓮根湯> 
   肺を潤す薬膳茶実習<西洋梨茶>
   薬膳プラス<蓮根杏ジャムスチームブレッド>
   
   <実習>
   献立の立て方、効能の見方

   <理論>
   病因学説と病因弁証論治について⑥
   気・血・水について



蓮根湯は、肺を潤す効果と風邪などによる咳に効果があります。どちらかと言えば陰性の咳におすすめ。
蓮根をすりおろして、しっかりと絞り、そのしぼり汁に少しのお水と塩少々を足して、火にかけます。
軽く沸騰させて、とろりとしたら出来上がりです。
甘くてまったり癒されるお味です。
*コンコンとしっかりした咳の時には、生搾りがいいです。解熱効果もあります。



梨は潤肺の効果が高い果物です。
今回はラ・フランスを使いましたが、普通の梨で充分です。
梨(皮ごと)とドライアプリコット(杏)を水から煎じて、柔らかくなったら出来上がりです。
甘すぎる人は、梨だけでいいです。



薬膳プラスは、蓮根と杏のジャムのスチームブレッドにしました。
秋は乾燥の季節なので、特に焼いたパンよりは蒸しパンの方が体に楽ですね。
できれば、パンのような乾燥したものよりは、ご飯をしっかり食べて頂くほうが安心です。
今回は、すりおろしの蓮根と小さく角切りにした蓮根を生地に混ぜ込み、杏ジャムを入れて蒸しました。
ふんわり蒸しパンはおいしいですね。甘みは、蓮根と杏だけの甘みです。

理論の病因学説と病因弁証論治についての6回目は
燥邪についてのお話です。
五行の金に属する燥についてのお話と
症状の特徴や分析、治療法と食薬についてのあれこれをご説明いたしました。

気・血・水については、病因弁証論治の後、少しずつ学んでいこうと思います。

このクラスは、結構ゆっくりペースで、いやはや、若干女子会の雰囲気なので、
しっかり手綱を引いて行かねばです(笑)

なので、宿題!
たまの逆襲です(^^)/
あはは、ちゃんと忘れないでね~。


































新しい顔ぶれ

2012年10月06日 00時42分20秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日からマクロビオティックの基礎の料理教室<飯のコース>がスタートいたしました。
第19期 秋冬クラスです。

飯のコースの名前は
道元禅師が開祖した禅宗の修行僧の役職に由来します。

皆さんは、道元禅師が修行僧のために書いた典座教訓(てんぞきょうくん)という教えの中にある、典座という役職のことをご存知でしょうか?

典座は、修行僧の為の食事を作る係の僧侶に付けた役職名です。
そして、その役職は、最高位にあります。

典座に課せられた仕事は、修行僧のことだけを思い、ひたすら食事を作るというものです。
その日の季節、気温、天気、食材、修行僧の体調、修行の内容などなど、あらゆることを想定して
修行僧が心よく修行することができるような食事を作ることが典座の修行となるのです。

典座は、さらに飯頭(はんず)と羹頭(こうず)という役割分担をされています。
飯頭はご飯を炊くことが仕事であり、羹頭はおかずを作ることが仕事とされました。

これらの役職に付いた修行僧は、誰よりも早く起き、誰よりも後に寝るという過酷な仕事を任され、
ひたすら炊飯、煮焚きを毎日、毎日、朝、夕と繰り返すのです。

基礎クラスに付けた名前は「飯のコース」、応用クラスにつけた名前は「羹のコース」。

家族や、大切な人のために、ひたすらに食事の準備をし、ココロを込めて作ってくださるようにとの思いを込めました。

私たちに一番大切なものは、主食である「ごはん」です。
ですから、基礎クラスは「飯」ということに主眼をおいて、基本食を中心にした内容です。

今期は、理論も調理もお手当も、私がご指導させて頂くことにしました。
あさ先生にアシストしてもらいながらの贅沢なクラスです。

久しぶりに料理の指導をいたしましたが、
あら、楽しや(^^)/皆さんとご一緒に作るのはいいですね。


今日の理論は、マクロビオティック概論と、陰陽についてでした。
そして、「気」についてのロールプレイをいたしました。
見えない潜象のものが、観えるようになる、瞬間を体感していただきました。
「気」が存在することをご理解いただけたかと思います。

さあ、これから半年間、ご一緒する新しい顔ぶれにお会いし
楽しい予感がいたしました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

本日のお献立は





陰陽玄米ご飯(ぢわもん鍋炊飯、圧力鍋炊飯 食べ比べ)

胡麻塩



食養きんぴら牛蒡



ふのりと青菜、厚揚げの出汁なし味噌汁(古式本醸造麦みそ)






































目に見えないものを明察する。

2012年10月02日 14時08分17秒 | 庵主の日記
自分時間って必要ですね。

夏休み、冬休みを覗いて、月に1度参加させていただく平戸での勉強の時間は、主人やスタッフに感謝の自分時間です。そして、高松と平戸間の行き帰りの時間が私にとっては唯一、一人になれる時間であり空間であります。この束の間の「間」こそが平戸での勉強を熟成させるひとときなのです。

この世の目に見える現象と目に見えない潜象のかかわりを知ることは
人が人として、まっとうに生きるための道標になることを師から学び、
その実践こそが、平戸まで通うことの意味です。

目に見えるものだけでなく、目に見えないもの、つまり潜象の物事の理りをココロで感じ取りアタマで論拠できるチカラをひたすら身につけいくための修行です。

そのためにも陽光の暖かさを知り、風の爽やかさを感じ、雨の恵みに感謝し、土の大らかさに抱かれ、月の運行に癒される日々を観ることが大切だときづかされます。
大切な人との交わりによる見えるもの見えないものの重なり合いの中で、何かが芽生え育まれていきます。
何か・・・この目に見えないものがあるからこそ、はじめてイノチの誕生につながります。
目に見えるものだけでは、イノチの発生にはつながらないということです・・・。

エネルギーの重合については、まだまだ不勉強で、わからないことがたくさんありますが、
なるほどと、思わず手を打ちたくなることであふれています。

昨日、「天地明察」という映画を観てきました。

今はグレゴリオ暦という「太陽暦」を当たり前に使っておりますが、
昔は「大和歴」を使っていました。

その大和歴を作ったのが、算哲という人です。

この映画は、算哲の暦の改正という大事業を成し遂げるまでの物語です。

まさに、見えない大きな宇宙の法則を、見える月や太陽の運行を観察することで明察するというストーリーです。

それは、民が幸せに暮らすための指標となるもの。

昔の人々が、いかに、天理を敬い、天理に導かれ、天理によって生かされてきたかがわかります。

マクロビオティックは、見えない世界(天理)を観るための食事の方法を教えてくれます。

映画の中で、算哲が水戸光圀さまに「そんな中華や西洋の食事をなさっておられるから、真実が見えなくなっている」というような意味の台詞(全くを持って、私の作った台詞ですみません)があります。
日本人にとっての、真実を見るための食事が、諸外国の食べ物ではないというところが妙に頷けました。

この金曜日から、マクロビオティックの基礎クラスの秋冬クラスがスタートいたします。
この時代をいかに心身ともに健康で暮らすかを模索なさっている方に、天地明察できる食事法をお伝えできればと思っております。
今回は、理論だけを受講される方もいらっしゃいます。
ご興味のある方は、まだ間に合いますので。お申し込みをお早めになさってください。