マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

アンダンテ~稲の旋律~

2010年03月31日 11時06分33秒 | スタッフのブログ
こんにちは川田です。

明日から4月ですねそして明日はエイプリルフール
誰にウソをついてからかおうか、、わくわくです

今日は映画のご案内です

アンダンテ ~稲の旋律~


食と農と大地、そして人間再生の物語です。

母の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むも、自信をうしない、自分自身をも見失い登校拒否となり大学中退を余儀なくされた主人公。中退後、アルバイトを始めるも職場での人間関係がうまく行かず仕事を転々とする生活を繰り返す。そして引きこもり、両親とのいざこざも絶えなくなる。

そんな主人公が、厳しい農業の傍ら食と農業問題に独自の哲学を持ち土と共に生きる男性と交流を始める。。
筧利夫演じるこの男性が主人公のSOSを受け止め励まし再生へと導く。
出演は新妻聖子さん、秋本奈緒美さん、松方弘樹さんなど
原作者である旭爪さんが自らの引きこもり生活の体験を主人公に反映しています。


今日、登校拒否や引きこもりなど、心の病は現代日本の深刻な問題です。
心の問題は食事とも大きく関係していると考えています。

撮影場所は千葉県横芝光町。春から秋にかけて稲の生長とともに撮影が進められました。
鮮やかな田園風景や農作物もお楽しみ下さい。


4月24日(土)14:50~
  25日(日)13:30~

アルファあなぶきホール 小ホール
前売り券 一般1200円(当日1500円)

24日PM2:00~ 原作者の旭爪あかねさんの講演、25日 PM3:30~「ひきこもりから、農業との出会い、そして人間再生へ」というテーマでトークライブが開催されます
松見千奈美もパネラーとして参加しますょ

前売りチケットは松見歯科でも扱っています





棚田むすびの会

2010年03月30日 00時02分06秒 | 庵主の日記
棚田むすびの会の中崎さんから
すてきな試食会のお知らせが届きました。
関西の方、是非、<サロン結す美>さんに集合なさってくださいね~。



>棚田むすびの会の中崎です。
> いつもありがとうございます。
>
> すでにメルマガなどでお知らせしましたが、今度の日曜日の
> 「天然わら納豆と無農薬ササニシキの試食会」まだまだ空席が
> ございますので、よろしければぜひご参加ご検討ください。
>
> その筋の会員さんからコメントいただいたのですが、三十年前
> の納豆は確かに鰹だしの香りがしたとのこと。それとほぼ同じ
> 作り方の納豆を味わえる貴重な機会です。
>
> 滋賀県高島市の農家さんたちも来られます。今回の会場は
> ちょっとキレイめなマンションの一室ですので、アットホーム
> な感じでおしゃべりを楽しめますよ☆
>
> ■イベント名
> たかしま納豆試食イベントVOL.2
>
> ■日時
> 2010年4月4日(日) 15:00~17:30頃
> ※入退出自由
>
> ■場所
> サロン結す美(地下鉄「堺筋本町」駅、徒歩5分)
> ※詳しい場所はお申し込み後にお知らせします。
>
> ■内容
> ・たかしま有機農法研究会の皆さんの活動報告
> ・高島天然わら納豆の試食
> ・たかしま生きもの田んぼ米「ササニシキ」の試食
>
> ■参加費
> 無料
>
> ■お申し込み
> お名前と参加人数をご明記の上、このメールにご返信ください。
>
> ▼高島天然わら納豆とは?(昨年の私の感想)
>
> 無農薬、無化学肥料で作るお米は希少ですが、その藁も
> またとても希少なものです。
>
> そんな「天然わら」で、しかも無農薬国産大豆で作った納豆は、
>
> 「普通の納豆に比べて、はるかに旨味がある」
>
> 納豆自体に鰹だしのような旨味があり、噛みしめるほど
> じんわりと旨味が出てきます。
>
> しかも臭みがないのは、藁が臭いを吸収するからだそうです。
> 納豆が嫌いで食べたことのなかった方も食べられるように
> なったのは驚きでした。
>
> ----------------------------------------------------
> 棚田むすびの会 代表(お世話係)中崎 義志晴
> 〒542-0081 大阪市中央区南船場1-8-13-1103
> Mobile 090-1906-9150 TEL/FAX 06-6268-8077
> daihyo@tanamusu.com
> http://tanamusu.earthblog.jp/
> ----------------------------------------------------












「田植えde農コン!」

2010年03月29日 23時02分34秒 | 庵主の日記
ナチュラル系書籍のエディター、吉度ひおりさんから素敵なお知らせが届きました~。
婚活中でない方も、行ってみたいイベントですよ。




「田植えde農コン!」のご案内

農家さんの田んぼを借りて、農コン(農的ライフを志向する独身男女の婚カツ&交流会)を開催します。
田んぼの中に入ると、だれもが素の自分になれるので、自然な出会いが期待できるかも?!
お昼は田んぼの中で野草の天ぷら&自家栽培米のおにぎり。
田植えの後は特製ピザ釜を使って手作りピザ交流会。
健康&安心食材を使った春の味覚を楽しみましょう!
同じ夢をもつ仲間づくりをしたい方はもちろん、房総の田舎暮らしを体験したい方、自然の中で癒されたい方も大歓迎。ぜひご参加ください。

●日時:4月17日(土)9:40~18:00
(小雨決行・大雨の場合は楽働会室内で交流会となります)

●参加費:男女とも1人5000円
(当日現金にてお支払いください)

●募集人数:男性10名・女性10名
(20才以上50才位までの独身男女・先着順・男女比は多少前後する可能性があります)

●場所:楽働会
(いすみ市岬町桑田2480  http://rakudokai.biroudo.jp/ )

●申込み方法:
住所 氏名 年齢 職業 連絡先 交通手段を書いて、
oohana-k@grape.plala.or.jp(大花)までお送りください。

●持ち物:日よけ用帽子・タオル(素足・素手でおこなうのが気持ちいいですが、必要あれば田植え用長靴or地下足袋、ゴム手袋、着替え、飲み物等をお持ちください)

●スケジュール
9:20 受付開始
9:40 集合 あいさつ 簡単な自己紹介 移動
10:30 田植え
12:30 昼食(野草の天ぷら&おむすびランチ)
13:30 田植え
14:30 後片付け・移動
15:00 季節の野菜や野草を使った手作りピザ&交流会
18:00 解散 (電車の方は太東駅までお送りいたします)

●交通案内
電車の場合:JR外房線千葉駅発8:18発太東駅9:12着。駅前から9:20発の市内循環バスに乗車し、「県道桑田交差点」で下車(9:28頃)。降りてバス後方の交差点に戻り、右折、約300M、左手。
車の場合:楽働会駐車場に停めてください。

●その他
・前日に縄張り作業をします。お近くでお手伝いできる方は16日(金)13時に楽働会にお越しください。
・夏に草刈り、秋に稲刈りイベントも開催の予定です。日程が決まりましたらメールでご案内します。
・次の日も泊まっていすみでのんびりしたい方は、楽働会から徒歩15分ほどの「ブラウンズフィールド」のゲストハウスまたは車で3分ほどの「中滝アートビレッジ」のコテージ等があります。各自お手配ください。

●主催:いすみライフスタイル研究所http://isumi-live.net/
今回のスタッフには映像作家の高木繁昌さんhttp://hanjoe.cocolog-nifty.com
野菜ソムリエの黒川(高原)和江さんhttp://ameblo.jp/k-kazue/ もお手伝いします。

●イベント詳細
http://ameblo.jp/ohanakeiko/entry-10485771154.html

山路製麺

2010年03月29日 20時26分36秒 | 庵主の日記
仙台から通院してくださっている患者さまがいらっしゃいます。
もともと娘さんがご来院されて、その後、お母さまもいらして
今は、遠く仙台からお越しくださっています。

娘さんは、仙台から旅行で香川に来られて、うどんの美味しさに魅せられて
そのまま讃岐に住み、うどん修行をなさいました。
その後、正食も習われ、なんと、明石でうどん屋さんを始めました。
名前は「山路製麺」。

本日は、休診日だったのですが、特別に診療をさせていただいておりました。
お昼ごはんに、讃岐うどんにお誘いして3件はしごをしたのですが、
どうも、娘さんのうどんは、どこのうどんよりも美味しいらしく、
とても楽しそうに、娘さんの手打ちうどんのお話をしてくださいました。

是非、関西の方、うどんを買いにお運びください。

こんな楽しいブログや、こんな素敵なブログも発見いたしました。
















おばあちゃんの命日

2010年03月28日 10時41分07秒 | 庵主の日記
2007年の今日、96歳で母が亡くなりました。
まる3年、月日が経つのは早いですね。

母は86歳まで歯医者として現役でした。
90を過ぎて少しづつ物忘れも多くなりましたが
歯の話になるとシャキッとして目が輝いたものです。

息子のTAKUSHIとは80歳の歳の差がありました。

明治女でしたから、とても厳しかったのですが
いつも、両手を合わせて感謝をすることを最後まで忘れなかった女性でした。

そんな母と暮らしてきた息子は、食事の後に手を擂り合わせて「ご馳走様」をいたします。
おばあちゃんがこんなところに生きているんだと、いつも思います。

私は、39歳で松見の家に来ましたが、
すでに母は88歳。
おばあちゃんって呼ぶのが自然でした。

ですから、嫁姑の確執などみじんもなく、
尊敬して暮らすことができました。

しかし、介護は大変でした。
介護しに嫁に来たようなものですから、覚悟はしておりましたが
やはり、あまりにも母との思い出が少なかったのもあり
半ば仕事として介護したようにも思えます。

どうぞ、若いママちゃんたち。
お姑さんに上手に甘えて、たくさん素敵な思い出を作っておいてくださいね。
あんなこともしてくれた、こんなこともしてくれたと
感謝の気持ちが大きいほど、介護はスムーズにいきますよ。

今子育て中のママちゃんは、赤ちゃんの育児から食べることの大切さ、排泄の大切さをしっかり学んでおいてくださいね。

赤ちゃんと違い、大人の介護は、想像以上に大変です。
でも、子育てを通じて、大変な介護もやり遂げることができると思います。

人間の一生は、うまく出来ているものです。

だからこそ、マクロビオティックを知り、自由に生きていかなくてはと感じるこの頃です。


おばあちゃん、いつも、見守ってくれて
本当に、ありがとう。













松見歯科恒例<春休みこども教室>久々の開催~♪

2010年03月28日 09時29分33秒 | 庵主の日記
<良く学べ、良く働け、良く遊べ>を地でいく松見院長の発案で始まった<よい歯を作る子ども教室>。
これまでも、楽しい美味しい~と子ども達に評判のイベントでした。

ここ2年ほど、業務の忙しさもあり
なかなか開催ができていなかったのですが、
子ども教室に毎回参加していたKちゃんが、もう中学2年生。
「子ども教室が無いのが寂しい」って言ってくれて、なんと、Kちゃん自らがコーディネートを買って出てくれて開催できることになりました。

松見歯科に久々の子ども達の声があふれました~♪

今回参加した子ども総勢14人!
4歳から10歳の子ども達です。

無何有庵のデッキは子ども達でいっぱい(笑)。
賑やかだけど、ちゃんとKちゃんからの注意事項を守って、楽しく一日を過ごしました。

自己紹介の後、玄米の話やおやつの話をしてくれて、ご飯炊きの練習。



みんなで手を綺麗に洗って・・・。

「今日のおむすびの具はなにかなぁ・・・



子ども達でも玄米ごはんを炊けるように、炊飯器で練習。
まずは、お米の洗い方をKおねえちゃんに教えてもらいます。



これで、おやつは玄米おむすびにできるね~。
上手、上手



「ママ、ぼく、もうご飯炊けるよ~。」



玄米ごはんが炊きあがるまで、お外で万華鏡を作りました。
みんな、上手に出来ましたか?



そして、恒例お弁当作り。
これが、また楽しい~♪
そして、子ども達の表情が一番可愛らしい瞬間です。
手にご飯粒をいっぱいつけて、もう、頬張ってるし(笑)。



お弁当が出来上がったら、万華鏡も持ってイザ出陣~。
院長先生に見送られて
「いってきま~す!!」







昨日は、絶好のお天気に恵まれて、春の裏山はポカポカ陽気。
桜はまだ一分咲きだったけど、たんぽぽがいっぱい咲いていましたよ。







お外で食べるお弁当は最高~
なにしろ、自分で作ったお弁当だしねぇ



たくさん遊んで、さあ、下山。





楽しく、無事に「ただいま~」

この後、歯の汚れチェック、歯磨き指導、お口のなかの検査と写真を撮って今日の予定は終了です。

あ~、楽しかったぁ~。


一日サポートしてくださった、天才庭師てんさんとTAKUSHI、コーディネーターとして進行をしてくれたKちゃん、本当にお疲れ様でした。

子ども達の様子は、松見歯科診療所のアルバムに登場する予定です。
もっともっと、アップの可愛い写真が満載ですよ。
お楽しみに~。













マクロビオティック料理教室<飯のコース>第11回

2010年03月27日 11時58分42秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
昨日は、飯のコースの実習最後の日でした。
後は卒業制作を残すのみになりました。

今日のテーマは

◆座学<マクロビオティックとは>

◆料理実習<基本食の調整>

でした。



座学では、第1回の陰陽とは何か?のおさらいから、自由と不自由について、生きることとはというお話をいたしました。

飯のコース最後の座学講座は、マクロビオティックについての総集編として、人間の取り扱いを示すマクロビオティックの真髄について、皆さんに身につけていただきたいと思うことを精一杯お話させていただきました。

今期12期生には、私のマクロビオティックについての知識は全てお話出来たと思います。
この種まきが、実になるように育ちますようにと、ココロから願ってやみません。
どうぞ、精一杯生き抜いて、行動して、選択する自由を見つけてくださいね。

料理実習では飯のコースの総ざらえ。基本食の復習とマクロビオティックで一番大切な調整について最後のレッスンをいたしました。



基本の食養料理をベースに、2班に分かれてテーマに添った調整をいたしました。
きんぴら牛蒡(手前二つ)とひじき蓮根(後二つ)。
同じ素材なのに、色も雰囲気も違いますね。左右(前後)、陰陽で並べています。判りますか?





乙女きんぴら牛蒡(本のレシピに比べて陰性より)






サムライきんぴら牛蒡(基本のレシピに比べて陽性より)





乙女ひじき蓮根(基本のレシピに比べて陰性より)





サムライひじき蓮根(基本のレシピに比べて陽性より)


それぞれをご飯に混ぜたり、蒸しカボチャに和えたり、パスタに絡めたり、いたしました。











茶山椒はいつかの回で作り忘れていたメニューです。
美味しくできました。


さて、次回は卒業制作です。
みなさん、半年の成果を思いっきり出してくださいね~。

楽しみにいたしております。


















親子で一杯

2010年03月24日 22時56分22秒 | 庵主の日記
昨日から、アルコール解禁となった息子に
オヤジはとにかく勧める勧める♪

そして、息子は、飲む飲む!

うれしいんだろうなぁ~、お父さん。



お父さん、お母さんの子やけん、そりゃ~少々は飲めるやろ~って、
中ジョッキ1杯、大ジョッキ2杯、ペロリ。

おいおい、君、その飲みっぷり、初めてじゃないだろう












今日は讃岐MI塾<まなびまくろ>マクロビオティック指導士養成講座 

2010年03月24日 22時54分47秒 | 松見歯科診療所にようこそ
讃岐MI塾<まなびまくろ>で開催しております、マクロビオティック指導士養成講座も折り返し地点になりました。
全24回の講座で、本日、13、14回目の講座を開催することができました。

今回のカリキュラムは、安定(土)のエネルギー:望診でみる臓器と徴候、病気に対する食事の調整と手当て法がテーマでした。

五行学説でいう(土)は脾・胃をあらわします。

望診法を駆使して、不調を見て取る方法や季節の特徴、食事の調整、お手当てと4時間しっかりとお話いたしました。

望診法講座はもう少し特化した内容で4月からスタートいたします。
この講座では入門的ではありますが、
普段の生活に役に立つ内容をお伝えできたのではないかと思います。














二十歳の誕生日

2010年03月24日 18時28分02秒 | 庵主の日記
昨日は一人息子のTAKUSHIの誕生日。
なんと二十歳になりました。

ひょっとしたら、どこの家庭よりも、厳しく育てたかもしれません。
彼の毎朝の日課は6時前後に起床して、庭の掃き掃除、水遣りをすることです。
小学校一年から13年間、中高と寮生活を送っておりましたので、その間以外、家にいるときは欠かさず実行してきました。二十歳になった今も変わらず実行していることです。

人並みにいろいろ困らせることもやらかしました。
よその家では、親にたてついたり、罵倒したりとあるようですが
そんなことはなかった代わりに、家出とか、違う形での反抗もあり、いろいろ心配することもありました。
人並みに、反抗期も彼なりの方法で乗り越え、親に何かを訴えることを忘れずにしてくれました。

そして、お陰さまで、スナオで優しい青年に育ちました。

親と子の機微は、他人にわかることではありません。
でも、TAKUSHIの誕生を、成人を迎えたことを、祝ってくださる方々もいらっしゃいます。本当にありがたいことです。

昨日の祝いの席で、お父さんに、これからの事もようやく話すことができました。

私が料理講師をしていることもあるし、と、
料理の道に進みたいと言ってくれたこと、マクロビオティックを身につけてくれたこと、
そんなことがとても嬉しい二十歳の誕生日でした。

お父さんには、歯医者の後継とはいきませんでしたが、それでも、がんばれよと応援してくれて、晴れて進む道を自らの意思で選択することができ、ほっと胸をなでおろしました。

昨夜は、お祝いということで、親子3人、ちょっと贅沢(いえ、かなり贅沢)な晩餐。
<シェ露堂>でフレンチのフルコースを楽しませていただきました。
ノンマクロですけど

露堂は、以前に放送関係の友人ご夫妻に連れて行っていただいたことがあって、
有岡シェフの凄さを、この目でまざまざと見せ付けられ、一度はTAKUSHIを連れていきたいと思っていたお店です。

弟子もスタッフも置かず、一人で料理を作られるのですが、
その味、素材、組み合わせ、盛り付け・・・本当に完璧。
有岡シェフと懇親にされている友人のお陰もあり、その厨房や食器の数々、冷蔵庫の中まで見せていただけたのですが、先ほどお料理が出て、頂いたそのすぐ後にも係わらず、厨房は、何一つ道具や調理の名残りがなく、綺麗さっぱり片付けられていたのです。
それには本当に驚かされました。

一流とは、そういうものなのですね。

それだけに、TAKUSHIの二十歳の誕生日には、是非、こちらのお料理を食べさせたかったので、贅沢ではありましたが、奮発したのです。

マクロな私は、お料理を食べ終わる頃には、お腹の調子が・・・。
ホント残念なことに、全てを出して帰ってきましたが(笑)
ココロの満足は大きなものでした。

私がトイレで唸っている時(^^;
有岡シェフから、料理人の心得など、厳しいサジェスチョンを頂くことが出来たようで
TAKUSHIも大満足だったようです。

息子の成長がうれしい、親子の夜でした。

お祝いのメールをくださった、Nさん、ありがとうございます。
今日の夕方に気がついた、のんきな母です。すみません。
ココロから感謝申し上げます。





 








































母の店

2010年03月23日 09時26分14秒 | 庵主の日記
春分も迎え、皆さん連休は楽しまれましたか?
お墓参りなどなさった方もいらっしゃるかもしれませんね。

私は、家族とともに
母が経営してきた割烹の片付けで過ごしました。

母は、父の事業の失敗からいろいろあり、母一人が、父の事業の借金を背負うことになりました。
娘の姉と私を二人抱えて、大変な思いで割烹に勤めながら、同時に他の会社の経理の仕事や集金、トラックの運転をして荷物を運んだりと、出来る限りの仕事をしながら
子育てと返済に明け暮れました。

マジメにハタラキ、周りの方々にもたくさん支援していただき
自分の店を持つことになりました。

母が38歳の時です。

それから、元の店は市街地計画でビルに建て替えられて今の場所に移転しましたが、
40年間、殆どが常連のお客様ばかりのお店でしたが、
借金も無事払い終え、私達娘二人も嫁に出してくれ、何一つ不自由なく育ててくれた母の店が、この3月一杯で閉店いたします。

不況の中も、しっかり店を続けてきた母に、本当に感謝とお疲れ様でしたのキモチでいっぱいです。

こんな時にはいつも気持ちよく助けてくれる、天才庭師のてんさんにも応援をいただいて
昨日は朝から夜の9時くらいまで食器やら何やらの片付けに明け暮れました。

40年もの長きに渡り、使ってきた小物達に
別れを言いながら、要るものと要らないものに分け処分するのは、
母も特別な思いがあったと思います。

ほっとするキモチと、寂しいキモチ。
入り混じった母のココロはどんなだったかと思うと、
片付けに集中するしかできない私でしたが
あと数日、営業するに必要なものだけを残して
棚の中や引き出しの中などの整理をいたしました。

姉とも相談して、3月30日は姉と私とのコラボレーションで
最後のご奉公をさせていただくことに致しました。

以前は、一口カツが店のカンバン料理でした。
お客様も母と一緒に歳を取り、肉料理などはもう食べることも少なくなり、
ここ数年は、お野菜中心のお店でしたが、
最後は、私達を育ててくれた一口カツも振舞いたいと思います。
マクロなお料理も出しますので、どうぞ、最後の最後、
割烹串かつ(串かつとは名ばかりで串かつメニューはありませんでした。先代が名づけた名前をそのままにのれんを引き継ぎました。)の有終の美を飾ることができればと思います。

食器など、かなり処分いたしましたので、
盛り付けなどは凝ることができませんが、美味しいお料理で皆さまのご来店をお待ち申し上げます。

場所は、丸亀市葭町15番地。(電話0877-24-4114)
駐車場はありませんので、東中学校横か、丸亀市役所横の市営駐車場などをご利用くださいませ。アルコールを飲まれる方は、車の運転はご遠慮くださいませ。
30日は振る舞い酒もご用意いたしております。
















ココロビオティックランチセミナー@無何有庵

2010年03月21日 11時41分30秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
ご報告が遅くなりましたが、3月17日(水)にココロビオティックランチセミナー@無何有庵を開催いたしました。



今回は、歯が生え始める6ヶ月くらいの離乳期から幼児期のお話を致しました。

6ヶ月くらいから、下の前歯は2本可愛くにょきにょき生えてきます。
一番愛らしいときではないかと思います。

歯が生え始めるということは、母乳から自力での補食に変化する大切な時期を示唆いたします。つまり、<自立>の時期を迎えるということです。
ですから、この頃から、すぐに離乳ということではなく、食事の方法の変化への備えが必要になってくるということです。

最近はあまりにも早く離乳食が始まり、反対にトイレトレーニングは年齢が高くなってきています。このことは、アレルギーの原因をつくったり、自立の遅れを促してしまうという問題も孕んでいます。
企業の思惑がからんでいることもしっかりと認知しておかなくてはいけません。
無闇に広告に惑わされないことです。

私達は30億年の進化を経て人間という素晴らしい生命体になったわけです。
生まれたら、もうすでに、人間として生きていける。
これは、胎児がお母さんのお腹の中の環境(宇宙と同じ)で28億年の進化を遂げてこの世に生まれ、そこから2億年の進化を、お母さんの腕の中で成長として、遂げていきます。

歯が生え始め、歩くことが出来るようになれば、30億年の進化を終わらせることになります。

これが、<自立>です。

まさに、乳児期から幼児期にかけて、この自立をしていくわけです。


桜澤先生は1年で断乳と著書に書かれています。

私は、なぜ1年なんだろう?なぜ、断乳なんだろう?と
ず~っと考え続けてきました。

私達松見歯科では、故・山内逸郎先生(前国立病院岡山医療センター名誉教授)の教えを皆さんにつなげてまいりました。

そんな中での、今私に判断できる私見を持ってお伝えしています。

「乳を断つことの意味」

これは、本当に大切な育ちの中でのキーワードです。


これらのお話は、また福岡、新しく大阪の天満宮近くの会場でお話いたします。
たくさんの皆さまにお話ができることをココロから願っております。


今回のランチはこんなないようです。





桜の玄米おむすび



根菜のクリアスープ



ケークサクレ



カリフラワーとブロッコリーにスパイスを効かせました。













月の女神様のお誕生日

2010年03月21日 10時30分43秒 | マクロビオティックスイーツ 茶菓(ちゃか)
昨日は、月の女神2歳のお誕生日でした。

TAKUSHIのバースディケーキでお祝いしてくださることになりました。



いちごがたっぷり。



いろいろ、試作して、悩んで・・・。



チョコレートの豆腐クリームといちごのハーモニー。
お味はいかがだったでしょうか?

2歳の姫様のお気に召すことができましたら、幸いです。


お誕生日おめでとうございます♪
健やかに成長されることをココロからお祈り申し上げます。