マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

「万が一」おむすび

2020年03月11日 09時09分11秒 | いただきますの法則
東日本大震災から丸9年。

私はあの日、横浜にいました。
マクロビオティックの講師のお役を頂き、
ガスの火を落とし洗い物などの片づけをしている最中の出来事でした。
翌日も世田谷でセミナーの仕事を頂いていたこともあり、その二日後の13日まで東京に滞在することになり、
その一部始終は一生忘れることのできない一大事となりました。
東北の方々が受けた災害、事故の凄まじさは、私が持つ言葉では言い表すことのできない恐ろしいものであることは間違いがありません。

その後も、たくさんの甚大な災害が起き、傷だらけの日本列島を思う日が多くなりました。

そんな中、いつしか我が家では「万が一」おむすびの習慣が生まれました。
二日に一回な感じで、夜ご飯に3合から4合の玄米ご飯を炊くのですが、もちろん夫婦二人で全部を食べれるわけではなく、
半分以上を塩気を効かせたおむすび🍙にして、翌日のお昼や夜に頂きます。

何事もなくて幸せ。

もしかの時には、少し役に立つんじゃないかな。
そんな「万が一」おむすびです。

おにぎりじゃなくて、おむすび。
結ぶ。
陰陽両手で…。

今日の朝昼兼用ごはんは、「万が一」おむすび一個とお味噌にお湯を注いだだけのお味噌汁。

これで十分おいしく満足な一食になります。

あと20年生きるとして、一日二食だと、残り14,600回の食事回数です。
その半分が「万が一」おむすびだとしたら、何があっても取り敢えず無事に過ごしているということ。

家内安全を祈る「万が一」おむすびです。









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