マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

アルケミークリスタルボウル演奏会

2008年04月29日 17時45分40秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース
すっかり記事にするのが遅くなってしまったんだけど、
4月18日の夕方、
アルケミークリスタルボウルの奏者・牧野持侑氏をお迎えしての演奏会を開催いたしました。

この世界では第一人者の牧野さん。
牧野さんもマクロビアンです!

無何有庵の吹き抜けのスペースに響き渡る倍音の波に包まれて、癒しの時間を過ごすことができました。







演奏を前にクリスタルボウルをセッティングする牧野さん。
おお!何とクリスタルボウルが30個!!は並びました。スゴイですぅ。



音は上に上がるので、ロフトは特等席。
もう、陣取りして演奏を待つばかりのメンバーも。



さて、いよいよ演奏♪





え~、みんな寝る体勢?(笑)

はい、それでいいんですよ。
寛いでください。



約一時間の演奏は、
言葉にあらわせられない素晴らしいものでした。
牧野さん、本当にありがとうございました。

今回お世話いただいた、凰企画の皆様、素敵な機会を頂きましてココロから感謝申し上げます。
また、よろしくお願いいたします。


無何有庵料理教室 卒業制作<羹のコース>

2008年04月29日 15時53分24秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
羹のコース、半年間!
お疲れ様でした~。

超マニアックに食材カテゴリーごとに料理を追求してレパートリーを広げていく<サバイバル>な内容でしたから、ど~んと終わったよ~って感じです。

あ、受講生の皆さんは卒業制作という大仕事がありましたが。

しかし、やっぱり羹のコースを卒業すると相当腕が上がってますね~。
みんな凄いよ!




って、19日(土)、11時集合でしたが私が無何有庵のキッチンに入るとすでにお二人が盛りつけをはじめてました。
食器選びや庭のお花選び、葉っぱ選びと盛り付けも時間がかかります。

飯(基礎)のコースの卒業制作は何か1、2品ということでOKでしたが、羹のコースはそうはいきません。テーマを決めての創作料理です。
こだわりは、基本を忘れないということ、ココロがこもっていること、美味しいこと。その上で、素敵なこと。

ある程度おうちで準備して、仕上げを無何有庵で致します。

そして!飯のコース同様(笑)、「遅れますコール」が続出~。
知らせにくる松見スタッフも爆笑しながら来ます。
みんな、真剣なんだね。嬉しい瞬間でした。
時間に間に合うこともすごく大切なことです。
だけど、最後の最後まで悩んで取り掛かったであろうことを思うと、
なんか、微笑ましくて・・・。

そして、おひとり、おひとり、大きな荷物を抱えて登場です。
庭で15分ぐらいどの花にしようかと悩んでいる方や、盛り付けをしながら迷っている方、みんなのを覗き込んで参考にされている方、作品のテーマを書き込んでいる方、それぞれの時間が過ぎていきます。









そうこうしているうちに、テーブルは所狭しと大作が並び始めました。



そして、いよいよ発表です。









<みんなでお花見弁当>
基本食、食養料理を取り入れて、五味のバランスを大切にしました。

1.ひじき蓮根の稲荷寿司(陽性なうちの家族向けにあっさり芽ひじきで)
2.人参の葉っぱのサラダ海苔巻き
3.しぐれ味噌の玉ねぎカップ
4.頑丈なシュウマイ(ちょっと固くなりました。皮を細く切って巻きつけて蒸しました)
5.手作り鉄火味噌のライスパスタ
6.ひじき蓮根と稗のはさみ揚げ
7.きんぴら牛蒡の変わりフライ
8.大豆タンパクの空揚げ・胡桃風味
9.さっぱり切り干し大根のなます
10.中華風卵焼き
11.黒豆と蕎麦のモニコド和風惣菜
12.豆腐と酒かすのチーズとバジルのパウンドケーキ












<羹の膳>
習ったことを盛り込みました。蒸し煮を重点にがんばりました。

1.人参とブロッコリーの混ぜごはん
2.高きびバーグのトマト煮こみ
3.豆腐のふき味噌田楽
4.ブロッコリーのハンバーグ
5.牛蒡のステーキ
6.人参と玉ねぎの梅煮
7.ひよこ豆のペースト
8.黒豆のプルーン煮
9.切り干し大根のサラダ







<坦々麺&餃子セット>
今回の料理はアトピーにあまり良くない小麦を全く使わないことをテーマに作ってみました。餃子もあえて焼かずに蒸し焼きしました。

1.はるさめの坦々麺風スープ・・・ラーメンのかわりに春雨を使っています。コクを出すのにすり胡麻とピーナッツペーストを入れました。
2.大根の皮の餃子・・・餃子の皮のかわりに大根の薄切りを使ってみました。



















<春のマクロ日和>
春のものをふんだんに、苦味、あくを楽しめるメニューにしました。初めて使うものばかりで難しかったです。

1.小豆玄米おむすび&玄米おむすび蕗の薹味噌のせ
2.筍とひじきのおからハンバーグ梅味噌
3.菜の花のとろろ昆布巻き
4.牛蒡の梅酢煮
5.切り干し大根の煮物
6.里芋と蓮根の豆腐白和え
7.南瓜と干し柿の饅頭
8.甘酒のプリン ほろにがソース





















<熱々の二人でピクニック>
大切な彼に「あ~ん」ってはにかみながらお口に入れてあげたい一口サイズのお料理。愛を一杯込めました。

1.玄米筍ごはんのミニおむすび
2.菜の花の白菜とろろ昆布巻き 餡かけ
3.豆腐の白和えの湯葉巻き
4.おからハンバーグ
5.蓮根の蒸し煮&筍の梅酢和え
6.桜餅













<~春Lunch~>
カフェに行ったときにこういうLunchがでてくるといいなぁと思うのを作ってみました。キッチンが狭くコンロが一つしかないので火の段取りが大変でした。

1.ひよこ豆とベジミートのピラフ春巻き包み揚げ(カレー味噌ソース)
2.野菜のオーブン焼き (豆腐マヨネーズソース)
3.ことこと野菜スープ
4.湯葉のいちごミルフィーユ













<家族とお花見>
1.玄米桜ごはん
2.蓮根ボールトマトソース煮
3.燻製里芋(チェリー)のペーストと豆乳の羹もの
4.タラの芽の天ぷら
5.さつまいもの燻製(ヒッコリー)
7.若竹のお吸い物
8.かるかん















<竹取物語>
山里の山菜をいかに使うか?和風だけにこだわらずイタリアン風など今までに学習したことをアレンジしてみました。ご飯とデザートを忘れてしまいました。

1.前菜
土筆と菜の花の和え物
蓬莱漬け
蕗の薹の醤油漬け 蒟蒻和え
大豆の呉のサラダ
いたどりのトマト煮
2.五人の求婚
竹の子、春わかめの煮しめ
豆腐入り白玉、野菜味噌和え
油揚げの新玉ねぎ包み
山菜の天ぷら
ポテトの巣篭もり 手作り豆腐、蕗の薹のジェノベーゼソースがけ
3.御飯
筍の炊き込みご飯
4.香の物
野菜の糠漬け
山椒昆布の佃煮
5.水物
豆腐のお菓子
6.不老不死の菜
牛蒡の三十時間煮
鉄火味噌





この期も力作ばかりですね~。

最優秀賞は皆さんの投票で決めましたよ。

Aさん、おめでとうございます。
ダントツの最多得票となりました。
お母さんの優しい味が決め手となったようですね。



このクラスは、鯉が手に入らなくなって<鯉こく>が出来ませんでしたので、賞品を奮発しましたよ~。黒体の土鍋フライパンですぅ

お、お母さん喜びすぎってば。
ラケットじゃないんだから










おむすび

2008年04月28日 20時58分50秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
こんばんは、飯'zのmihokoです。

今日はなんと、スポーツクラブにいってきました。
日ごろから運動不足を気にしておりましたが一念発起。
夏も近い。ということで。

ウォーキングマシンをはじめとする基本的な器具の使い方を
おしえていただきました。

久しぶりの本格的な運動。気持ちがよいですね~

そこでなんと、インストラクターの方に

いい体してますね~




女子的にナイスバディーを想像しましたか?




残念。



運動をしてそうないい体だそうです。

学生時代からずっと文化部または帰宅部。
運動なんて。

なのに、最近とくに、よくいわれます。


さてさて。あすのおむすびは


セリのさっぱり混ぜご飯です。

つけあわせは



クレソンのおひたし。

ぜひぜひよろしくおねがいします


四国新聞 一面コラム  <「食」~向きあう~>

2008年04月28日 08時52分58秒 | 庵主の日記
「食卓の向こう側」の佐藤弘記者に初めてお会いしたのは平成17年5月8日(日)。ちょうど、3年前。(もっと昔のような気がするなぁ~)大阪での講演会(安部司さんとのコラボレーション→その後、安部さんの講演会にもつながりました)を聞きに行ったことからの出会いです。

九州の福岡を中心とした西日本新聞社が一般常識では考えられない「食」をテーマに新聞一面を使ったコラムを始め、すごい反響のなか、コラムをまとめた「食卓の向こう側」というブックレットを出されたばかりの頃の事でした。

(この佐藤さんとの出会いから、生ゴミリサイクルの吉田俊道さんとの出会いにつながりました)

佐藤さんの講演のお話はとてもショッキングな、でも「あ~、そうかもしれない」と心のどこかで感じながらもあきらめていたことをもう一度意識上に乗せてくれたものでした。
その翌年2月に、佐藤さんと吉田さんの講演会を主催して以来のご縁となりました。

そんな活動が、香川でもスタートしたようです。

・・・・「食」に対する信頼と価値観が大きく揺らぐ中、何をどう食べるべきかを考える連載「食~向きあう~」。第1部では、県内で起きた食品偽装事件を出発点に、いま食を提供する人たちが消費者ととう向きあおうとしているのかをレポート・・・・四国新聞コラムより抜粋

されるようです。

期待したいですね。

プルミエール 私達の出産

2008年04月28日 08時16分50秒 | 庵主の日記
フランス映画「プルミエール 私達の出産」を見てみたーい!

日本を含めた世界10カ国の女性のお産をドキュメンタリーで紹介したもので、なんと吉村医院でお産をする女性が登場します。

四国での上映は、今のところ愛媛県のみ。
シネマルナティック港町(089-933-9240)
7月19日(土)公開です。

自然なお産も見直されるといいなぁ。

香川での「しあわせなお産」の様子もみてくださいね~。

羹のコース第8期生 同窓会

2008年04月27日 21時00分08秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)







お天気にも恵まれて





朝から、クレソン摘みや、セリ、三つ葉、いたどり、ふきを収穫。



 

生地も、釜の火も、ソースも具も、お酒も~♪
そして、グーグーのお腹も準備万端。







今日は、無何有庵マクロビオティック料理教室<羹のコース>第8期生『ピザ!ピザ!ピザ!』の会を決行~。

卒業祝いを兼ねた同窓会&ゆるりまんま打ち合わせ会です。

同期のACISさん(アシス・綾上子どもの里インターナショナルスクール)のところに行ってきましたよ~。
ACISさんは徹夜で準備をしてくださったそうで、それはそれは、すんばらしい(思わず力が入ってしまいました)お料理の数々でした。

主人と私は、息子の予定に合わせての参加となり午後から顔をだしました。
うふふ、着いた時には殆どご馳走の準備が整っており、私はひたすら食べる係りと化しました。皆さん、ごめんなさい&ご馳走さまでした。

マイミク陣ちゃんの作った石釜で焼いたピザは最高~。
生地も、具も、この空間も、「おいしい」の何ものでもありませんでしたよ。

お腹一杯になったので、愛犬よねちゃんの横でお昼ね。
髪を梳かす優しい風が心地よくって、記憶が薄れていきます・・・。
お昼寝なんて、いつからしていないんだろう?
気持ちよすぎです。

素敵なマクロビ仲間と過ごす楽しい時間。
神様、ありがとうございます。



父ちゃん、喜びすぎ~(飲みすぎ?笑)!


ACISさんには、五右衛門風呂やおくどうさんもあってはがまでごはんも炊けるんですよ~。
ヤギさんもいます。
6月には蛍のクリスマスツリーも見れるそうです。
星がとってもきれいなんだって。
今度は、泊まりにいきたいなぁ~。

幹事さん、ピザの生地飛ばしてばかりいないで、次の企画もよろしくね♪



追伸


羹のコース第8期生の卒業記念企画
月に一度のランチカフェ<ゆるりまんま>は
7月12日(土)12:00開催です。

たくさんのご予約をお待ちいたしております。おいしいよ~。

(業務連絡)

打ち合わせ会第2回は5月20日(火)19:00~(於:無何有庵)ですと~。



飯のコース第9期(春夏)のクラス、誕生日。

2008年04月26日 22時06分03秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、飯のコース春夏クラスのスタートでした。

14名のレギュラー受講者で、本日初顔合わせです!
皆さん、素敵な方ばかりで♪ また、うれしいご縁を頂きました。

今期(第9期)から、少しカリキュラムを変えました。
どこを変えたかと申しますと、基本のレシピと季節や時間、老若男女、体質、体調に応じた陰陽応用レシピを並行して実習していくことに致しました。
どうぞ、どんな季節にも、どんな時間にも、どんな年齢、性別でも・・・自由にシフトしていけるマクロビアンに成長していって下さいね。

今日は初日ということもありますが、それにしても前回よりも長い時間でした。
私、毎回話が長くなっているかもしれません。
本日は集合から片付けまでだとまる6時間・・・  ごめんなさい

でもね、たった半年12回のコース。伝えたいことがあふれるようにいっぱいで、一般のマクロの教室のように3時間くらいで終えることができないのよ~。
未熟なのかもしれませんが、どうぞ2倍オイシイと笑ってお許しくださいね。

まずは、ご挨拶。
自己紹介。
無何有庵の取り扱い説明(笑)。
そして、波動のデモンストレーション。
ココロを込めることの大切さを実感していただきました。よね?

そして、実習しながら

材料の事、洗い方、一物全体のこと、皮や生長点のこと、灰汁を旨みに変える方法、正食協会、CI協会、久司マクロなどの調理法の違い、その理由と流れ、受け止め方・・・etc。





今日のメニューは基本の基本。

玄米ごはんの炊き比べ。
圧力鍋、土鍋、炊飯器。それぞれの特徴と効能。オーソドックスな炊き方とこれからの季節の夏向きの炊き方の説明もいたしました。皆さんのライフスタイル、好み、体調などで使い分けてくださいね。炊き方の何よりも、毎日続けることが大切。無理をしないで、長く続けていきやすい方法を選択することから始めてみましょうね。仮に超冷え性な方が炊飯器を使って(陰性に炊き上がる)も、続けていくことで必ず望まれる結果が生まれますよ。

玄米の洗い方、お米一粒を大切にするココロ、塩の量、水加減などなど、お話しすることは後から後からでてきます。フゥ~♪
そうそう、合間に包丁の研ぎ方のレクチャーも致しました。



そして、ごま塩ときんぴら牛蒡。

ごま塩はベーシックな塩2:胡麻8の分量で、白胡麻、黒胡麻を作りました。
1:16とか1:18などのバリエーションとどんな人、どんな時にどうするとよいかをお伝えしました。

きんぴら牛蒡は、食養のヘビーな調理法、味付けのものと、夏場などに対応できるライトな物を作り分けました。





お味噌汁は、今日は麦味噌を使って出汁なしのものを。
具は蒸し煮した玉ねぎとふのりと葱のお味噌汁です。
いいお味噌は大豆タンパクがアミノ酸まで分解されていますので出汁いらず。玉ねぎなど蒸し煮することで野菜の旨みを放出~。本当に甘味があって美味しいお味となります。お味噌も、すり鉢で丁寧にすりますので柔らかいお味です。
お味噌の陰陽もお話いたしました。また、食材の選び方、選ぶその意味、などなどご質問にもいろいろお話をいたしました。



三年番茶の煎じ方、陰陽のお話も致しました。

そして、陽性に炊いた圧力鍋の玄米ごはんと土鍋で炊いた玄米ごはんを陰陽対極図に盛り付けいたしました。



玄米ごはんとごま塩だけでも素敵な一品となりますでしょ。

ご参加の皆さん、長時間お疲れ様でした。
ご感想やご意見をお聞かせいただけるととっても参考になりますので
次回にでもおねがいいたしますね。


















おむすび

2008年04月25日 06時15分02秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
おはようございます、飯’zのmihokoです。

先ほど。今日のおむすびは~

なんて記事をアップし終わり、顔を洗っていると。

今日、衛生士さんだれもおらん。松見歯科って休みやん。

てことを思い出しました。
今日明日、おむすびはお休みです。

ウチを出る前に思い出してよかった。


さてさて。むすこちゃん。

4月から、保育所にかわりまして。
お昼ごはんもずううううっとよくなったので、
お弁当はやめにすることにしました。

どうしようか、迷ったのですが。
お肉やお魚が少し入るよりご飯をたくさん食べてくれる方が
いいかな、と。

主食は家からもっていけるので、玄米ご飯です。
幼稚園の時にくらべて、倍量は持っていくようになりました。
しかも保温なしでも食べるように。



かわりにおやつがあるんですね。

週に1回はケーキやクッキーを焼くようになりました。

おやつはおむすびでいいのにね。


今日もよいいちにちになりますように

マクロビオティック薬膳料理 <神草のコース>始めます。

2008年04月24日 22時44分17秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
         ●春菊の花


ずっと何年も前から温めてきた新しい企画、マクロビオティック薬膳料理教室<神草のコース>を始めることに致しました。
今日の桜澤先生のご命日に、ココロを決めました。

未病のうちに元気を取り戻す事のできる
もう少し幅のあるお料理を提案できればとずっと思ってきました。

そして、感じた(出会った)ものが中医薬膳学です。
中医学の理論に従って、適した食材、中薬を用い飲食・養生・健康の維持・疾病の予防・病気の治療に関わる学問。
中医学の陰陽五行説・蔵象学説・病因病機・四気五味・昇降浮沈・気径などの理論はすべて薬膳学の中に浸透しています。

櫻澤先生によってそれら(中医学、薬膳、陰陽五行、易・・・)を体系立ててまとめたものがマクロビオティックだけれども、私には様々な経験測があまりにも不足しており、マクロビオティックの賢人達が残した食箋を推し量り体験という実測で体得するにはあまりにも遠い道のりとなります。ならば、中国2000年の歴史の中ではぐくまれてきた中医学に基づき、桜澤先生が体系化した折の道のりを疑似体験しながらまずは鵜呑みで学ぶのもいいなと思うのです。

さらに、今は、素晴らしい先生の指導の元でも、いざ料理となると茶色い煮締めたお料理か、真逆に見た目や味(特に甘さ)に迎合したマクロビオティック料理が主流で、本来の植物がもつ力をどうイノチに換えていくのかを伝え切れていない氣がします。

片や火をいれ濃い味付けに重点を置いた基本食のきんぴら牛蒡やひじき蓮根などとても陽性なお料理。片や現代的なアレンジによるグルメへの憧憬たるとても陰性なお料理。

もちろんそれも必要でしょうが、根本を見失わないようにしたいというのが、私の今の思いです。

ブログでは拙文のため、うまくお伝えできないかもしれませんが・・・。

この食材はこんな性質があるからその性質を生かすとこんな効果を得られる。だからこの人にはこう料理して・・・という発想の発露こそがマクロビオティックと思うのです。

ひょっとしたら出発点と着地点を真逆にして?
食養を捉えていきたいと思います。

マクロビオティック薬膳。

植物と対話し対峙し、未病を癒すための理を伝えていきたいと思うのです。
中国とは気候風土が違う日本ですから、そこがマクロビオティックです。普段には動物性を摂らずともよく、砂糖不使用、ノンケミカル、未精製の穀類を中心とした薬膳を作っていきたいと思います。


■マクロビオティック薬膳料理教室<神草のコース>第1回目

6月14日(土)16:00~19:00

■テーマ

梅雨の時期のマクロビオティック薬膳(日本の梅雨と中国の長夏)
梅雨の季節の持つパワーを知り、身体や心にどう影響するか。その暮らしと食事についての考え方をお料理の実習を通してレクチャーいたします。
(中医学での陰陽とマクロビオティックの陰陽が少し逆になるところがありますので、漢方などをされてきた方にはマクロビオティックでの陰陽を判りやすくご説明いたします)

■参加費

4,200円
※全くマクロビオティック初心者の方は、<養のコース>(5月13日(火)からスタート)などの受講をおススメいたします。もちろん初参加でもご指導させていただきますので大丈夫ですよ。





そんなことをずっと思いながら、ようやく中医薬膳学への道が開かれてきました。
私が学んで来たものをほぼライブ(右から左に)で実践への扉を開いていきたいと思います。

ぜひ、ご参加くださいね。


ヨンデンプラザサンポート「環境月間イベント<Eco Cooking 教室>」

2008年04月24日 17時46分56秒 | 庵主の日記
今年もまた、ヨンデン(四国電力)プラザ・サンポートさんの主催でマクロビオティック料理教室を開催いたします。

環境月間イベント
「Eco Cooking 教室」

皮をむかない、灰汁をとらない、湯でこぼさないことで旨みと栄養と家計のムダを省くマクロビオティックエコクッキングを体験してみませんか?また、Co2の排出量を減らす=家計の節約につながる環境家計簿のつけ方をご紹介します。

■メニュー

6/13(金)玄米パティのお好みバーガー、野菜のスムージー
6/19(木)玄米おかゆパンのサンドイッチ、フルーツのスムージー

■開催

6月13日(金)or 19日(木)
時間 10:30~13:30

費用 無料
定員 各16名

お申し込みのお問い合わせは
ヨンデンプラザサンポート
0120-459-010


埼玉県大宮市へ

2008年04月24日 10時43分30秒 | スタッフのブログ
今晩、仕事が終了したら、そのまま空港へ行き、お勉強のために埼玉県大宮市へ行ってきます

後輩の横田と2人旅です
横ちゃんと2人旅は始めてかな

ホテルをとる時なかなかとれなくて、危うくダブルベットで2泊するところでした
私は別によかったんですが…

無事横田が予約をとってくれて、横ちゃんを抱き枕にすることは先延ばしになりました
またの機会に

土曜日のお昼には長野県の山岸先生とご一緒させていただく予定です

夜の7時発の飛行機に搭乗するので、ホテル到着は夜の10時ごろでしょうか??

お勉強してきま~す

きんぴら牛蒡より玄米ごはんに・・・。

2008年04月24日 08時23分07秒 | 庵主の日記



明日から無何有庵のマクロビオティック料理教室・第9期・春夏のクラスがスタートいたします。

今日は、雨模様ですが、キッチンの隅々まで日頃使わせていただいている感謝の心を込めてお掃除したいと思います。

棚の上、レンジの汚れ、コンロの周り、収納スペースの中・・・。
毎日使っていると、結構汚れているものです。
包丁は一本一本、丁寧に研いで。

てんさんが持って来てくれたハナミズキの花も終わりそうだから、季節の花も活けて・・・。

新しいお顔ぶれの皆さんにお会いできると思うとドキドキしますね。
楽しいドキドキです♪



さて、初めてマクロビオティックに触れる方にぜひとも伝えたいことがあります。
すでに実践なさっておられる方にも通じることです。

特に基本食を習い始めると、習うという能動的なことも手伝って、基本食のベーシックな特徴としても、身体が陽性になる傾向があります。
本来は、陽性にすることよりも中庸を目指すことが大切なのですが、マクロビオティック三種の神器ともいえる「きんぴら牛蒡」「ひじき蓮根」「ごま塩」などを基本レシピで作っていきますと、まだまだコントロールが出来ないうちでの食養の味付けとの出会いにより、知らず知らず陽性に傾いていく方が多いように思います。

それだと「きんぴら牛蒡」のように煮しめたようになって(笑)、頑固で厳しい感じになりますよ。

無何有庵の飯(基礎)のコースでは、そんなことも踏まえて少しカリキュラムを変えていこうと思っています。
調整ができること・・・これこそがマクロビオティックの『理をはかる』という料理(物事を判断する根拠、理由)の所以たるものと考えます。

春夏秋冬、朝昼晩、老若男女、体調、体質問わず同じレシピなんてありえないわけですから、そこが充分に理解実践できるような指導内容にしていきたいと思います。これまでも、終盤ではレシピの違いや陰陽の違い、方法、使い方などをやってきましたが、もう少し、突き詰めてしつこく(笑)やって行きたいと思います。もちろん盛り付けやアレンジの方法もやっていきますね。

ぜひ、玄米ごはんのような柔らかで温かいふんわりとした甘味の「人間像」をめざして行きましょうね~。

さあ、飯のコース14名、羹のコース11名の皆さん、半年間最後まで楽しく学んでいきましょうね。どうぞ、よろしくお願い致します。
また、単発ご参加の皆さま、振り替えの皆さまもどうぞよろしくお願い致します。





中医薬膳ノート1 『春の薬膳』

2008年04月23日 23時25分40秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース


あさりとセリの散らし寿司

あさりは(寒甘鹹/肝腎脾胃/清熱潤燥)



鶏肉と葱の炒め物



春野菜の吉野煮



豆乳ゼリー葡萄ソース


陰消陽長、立春から立夏までの3ヶ月間。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨の節季を過ごす春。

陽気が育ち、成長が促進され、万物が芽生え生き生きと育つ『発生』の季節です。

春の特徴は『風ふう』です。風は一年中吹き他の気と一緒になり影響を及ぼすこともありますが、一般的にふんわりした春のイメージですね。
春になると『春一番』が吹き、春の嵐と言葉にもあるように、この時期は風の影響を受けやすくなります。

そして、風は春の外因邪気『風邪ふうじゃ』となります。

中医学の陰陽学説からみると風の邪気『風邪』は陽に属する邪気です(マクロでは陰性です)。軽くよく飛び発散するという特徴があり、身体の上半身を痛めやすくなります。頭痛、めまい、目の充血、鼻づまり、喉の痛み、軽い咳などの症状が見られます。
また、善行の性質により病状が身体のあちらこちらに移り現れ、痒み、痺れなどの症状も現れます。さらに数変の性質により症状が変わりやすく、病気の変化が速いのも特徴です。(風邪から気管支炎・肺炎に変化するなど)

春は五臓のうち、肝の働きが盛んになり、精神、情志、の活動が上昇・発散するので、陽気が上昇しやすい体質の人(暑がり、のぼせなど)は、興奮状態を招きやすくなります。
不眠、鬱病、イライラ、怒りなどの症状に注意しましょう。

肝の働きは、脾の働きを助け消化を促進します。この働きが強くなりすぎると脾の働きも悪くなります。食欲不振、疲れ、無気力などの症状に気をつけましょう。

中国の古典「黄帝内経」には、春の養生として「夜更かしをしてもよいが、朝は早く起きて庭をゆっくり散歩する。身体を締め付けているものがあればゆるめ、身体を伸びやかにして過ごすように心掛ける」とあります。

春は自然界の全てが伸びやかに成長する季節ですので、体内の気も同じようにすることが必要です。ゆったり、のんびり、リラックス。肝の気を整える食養上を心掛けるとともに、脾を養うことにも注意しましょう。




ちょっと途中なのだけれど、とりあえずでUPしちゃいます。
写真は、薬膳なのでノンマクロです。
これからマクロに置き換えていけるようにしていきたいです。
また、時間を見繕ってこの記事を仕上げていきますね。
次は「梅雨の時期の薬膳」をUPする予定です。















讃岐MI塾<まなびまくろ>の会、第2回開催しました。

2008年04月23日 22時34分09秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
今日は、倫理法人会のモーニングセミナーの講師として観音寺のかんぽの宿にてあさ6時前から食のお話をしてきました。
実は、私も高松南倫理法人会の会員で、代表幹事をしているのではありますが、食養相談のメールへのお返事や食改善実施中の方への経過確認、食箋の作成など、どうしても昼間の仕事を終え家事を済ませてからのことになり、毎日夜中仕事となり毎週木曜日の早朝セミナーに行くのが滞り、できの悪い幹事なのではありますが、いつも回りの皆さんは本当にお人柄のよい人ばかりで、一つも責められることなく、たま~に顔を出しますとニコニコと暖かく出迎えてくださいます。
そんな皆さんに恩返しとばかり、高松からはちょっと遠いのですが、観音寺の支部にお邪魔してお話をしてまいりました。

そして、終わるやいなやとんぼ返りで帰宅。

今日は、先月からスタートすることが出来た<まなびまくろ>の勉強会の日です。
あわてて準備をして、皆さんのご来庵をお待ちいたしました。
10人のご参加を頂き、みなさん真剣なお勉強会を持つことが出来て本当にうれしいデス。遠方からは、なんと愛媛県からもお二人がご参加くださいました。遠いところ嬉しかったです。ありがとうございます。







まず、恩師のDVDを使った「初めてのマクロビオティック入門」となる勉強を2時間ちょっと。その後、昼食を摂りながら、最近習っている中医学に基づいて薬膳のお話。これからの季節<梅雨>の時期の外因邪気や症状、食事などのアドバイスを。そして、本の唱読。今日は兎龍先生の陰陽入門の一部を輪読し、難しい部分を解説しながらマクロビオティック陰陽を紐解きました。
そして、質疑応答ということで、2時頃終了いたしました。(本当は13時のよていなのですが、お話が盛り上がって遅くなりました)

その後、新患さんの初診カウンセリング。

そして、先日ご紹介いたしました「月葡ちゃん(生後1ヶ月)」が初めて無何有庵にきてくれて、嬉しい癒しの時間を暫し過ごし、その後週末から始まる料理教室の準備となりました。

できるだけ、わかりやすいようにテキストを見直したり、書き換えたり。私にとっては勉強の時間でした。

こうやって、PCに向っていますと「今日はなんか勉強三昧~」って充実感というか達成感というか、がんばったぞ~って気分でいます。

なので、先日関西のお友達ぐるちゃんが遊びに来てくれたときのお土産ワインを一人で頂いている、今夜のわたしです。(取って置きのワインなので、へへ、独り占めの贅沢です。主人は、今朝私に同行してくれたためか、ごはんも食べずにもうご就寝です)

いくつになっても、勉強はうれしいものです。(息子よ、勉強は楽しいものなのだぞ!)学ぶことができるって、素敵です。

これも、マクロビオティックに出会えたお陰ですね。
素敵な仲間が集まって、勉強をする姿を見ることができ、田舎の香川も捨てたものじゃないぞって思いました。

今日は私にとって、お料理教室だけでは経験の出来ない学びの時間でした。
ご一緒してくださった、倫理法人会の皆様、まなびまくろの皆様、本当にありがとうございました。

うっ、明日は高松南倫理法人会のモーニングセミナーですね。
あちゃ、行けるのかな?わたし・・・。

おむすび

2008年04月22日 06時27分07秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
おはようございます、飯'zのmihokoです。


昨日夜、窓を開けっぱなしでねたら、さすがに朝方、
寒かったです

昼間はだいぶ暖かいんですけどね~。

さてさて今日のおむすびは


ほくほくひよこちゃん と 私も大好きわかめちゃん


です。よろしくおねがいします~


今日も良い一日になりますように