マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

命日

2014年04月30日 10時43分08秒 | スタッフのブログ
写真はたんぽぽの綿毛をなかなかうまく吹けない希羽です。
口は達者でもまだまだ三歳よのぉ…(* ̄∇ ̄)ノ


さて、今日は娘の命日です。

生きている間に私が伝えたこと。
NICUに毎日逢いに行き
手をつなぎ、保育器の中で横になってる知央に私の顔の向きを添わせて
『ちひろ、あいしてるよ』
何度も頭を撫でながら。
笑顔で、でも涙が自然に溢れてしまって。
周りの保育器にいる赤ちゃん家族には分からないように。
震える声で気丈に振る舞いながら、娘に何度も何度も伝えました。

私が帰ろうとすると、呼吸が下がり引き止めます。
『そんな引き止め方しないでよ~。
ママがどうやったら帰らないか、知央はよく分かってるね…』
私が不安なように、母親が近くにいない夜は知央には長かったと思います。

再び頭を撫で、手を繋ぎ。
『明日も絶対ママ、い~っぱいおっぱい持ってくるからね。
ママが来るの待っててね。
絶対待っててね。
約束よ。』
翌日、私が行くまで息をしてくれていました。
私が行くと手足をぱたつかせて喜んでいました。
毎日、息をしている知央を見ると、心から安心することができました。

産まれてたった2週間。
それでも母子の絆を感じました。
たくさんの思い出が溢れています。

昨年の4月30日、いつもと違うお約束をしました。
いつものように知央の手を握り、顔を見ながらお話しました。

『知央がんばったね。
知央のがんばり屋さんはママに似たのかな(笑)
がんばった
知央、がんばったね。。
知央、愛してる。
ママね、知央が欲しいなら明日もい~っぱいおっぱい持って来る。
でも、知央がしんどかったらね、自分で決めていいよ。
自分で決めていいんだよ。
知央が思うようにしたらいい。
一緒にがんばったもんね。
知央がいいように選んでくれたらいいよ。
愛してるよ。』
笑いながら、こらえなれない涙をたくさん流しながら伝えました。
すごく声が震えていたと思います。
うまくママの気持ち伝わったかな。
伝わったよね。
知央の顔を見つめて、そっと手を離して帰宅しました。

その夜に知央は息を引き取りました。

私との約束を毎日聞いてくれて、私を待っててくれたんやなぁ。
最後まで、私の気持ちを待っててくれたんやなぁ。
と思います。

1年前の2週間、こんなにも愛おしいまま、さよならしなくてはいけないのか
棺を抱え
『知央、本当にがんばったね。
最後のお約束。
1個だけ。
ママの顔は絶対に忘れないで。
ママもすぐに知央見つけるから。
知央もママの顔忘れないでね。
あなたの歩む道は間違ってないよ。
そのまま真っ直ぐ、お空に行きなさい。』
周りの目も気にせずに泣き叫びながら伝えました。

本当はおっぱいもやりたい。
抱っこもしたい。
一緒に寝たい。
あなたを思って涙を流してくれる人。
本当は一緒に会って笑顔を届けたかった。
一緒にお散歩して、お空の青さを見せてやりたかったな。

繋いだ手を離すということ。
背中を押すというのは、身を引き裂かれる思いでした。

でも知央が知央の思う道を選択出来たことを、ママは誇りに思います。

知央、今もママはあなたを愛しています。
今もあなたの幸せを誰より願っていますね。


セミナーコンテスト

2014年04月29日 12時06分34秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです。

27日はセミナーコンテスト第一回高松大会でした(^-^)
セミナーコンテストとは、職種に関係なく自分の経験から得たノウハウを10分のセミナーで発表するものです。
地区大会で優勝すると目指すのはグランプリ。
全国優勝です。
グランプリ大会に出場するためにまず、地区大会優勝者が集い、グランプリ大会の出場枠を競う大会が行われます。
そこで選出された7名+敗者復活枠の1名、計8名でその年のグランプリを決定致します。

私はこのセミナーコンテストに2009年出場
地区大会優勝後、グランプリ大会出場
歯科衛生士の立場から
テーマ『天使の歯を守る方法』
3つのノウハウ
『歯は磨かない』
『歯は歴史』
『歯は食べ物』
をお話しその結果、全6回行われているグランプリ大会で唯一の女性
また、28歳と最年少でグランプリを受賞しました


そんな経歴から、今回サポートメンバーとして声をかけて頂き、参加させて頂きました。

毎回の練習では、断腸のおもいで星一徹になり…(  ̄▽ ̄)
みんなが一生懸命考えて来たものをひっくり返していました。
ごめんなさい。
本当は明子姉さんです。
多分…(* ̄ー ̄)

『人との違いを明確化すること』
『ノウハウを見つけ出すこと』

初めて作ったセミナーは忘れられないものです。
これからそれをどう生かすか。
私みたいに講師への道を一歩も歩むことなく…進むよりは(笑)
今回発見したご自身の『魅力』『強み』を生かして下さいね(*^-^*)
今日も一番近くで拝見させて頂いて大変勉強になりました(^-^)

今回の高松大会の企画運営、また勉強会場をご提供下さった田野さん
会場を盛り上げて下さったスタッフの皆様
ご来場下さった皆様
発表者の方々

ありがとうございました\(^o^)/
お疲れさまでした(*^-^*)

≪月刊クーヨン6月号≫

2014年04月25日 15時33分19秒 | スタッフのブログ
今日から通常通り診療しております。
お休みをいただき、ありがとうございました。


子ども、女性、オーガニック、家族をキーワードに、子どもとの暮らしを応援する雑誌
『月刊クーヨン』6月号に松見歯科が載ります(*^^)v
なんと8ページも!!☆
いまの松見歯科を凝縮させて詰め込んだ内容になってますので、かなりオススメ。。

スタッフも出来あがりを楽しみにしてます(^^)♪♪
是非チェックして下さい。

法要

2014年04月25日 11時57分50秒 | スタッフのブログ
4月20日は知央の法要でした。

この一年、めちゃくちゃ早かったです。
知央の弔い

お寺さんのお説法
『長く続いている家にはお位牌がたくさんあります。
お位牌から過去帳を依頼されることがあります。
多かったら50名程のお位牌をお預かりします。
古いものは300年前からのお位牌でした。
古くなってくると真っ黒で読めないものもある。
そういったお位牌は、少し湿らせたティッシュでそっと表面をなでると字が浮き出てくるんです。
時間もかかるんですが、そういう風にお一人お一人整理して参ります。
するとやはり、幼くして亡くなっている方が約半数もあったですね。
どれ程の涙が流されたことか…
昨今、平均寿命は80歳にまで延びています。
いつかは必ずみんなお迎えがくるんです。
しかし、医学が進んでも、時代が変わっても、幼くして亡くなる悲しみは同じですな…。』

一年前、小さな棺を前に放心状態でただただ涙が溢れていました
お空に付くまでお腹が減らないようにママのおっぱいを口に含ませたくて、まだ溢れる母乳をしぼり、何度も何度も知央の口を湿らせました
顔にも母乳を塗りました
お母さんの香り
味を忘れないでね
ママの顔、声覚えといて、ママが知央のところに行くときすぐに見つけてね(*^^*)

希羽はまだ2歳6ヶ月
葬儀中に眠くなり、
『おっぱいおっぱい(T^T)』
と泣き出しました。
産後間もなかったので、黒のワンピースを着ていた私は、
『希羽、おっぱいはあげられないけど、上から手を入れて触るだけではだめ??(;>_<;)』
余計に号泣し
『うわ~ん!!o(T□T)o
下から~!!o(T□T)o』

!Σ( ̄□ ̄;)
そう泣き叫んだ直後撃沈(-.-)Zzz・・・・

今日も法要中に撃沈してました(-.-)Zzz・・・・

雑用の時身体が思うように動くようになってきたこと
仏前に座ったとき、精神的に落ち着いてきたこと
法要を通じて自分の変化に気付き、一年経ったことを再確認
知央のために時間をさいて来てくださった皆様に感謝
知央に
『ママ、元気になって来たんじゃない?(^-^)』
って言われた気がする一周忌でした(*^_^*)

写真は撃沈中の希羽と法要の事務をしている旦那です(^-^)
お疲れさまでした\(^o^)/

体重とコレステロール値 減

2014年04月19日 15時15分22秒 | スタッフのブログ

 本日、お昼から来院されたSさんご夫婦。
 明るい奥様と優しそうなご主人様と、1歳のかわいい娘さんと一緒に来られています(^^*)

 ご主人様は、去年の8月に初診を受けられました。
 それから今までの約8ヶ月で、なんと体重は10kg減り、
コレステロール値は270mg/dLから170mg/dLまで減ったそうです。

 ご夫婦でとても喜ばれていました。
 おめでとうございます♪
 努力の結果ですね。

 以前から玄米食をされてましたので、来られてから変えたのは『砂糖を断つこと』。
 砂糖は身体にも脳にも刺激が強すぎるので、体に大きな負担になります。

 体に良いものを食べようと試行錯誤するよりも、甘いものを断った方が変化は早いです。
 食事にこだわって良いものを食べていても、砂糖の負担が大きすぎるのか
効果が出なかったり…というのは私も体で感じます。

 「砂糖は虫歯になるからダメですよ」という歯医者さんの域を超えたお話も
患者さんに伝えています。

飯のコース<基本食の見極め>

2014年04月19日 14時09分15秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
昨日は、無何有庵での調理実習の最終回でした。
基礎クラスの「飯のコース」の半年12回のクラスはあと1回、卒業制作を残すばかりになりました。

実習最後は、見極めとして基本食のきんぴら牛蒡とヒジキ蓮根の陰陽焚き比べと応用料理をいたしました。

最後になって、愛媛から単発のご参加の方もいらして、本当にありがとうございます。
ラスト2回だけ受講された方、途中から参加いただいた方、補講が残っておられる方と、しばらく休講させていただくことを申し訳なく思います。

みなさんに、再開をお待ち下さるとおっしゃっていただき、心から感謝の一日でした。





きんぴら牛蒡とヒジキ蓮根の陰陽焚き比べ





玄米おむすびとしぐれ味噌



ヒジキ蓮根入りハートのコロッケとヒジキ蓮根のソース



もち玄米粉の団子入り梅スープ

その他に、きんぴら牛蒡のサラダ、ぢわもん鍋を使った玄米の土鍋炊きをつくりました。



さあ、後は卒業制作を残すのみとなりました。

5月に入ってすぐのレッスンになりますが、みなさん、頑張って取り組んでくださいね。






































自分の歯が使えることも・・・

2014年04月18日 17時24分05秒 | スタッフのブログ
保存してあった抜去歯牙(抜いた歯)を
歯根破折で歯がなくなった所に移植したところ、
うまく使えそうです(^^)v
by院長

身体ってすごい!!
自分の歯が戻ってきて、また一緒になって動いてくれるって嬉しいですよね。
身体を大事にしようって更に思えることでしょう♪

これからも松見歯科で聞こえる『嬉しい報告』をお伝えしていきます(^^*)
どうぞよろしくお願いします。


               ◇受付 喜田涼子◇

1回目の誕生日

2014年04月17日 09時41分58秒 | スタッフのブログ
昨日は次女が産まれた日
お休みをいただいていました。

朝、希羽を起こすと、
『今日知央の誕生日やろ?
希羽保育園休んで一緒におってあげるわ(*^O^*)
一緒におってあげるから大丈夫よ(* ̄∇ ̄*)』
って保育園休んでくれました(´・ω・`)
…(´・c_・`)
…(´;ω;`)

希羽さん…三歳ですよね??
背中チャックないですか??(T^T)
中身何歳ですか??( TДT)


一年前、知央が亡くなってから赤ちゃんを見ると頭を殴られたようにくらくらめまいがしてました。
頭で分かっていても、身体が知央のいない状況に追いついてきませんでした。

抱きたい
生きてほしい
今もその感情は、鮮明に思い出せるほど知央が愛おしいです。
一年経って、や~っと知央がいないことになれてきました
ママはあなたを信じてます。

パパが仕事に行った後のように
希羽が保育園に行った後のように
知央の姿は見えないけど、どっかで元気にしてるんよね。

家族で知央のお誕生日をしました
自分が小さい頃は、お誕生日って祝ってもらってうれしいイベントでした(*^-^*)
回数を重ね、産んでもらったことに感謝するようになりました。
母親になり、娘のお誕生日は、
『一年前、一緒に頑張ったね(*^^*)』
誕生の時から今までを思い返す時間になりました。

『ご飯食べてる?
さみしくない?
ママみたいにあなたを思ってくれる人がそばにいますか?
知央愛してる。
お誕生日おめでとう
あの時一緒に頑張って、産まれて来てくれてありがとう』
私が知央を案じるように

『ご飯食べれてる?
笑ってる?
元気にしてる?
ママ、幸せになっていいんだよ。』
知央もママを案じているんでしょうね。


希羽も知央も二人とも、私のおてんとうさまです

ありがとう。

ありがとう。。
いつもありがとう。

学校給食が子どもを壊している!

2014年04月08日 17時02分48秒 | いただきますの法則
幕内秀夫先生に学び、学校給食と子どもの健康を考える会に関わってからもう16年になります。

しかし、子どもたちの食育としての給食環境はまだまだ旧態依然としています。

なぜならば、子どもたちの血液が綺麗にならないのです。(*_*;

理想の血液画像はこちらです。



しかし、こちらはK君4歳の2014.3.13の血液画像です。



これでもよくなった方です。
おうちでのおやつは徹底されました。
2013.9.18の画像はこちらです。



その時のことを、当ブログで紹介させていただいています。ここをクリックしていただけるとお読みいただけます。

もともと、食事に気をつかってきた家族なので、お家ではおやつもさらに頑張っての結果です。

保育所の給食はこちら。





パン給食の回数も多く、菓子パンのようなものさえあります。その上に、おやつがいろいろ出てきます。
もちろん、味付けに砂糖も使用しています。

もう、ここまでお家の食事を徹底されたら、血液画像の結果は給食がもたらしているのは歴然です。

この4月から幼稚園に行くことになり、おやつはでないとのこと。
パンの回数がどのくらいになるのかがカギとなりますが、もう少し改善できるといいのですが・・・。

解説:赤血球のくっつきは改善されていますが、血漿のプラークが依然多く、甘いものやパン、果物を多く摂取する方に多い状態です。

さて、こちらは、小学校4年生の血液画像です。

松見歯科に来られる前までは、病院に行かない日がないくらいカラダが弱く、いつも不調を抱えていたそうです。投薬に頼っておられましたが、心配されたご両親が松見歯科での治療を決意なさって、少しずつ食事の改善、減薬をしている過程です。

ご両親がとても熱心で、玄米食を家族でするようになり、砂糖を止め、ご本人だけでなく家族皆が健康を取り戻し始めておられます。

初診時の血液画像です。2013.10.10



このころは、ごく一般的な食事内容で、加工食品や調理済みお惣菜、外食、コンビニ食、ジャンクフード、菓子パン、市販のお菓子など、相当入っていたそうです。化学調味料も普通に使い、添加物も相当摂取していました。このご家庭が特別にそうしていたということではなく、これが一般的な家庭の食事の内容であり、ごく普通です。便利、簡単、手軽、素早くという社会のあり方の反映でしょうか。

そして、2014.3.8の画像です。
玄米食にし、家でのおやつはおむすびとか、昆布、切干大根、食べても砂糖不使用のマクロビ対応のお菓子程度でそれも頻繁ではありません。おうちでの食事もとても頑張っておられます。
しかし、学校給食は牛乳は止めましたが、給食に出てくるお菓子はたまになので、そこまで制限すると可愛そうということで、目をつぶって与えているそうです。その結果がこちらです。



ずいぶん綺麗にはなりましたが、やはり、学校給食の影響は否めません。

どちらの症例も、ご家庭で本当に頑張っておられるのにと、ため息がでます。

実は、以前に九州の佐世保の聖和女子学園新居浜の西中学校で、学校給食を1か月間、米飯給食にし、もちろんお菓子のようなものも出さずに、おうちでの食事もコントロールしてもらっての実験をしています。結果はひと月で、ほとんどの生徒さんがサラサラ血液になり、素晴らしい結果をだしています。

また、香川でも、三豊市の仁尾小学校では、給食の改革を行い素晴らしい結果を出しておられるのは先日当ブログに書かせていただいた通りです。

学校給食って、子どもたちの全食事の約3割~ヘタをすると4割を占めるものです。その食事の役割は本当に大きいものです。
せめて、市販のお菓子をそのまま出して、健康に悪いものではないというような暗黙のメッセージを与えるものであってはならないと思います。
どうぞ、学校関係者、教育者、栄養士、医療者、行政、そして、父兄の方々が、真剣に考えていきませんか?今、子どもたちの心身は本当に大変なんです。
































白髪はミネラル不足だった!?

2014年04月05日 15時41分31秒 | 庵主の日記
マクロビオティックを実践していると「鉄欠乏性貧血」や「亜鉛不足」になることがよくあります。
実際のところ、私自身もかつてそう言われたことがあります。

マクロビオティック=玄米菜食という捉え方にこだわるとよく起きることなのかもしれません。

本来のマクロビオティックの考え方を十分に理解せずに、動物性の完全排除を実行したり、昆布や干し椎茸の精進出汁ですら、カラダが冷えると控えたりすることで、知らず知らずにミネラルのバランスを崩すことになっているような気がします。

マクロビオティックの食事法を15年以上やってみて、最近少し変えたことがあります。

大地といのちの会の理事長である吉田俊道先生が野菜のミネラル不足に警鐘を鳴らし始めて数年になります。松見歯科でもアゴやイリコ、昆布、干し椎茸、5種類の野菜の乾燥粉末でできたふりかけ「元気っこ」をいち早く取り入れてきましたが、どうしても、動物性フリーできたためか、イリコなどの生臭さが気になって、私自身は避けてきたのです。

しかし、吉田先生が指導されている香川県三豊市の仁尾小学校が完全米飯給食に伴い、野菜のミネラル不足を補うために、ミネラルを取り入れようとイリコの粉末などを、お汁や煮物に入れ始めて、児童の低体温が改善され、この冬、全校児童のうちインフルエンザにかかったのはたったの1人という快挙をたたきだしました。さらに、なんと、学校給食が食べられない長期休暇、夏休みや冬休みになると、児童の体温がまた下がってしまうというデータが出て、家庭の食事のミネラル不足が浮き彫りになったというお話しをいただき、子どもたちの発達がかなり大変な状態になっていることをずっと臨床で見てきていますので、その改善のためにも、これはぜひ、スタッフの賄いで取り入れて変化をみてみようということで、お昼のお汁にアゴの粉末や、イリコの粉末、あるいはイリコそのもの、そして昆布、干し椎茸も積極的に取り入れ、鰹の本枯節も使うようにしたのです。

そして、その結果が私自身に現れてきました。

実は、歳とともに白髪がかなり増えて、普段は高松の郷東にある大好きな美容院Ritaさんでヘナの白髪染めをしてきました。
なかなか時間が取れなくて、2、3ヶ月に1度くらいのペースで行きますので、もう、これ以上は我慢できないってくらいになると、頭のてっぺんの分け目は頭皮からくっきりと3、4cmで真っ白な筋になってとても見れたものではなかったのですが、今年、お正月明けにRitaさんに伺ってからすでにまる3か月経ってしまったのですが、白髪はもちろんありますが、いつもほど目立たなくなったのです(^^)/

よく見ると、根元から黒い髪の毛が生えてきているのもわかります。

昔から昆布などの海藻は、髪にいいとは言われていますが、昆布などは適度に摂取してきましたので、変わったと言ったらアゴなどの小魚の出汁、しかも粉末で丸ごといただく、そして、鰹節・・・。

海のお魚たちのおかげなのかどうか、歴然としたデータがあるわけではありませんが、実感として、この変化はあきらかに出汁を変えたことによるものと思うのです。

しばらく、もう少し我慢して毛染めをせずに、出汁を極めて、変化がどうなっていくのかを見ていきたいと思っております。

年末にでも写真を撮っておけばよかったのですが、とりあえず、今日現在の髪の毛の様子を、恥ずかしいですが写真で残しておきます。

また、時期を見て変化をご報告出来ればと思っております。

もし、白髪染めしておられる方で、そろそろ染めようかなって方がおられたら、ぜひ、出汁を変えるビフォア、アフターを写真に納めてみてください。
きっと、白髪が減るのではないかと思います。




前回の白髪染め(一月初め)からまる3か月。分け目から左右に3、4cmの白髪がわかると思いますが、3か月もヘナをせずにいたら、以前はこの幅で真っ白(ほぼ白髪)だったんです。それに比べると、黒い髪が増えました!出汁を変えて、まだ1か月半くらいです。

恐るべし、出汁!アゴ、いりこ!!
ミネラル、万歳(^^)/








































料理教室もあと少し。

2014年04月04日 19時15分32秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、無何有庵のマクロビオティック料理教室の基礎クラス「飯のコース」の第10回目の開催でした。
昨夜から雨模様のお天気で、今日も雨が降ったり、風がふいたりと、花冷えのする一日でしたが、桜で満開の今、お料理にも華やかさを添えて作りました。
お花見弁当にも加えたいレシピのご紹介でした。

お花見を予定されていた方は、この週末まで、桜が持ってくれるといいですね。
ぜひ、手作りのお弁当を持参されて、楽しんできてくださいね。

また、今回は特別に「出汁」についてもふれました。
昆布と鰹の一番出汁の取り方の実習もいたしましたよ。
今回は春休みもあって、就学児童をお持ちのお母様のお休みが目立ちましたが、次回も復習でいたしますので、18日のラスト実習はぜひお休みのないようにご参加ください。
5月9日は、卒業制作となりますので、その打ち合わせもいたしますよ。

今日の講義は「気」がテーマ。
目に見えるものと見えないものの存在についていろいろお話しをさせていただきました。

あいさつをするだけで、気が通ったり、お箸の所作を正すだけでパワーアップしたり、正座の持つ力を確認していただいたり、いくつかのロールプレイで共有させていただきました。







玄米五平餅



自然薯の皮とヨモギのかき揚げ



養老蒸し



玄米ご飯の桜揚げ



小豆かぼちゃ



春野菜の芥子酢味噌あえ



桜の花のスープ



さてさて、このクラスも残すところあと2回になりました。
休講宣言させていただいたのですが、ありがたいことに、たくさんの方から教室を続けないのでしょうか?というお声をいただいております。今日も、リビング誌を見られた方が始めて単発でご参加くださるなど本当に感謝です。しかし、やはり、一度お休みをいただき、いろいろ新しいことにもチャレンジしたいなという気持ちは変わりませんので、大変申し訳ございませんが、しばらくのお休みをご容赦願います。

今期、お休みされた補講につきましては、何時か開催させていただくおりに受講いただけるようにいたしますので、よろしくお願いいたします。また、時間ができましたら、単発で開催出来るようにも工夫させていただきますので、ブログのチェックを時々なさってくださいませ。

みなさまにご迷惑をおかけしながらのお休みですが、実のところ、休みを決めて本当に気持ちが楽になりました。追っかけられていないというメンタルの安らぎに、あ~、15年間ずっと追われてきたんだなってつくづく思います。好きな仕事でしたが、その責任の大きさに押し潰れそうになっていたんだと改めて感じております。無何有庵の仕事だけではなく、子育て、介護、その他、年老いた実の母のことや、主人の兄弟のこと、そして診療室のことなどなど、やはり、無理をかなりしていたんだと気が付きました。一度、区切りをつけて、仕切り直しが必要と考えております。みなさまの温かいご理解をよろしくお願い申し上げます。





































耕運、2回目。里山「ゆうなうらし」りりぱっとふぁーむ

2014年04月03日 16時01分08秒 | 里山「ゆうなうらし」
今日の「ゆうなうらし」の活動は、先日30日に開墾した「りりぱっとふぁーむ」の耕運第2回目の作業でした。

1日に廃菌床を土にトラクターで鋤き込んだのですが、今朝、もう一度浅く耕しました。

朝行くと、畑の土はこんな感じ。







まだ、廃菌床が少し土の上に出ているので、トラクターで耕運しながら、その後を追いかけて足で踏んで埋め込んで行きました。















耕運した後の土の様子はこんな感じ。



まだまだ、土の粘りがある感じですが、一番最初よりはずいぶん細かくなってきました。

畑の横には野バラの花が咲き始めています。可憐で可愛い花ですが、はびこると棘があるので、大変です。





圃場の敷地内には水は張っていませんが池があります。
覗きこむと、野ウサギが何かに襲われて死んでいました。
自然の営みがここにはあるようです。
「ゆうなうらし」の門番の野ウサギさんだったのにな・・・。
土に還って行きました。次生まれてくる時はちゃんと挨拶できるといいな。



1日、そして今日と、ボランティアで耕運をしてくださった牛川農機商会の松浦さん、本当にありがとうございました。



次は、お天気と土の水分状態を見計らって、2週間後にまた耕運する予定です。
































「ゆうなうらし」里山づくり、はじまりました~。

2014年04月01日 16時35分53秒 | 庵主の日記
先週の土日は、大地といのちの会理事長・吉田俊道先生をお迎えしてのイベントを開催いたしました。
土曜日は、三好東曜くん主催の「月麻太陽自然道」にて、畑のワークショップ&吉田先生の講演会でした。
なんと、「お弁当の日がやってきた」の竹下和男先生も駆けつけてくださり、熱い内容となりました。

そして、日曜日は松見歯科主催で、耕作放棄地を炭素循環農法でよみがえらせる「ゆうなうらし」里山づくりのイベントを開催。
あいにくの雨で、午前中は無何有庵での講義。吉田先生から、耕作放棄地をいかによみがえらせるかをとても詳しく教えていただき、みなさん真剣な表情で受講させていただきました。
そして、日曜日も竹下和男先生がご参加くださり、「お弁当の日」のお話しもいただきました。
みなさん、超ラッキーな講座となりました。








本当は、青空の下、畑でお昼ごはんと行きたかったのですが、お天気の都合で、無何有庵にて腹ごしらえ。
前日に「ゆうなうらし」で採ってきた、カラスノエンドウとヨモギで天ぷら。玄米ごはんのおむすびと、久保さんの厚揚げの具だくさんけんちん汁、蒸かし芋を召し上がっていただきました。























そうこうしていると、なんと青空が!

うきうき「ゆうなうらし」に移動して、いよいよ耕作放棄地の整備にかかりました。

葛のツタや笹や茨を刈り取り、圃場の端によけていきます。圃場の中に立つ木も切らせていただき、どんどんきれいに片づけられて行きました。













子どもたちと一緒に記念植樹もしましたよ~。
子どもたちも、遊んだり、お手伝いしてくれたり、大活躍でした。



この野良仕事には、三好東曜くん率いる「綾川ユナイト」のメンバーが、ジェンベやカッサで応援ライブ。
作業も、ノリノリで楽しくなりますね~。ありがとうございました!!



この日は、圃場からのご参加の方もいらして、こどもやスタッフも入れるとのべ50名超の方々が集まってくださいました。京都、愛媛、尾道、徳島、岡山、などなど、本当にありがとうございました。

どんどん綺麗に整備された圃場に、朝、分けていただいてきた廃菌床(シイタケ栽培用の菌床ブロック)をばらまいていきます。通常のコンテナに詰め込んだものを2坪に1コンテナくらいを目安に撒いていきます。(廃菌床は今回大型トラック一杯で3000円でした)そして、トラクターで耕運します。







廃菌床を確認する吉田先生。





なんと、「お弁当の日」の竹下和男先生も一日作業を手伝ってくださいました。

以前、歯科検診の折に約束させていただいた、竹下先生と院長の夢である「子どもの場づくり」の実現に、少し近づいた感じでちょっとうれしかったです。竹下先生のお姉さまは昨年10月に亡くなられた「賢治の学校」の創設者でもあります。ともに、教育を通じて、子どもの素晴らしい力を引き出すお仕事をなさっておられる、香川が誇る偉大な先生なのです。

途中で雨が降った加減でこの日の耕運は見送り、最後まで残ってくださったみなさまと記念撮影。



耕作放棄地開墾の1ページの笑顔です。
朝の講義、そして、午後からのワークショップと、たくさんの方に支えていただき、私たちの夢の「ゆうなうらし」(ゆたかなくらしという意。沖縄の言葉です)こどもの里山づくりが始まりました。

本当にありがとうございます。
こころから感謝申し上げます。

ご指導くださった吉田先生、竹下先生、そして、農機具をお貸しくださったみなさま。
重ねてお礼申し上げます。




昨日の「ゆうなうらし」の様子。



記念植樹の続きをしてきました。







廃菌床を撒いた圃場







敷地の中に池があるんです。今は水は張っていません。



まだ、未開の敷地。







そして、今朝、トラクターで耕運していただきました。



















一回耕運した土。少し、塊があるかんじ。













何度か耕運した土の様子。廃菌床もずいぶんすきこまれました。15cmくらいの深さで耕運しています。



さあ、この土地を何度も鋤き込んで菌ちゃんの力で土を作っていきます。

次は3日の朝、また、耕運します。

ワクワクな農作業です。


また、土づくりを兼ねて、楽しいワークショップをしますので、ぜひ、子どもたちを連れて遊びにいらしてください。お昼ごはんを一緒に作って青空の下でいただきましょうね~。








































3月30日吉田先生菌ちゃん増殖計画開始!

2014年04月01日 15時08分15秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです。

3月30日(日)吉田俊道先生の菌ちゃん増殖計画が始まりました!
午前中は小雨だったので、無何有庵で炭素循環農法の講座。
お昼御飯は玄米おにぎり・お汁と、里山で取れたよもぎ・からすのえんどうの天ぷらでした。
お昼からは晴れ間も見えてきたので、講座内容を里山で行いました。

草刈り機で大きな草を伐採する人が最前線。
その後ろから、かずら・くず・雑木を手で抜いていく部隊。


こんな風に海も見える絶景ポイントです。
草刈部隊の遠くで走り回って遊ぶ子どもたち。
私も久しぶりにくっつき虫を服に付けながら、子どもたちと遊びました。

ここをお母さんと子どもたちの秘密基地にしていく計画です。
この里山でお野菜を育て、収穫したものでお料理を作る。
玄米を食べて、お菓子のない子育てをする!
そんな場所に計画中です!
またゆうなうらしの計画ができたら、こ報告致しますね!