一昨年からココロビオティックランチセミナーを始めて、出会ったのがおむつなし育児でした。
福岡でスナオラボ給食室を主宰されている長尾さんに教えて頂きました。
すぐに、あ、これは大切なことって思いました。
ちょうど、子育て講座をいたしておりましてその内容とも本当にリンクするものでした。
今、子どもたちがおむつをする期間は3年位でしょうか?
昔は一歳にもなれば大人のトイレに連れて行き上手にするようになり、
子どもたちもその頃から「おしっこを」教えてくれるようになってきたものです。
しかし、最近は布おむつから、紙おむつになり、
高分子吸収体、肌触りもよく、おしっこをしたかどうかがわからなくなってきたこともあって
おむつがなかなか取れなくって、トレーニングパンツまで出ています。
さらに企業はおむつをできるだけ長く付けてもらうほうが利益になりますから
ますます年齢が高齢化し、ついには12歳用なるものも出ているのだそうです。
CMもランドセルを背負った女の子が起用されて、
小中学校あたりまでおむつをつけていることが異常ではないかのように錯覚いたします。
他人が使ったトイレは不潔なので、トイレを使えない子どもが出てきていることが商品のニーズにつながっているのだとか。
確かに親は楽になります。
でも生きることを学んでいる最中のこどもたちにとって、食べることと出すこと(栄養と排泄)はとても大切なことですから、この排泄をないがしろにするということは生きることを阻害することと同じなのです。
アメリカでは青年が恋をして彼女と性行為をしようとしたときに初めておむつをしていることを彼女から指摘されて、それが普通ではないことを知ったという事例もあるそうです。
こうなると、生命体として大切な生殖にまで及んできます。
さらには、食べる出すという一連の運動は「開く」「締める」という私たち肉体の決定的システムですから、おむつによって締める力の低下、つまりコントロールができなくなるということにつながります。
最後には、老人用ケアパンツに変わり垂れ流し状態で死をむかえるようになります。
つまり寝たきりが早くなるということです。
だからこそ、子どもの時からちゃんと排泄のことも教えなくてはいけません。
おむつなし育児は、子どもの自立がとても早く促されるのにも驚きます。
わたしはココロビオティックランチセミナーでいつもお話するのですが
子育ては子どもの自立の支援なんだということ。
おむつなし育児は、身体的にも精神的にも自立を促す素晴らしい育児法となります。
是非おおくの方に知っていただき、実践してほしいと思います。
さて、おむつなし育児を現在始めている方、これから実際にされる方、これまでにされてきた方を対象におむつなし育児をひろめるための<fellow sitter>育成のための講座を開催することになりました。
おむつなし育児を実際に経験して、その経験を多くの方の育児に参考になるようにご指導やアドバイスができるような仲間としての育成講座です。
講師は、福岡でクレセントムーンという活動グループの一員として、おむつなし育児や月経血コントロールなどの活動、指導をされてきた加藤理香さんが勤めてくださいます。
いずれは月経血コントロールの講座も開きたいと計画中ですが、まずは子どもたちから元気にしていきたいと思います。
つきましては興味のある方や是非各地でおむつなし育児のことを広めていく<fellow sitter>を目指したい方は、ご参加くださいませ。
おむつなし育児<fellow sitter>養成講座
カリキュラム、日程の詳細は近日中にお知らせいたします。
第1回の開催は下記の通りです。
日 時 2月22日(火)10:00から12:00
参加費 3000円(おやつ+お茶代)
全10回の予定でカリキュラムを組んでおむつなし育児のノウハウを学んでいただけるようにいたします。香川でのおむつなし育児のコアメンバーとしてご指導させていただきます。
fellow sitterとして学んでいただいた後は、これからの活動や方向性などをご一緒に計画できればと思います。
是非、お気軽にご参加くださいませ。
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