マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

院長の幼稚園の先生

2015年05月29日 18時16分50秒 | 庵主の日記
院長の講演会にも時々登場する院長の幼稚園の受け持ちだった先生がご逝去なさいました。
近くでお住まいですが、新聞を取っていないので、今日別の患者さまからお伺いするまで存じ上げませんでした。

享年91歳。自前の歯は19本ありました。

先生は、退職後も地域の福祉などの活動を積極的になさり、地域には無くてなならない存在でした。
私は初めてお会いしたのは、もう16年も前のこと。75歳になられていましたが、亡くなった主人の母の様子をよく見に来てくださり、とても優しい先生でした。
すごいのは、教え子の誕生日を全部憶えていらっしゃったこと。
哲っちゃんは2月28日やったねって、ウイスキーのボトルを持ってきてくださったこともあります。

先生がよくおっしゃられたのは、院長が母から歯科医院を継いで、今の原点ともなる新しい方針となり多くの患者さまが離れていかれたのですが、「知っとるんな?あの時歯医者に来んようになった患者さんのその後。み~んなアウトなんや。続けて来とる人は、みんな元気にしとるわ。歯がどれだけ大事かようわかるのぅ」ということでした。そして、いつも院長を応援してくださった心強いおひとりでした。

自費診療になったとき、ご家族に遠慮されて一度当院を離れた時期がありました。
その時に、歯を何本か失い、あわてて「やっぱりここでないといかん」おっしゃってくださり、通院が再開いたしました。

今日、ご家族にお電話をいたしましたら、お悔やみは受け付けないとのこと。
困ったね。お花を持って行こうかなどと思案しておりました。
そこで、先生への感謝を込めて、表彰状をつくることにいたしました。

文章など院長とスタッフが考えたそうです。

8020、80歳で20本は十分果たされ、80歳で21本の歯をお持ちでした。
91歳で19本。ご立派です。

出来上がった表彰状をケースに入れて、お参りに行かせていただきました。

会葬の御礼の言葉がとても素敵でしたので、ご紹介いたします。






心からありがとう

「お世話になった皆様へ
    心より感謝申し上げます」

十歳で母親が他界。二十歳で父親を亡くした母。
その胸中には、深い悲しみがあったことでしょう。
けれども気丈に、母は歩みを進めました。
保母として長年勤め、責任ある立場も任されて
日々いそしんでいた姿が、まぶたによみがええります。
地域への尽力も惜しまず、退職後は地区の
婦人会長を二十年間務めさせていただき、皆様と共に
頑張っていたものです。
孫やひ孫たちには優しいおばあちゃん。「大ママ」と
よばれるたびに、目尻は下がりっぱなしでした。
皆の成長を温かく見守るまなざしが忘れられません。
周りの方々から「先生」と慕われ、ついこの間まで
介護施設の慰問にも出かけていた母は私達の誇りです。
別れの寂しさは募りますが、
母の生き様に恥じぬよう皆で手を携え、少しずつ前を向いていく所存です。
母は、平成二十七年五月二十三日、満九十一歳にて生涯をとじました。
お世話になった皆様へ、亡き母に代わり、深く感謝申し上げます。







ご家族の誇りだけではありません。
私たち松見歯科診療所スタッフ一同、患者さまとしてもとても誇りに思っております。
どうぞ、安らかにお眠りください。
ありがとうございました。







お顔とお名前は伏せさせていただきました。




よくある「おやつ」のご質問

2015年05月26日 14時19分20秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです。

松見歯科に通院されているお母様方によくされる質問があります。
「他の子と違うおやつを持って行くと、他のお友達からどうしたの?と聞かれる。」
「こだわってうちの子だけ別のおやつを持って行くと、少し変わった家庭のように見られる。」
「本人が他の子と同じものじゃないから嫌だという。」
「選べない。選択肢が無いのがかわいそう。。」
「みんなと同じようなものでないといやだって言うんです。。」
今川さんはお子さんの保育園のおやつどうしているんですか??
と。

集団生活で他の子と違うものを持たせていると、何だか目立ってしまう。
それが苦痛になってしまう。
本当はお砂糖の入って無いおやつを自信を持って持たせたいのだけど、何だか自分が少し変わっている人のように思われるんじゃないか??
選択肢が制限されて、うちの子ってなんだか不憫に感じてしまう。。
そんなお母様方のお声です。

分かります~。。
私の娘はアレルギーがあり、保育園の食事はみんなと違うものを自宅から持って行っています。

みんなと違うもの。。
と言うと何だか孤立している感じ??
我慢して?
いやいや?
何で私だけ?
そう思うとなんだかかわいそうになってしまいますよね。

私もご質問下さるお母様方のように、娘のためにいい食事を持たせてあげたいと思っています。
いやだ~なんて思わずに、美味しく楽しくみんなと食事をして欲しいと思っています。
娘自身にも私自身にも自信が持てて、継続できるようなお食事をしていきたいなぁと思っています。
そこで、少しだけ発想の転換をしました。


なぜ、子どもたちはお祭りのおみくじであたりが当たると嬉しいのか??
自分が我慢しているのではなく、特別だと感じると子供ってがんばれるんじゃないだろうか??
そう考えました。


【我慢→特別】
『みんなと違うものを【我慢】して持って行って。』
という発想を転換♪
『【特別】に!!
みんなと違うおやつだよ(^^)』

【選べない→選ぶ】
『アレルギーがあるから何でもは食べられない』
という発想を転換♪
娘が食べられるおやつ(おにぎり・炒り玄米・昆布・豆・おせんべいなど)をたくさん用意。
おかずもアレルギー対応カレーやシチュー、スープなどを自然食品店で色々と用意。
その中から、本日のおやつやおかずを本人に選択してもらう。
『今日はどれを持って行く?』
『今日の当たりはどれかなぁ??(^^)』

こう声をかけてきました。

私も初めは娘がどのような反応をするのかすこ~し不安でしたが、親の不安は子どもに伝わりますもんね。
あくまで平静を装い、
「おいしそうなの選んだね~(*^_^*)」
「美味しかったらまた一緒に買いに行こうか(●^o^●)」
と声かけしていました。

保育園に通い出して1年少し経過しました。
しかし今まで、
お友達と違う。
いやだ。
ということを娘から何か言われたことはありません(^^)

むしろ、
『今日ね、○○ちゃんが、私のおやつおいしそう(*^^*)
って言ってた(^^)』
『今日のにんじんスープおいしかったよ(* ̄∇ ̄*)』
とうれしそうです(*^-^*)

実は娘は、みんなと似たようなものがいいと思っているのかも??
と思い、
今日みんなのおやつは○○だって~。
何持って行きたい~??
と声をかけてみることもあります。
みんなのおやつを教えても教えなくても、自分の食べたい物を持って行くというスタンスらしいです。

先日はみんながカップケーキの日に豆を持って行くと言いました。
「みんなは静かに食べられるケーキだよ??
ポリポリ音がするけどいいの?」
「別にいいよ。
今日は豆。」
と、みんなはみんな。
私は私。
自分の好みで選べることを楽しんでいるようです。

みんなの静寂にまじって、一人豆をポリポリ食べている。
音がしても。
みんなと違っても。

うちの子供の性格もあるのかもしれませんが、協調性が無いわけではないです。
かといって過剰にお友達の目を気にすることなく、こんな感じに図太く(笑)成長しています。

子どもの体にいい物、私も自信を持て続けられる食事ができるとうれしいです(*^_^*)

5月18日コスモスセラピー受講致しました

2015年05月22日 09時28分13秒 | スタッフのブログ
先日、コスモスセラピーを受講しました。
副題…生きる自信の心理学

医療や教育の場でも取り入れられているセラピーです(*^^*)


受講中の様子
私の横顔で失礼いたします。

自信を持つことは心の健康に最も重要なことなんだけれど、最近の人は自信がない方が非常に多い。
生きる意味・生きる自信を失うと、心身の不調を訴える方が多いそうです。
いずれはみんな死ぬのに、なぜ生きているか?
いつかは死ぬのになぜ生まれるのか?
また、死んだらどうなるか?
灰になっておしまい?
天国や地獄に行くという考え方?
そんなお勉強。。
深すぎる(。>д<)

ここからは私が感じたこと。
今の自分が生きているのは、両親がいてくれたから。
両親が存在したのは、そのまた両親、自分から言うと、祖父母がいてくれたから。
その祖父母が存在したのは、自分から言うと、曾祖父母がいてくれたから。。
祖先をずっとずっとたどっていくと、今の日本人口よりもうんとうんとたくさんの人口が必要なはず。
しかし、実際には、
縄文時代後期は約26万人(自然物採集のみ)
弥生時代後期は約59万人(中国から稲作が伝わったので人口が急増)
奈良時代は約550万人(公地公民で農地が急増)
平安時代は約644万人
鎌倉時代は757万人
室町時代は約818万人
戦国から江戸時代(1600年代)は約1,227万人(農地を増やして年貢米取り立て)
引用:http://jinjigate.jp/column_detail/&blog_id=3&id=260より
今の日本の人口よりはるかに少ない。
ということは、元をたどれば日本人は実はみんな遠い親戚?
ってことになりそうです。

もっともっと元をたどれば、
ビッグバンが起こったお陰で宇宙が始まり。
水素原始が発生したことで物質が生じ。
天の川銀河が生じ。
太陽系が生じ。
地球が出来て。
地球に単細胞生物が生じ。
…かなり端折りまして…(ノ´∀`*)
複雑な進化を遂げて、人類が生じました。

ビッグバンがなければ、宇宙が存在しなかった訳です。
水素原始が発生しなければ、私達の身体の元が出来なかった訳です。
天の川銀河が生じなければ、太陽系が生じなければ、地球が出来ていなかったら…今はなかった訳です。。
地球がなければ、生命が生まれず。
生命が生まれなければ、人類は生まれなかった。
今まで生じてきた進化何一つが欠けても、今の人類はなかったという、壮大なスケール。

ということは、進化の分岐をたどれば、日本だけでなく、外国の方々とも、植物ともみんな遠い親戚?
みたいに思えませんか?
ってな感じのお勉強です(*^^*)

高松
香川
四国
西日本
日本
東アジア
地球
太陽系
銀河
宇宙
の中に私は存在している。
いやぁ。。。
自分を宇宙規模で捉えたことなかったです(*゜Q゜*)

まだ初回なので、よく分かってませんが、三回講義で少しずつ理解していきたいと思います(*^^*)

いのちの選択。

2015年05月21日 11時06分17秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース
先週の金曜日、今年83歳になる実家の母が小さな不正出血があり、心配した姉とともに近所の産婦人科を受診しました。
年齢的にも子宮口が固くなっており、エコーのみ受け、すぐに大きな病院へと紹介状を渡されて帰ってきました。
おそらく癌だと。
帰宅して、紹介状の封をあけて(本人に口頭で癌だろうと告知しておきながら、患者が読めないように封をしているのはなぜなんだろう?)中を読むと、子宮体部の腫瘍で末期の疑いと書かれていました。
この月曜日に、姉の付き添いで高松の大きな病院を受診し、やはり子宮口からの検査が無理ということで、血液検査と再度エコーを受けました。

エコーには、初見通り、何かしら影があり、そこがどうなっているのかを調べるために、昨日、CT検査を受けるようにと言われ、準備して病院に参りました。

本人は、何があっても手術も抗癌剤も放射線治療も受けないとのことでしたので、無理を申しあげて、血液検査の結果をまず見せていただいてからと仕切り直しをいたしました。

血液検査は、白血球の数などの検査ではなく、腎臓の状態と、腫瘍マーカーのチェックということで、その項目については今のところ問題が無いとのことでした。

白血球の数が増えているようであれば、子宮内部で炎症反応があるのかなと思ってのことでしたが、その確認はできませんでした。

CTの検査を何故受けるのかという詳しい説明を聞かずに、本人も付き添った姉も解らないまま受けなければならないという漠然とした受容をしていたため、担当医師に詳しく聞いたところ、子宮内の影がどのようなものなのかという確認と、首から下の臓器に他の癌があるかどうかなどを調べるためということで、それで確認できなければ、再度子宮口からの検査をすることになるだろうということでした。腫瘍マーカーの結果だけで、安心はできないということです。

そして、検査をおススメしますと言うことでした。

検査の結果、癌であるということになればどのようなことになるのかと聞きますと、手術、抗癌剤治療、放射線治療などの選択があるとのこと。

母の状態は、軽い出血が先週の金曜日から3回ほど見られたこと。痛みも無く至って元気であるということ。ただ、癌の疑いと言われたため癌かどうか病名を知りたいという気持ちを持っているという感じでした。

そこで母に、検査をして病名を聞いて、先生のおっしゃるような治療を望むのかと聞くと、治療はする気が無いとのこと。何のために検査を希望するのかというと、なんとなく、自分のどこがどのようになっているのかを知りたいだけだとのこと。

CT検査は、もちろん人体を犯すようなものではないかもしれませんが、少なくとも被ばくのリスクはあるわけで、病名を知っても、医学的治療を望まないのであれば、粛々と家でできる手当てなどをするわけで、とりあえず子宮体癌の疑いであれば、おなか回りの手当てとなり、その範囲はココって限定するものではなく、もう少し広い範囲なわけで、場所を細かく限定するのもあまり意味をなさない気もするし・・・という話をしながら、母の気持ち、姉の気持ちを推し量りながら、担当医師の本意も探りながら、ひとまず、CT検査をキャンセルして帰ってきました。もちろん、母が、今日は止めとくという、本人の意思を尊重してのことです。

担当医師に言われたことは、検査をしないのであれば、今後何か起きた時に受け入れてくれる病院は無いだろうということ。どうするかは自由意思であるが、検査をススメるし、その結果でいずれかの治療を提案することになるという2点。もちろん、検査をする気になれば、いつでも受け入れるとのことでした。

担当医師は、とても優しい丁寧に受け答えしてくださる方でした。私たちの質問にもしっかりご対応くださりありがたかったですが、受け入れる病院はないという言葉に、応招義務はどうなるのかと感じながら何か違和感を持ちました。立場は違え、医療の現場で仕事をしていると、少し、きびしい目で見ている私もいたのかもしれませんが・・・。そして、どうしても検査を勧めるという医者の言葉に背く変わった患者になってしまったなという気持ちにもなりました。看護師さんも私たちを見る目が、なんだかそわそわしてました(笑)

もともと母は楽観的に物事を観てきた人なのですが、一番最初に行った病院であまりにも不用意なうちに告知されてしまい、やはり動揺はあるわけで、医者の言葉は、ひとつひとつ大きな影響を受けます。

少し時間を持ち、今後どうしていくのかを考えながら、これからの母の終末を楽しく穏やかに過ごせたらと感じた昨日でした。

もし、自分自身に何かが起きた時、どうするのかということを漠然とでも考えておかなくてはならないと思いました。

ビール好きの母に、主人が、今日は姉さんの車で来ているからとビールを袋一杯に持たせて、コロッと死なんといかんでって、見送りました。

ま、ビールくらい好きなだけ飲ませてやろうと(笑)、そう覚悟しました。

ご心配をおかけした友人たちに、心からお礼申し上げます。
今は、そんなところです。


宇宙の自己感動のために私がいる。

2015年05月19日 19時58分32秒 | 学びマクロ(無何有庵特別講座)


昨日は、院長と私もかねてから学びをいただいておりました、岡野守也先生を松見歯科診療所・食養塾 無何有庵にお招きして<私が宇宙に生きている意味「コスモス・セラピー」入門講座3回シリーズ>の第一回を開催することができました。

13時から17時の4時間、とても深い<いのち>の講座です。

これまでに学んできたマクロビオティックや人間の発生、進化について、また、相似象学での潜象の物理、目に見えないけれど確かに在るという存在の科学的見地を、ココロの切り口から説き、学びに導いて下さる岡野先生の講座に出会った時に、軽い衝撃を受けました。

「physical」「mental」「spiritual」の在り様を、宇宙の成り立ちと宇宙との関わりからひも解く「コスモス・セラピー」は、マクロビオティックにも、ひょっとしたらカタカムナにも通じる?ということで、出会うべくして出会ったという気がいたしました。



皆さんは、宇宙ははるか遠くにあるものだと感じていませんか?


宇宙の元は、小さな小さな10のマイナス34乗cmというミクロンやナノよりも小さな単位のエネルギーだったと言われています。そのエネルギーがわずかに揺らぎ、それが共振を生みやがて大きなパワーとなり、大爆発を誘導し無限に拡散したのが、いわゆる宇宙の誕生「ビッグバン」です。
今から138億年も前の出来事です。

そして、今も拡散し続けて成長していると言われています。

宇宙の誕生からさらに90億年という目が眩むような時間と想像を絶する出来事を経て、ようやく地球が誕生します。今から遡ること46億年前のことです。
その地球に生命が誕生したのが今から38億年前。
たった1個の細胞の誕生が、私たちに至る奇跡を起こしたのです。

これらの気の遠くなる時間を経て実現した出来事は、全て宇宙の中で起きたことなのです。
つまり、宇宙ははるか遠くにあるのではなく、今私たちは宇宙そのものの只中にいるわけです。
決して、宇宙は切り離された所にあるのではないのです。

宇宙が誕生し、成長し、138億年の営みの線上に私たちは生きている、そのことは、私たちが宇宙そのものなのと言ってもあながち間違いではないのではないでしょうか。

原子から成り立つ私たちは、体という器と魂という形のない目に見えないエネルギーで構成されて、感情を持ち、判断する脳を持つように進化してきたのです。

(私たちが何故、大脳皮質を大きく発達させることができたのかというお話は、ぜひ、月一回開催の食改善の講座「理のコース」をお受け下さい。全てはつながっています。)

まさにそれは、宇宙が成長しその過程でもった能力であり、感情など持たなかった宇宙自身が私たちとういう機能を備えることで自己感動することを果たしたのだというわけです。

私たちは宇宙の一部であり、宇宙そのものでもあり、宇宙が138億年かけてでも作りたかったのが私たちなのです。私たちは宇宙に切望されて生まれたんだということ。


なんて、ドラマティックな展開なんでしょう!?


第1回目の講座では、そんなお話を、宇宙の誕生から生命進化を経て、4時間かけてお話してくださいました。



「コスモス・セラピー」は母なる宇宙を通して、自己認識、自己受容をし、そしてアイデンティティの確立から自己啓発に至る過程の心理教育学と言えます。


これまで自分の成り立ちを知ることで何を食べることが望ましく、食や環境によって心も身体もある程度はコントロールできるということをお伝えしてきました。

それもとても大切なことですが、コスモス・セラピーでは、自分の成り立ちを知り、まずはここに存在していること自体を嬉しく思い感動的なことなのだということを学ぶことが出来ます。

「私」が主導する「生き方」ではなく、宇宙の意思により「生かされている」という本質を、心から実感することで「私」の在り方にようやくシフトでき、私は宇宙であり、私はあなたでもあり、宇宙が望む私らしさに出会える旅のチケットを手に入れることが出来るように思います。

6月22日、7月20日、月曜日の13時から17時。
第2回、3回とまだまだ素敵な時間が続きます。
宇宙(私)に出会う、銀河鉄道の旅をご一緒いたしませんか?

次回、お天気がよければ、野外ワークもいたします。

ご興味のある方は、ぜひ、お問い合わせくださいませ。

























運動能力が上がった

2015年05月16日 09時30分27秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです。

3か月前からご来院頂いた患者様。
小学校の男の子です。
かけっこはいつもビリ。
小さい頃からずっと、運動能力は高くはなかったそうです。

ご来院頂いた主訴は、歯列不正。
大人の歯がうまく並ばなさそうな顎の大きさです。
鼻もずっとつまってお口が開いていました。

こちらでご指導させて頂いたこと
・食事は玄米を良く噛んで食べる事
・お砂糖の入ったもの・果物などは食べないように
・おやつの曜日を決める
・鼻を洗って、鼻で呼吸できるようにしていくこと
・あいうべん体操をして口を閉じる力を付ける
・噛むトレーニングをする
・ひろのば体操をして、足指の本来の機能を取り戻す

現在治療をしていること
・拡大床で本来の顎の成長を取り戻す
・筋力トレーニングが継続出来ているかチェック

お家でやっていただくことがほとんどです。

ご来院から3ヶ月が経過し、先日お母様がとてもとてもうれしそうにお話して下さったこと。
「リレーの代表に選ばれたんです!!
今まで選ばれることはなかったから、ほんっとびっくりして!!
うれしくてうれしくて~!!」
お母様は、口が閉じれるようになったり、足指を伸ばしたり、松見歯科で指導させて頂いたことを実践したおかげです!!
と仰って下さいました。

…本当に~??
歯医者で運動能力上がるって~??

と疑問を感じた方。
運動能力が上がったのは、実はこのお子様だけではありません。
ここで治療は受けれいないけれど、お父様がご来院されていて、指導内容を毎日一緒に実践して下さった小学生の男の子。
なんと!
県サッカーチームの育成選手に選ばれたそうです!!
このお子様も、何が変わったというのはこちらでご指導させて頂いていることを実践しているくらいしか思い当たらないとお父様が仰っていました。

松見歯科で実践していることは、上記にあげた通り、本来の体の機能を取り戻すこと。
それだけです(^^)
毎日実践していただくと、運動機能も上がるんですね(^^)
お子様自身、自信がついたのではないかなぁ?
と、嬉しくなったご報告でした(●^o^●)

お申し込みの締め切りが近づきました。

2015年05月09日 13時23分43秒 | 学びマクロ(無何有庵特別講座)
いよいよ5月18日(月)からスタートいたします、無何有庵の新規講座「コスモス・セラピー入門」の締切間近となりました。

5月から月1回の3回講座となる入門編で、どなたでも気軽に受講できる内容です。
まだ、残席がございます。
興味のある方、どうぞお早めにお申し込みくださいませ。




『生きる自信の心理学』(PHP新書)『コスモロジーの心理学』(青土社)の著者による
『私が宇宙に生きている意味・・・コスモス・セラピー入門』



サングラハ教育・心理研究所・連続講座(3回)
講師:研究所主幹 岡野守也


日本仏教心理学会前副会長
トランスパーソナル学会顧問
元法政大学、桜美林大学、武蔵野大学等講師



<コスモス・セラピー>は、当研究所が30年かけて開発してきた、現代科学の宇宙論(コスモロジー)と臨床心理学を総合することで、健やかで豊かな心を育み心の病を予防し癒す、これまでにない全く新しい「教育的セラピー/セラピー的教育」です。

現代日本では、年齢層を問わず心の病が驚くほど増加していることが統計的にも明らかで、原因もいろいろ論じられてきました。都市化・産業化の傾向が進みすぎ、社会が厳しくなり心の余裕が持てなくなったからだ、といった指摘もあります。家族や地域・学校の変化なども指摘されます。

それらも大きな要因ですが、より根本的には、戦後日本の文化・思想・倫理・教育の分野で、「人間はなんのために生まれてきたのか?なぜ苦しくても生き抜いて行かなければならないのか」という問いへの根拠に基づいた確かな答えが見失われているからだと思われます。人間は理由のある苦しみには耐えられても、理由のない苦しみには耐えられず、病むのです。

研究所では、これまで多くの学生や社会人に向け、問いに対する現代科学に基づいた無理なく納得できる答え・・・私が宇宙の中で生きている意味・・・を理論と実感の両面から伝えることで、顕著に心身の健康が回復されることを確認してきました。
参加してその効果をご一緒に体験・確認しませんか。(講師)


日 時:2015年5月18日(月)
         6月22日(月)
         7月20日(月)
    
    各13:00~17:00

会 場:松見歯科診療所 食養塾 無何有庵
    高松市香西西町7
    ☎087-881-2323

参加費:①一般 10500円
     ②年金・専業主婦・非正規雇用の方 9000円
     ③学生 4500円
     単発受講/1回 ①3800円、②3300円、③1800円


テキスト代:1000円(3回通して使用します。当日会場でお頒けします)

申し込み:サングラハ教育・心理研究所
      メール okano@smgrh.gr.jp
      FAX 087-899-8178

      松見歯科診療所
      メール otoiawase@matsumishika.jp
      FAX 087-881-8499

      氏名、年齢、性別、連絡先(住所、電話、メールなど)をご明記ください。
     


りりぱっとワークショップ「NOMAD CAFE(野窓カフェ)」にたくさんのご参加いただきました。

2015年05月08日 09時45分18秒 | 里山「ゆうなうらし」
とっても遅くなってしまいましたが、4月26日、27日の「りりぱっとふぁーむ@里山ゆうなうらし」のイベント、りりぱっとワークショップ<NOMAD CAFE>で、アースオーブン(ピザ窯)、おくどさん(かまど)作りをいたしました。

写真をいっぱい撮りましたので、楽しい様子をご覧くださいね!
写真多し(笑)なので、お時間のあるときにどうぞ。

子どもと大人(パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん、おにいさん、おねえさん)の集える場所づくり、そのスタートは「託児所」ではなく「託親子所」として始まりました。

ママが保育園や幼稚園に子どもを預けて、家計のために外に働きに行っても、子どもが小さいうちは仕事に制限があるためそんなには収入を得られない割に、車の購入、維持費、お化粧、服、交際費などの費用がかかり、仕事に疲れて晩ごはんはスーパーのお惣菜を並べるという現実があります。

子育てを他人に任せてこれでは、何をしているのやら本末転倒です。

『自分たちでしっかり子育てができて少しは収入を得られる場を作りたい!』

と、いうのが託親子所としての「りりぱっとふぁーむ@里山ゆうなうらし」の原点です。

託児だけでなく託親も!というのが「託親子所」です(もっと良い言い方があればいいのですが ^_^;)

りりぱっとふぁーむ@里山ゆうなうらしの畑をママと子どもたちで管理して、採れた野菜を使って給食やおやつ作りをし、余力ができればお弁当や加工品の販売、野菜の販売をする。その収入で運営しながら、できれば収益を分配して多少のお給料にする。

10年近くそんな場所づくりを妄想しながら(笑)、去年の春からようやくこの土地を借りることができて、少しずつ少しずつ形になってきました。

今回のワークショップは、建設中の子どもたちの「りりぱっと給食室」にアースオーブン(ピザ窯)とおくどさん(かまど)を作るため。この土地の土や草を使って、みんなでこねこねして手作りで作り上げるという企画です。

さてさて、どんな風に出来上がっていくのか、写真でおいかけましたよ。







真ん中で素敵な笑顔のイケメンおじさまがこの土地の地主さん。
10年契約でお借りしていますが、「返せなんか言わんから、好きなように子どもたちのための場所にしてや」っていつも応援してくださいます。ほんとうにありがとうございます。









































































































































と~ってもたくさんの写真になってしまいましたが、どれも素敵で可愛いので、全部のせちゃいました。
このうちのどれかが、雑誌「月刊クーヨン」さんに掲載されるかも~。2015年7月号(6月3日発行予定)

■ 掲載ページ ◆特集「その子らしさが伸びる 園選び」(仮題)特集内カラー1/2ページ予定だそうです。

かわいい笑顔がいっぱい載るといいなぁ~。






帯津良一先生「場の養生塾」第4回開催しました。

2015年05月07日 14時25分55秒 | 心食動息の医療現場を目指して
連休のど真ん中、3日、4日の二日間で帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生の「場の養生塾・高松」第4回を開催いたしました。

1~3回までは、五色台での合宿スタイルでしたが、今回は玉藻城の中の飛雲閣を全館貸し切りの贅沢な環境の中、初日は「生き方」について、二日目は「逝き方」についてと、テーマを分けての開催となりました。

初日は、帯津先生の他、宗教心理学の第一人者・岡野守也先生、五色台喝破道場の野田大燈老師をお迎えして、それぞれの分野からのアプローチで、「生き方」についてのお話をいただきました。

開催とともに、帯津先生の新呼吸法「時空」のエクササイズからスタート。











解剖・発生学の三木茂夫教授の「生命形態の自然誌」をヒントに生まれたと言う「時空」は帯津先生が創造した宇宙に繋がる呼吸法で、太極拳にも似たような身体の動きをしながらの、ゆったりとしたとても気持ちのいい呼吸法です。三木教授は、香川県丸亀市のご出身で、私もとても尊敬している先生で、その著書にたくさんの学びを頂きました。なんだか、こんなところで繋がっているのが嬉しくも思いました。





瞑想しているような感じで、30分ほど身体をほぐしてリラックスしたところから講座が始まりました。

トップバッターの岡野先生のお話は、「つがりに気づく、つながりを築く」というお題で、コスモス心理学で学ばせて頂いている内容のお話でした。終了後、たくさんの方からとてもいいお話だった、宇宙と繋がり、関わりのある人が皆親戚と思えてきたのがうれしかったとご感想を頂けました。
意外に年配の方から気づきを得ることができたとのご意見が多くてびっくりしました。

岡野先生の後に、私の「気づきのワーク」をさせていただきました。
目に見えない世界のことをモデルになっていただいたご参加者さんを通して、皆さんと一緒に体験していただきました。普段感じている心の中の思いが、いかに、他者に影響を与えているのかということを知っていただき、できるだけ自分自身から発するい思いを幸せの波動に変えることが大切だということが感じていただければうれしいです。また、「形」を大切にすることで、「気」が入りパワーが増幅するということも体験していただきました。
日頃の暮らしの中でお役に立てていただければ幸いです。

その後は曹洞宗の老師、喝破道場の野田大燈和尚さまに「生きる」というテーマで、大燈氏の体験を元にお話していただきました。



ラストは、お待ちかね帯津先生のお話でした。



帯津先生のお話は、まるで江戸落語を聞いているような小粋な語り口調でとても軽快な感じです。とても偉大な先生なのに、全くえらぶった所のない、とても親しみやすい優しさにあふれています。
テーマでもある「粋な生き方」そのもので、小さなことに頓着せず、おおらかに生きていくことの大切さを学ぶことができました。





夜は、ご希望者とともに、クレメントホテルの20階のフィオーレで交流会をいたしました。



始終和やかな雰囲気で、とても楽しい時間でした。







翌日は、朝から大燈和尚様と座禅の時間をいただき、その後、調和道丹田呼吸法のエクササイズからスタートいたしました。











前日は、午後から雨模様だったのですが、そのおかげもあって、飛雲閣の大書院から見えるお庭の風景は透き通った空気感で、とても気持ちがよかったです。



朝の講座のスタートは、前日に続き大燈和尚様のお話でした。
二日目は「逝き方」がテーマ。
法話というよりは、27歳で出家された老師のこれまでの経験をいろいろ楽しくお話くださり、敷居の低い解りやすいお話でした。

ラストの帯津先生のお話の間に、院長が足指のお話をさせていただきました。
アームテストをして足の踏ん張りの強さをはかり、その後ひろのば体操をしたら、あら不思議、ほとんどの方が踏ん張れましたとのお声をいただきました。











健康に生きてこそ、逝き方も上手なはず。毎日続けていただくことが大切です。

帯津先生には「本望な逝き方」についてお話しいただきました。





本望な死に方の希望をいくつか思い描いて置くことが大切というお話がとても軽妙で、面白おかしく印象に残りました。
帯津先生も、いくつかの死ぬ時はこうでありたいという希望のパターンをお持ちだそうで、一番いいのは仕事帰りにワクワクしながら酒場に立ち寄りのれんをかきあげたその時に「ウッ」と倒れるのがいいのだそうです。でも、人生そうそう思惑通りに行かないから、他のパターンも用意しておいた方がいいと。
それで、帯津先生は、病院の回診の時に廊下を歩いていて、「ウッ」と倒れかかったところに前を歩いていたナースが振り返り、その胸の谷間に顔をうずめて死ぬ(笑)というのが理想だそうです。人間は何歳になっても色気を忘れてはいけないと笑っておっしゃられておりました。
なるほど、男も女も、粋でなくては生きている意味がない。やっぱり帯津先生のお話は、川越の小江戸な雰囲気にあふれておりました。
「逝き方」をテーマにしておりましたので、全国からがんの方や病気の方も来られていたのですが、始終笑いが絶えない会場で、
「玄米菜食なんてしない方がいいんだ!」ってあっけらかんとおっしゃる帯津先生の魅力にあふれておりました。

終会後は、ご希望者のみで、車座座談会をいたしました。









ご参加の方は、ほとんどが病気で悩まれている方でしたので、とても深いワークとなりました。
高松の藤塚町の高橋クリニックの高橋先生が進行をしてくださり、全ての方がそれぞれの不安や悩み、帯津先生への質問など、2時間があっという間に過ぎました。

帯津先生は、ホリスティック医学の権威ではありますが、現代医学を否定するものではなく、あらゆる可能性を許容しながらいかに生き生きと生きいることが出来るのかを伝えてくださいます。あれはダメ、これもダメというのではなく、これはいい、こちらもいいという風に、可能性を否定せずに日々の診療をされておられて、マクロビオティックで陥りやすいダメダメモードと対照的です。
だからこそ、患者さんも生きがいを見出して、明日につなげていく力を持てるのかもしれません。
とても勉強になりました。

すばらしい時間を共有させていただきました、全ての方に感謝です。
また、チラシなどの配布にご協力いただきました皆様にも、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、来年のことをお話いたしますと鬼が笑うといいますが、来年の「場の養生塾香川第5回」開催は、同じ飛雲閣にて、5月14日(土)、15日(日)に開催いたします。
皆さん、ぜひ、ご参加くださいませ。
















夏も、ゆびのばソックス☆

2015年05月01日 14時35分41秒 | スタッフのブログ

足指を広げて伸ばし、
3つのアーチもしっかりサポートできる、
『ゆびのばソックス』☆☆


足や体の痛み、姿勢の歪みがとれると
当院でも評判の万能ソックスです(^^)


当院では通常はNeoレギュラーを扱っています。
しっかり引っ張って履くと、ふくらはぎまでの長さがあります。


かかとから、ふくらはぎまで
しっかりとサポートするのが改善の近道ではありますが...


むくみによる締め付けや、時期的なことで、長さが短めのものがお好みの方はお知らせください。


Neo Eve(イブ  以前のレギュラーくらいの長さです)、
アンクルタイプ(くるぶし丈)
など、新色・新商品もどんどん発売されています♫


夏もしっかり足指を伸ばしましょう!!