マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

調和道丹田呼吸法 勉強会

2009年09月29日 23時14分18秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース

今日は、夕方から東京の「調和道丹田呼吸法・本部」の指導員の勝田先生をお迎えして、無何有庵で調和道丹田呼吸法の勉強会をいたしました。

毎年、この時期に勝田先生にきていただき、たくさんの方とご一緒に呼吸法をご指導いただいておりますが、今回もスタッフも混ぜていただき18名で呼吸法を教えていただきました。

<調和道丹田呼吸法>

下腹部の中心にあるとされる丹田に意識を集めた丹田呼吸法を身につけていくと、素晴らしい身心の健康がもたらされます。それが調和道丹田呼吸法です。

調和道丹田呼吸法は、藤田霊斎道祖によって体系化されたもので、東洋古来から多くの先哲が実践してきた丹田呼吸法の真髄を掴み、現代人にも実行しやすいように工夫してあります。

明治40年の創始以来、100年、多くの方々が身心の健康を実現してきました。
調和道丹田呼吸法は、体内の自然治癒力を高め、諸病の予防、克服などに威力を発揮します。また心の安定、活力化をはかり、スポーツ、武道、芸道、などの上達を促します。

丹田呼吸法は、頭で理解しただけでは十分でありません。半年、一年と継続し、からだで覚えることが肝心です。

調和道の現会長は聖路加国際病院の日野原先生です。
前会長は、帯津三敬病院の帯津良一先生でした。
歴代の会長の名を見るだけでも、この呼吸法の素晴らしさが伝わってくると思います。

勝田先生は、いつも初心者の私達がわかりやすいように丁寧にご指導くださいます。ご参加の皆さんも熱心に取り組まれ、あっという間に体が温かくなり汗も出てきます。







休憩を頻繁に取ってくださり、その間に呼吸法のいろいろなお話をしてくださいます。素敵なお人柄に皆さんもつい引き込まれてしまいます。

みなさん、短い時間でしたがいかがでしたか?
今日来られなかった方も、松見歯科の待合室でビデオを見ながらの練習も出来ますので是非、受付にお申し付けくださいませ。
受付の川田がご指導させていただきます。













ゆるりまんま、開催いたしました。

2009年09月29日 17時32分58秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
今日は月に一度のマクロビオティックランチカフェ<ゆるりまんま>でした。

昨日の記事に書きましたように、今日のゆるりまんまで今年は最後といたしました。おかげさまで今日も満員御礼。ココロから感謝申し上げます。

今日のお料理



●鉄火味噌とくるみの玄米ボール

●ショートパスタ(フジッリ)のラタトゥイユ添え

●シトラス(カボス)風味の丸麦サラダ

●ベジミートのパネと黒米のデュクセルのミルフィーユ仕立て

●豆味噌のソイスープ



●穀物コーヒーの米粉テリーヌ
     ソイミルククレームパティシエール添え

●ダージリンティ


配膳がおわり暫くして、おいしい~って声を聴くとホッと致します。
今日もそんな会話を聴くことができて、お世辞にもうれしいなぁと思う瞬間です。

今日は、親子3代でこられたお客さまのお子さまが、ここ2ケ月ほど、何も食べなくなって精神科なども受診されましたが原因がわからないまま心配を重ねてこられ、ゆるりまんまの食事もできなかったらどうしようって思いながら来られたそうです。
おかずは殆ど残されたのですが、玄米ボールがおいしいといって、お代わりのリクエストをいただきました。殆どのものが食べられなかったそうなのですが、なんと5個も食べてくれました。

ママもおばあちゃんもびっくりして、本当に喜んでくださいました。

これほどうれしいことはありません。
僕の嬉しそうなはにかんだ笑顔が、なによりの褒め言葉を頂いたようでココロに残りました。

今回で暫くお休みを頂こうと思っておりますが
こうやって、ゆるりまんまを続けてきたことにちゃんと結果を頂いて、
お役に立てたことがとてもよかったです。

ひょっとしたら、卒業生の料理インストラクターの皆さんがゆるりまんまのピンチヒッターとして開催してくれるかもですが、その折には又ご案内いたしますので、是非、遊びにきてくださいね。

私も、仕事の目処がつきましたら必ず再開いたしますので、それまでわがままをさせていただきますが、お許しくださいませ。

今日も、ご来庵ありがとうございました。























予防が大切

2009年09月28日 23時58分33秒 | 庵主の日記
今朝の日記に、無何有庵の教室の縮小のことを書きました。

先日、この秋冬のクラスの休止のことを書きましたが、
やはり、募集の告知をして応募を頂いていたので
あまりにも無責任かと反省して、続けていくことをお知らせし直したのですが
どうして定期講座を休止することを考えはじめたのかといいますと
あまりにもカラダをこわされてご相談に来られる方が多くなり
その対応にかなりの時間が必要になってきたためなのです。

ご相談は突然やってきます。
お手当てにしても時間がかかります。

私の本当にしたいことは、病気直しではありませんが
ご相談をお断りすることもできず、そちらに、忙殺されそうなくらい時間を取られてしまいます。

本当は、病気なんかにならないように予防をお伝えしていきたいのです。
そのほうが、苦労のし甲斐があります。

ただ、ありがたいのは
予防をお伝えできる優秀な人材が育って
私が今までしてきたこと以上にお役に立ちたいとココロから
思ってくださる方々がいらっしゃるので
安心して、お任せできるようになったことです。

当たり前の事を言いますが、
みなさん、病気なんかにならないでください。

ほんの少し、食事の事を大切に考えて行動に移すだけの事で
風邪ひかなくなったり、アレルギーがよくなったりするんですから。

なによりも、病気にならない予防が大切です。



今夜も、主人の友人が相談に来られました。
知り合いの方の癌のご相談です。
どうして欲しいのか?
ご本人はどうしたいと思っていらっしゃるのか?
ご家族は?
ビジョンが見えず、
また、どうして欲しいといわれても、どうにかなるのか、どうだか?
それは神様しか判らないこと。
尋ねられても困りはててしまいます。

これでは、結末のおおよその見当が・・・。

予想をひっくり返すほどの覚悟がなければ
病気は治らないのです。



古代支那の哲人の深い瞑想と思索

2009年09月28日 09時33分32秒 | 庵主の日記
古代人の世界観は、試み、誤り、失敗システムで作り出したものでもなく、それは感覚や、その代用品補助器である測定器で有限の部分を探求して無限の全体を知ろうとするやり方から生まれたものではありません。

せまい観察、小さい実験から現象の中や間の、雑多な異質的な関係を抽象して法則化しようという唯物的、機械的な方法から得たものとはにても似つかぬものです。

それは思索という非物質的、究意的武器で、感覚を脱却超越して宇宙を大観して発見した純粋の超主観の産物であり、発見であります。

古代支那の哲人たちは深い瞑想と思索により、直接または間接にさえ感覚を用いずに天理宇宙を観察し、その世界観を完成したのでありますが、これを民衆に通俗な言葉で教えるために、全て高度な象徴主義を用い、陰陽とか、五行とか、おもしろい八卦の様な、瞬間的に人間に「我」執を捨て、「無我」の世界に解脱せしめる方法を用いました。その一つが「水」であります。

水は八卦では「坎」の卦に表現されているものです。

それは服従、従順、謙遜などの徳の象徴です。

水は低きに流れます。それでいて万物を養います。如何なる器物に入れられてもその方向に従います。しかも人に姿を見せずに、又、何人をも何物をも妨げることなしに、秘かに昇天し、雨となって万物の垢や塵埃を洗滌し、汚物を一切引き受けて秘かに暗い隅っこに身を隠します。

この水の無言、無抵抗、不言実行を行動の手本として、人間は謙遜で、従順で、寡黙で、犠牲的奉仕に行きぬかねばならない、と教え、この徳が人間の世界、人生、社会、精神の世界の構造の重要な部分であることを示すのです。

これは物質観ではなく、教育であり、宗教であり、政治であり、思想である、世界観であります。



先週の金曜日から九州に行っておりました。
柿本和子先生の「勘働き教室」「ヒレフリ山教室」を受講するためです。
和子先生の深いご配慮から、料理の担当をお引き受けさせていただくことになり
その準備にご尽力くださった自然食品「和み」のオーナー、堀江さんの
「水と米、太陽や大地の恵みからお金を頂いてはいけない」という、信念が
冒頭の桜澤先生の著書の一節と重なります。

私は、今回の学びの旅で
大きな変換の第一歩を踏み出すために
平戸でお会いした皆さんから、そっと背中を押していただいたような気がします。

今、無何有庵でしている活動の方向性について
ミのフリ方がしっかりとミの程に整うまで、料理教室については定期講座の飯のコース(基礎クラス)、羹のコース(応用クラス)のみとし、座学講座はまなびまくろの指導士養成コース、理のコースのみにいたします。

来春、からの定期講座は開講するかどうかは不確定ですので、今期秋冬の定期講座受講の方は、万障お繰り合わせの上、お休みのないようにご参加くださいませ。
また、これまでの、受講で振り替えのある方は、今期秋冬講座で全て受講完了なさってください。
振り替えが、かなり先に伸びる可能性がございます。ご了承くださいませ。

また、ゆるりまんまは、明日の開催を持って、暫くお休みさせていただきます。

その他、単発の講座、松見歯科としてのイベントは随時開催いたします。
マクロビオティックの料理教室や講座につきましては、料理インストラクターの講師陣、食養指導士の皆さんをご紹介いたしますので、ご安心ください。



和子先生の講座はとても意義深いもので、生きることの意味を言霊のシグナルから紐解いてくださいました。あと三回の講座が楽しみです。
料理教室につきましては、キッチンの様子や、ご参加の皆さんの雰囲気もつかめましたので、次回からはもっと充実した教室にしていきたいと思います。
ありがとうございました。

和みのスタッフさん、準備を一手に引き受けてくださった岩永さん、本当におせわになりました。

堀江さん、和子先生、たくさんお話が出来て本当にもったいないくらいシアワセでした。また、来月よろしくお願い申し上げます。














9月29日

2009年09月26日 16時44分28秒 | スタッフのブログ
 こんにちは受付の川田です。
ここ数日、暑いが続きますね

今日の診療室は土曜日なので、お子さんが多かったです
みんな元気で、にぎやかな1日となりました
そして健診で数ヶ月ぶりに来院された子はみんな見事に背が伸びてました


 さて、来週29日 火曜日は丹田呼吸法の講習会があります
まだお申し込みをされていない方、まだ間に合いますのでお電話くださいね(※日・月は休診のため29日当日でも結構です)

参加される方はゆとりのある服装でお越し下さい
お待ちしております

勘働き料理教室

2009年09月25日 06時56分14秒 | 庵主の日記
今日から九州に行ってまいります。

憧れの柿本和子先生の教えを頂きに、日本の最西端・平戸の近く田平に参ります。
和子先生の娘さんは、あのオーガニックベースの奥津典子さんです。

和子先生は、久司道夫先生の英文著書を数多く翻訳なさっておられます。
その文章の美しさは、本当に素晴らしく
和子先生の教養とお人柄にあふれています。

和子先生の教室は「勘働き料理教室」と呼ばれています。
そこで、勉強させていただきます。
15名のご参加だそうです。
初めての方ばかりの中で、ドキドキしながらの受講です。
正食協会のクッキングスクールに初めて行った日の事を思い出します。
皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

和子先生のご配慮で
私も料理の講習をさせて頂くことになりました。
無水煮の基礎レッスンをテーマにさせていただきましたが、
ご参加の皆さんの腕前もわからないままのスタートですので
冷や汗がでます。
精一杯がんばってこようと思います。

帰宅は日曜日の夜になります。
それまで、PCは使えませんのでしばしお別れです。














秋空といわないでね。

2009年09月24日 13時07分15秒 | 庵主の日記
明日から、九州平戸に行ってまいります。
柿本和子先生の教えを頂きに♪
和子先生のご配慮で料理教室をさせて頂くことになりました。
学びの同窓生にお料理のご指導とは、とても恐縮ですが
がんばって無水煮の伝道師となってきます(笑)。

この連休に、料理教室の休止を考えていたのですが
本日、基礎クラスのお申し込みの方の調整がなかなかつきませんで
これは、やっぱりしっかりと継続しなさいとの天の声かなと反省

予定通り、開催することにいたしました

いろいろ、ご予定もおありだと思いますのに、迷ってしまい、申し訳ございません。

個々にご連絡いたします。
ごめんなさい。

平戸へは片道8時間の小旅行です。
うれしい自分時間です

帰ってきたら、月に一度のマクロビオティックランチカフェ<ゆるりまんま>、食養指導士養成講座第1回と続きます。

今日中に、指導士のテキストをしあげなくっちゃです
受講してよかったって感じていただけるように、がんばりますね~















里芋の皮がおいしい!?

2009年09月21日 13時38分04秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
マクロビオティックの考えに基づいた料理は、皮をむかない、灰汁を取らない、湯でこぼさないなど、一物全体を丸ごと頂きます。

でも、さすがに里芋の皮は食べられないでしょぉ~!って
思いますよね。

でも、本当においしくって
これを食べたら、里芋の皮を捨てるのがもったいなくなってしまいます。
飯のコースは、そんな発見もあるんです。


で、一昨日はマクロビオティック料理教室基礎クラス<飯のコース>を開催いたしました。

今回のクラスは無何有庵でのレッスンは今日が最後。
陰陽、五行、生態学に基づいたカラダとココロと季節の食べ方をお話いたしました。

無何有庵の料理教室の特徴は、調理実習以外に、マクロビオティック理論、中医学に基づいた陰陽・五行説、生態学、歯学など、多岐にわたる座学講座、そして毎回食養のお手当ての講座を実施していることでしょうか。
参加者のその日の乗り次第では、10時から16時ごろまで何だかんだやってます。(もちろん子どもさんのお迎えなどがある方は、途中で抜けられても大丈夫なようにいたします)

この講座を修了すれば、ご家庭でマクロビオティックを実践なさる上では十分な内容になるようカリキュラムを組んでいます。

私がいろいろな講座を経験してきて、こんなクラスができればいいなって思う講座にしているので、かなり欲張りで、料理の姿勢、料理の所作、料理の技術(調理法、盛り付けなど)、料理のココロ、そしてマクロビオティック哲学、理論のエッセンスをしっかり持っていただけるようにいたしました。

学びのココロがある方なら、必ずマクロビオティックを楽しく深く実践していくことができるはずです。

今日は、食養メニューでも定番の小豆のかぼちゃ粥(今回は、黒豆と赤えんどうまめの2種類に変更になりました)、玄米団子のお月見スープ、お萩、昆布と椎茸の佃煮、おまけのメニューで里芋の皮のチップス、お手当てに生姜シップをいたしました。













秋色のお料理になってきましたね~。

生姜シップは、本当に気持ちが良かったですね~♪
お家でぜひ生姜シップカフェをお友達と開催してくださいね。
いやされますよ~。





次回はいよいよ平田シェフのクッキングライブです~。
楽しみにしていてくださいね♪














ごめんなさい。ちょっと、お休みいただきます。

2009年09月21日 11時05分55秒 | 庵主の日記
シルバーウイークも後3日。
折り返しになりました。

みなさん、いろいろとお出かけになられましたか?

我が家は、お盆休み同様、自宅でのんびり(主人のことですけど)。
かつては、休みという休みは主人に追い立てられて
いきあたりばったりの旅に出かけていましたが
本当に珍しく今年は家で過ごしております。

とはいえ、仕事は山積みなので、
せっせと片付けております。
いつになったら、追いかけられる焦燥感から逃れられるのか???。

不義理をしている会もあり、お役を果たせておらず
気持ちだけが何とも後ろめたく・・・。

スケジュールの調整をしてもしても、次から次と色々な用事が入ってきて・・・。ま、自分の責任なんですが。
で、思い切って、
料理教室を暫くお休みしようかと考えております。

がん患者さんのクラスと指導士のクラスを残して(どちらも全力投球なので、体力使います)、後は、単発でのクラスを時々開催するくらいにしたいのです。

今、すでにお申し込みくださっている皆さんには大変申し訳ないのですが、
ご了承願えるでしょうか?
休み明けにも、個々にご連絡させていただきたいと思います。

また、振り替えは直前キャンセルの方以外は、復活後の振り替え、もしくはご返金という形を取らせていただこうと思います。

本当に本当に、すごく考えた上での、結論なのです。
ごめんなさい(.人.)

中医学の勉強も時間を作らないと中途半端に終わりそうですし、
特に指導士のクラスの準備は膨大な時間を費やします。
また、がん患者さんには、待ったがありませんので継続をいたします。

苦渋の結論なのですが、この秋冬の期の定期講座をお休みさせていただくことにいたしました。

羹のコースをご希望だった方は、よろしかったら指導士のクラスで
理論をまなびませんか?
お料理はマクロビオティックの中のほんの一部です。
ダイナミックなマクロビオティック哲学をご一緒に紐解いていきましょう。
そうすれば、お料理への思いもまた一段と意識が変わり
真剣に生きることの意味や楽しさがあふれてくることでしょう。
飯のコース、羹のコースではお伝えしきれないことを
指導士のクラスでご指導できればと思います。

これで、月に一週間ほど時間が生まれます。
皆さんに無理を申し上げた分
しっかり充電して
また、教室を再開いたしますので
そのときに是非ご参加くださいませ。

来春からは、ご希望の多い望診法の講座も企画中です。


と、書きながら、まだ迷い中です












今日の患者さん

2009年09月19日 16時08分51秒 | スタッフのブログ
こんにちは
すっかり秋ですね
新米、栗、芋、などなど食欲の秋です

さて、今日の患者さんは県外在住の方が重なりましたみなさま長時間に渡る治療、お疲れ様でした

歯医者へ通うために県外から。。。驚かれる方も多いと思います

自費の歯医者に県外から通院。。
と聞くと、お金に余裕のある方なのね、と思われるかもしれません。

でも、患者さんは金銭的に余裕がある方ばかりではありません
また、金銭的に余裕のある方を対象に診療をしている訳でもありません。

私たちは、お口を通して全身の健康管理を目指しています
病気にならないように、予防に努めています

年金生活になった時、病気になって困らないように今のうちに勉強しようと思って
歯医者で支払いをしても、生活費全体でみると決して高くないわ
(他の部分の出費が下がった)
     病気になる率が下がり、他科での治療費が必要ない
     お菓子代がなくなった
     整体に行かなくてよくなった

や家を買うよりも、歯の方が価値がある


みなさん、いろんな考えをお持ちです
歯医者へ通うには、実際問題やっぱりお金も必要です。

人生の、日々の生活のどこにお金や時間をかけるかはもちろんその方次第です。



患者さん、医者、それぞれが一方通行ではなく、思いを共有して2人3脚で進めていけたら、ステキな付き合い方になると思いませんか?
遠方の方も(現実的な距離は遠いですが)県内の方も、
「歯医者」が身近な存在になれば良いなぁと思います

世間は今日から連休ですね
みなさま、良い休日をお過ごし下さい


     




秋色の和菓子

2009年09月19日 04時55分55秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
無何有庵マクロビオティック料理教室応用クラス<羹のコース>を開催いたしました。

今回のテーマは<和菓子をマクロビオティックしよう>でした。
季節の食材を使って、そのときにアタマに浮かんだインスピレーションで和菓子を作りましたよ。

出来上がりは「秋の色だね~♪」
それもそのはず、栗、さつまいも、かぼちゃ・・・。
こんな感じに仕上がりました。



全12種類の和菓子を作りましたよ。



さつまいもを蒸かして丁寧に裏漉しして小さなお芋さんに仕上げました。
周りは、シナモンパウダー、ココアです。さつまいもの甘さ以外に何も加えていません。



最中の皮に、マロンピュレと蒸し栗のクランチをまぜたクリームの上に、玄米甘酒のソースを引いて、ナッツと栗をかざりました。



モニコドモンブラン。知る人ぞ知る「もにこど」を蕎麦と白いんげんでモンブラン風にアレンジいたしました。洋ナシのストレートジュースで優しく味をつけています。底にはマロンペーストを敷いています。



季節の先取りで、干し柿の中に胡桃を詰めて衣をつけて油で揚げました。
干し柿が甘すぎるくらい濃厚な味わいです。柚子の皮を刻んで入れてもよかったなぁ~。



毬栗をイメージして、白小豆の中に、さつまいもペーストを敷き、大きな蒸し栗をのせました。白小豆のみデーツで甘味をつけています。



車麩をすりおろして、全粒小麦粉と米飴を混ぜた生地を焼いて、白小豆の餡玉を挟みました。



おなじみ稗ドーナッツ。素朴だけれど人気の和菓子です。



もち黍を炊いて少量の杏ジャムでさわやかな甘味をつけた黍団子(団子じゃないけれど)にきな粉をまぶしました。



炊いた稗にさつまいものペーストを練りこんで薄力粉を混ぜた生地の中にきんぴら牛蒡を包んで蒸したおまんじゅう。



白小豆、白いんげん(銀手亡)、さつまいもの三色きんとん。



カボチャのきんつば。



米飴で作ったごまのチュイール。

殆ど甘さを加えていない、ナチュラルな和のスイーツでした。
甘さは好みで加えてくださいね。












望診

2009年09月17日 23時45分50秒 | 庵主の日記
顔を見ると、その人の不調がすぐにわかる
望診法という学問があります。

中国医学では
四診といって、望診、聞診、問診、切診という診断方法があり、現在でもあたりまえに使われております。

この望診というのは、顔などのカラダの表面に現れる様々なものが、その箇所と臓腑がつながり、健康状態をはかることができるというものです。

私も、初診カウンセリングの折や食養相談、あらゆるところで
この望診を使います。

医者でもない私でも、その方のカラダの様子が手に取るように見えてくるのです。
カラダに指一本も触れることなくです。

マクロビオティックでは、山村慎一郎先生が望診法のオーソリティで
私も4年ほどおっかけをして、学びました。

もちろん、今も尊敬いたしております。
この6月にも、ミニ講座を開催したほどです。

お陰さまで、今はある程度のレベルで望診が出来るようになりました。
やはり、何年か続けて学ぶことが大切ではないかと思います。

望診法を学びたい方は、各地でさまざまな講座を開催されていますので
一度、講座をのぞかれてもいいですね。

とてもおもしろい学問ですよ。












難病指定「潰瘍性大腸炎」完治

2009年09月17日 12時47分08秒 | 庵主の日記
今朝、診療室に行きますと
待合室でMさんにばったり会いました。

開口一番に、

「先生、完治しました」

と、にこにこ笑ってご報告くださいました。

彼女はまだ可愛い小さな坊やを持つお母さん。
ご主人の実家の家業を手伝いながら子育て中でした。

でも、体調がどんどん悪くなり病院で「潰瘍性大腸炎」と診断されました。
難病指定です。
難病指定被患者として認定を受け
その後は入退院を繰り返し、子育てどころではなくなってしまいました。
二十歳から二十五歳くらいまで喫煙していたことも潰瘍性大腸炎に関係が深いように思います。肺と大腸は表裏にありますから。

そんな中お口の不調もかかえ知人の紹介でご来院となったのです。
昨年の6月の終わりのことです。

初診の結果は、32本の歯があるもののなんと18本の虫歯がありました。

既往歴としては、切迫流産で半年の入院。
現病歴は冷え性、生理不順を併せ持っておられました。

初診後は虫歯の治療とともに、食事指導を重点的に行い、7分搗きのご飯からはじめました。もちろん、よく噛むことを徹底しました。

一週間で便の状態が良くなり薬を半分に減らすことができました。
そんなカラダの変化もあって、積極的に食の改善に励みました。
月に一度のランチカフェゆるりまんまに来られるのが楽しみのようでした。

9月はじめにはまた薬の量が減り、半ばには座薬がなくなりました。その頃から自分の意思で内服薬も徐々に減らして、薬立ちができました。便は変わりなく好調。
朝は分搗き米から玄米に変えていました。

年末には、病院にも薬の事をお話したようです。

その後、外食や会社の宅配弁当などを食べるとカラダに不調がでることが
実感として感じるようになり、本当に一生懸命とりくまれてきました。

もう、いつお会いしてもにこにこされて、とてもうれしかったのを思い出します。
初診のときの暗い横顔がウソのようでした。

今年の6月には、家族と石垣島に旅行。
パック入りの玄米ごはん持参で、とても楽しかったそうです。
そして、8月の末の検診でもう受診しなくても良いと医者からのお墨付きをもらい
晴れて特定病名の登録も更新することなく、<完治>となりました。

潰瘍性大腸炎が1年で完治。
そして、歯科治療も、本日リコールに入りました。
後は定期的な経過観察となります。

みなさん、この真実を知っておいてくださいね。

食を変えれば、人生が変わります。


そして、Mさんは、今からが予防のスタートです。
ず~っと元気でにこにこできるように
暮らしを大切にしていってくださいね。

最後に、Mさんとのご縁を紡いでくださったY.M.さん
ありがとうございます。
お元気にされていますか?





























がん患者さんの料理教室

2009年09月17日 07時15分41秒 | 庵主の日記

東京出張の翌日、がん患者さんの料理教室を開催いたしました。

食養指導士のメンバーも二人サポートに来てくださり
早速、基本食などのレクチャーをしていただきました。

午前中は食事法のお話で
調整の方法をお伝えいたしました。

食べてはいけない物があることは
とても辛いことで
いままで、そんなに食べていなかったものでも
イザ、食べてはいけないとなると
食べたくなる、そんなものなんです。人間って。

だから、できるだけ楽しく、
できるだけバリエーションのある
お料理のご紹介をしていきたいと思っています。

今回は基本食の3回目。
切り干し大根の焚いたんを作りました。

それ以外に、蓮根の棒煮、牛蒡の無水煮・鉄火味噌和え、甘酢蓮根(酸味は柚子果汁と梅酢、甘味は梨のすりおろし)、蒸し野菜に醤油、梅酢、牛蒡エキスのたれを添えて。もち黍のピンチョス 人参ペースト添え。ご飯は、脂肪の少ないひよこまめの玄米ごはんにいたしました。













先月の教室から、体温が4分上がった方がいらっしゃって
みなさんの大きな励みになりました。

みなさんが、お元気になられますように祈らずにはおれません。












がんばってね。

2009年09月17日 07時06分44秒 | 庵主の日記


今、息子が面接に行った。

これは、人生の練習・・・だそう。

彼の中では、大方の進路が固まりつつある。

尊敬する大好きな方からの

お誘いを頂いて

気持ちはそちらに向き始めているよう・・・。

そんな全てのことがうれしくて

今から、久しぶりのお弁当づくり。

昨夜、遅くに息子からのリクエストなのだ♪

冷蔵庫から、ありあわせの材料でつくることに

●黒豆の玄米ごはん
●豆腐のてりやき
●甘唐
●人参の無水煮
●カボチャの無水煮
●たくあん
●梅干
●みっちゃんの金山寺味噌

ごめん、こんなのしかできなかった。

ココロは、いっぱい詰めておいたから・・・。