マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

無何有庵

2008年07月31日 18時27分12秒 | 庵主の日記
無何有庵(むかゆうあん)は、荘子の提唱した理想郷「無何有郷」から名前を頂きました。

「無何有」は「無にして何ぞあらん」の意。つまり、超然悠然とした、自然のままの心境で、自然のままで何のこしらえもしないこと。そして、一見何もないようなところにこそ豊かな存在があるということです。

・・・・何もないこと、無為であること。しかしそこには価値観の転倒があり、一見無駄で役に立たないようなものほど実は豊かであるというものの見方を含んでいます。作為がなく自然なこと。また、そのような境地。

老子の無為自然(むいしぜん)の思想を継承・発展させ、理想郷は形あるものの無い世界、 人為の加えられない絶対無の理想の地というような意味をこめて、命名いたしました。

荘子に「虚室生白」という言葉があります。
部屋はからっぽなほど光が満ちる。何もないところにこそ自由な、とらわれのない心がある。
「無何有」はそんな荘子のとくに好んだ言葉で、何もないこと、無為であること。
そこでは普段の価値観がひっくり返される。何の役にも立たないと思われるものほど、豊かな存在なのだというわけです。

荘子の思想は老子の思想の後継であり、追随者といって過言でありません。終始一貫して老子の「道」と「無為自然」の哲学を守ります。しかしその表現となると、地味で玄妙で難解な老子の文章と異なり、奇想天外、お茶目で支離滅裂な誇大表現を致しますが、一方では誰にも分かりやすい教えを説くような人柄であったように感じます。

いずれにしても、無何有庵では、誰もが平等に楽しむことができ、学ぶことができ、表現することが出来るスペースであって欲しいと切に願います。

謙虚に、感謝の気持ちを育み、隣人を楽にしてあげる(働く・・はたを楽にする)力を養っていきたいです。
そのためには、玄米をよく噛んで消化していくように、どんなことがあっても笑顔を絶やさず、お互いを認め合っていくことが大切です。
己の幸せだけを望んでも、まわりが不幸せでは幸せになれるはずがないのです。

滅私奉公という言葉がありますが、いかに己を出さないようにコントロールするかが行であり道であるとわたしは思います。

無何有庵に訪れる全ての方が、そう思っていただけることを心から願います。。




カブトムシ

2008年07月30日 12時10分16秒 | スタッフのブログ
夏ですね

夏は海水浴、花火、山登り、ビアガーデン…日中も夜もすることがたくさんあってうきうきしますね

小さい頃には長期の休みになると、祖父母の家によく遊びに行きました
夏は海水浴、夜になると叔父が山に連れて行ってくれて、カブトムシ採集をしたことを覚えています

『夜になると樹液を吸いにカブトムシがたくさん来るよ
と、幼い兄と私を軽トラに乗せて山へ

本当にたくさんのカブトムシがいて、叔父と兄はきゃっきゃ言いながらカブトムシ確保!!
私は元来虫が苦手なので、車中でその様子を眺めて楽しんでいました

私『どんなのが取れたん??見せて見せて
ただ見たかっただけ…それだけです

兄『ほらっ!!

見せて欲しかっただけなのに、兄はうれしそうに私の洋服にをのせてくれました。
なぁに?ブローチ??
しかしカブトムシは夜行性

動いてる!!

胸元からゆっくり上ってこようとしています

いやいや!!
のけて~!!のけてよ~!!

妹思いの兄が、良かれと思って妹にしてくれた、衝撃的なひと夏のカブトムシの思い出でした

カブトムシを飼う方もいらっしゃると思います。
カブトムシさんはスイカや果物を食べ過ぎるとお腹を下してピッピになってしまうそうなので気をつけて下さい

皆さんも毎日暑いからと、冷たいお菓子や果物ばかり食べているとお腹を下してしまうので、気をつけて下さいね

カブトムシの本来の糞の状態のを知らないので、カブトムシの下痢はどんなのかは少し気になる、虫嫌いの今川でした

suidama Q

2008年07月28日 23時31分13秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース
みなさん、プハンってご存知ですか?
小さなカップの中を真空にして身体の不具合なところにパカッてくっつけて
皮下の毛細血管を潰してその再生の自己治癒力を高め、不具合を良くしていくというものです。

先日、友人が大阪のT先生のおすすめするプハンのカップ<suidamaQ>をプレゼントしてくださり、ちょっとはまっています。

ガラスのそれとは違い、ソフトなプラスチック製でパコンと肌に押さえて離すと、
そこの皮膚がもちあがってきます。丁度、つまった配水管を直す時に使う吸盤式の道具の小さいものと思っていただくとよく分かるとおもいます。

これ、使い勝手もいいし、超おススメです。

身体に、ドット模様がつくのですが、これはご愛嬌。
きもちがいいですよ~。

肩こり、腰痛、そのほか血の巡りの悪い方など、結構いいんじゃないかなぁ~。

嬉しい一日でした。

2008年07月27日 01時00分18秒 | 庵主の日記
もう、日が変わってしまいましたが、7月26日は、私にとって本当に嬉しい一日でした。

実はこの日は誕生日で、恥ずかしながら49歳になりました。
何が嬉しいって、こんなおばちゃんの誕生日を、たくさんの方が祝ってくださったっていうことなのです。

この歳になって、こんなに祝ってくださるなんて思ってもいなかったことです。
ありがたいなぁ・・・。

生まれてきて、良かったんだぁって、思える一日でした。
そして、明日お誕生日を迎える人、明後日お誕生日を迎える人・・・みなさん、お誕生日おめでとうございます。
見知らぬ方にも、心からお祝い申し上げます。

私が祝って頂いた幸せを、おすそ分けしたいです。

ありがとうございます。

美人のレシピ2、買いました~♪

2008年07月26日 12時35分19秒 | 庵主の日記
マクロビオティック望診法でお馴染みの山村慎一郎先生の3冊目の本が出ましたよ。

昨年出版された「美人のレシピ」の第2弾です。


◆書  名   「美人のレシピ2」
        パワフルレシピで「お悩み解決」編

◆著  者   山村慎一郎

◆料  理  中島デコ

◆出版社   洋泉社

◆定  価   1,680円

もう、お求めになられた方もいらっしゃると思いますが、是非、お家に1冊常備してほしい内容ですので、お求めください。

すごく判りやすい内容です。
デコさんのお料理も、手軽に作れしかも美味しいレシピで大助かりのメニューです。

今日は理のコースでした。

2008年07月24日 18時46分49秒 | 食事改善の基礎 理(ことわり)のコース
無何有庵では、月に一度、3時間の座学講座で食事改善のお話を開催いたしております。

今日は、遠くは愛媛県の大洲からもご参加いただきました。

理のコースでは、現代医学や栄養学のこと、医療と健康の実際、統合医療についてのお話を皮切りに、なぜ歯医者が食事の事に関わるのか、歯と食の関係について、さらに食事のあり方として、主食の意味、玄米と他の糖質との違い、玄米の役割、パンのもたらす身体への影響と警告、砂糖の恐ろしさなどを、玄米ごはんの炊き方の実習を交えてお話をしてまいります。

殆どの方が、寝ずに(笑)、お話に参加してくださいます。

そして、また殆どの方が、玄米ごはんが美味しいとおっしゃってくださいます。

玄米ごはんの試食の後は、質疑応答でたくさんのご質問を頂きます。
少しでも食改善のお役に立つことが出来ればいいなぁと思いながら、お応えしていきます。

どなたでもご参加できます。

参加費は735円です。

玄米ごはん(圧力鍋と炊飯器の2種)と季節のお味噌汁、40年物の梅干、古式製法の沢庵、ごま塩、鉄火味噌のランチ付きです。

ご夫婦でご参加いただくと、すぐに玄米生活がスタートできます。

おじいちゃま、おばあちゃまとご一緒にご参加いただくと、子どもさんのおやつの改善にも効果テキメンです。

食生活の改善のヒントを大公開!
ノウハウ、テクニック、盛りだくさんです。

なるほど、食改善したくなるお話です。

是非!(笑)

お申し込みは、松見歯科診療所 受付 川田まで。087-881-2323
ちなみに来月は8月20日(水)10:00~です。事前にご予約願います。

乾物をマクロビオティックしよう~♪

2008年07月24日 18時00分46秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
先週の金曜日は、マクロビオティック料理教室応用クラス<羹のコース>を開催いたしました。

この日のテーマは<乾物をマクロビオティックしよう>でした。

その前に、ご参加のHさんのご主人がお家の前の川(本山町の川の上流だそうです)で泳いでいる天然の鯉を釣り上げてくださり、前秋冬クラスのときに断念した鯉こくを作ることが出来ました。



2日間井戸水で泥を吐かせてもらい、活きたまま持ってきていただきました。
2Kgの大きな鯉でした。

名前は「九平次」にしました。
何となくそんな名前がぴったりな感じだったので・・・。

鯉こくの時はいつも鯉に名前をつけます。
この子のイノチを頂くのに、ご参加の方が一生忘れることのないように心に名前を刻み込みます。

マクロビオティックでは、動物性の食材を扱うことがないので、血を見ることがありません。やはり、生きていることを実感するのが動物のイノチをいただくとき。植物を料理する時に感じなかったような心のざわめきが溢れます。
ありがたいなぁって感謝の気持ちが、より鮮明になる一瞬です。

今回の鯉は、私が10匹以上扱った鯉の中で、それはそれは素晴らしいものでした。業者さんから頂く天然の鯉とは全く違う、「生きている」ことがあふれているような鯉でした。
それだけに、慎重に、丁寧に、祈るような気持ちで、今にも暴れだしそうな鯉の腹に包丁を入れました。

ご参加になられた方の中には、こらえながらも溢れてくる涙を隠しきれない場面もありました。

本当に感謝で一杯のひと時でした。



これが、捌いた鯉です。

2kgの鯉には4kgの牛蒡の笹がきが必要です。
13人で一生懸命、山のような笹がきを作り油で炒め、蒸し煮をして、
3台の圧力鍋で鯉こくのベースを炊き上げました。

豆味噌で調味していただきました。

臭みもなく、本当に滋味深い美味しい鯉こくが出来上がりました。

さて、途中、玄米ごはんのおむすびでお昼ごはん。

午後から、羹のコースの本ちゃんにもどり<乾物をマクロビオティックしよう>ということでお料理となりました。



マクロビオティックを実践するようになって、乾物を使うことが多くなりました。
ストックがきくので、何かと便利ですね。



切り干し大根の酢の物と春雨のサラダ



干し椎茸の餃子(中央部なのですが、ちょっと見にくいですね)



高野豆腐のはさみ揚げ



車麩のカツ、車麩の煮物、野菜の板麩巻きの照り焼き、ショートパスタの豆乳カルボナーラ



もち麩のティラミス

以上、短い時間で色々作ることができました。
みなさん、お持ち帰りされてお味はいかがでしたか?



これからの、讃岐MI塾<まなびまくろ>の会について

2008年07月23日 17時36分29秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
今日で5回を迎えた<まなびまくろ>の会ですが、
今回から食養指導士養成講座として全24回にトライすることに致しました。

次回からは、午前午後の二部構成で10:00~15:00の予定で開催いたします。

■日 程

第2~3回  2008年 8月27日(水)
第4~5回        9月24日(水)
第6~7回       10月22日(水)
第8~9回       11月19日(水)
第10~11回       12月24日(水)

翌年2009年、7月までの開催予定です。
講座終了後は、認定試験を致します。

また、讃岐MI塾<まなびまくろ>の会として11月からマクロビオティック望診法講座を開催いたします。
こちらも合わせてご予定なさってください。

今日は、讃岐MI塾<まなびまくろ>の会です。

2008年07月23日 07時06分47秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
今日は、月に一度のマクロビオティック勉強会です。
いつも10人くらいのご参加です。

今日から、マクロビティック指導士養成講座を始めたいと思っています。
今日は「食養と現代栄養学」について。

私が頂いた師匠からの指導に基づいて、勉強してまいります。
全24回の講座のスタートです。

今日の内容は・・・

■食養について
■栄養学について
■玄米に関して・・・栄養学的視点
■玄米をどのように用いるのか?
  ・・・玄米の質と量・塩(味噌・醤油)の質と量・水分の質と量
 ●瞑眩反応に耐えられない時の対処法
 ●極端に胃腸が弱い時の対処法
 ●穀物アレルギーの対処法
■砂糖に関して
■肉に関して
■魚に関して
■牛乳に関して
■果物に関して
 ●それらの栄養学的視点
■正食と栄養学の違い(陰陽という考え方)

参加終了後には、無何有庵認定食養指導士の資格を授与いたします。
みなさん頑張ってね。

今回ご都合でご参加できなかった方には、今回に限り特別に別途補講を行いますので、<マクロビオティック指導士養成講座>全過程ご参加希望の方はそちらにご参加くださいね。

氣を配ること

2008年07月22日 20時01分02秒 | 庵主の日記
日本語には、氣の付く言葉がたくさんありますね。

「氣が付く」
「氣をめぐらせる」
「氣が滅入る」
「氣が張る」・・・・・。

氣というものは、なんなんでしょう?

米が関係するらしいってことは漢字から読み取れますね~。

氣の語源をみると・・・       
       
昔の人は雲をみて【气】という字を作ったそうです。
【气】は空気、気体、水蒸気、息などを意味する言葉だったんですね。

气は大地を覆い、人はこれを呼吸することで体内に満たし循環することで生きています。

雲や空を見て生きていた昔の人は、人間も自然や宇宙の一部として考えてたんでしょうね。

だから、【氣】はもともと雲気を表わす气(宇宙・自然)と自然の恵みの穀物を表わす米(芻米)とをあわせて出来たものなんですね。


天の氣は呼吸から、地の氣は大地の恵みをいただくことで、エネルギーとして補います。


こうして充電した氣を、昔の人は色々に使ったわけです。




さて、「氣を配る」・・・。


色々なところに配り置いておけるくらいに氣は満ち溢れていますか~?
使っても使っても、自然と充電ができていて、疲れを知らないのがマクロビオティック。

野生の動物に休憩はありません。
砂漠の中のオアシスでの給水の時でさえ一時も氣を抜くことがないのです。
なぜならば、休息と死は表裏の関係にあるからです。

黙々と目的に向って歩み、宇宙のめぐりにそって生きていくのです。

疲れたと愚痴ることもありません。

大地に足をつけて、宇宙(天)と一体となって生きていくことで、自ずと氣は満ち溢れるのです。

配っても配っても、枯れることの無い「氣」。

穢れない(汚れない)・・・木枯れない・・・氣枯れない。


宇宙からのエネルギーは分け隔てなく降り注ぎ、
大地からのエネルギー、米を頂いていれば、氣枯れなく
いつまでも、いつまでも、氣を配り歩けるということなのです。

こんな簡単なことが、なぜ、出来ないんでしょうね?
どう思いますか?あなたは・・・。


     
       

講演会に行ってきました。

2008年07月22日 17時23分25秒 | スタッフのブログ
日曜日に高知県に遊びに行ってきました。
アンパンマンミュージアム、龍河洞、坂本龍馬、日曜市…楽しかったです…

『遊魚動緑荷(ゆうぎょどうりょくか)』って言葉。
高知で出会いました
『遊んでいる魚でさえも蓮の葉を動かしている。
男一匹、国を動かせないことがあるものか。
by坂本龍馬』

………っっっかぁ~っこいぃぃぃぃぃ~
男だなぁ~

そんなこんなで、今日はお昼から講演会に行ってきました。
今月は横田も講演会に行き、私も2回講演会に行き、講演会三昧な月ですね~

何となく歯って、歳を重ねるごとに減っていく。
歯周病になったら、
『使えるところまで使って、だめになったら抜きましょう』って言われるもの。
年齢を重ねると歯はダメになるもの。
と思っている方が多いようですね

でも、歯医者に行く時、
『歯を抜いてもらおう!!』と思って行くわけではないんですよね。
みんな『自分の歯を残してもらいたくて』歯医者に行くはずなんです。

口と身体は同じなんですよ~

今回は、私の患者様の症例を実際に見ていただきました

71歳まで16本の歯をなくし、残り12本となってしまった方の症例。
今まで16本無くしてきているので当然残りの12本も歯周病に侵され、状態は良くありませんでした。
しかし、松見歯科に来て以降は一本も歯を失っていません
初診時の写真を一番最近の写真を比較した時、
『うわぁ~きれいになってる!!
『きれい~
って声が会場から聞こえてきました
『治療した私が言うのもなんですが…きれいでしょ~?
って言っちゃいました

すごく『うんうん』『へぇ~』といううれしい反応で聞いていただいたので、あっという間に3症例発表してしまいました

こうして講演会を重ねて、理解を深めて下さる方がいらして下さることが、とても光栄です

『遊魚動緑荷(ゆうぎょどうりょくか)』って言葉。
私は、『歯は無くなるものだ』と思われている方々の考えを動かすことが出来たでしょうか??
出来ていたらいいなぁ

マクロビオティック料理教室<飯のコース> 精進カレーを作りました。

2008年07月21日 20時58分54秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
先週の土曜日は、料理教室の基礎クラス<飯のコース>を開催いたしました。

このところ、梅雨が明けて・・・。

どッピーカン~の毎日で、香川はあづぅ;い~~~。

なので、



マクロビオティック精進カレーです。

スパイスをミルで砕いて香りとコクを生み出す本格的カレー。
でも、かなり中庸に調理しますよ。



カレーの具は、夏野菜のラタトゥイユ。
夏野菜がふんだんに並んだパレットは圧巻でしたね。(写真撮り忘れました~)
陰性のものも、じっくり時間をかけて無水煮して、トマトソースも、完熟トマトをことこと煮込み豆味噌をかくし味に入れました。





野菜のフォンを最大限に抽出したオニオンスープ、穀物珈琲ゼリーに豆腐と甘酒のクリームをパフェにしたデザートをプラスいたしました。

今日は、ご参加のお一人がハーブの先生で、お庭で採れたブラックベリーを差し入れてくださったので、思わぬ素敵なハーブ講座も体験することが出来ました。
ミントを添えて、本当に爽やかな美味しさでしたね。
Nさん、ありがとうございました。









夏の飯のコースのお楽しみメニュー、いかがでしたか?
次回は、梅酢を使ったお寿司のあれこれです。
お楽しみに♪

緊急ご報告♪  明日<鯉こく>作るよ~!!

2008年07月17日 18時01分43秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
羹のコースご参加の皆さんにご報告です。
とっても急ですが・・明日の羹のコース・・(乾物をマクロビオティックする)のカリキュラムのお手当ては

なんと

<鯉こく>

Hさんのご主人がついに天然の鯉を釣り上げてくださいました!
暑い中、本当にありがとうございます。

前回は、鯉が手に入らず断念していたのですが、こんなにありがたいことはありません。鯉こく、受講できなかった方でご都合のつく方は是非ご参加ください。
今期受講者以外の方は、大変申し訳ございませんが、2,000円の受講料がかかりますが、ご指導料、材料費とテキスト、鯉のお礼に使わせていただきます。

次回に鯉こくを作るチャンスに恵まれるかどうかが判りませんので、万障お繰り合わせの上、お申し込みください。
こちらから、前回の羹のコース受講者の皆さんにはご連絡いたしましたが、現飯のコース受講の方で、ご希望の方もご参加頂けます。

明日の朝9時までにご連絡いただきましたら、お申し込みお受けできますよ。




イベリコ豚

2008年07月16日 16時16分53秒 | スタッフのブログ
イベリコ豚って耳にしたことありませんか?
どんぐりを飼料に飼育された良質の黒豚さんです

先日テレビを見ていると、イベリコ豚のように、与える飼料を工夫した豚さんのことを取り上げていました。

その番組では、
パパイヤを食べて育った豚さん
緑茶粉末を飼料に育った豚さん
ワインを1日一升飲んで育った豚さん
たくさん紹介されていました。

いろいろな育てられ方をして売り出されるんですね~

中には、過剰生産されたお菓子、パンを飼料にしている豚もいました
その豚のお肉は、霜降りになっていておいしいそうです

そこでふと思ったのが、
食べ物によって肉質が変わるのか~
人間も一緒なのかな…っと

果物、穀物、余った菓子…いろいろな飼料があります。
どれもいい肉質にし、薫り高い銘柄豚を育てるため、養豚業者の方が頑張って考えて考えておいしい飼料をあげているんですよね

中にはお魚で育てた豚さんもいたそうです
お魚で育てた豚さんのお味は…生臭くて食べられなかったとか

フォアグラは肥育したガチョウの肥大した肝臓ですよね。
言い方が悪いかもしれませんが、脂肪肝です

人間も動物です。

霜降りの豚、フォアグラはおいしいかもしれませんが、もし人体だったら…
メタボリックな感じで、望ましくない脂肪分のつきかたですね

私は霜降りにならないように、脂肪肝にならないように、粗食がいいや…
と思いました
でもビールは飲みたいので適量頂きます


動物つながりでもう一つ。

ラットに与える飼料で、虫歯のリスクの実験です。

A.経口(お口から)で砂糖を与えたラット。
B.腹腔(お腹)に砂糖を注射したラット。

どちらが虫歯になりやすいかを調べました。


A、Bどちらのラットが虫歯になりやすかったと思いますか??

…正解は…

A、Bどちらのラットも虫歯になったそうです。

経口で砂糖を摂取したら虫歯になる感じがしていましたが、腹腔に注入しても虫歯が発生するのには驚きです

身体に入る物は身体にもお口にも影響を及ぼすんですね。

人間は食べるものを選ぶことが出来て幸せですね
その食べ物を食べる歯は人によって形態が微妙に異なり、同じ歯は、指紋以上に無いと言われています

食べる物はたくさんあって選びたい放題ですが、今ある歯の一本一本はその歯にしか担えない役割を持ってはえてきています。

身体も歯も交換できないので、自分の身体を大切にしたいものですね。

暑い日が続いています
夏ばてしないように気をつけて下さいね