マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

アースディ

2012年04月23日 10時51分16秒 | 庵主の日記
昨日はアースディーでしたが、春の嵐で大荒れとなりました。
私は、ヘナでお世話になっている美容室「春風」さんのイベントに出店する予定だったのですが
春風を通り越しての嵐な状態で、とても楽しみにしていましたので残念でしたが延期となってしまいました。
一緒に出店するメンバーが土曜日から我が家に泊りこみでしたので、
幕内秀夫先生の講演は主人に任せて、予定がすっぽり空いたメンバーと共に、
三木町の「鈴丸」さんと徳島のテーブル工房「kiki」さんに行ってまいりました。

「鈴丸」さんでは、香川の木の作家さんで阿部さんという方の櫛を、「kiki」さんでは木の雑貨を買いました。25日がお給料日なので、贅沢が出来る状況ではなかったのですが
阿部さんの櫛は、使ってみると髪がサラサラになるんです。
最近、髪を短く切りましたので、洗髪のあと、ドライヤーで髪を乾かしていましたら、パサパサするようになっていましたので、これはすごい!

店主にお伺いすると、「静電気が起きませんからね」とのこと。
自然木の力ってすごいんですね!

私が選んだのは、紫鉄刀木(むらさきたがやさん)という希少種で、紫檀・黒檀と並び、唐木三大銘木と称される価値の高い木材を使ったものです。
木の皮の部分を生かした素敵なデザインに一目ぼれしました。






あと数日は、台所にあるものだけで食をつなげようっと(^^)/




でも、この櫛、もうひとつ優れていることに気が付きました。
頭皮をここちよく刺激し、経絡の流れをよくしてくれそうです。
気血を通す自然の力もありそうです。
しばらく実験しながら、様子を見てみたいです。

そして、暴風雨の中、風に煽られながら徳島へ。
「kiki」さんは、天然木を使った家具やテーブル、小物を作っている会社の工房ショップです。
素敵な小物がいっぱいあって、見ているだけでも楽しい空間でした。
自然のものは、やっぱり癒されますね。

途中、揺れるはずのない(と、普通は思うような)看板が大きく左右に揺れて、今にも折れそうなのを見ながら、あまりにもあり得ない様子に、「うわっ、う~わぁ~!!!」って大爆笑してしまいました。
人間って、想像を越えると笑うしかないのかな?
ま、どこかになんの根拠はないんだけど大事にはならないっていう、安心感みたいなものがあったからでしょうね。
帰りには、風も収まり、看板も無事に立ってましたので、ホッとしました。

まさにアースディ。
地球のうねりや、自然のものに触れた一日でした。

徳島の方、徳島マラソンお疲れ様でした。
きっと中止だろうと思ってたのですが、なんと、開催されたそうです。












































香川に完全ごはん給食を!

2012年04月23日 06時38分15秒 | 庵主の日記
昨夜遅く、『粗食のすすめ」でおなじみの幕内秀夫さんが、我が家に。



昨日は、幕内秀夫さんの講演会が丸亀で開催されたのですが、100名ほどの方がご参加くださったそうです。実行委員会のお母さん方、本当にお疲れ様でした。大盛況で良かったです。

間接的にお手伝いをさせていただいてお迎え役を仰せつかっておりましたので、一昨日の夜から幕内さんと飛行機がどうなるのかなどの打ち合わせを電話でやり取りをしておりました。
あいにく香川は悪天候の天気予報で、幕内さんには本当にやきもきさせてしまいました。
朝一番に、飛行機はキャンセル。新幹線で来られるとの連絡を受けて、瀬戸大橋が通行止めにならないようにと祈りました。
まさかと言う時のために、講演のパワポのレジュメまで送っていただき、代役の準備までしておりましたが、愛媛、高知、徳島はかなりの暴風雨でしたが、香川はそれほどまでいかなかったので、無事、幕内さんもご来県頂き、講演をいただくことが出来ました。
本当にありがとうございます。

久しぶりにお会いして、思い出話もいっぱいで、12時過ぎまで楽しくお話させていただきました。

平成10年に「学校給食と子どもの健康を考える会・・・おむすびの会」を立ち上げて、以来、何度、幕内さんに講演をしていただいたことか! 息子も大きくなって、私たちの活動の内容も変化してきたため香川支部の活動は休眠状態でしたが、今、若いお母さん方が引き継いでくださり、本当によかった。

幕内さんの「茨城なまり?」のほんわかした、楽しいトークは、
全国のお母さんたちの大きな希望につながります。
最大の味方です。
二十年近く、一貫して「学校給食を完全米飯に」というスローガンとともに、その姿勢を貫いておられ、本当に感謝の思いでいっぱいです。

香川で、また花開こうとしているお母さんたちの活動を、ココロから応援し、バックアップしたいなって思いました。

幕内さん、そしてご案内役のやなさん、遅くまでお疲れ様でした。
ありがとうございます。

































四季の<J.YAKUZEN>PART2 第3回を開催しました。

2012年04月22日 08時42分30秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
四季のJ.YAKUZENのクラスは、薬膳茶のレッスンと中医学の基礎を学んで頂くクラスなのですが、2年目に入り、なんか、ゆる~い茶話会のような楽しい雰囲気で、ガールズトークに花が咲きます。



今回は、冷え性の改善薬膳茶をご紹介しました。

ウエルカムティ<陳皮茶>






 
冷え性を防ぐ薬膳茶実習<艾葉生姜茶>





薬膳茶は、出来るだけ手に入れやすい食薬を使い、気軽に楽しんで頂けるようにしています。
美肌、アンチエイジングとともに、女性の関心度NO.3に入る<冷え性>の改善は、冬はもちろん、夏は夏でエアコンなどの問題もあり、季節を問わず知っておくとお役に立てる内容です。

冷え症とは、独立した病気ではなく、一つの症候群として顕れる症状です。
陽が不足した状態が慢性化して、血流や気のめぐりが悪く、水が停滞し、臓腑の働きの低下により身体が冷える病的変化をいいます。

顔色が蒼白で、四肢や腹部、そして腰の冷え、身体の痛み、畏寒、疲れ、舌質淡白、舌体胖大、舌辺の歯痕、脈は陳弱な症状を感じている方は、要注意です。

冷え症は<証>がいくつかあります。大まかには、陽虚、血虚、気滞の3つに分類されます。いずれも陽の不足からくる症状ですので、カラダを温めることが大切になりますが、病因病機、症状が違いますので、それぞれの証に合わせての立法をたてることが必要になります。


このクラスの楽しみの一つでもある<薬膳プラス>は、夕方からのクラスですので、軽い食事としてお出ししています。マクロビオティックパン教室の「natural food class te-ma」主宰の中原先生特製の一品をご用意しています。今回は冷え性改善の薬膳ベーグルをお願いいたしました。

<蜜柑とフェンネルのベーグル>





一般的に柑橘系は温性のものが多いのですが、中にはオレンジのようにカラダを冷やすものもありますので要注意ですが、今回は温州ミカンをまるごととフェンネル(小茴香しょうういきょう)を生地に混ぜて焼いてもらいました。

今まで食べたベーグルの中で一番美味しかったなぁ~(^^♪
さすが、中原先生です。

薬膳茶と薬膳プラスで、ガールズトーク炸裂しながら、
楽しくわいわいと笑いが絶えないクラスですが、一応(^^ゞちゃんと講義もさせていただいております。

<理論>
   
●冷え性について

●病因学説と病因弁証論治について③ ・・・署邪について

理論は、薬膳茶のテーマについてのお話と、今期の中医学テーマでの<病因学説と病因弁証論治>についてシリーズで解説をしています。ゆったりとしたペースで進んでいますので、途中参加も大丈夫ですよ。

次回から曜日が変わりました。
基本的には第2土曜日の18:30~20:30です。
来月につきましては、GWの関係で、第3土曜日に開催いたします。
薬膳茶のテーマは「慢性疲労」についてです。
中医学理論は「湿邪」についてです。
参加費は1回2000円(税別)です。単発ご参加も可能ですが、中医学理論はシリーズになりますので継続参加が理想的です。

お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 會田まで。



































雑誌「Komachi」に載ったよ。

2012年04月19日 15時32分34秒 | 庵主の日記
月刊香川こまちさんの5月号にマクロビオティックのページが4ページも!

初夏のヘルシーグルメブックと題して、メイン特集として
素敵なお店が勢ぞろいです。

その中に、生徒さんのお店もたくさん載せて頂きました。

そして、無何有庵のご紹介も♪

コラムとして半ページも割いてくださいました。ありがとうございます。

私の顔写真は、省いて頂いてので(^_^;)よかった~。
教室の風景を載せて頂いております。

マクロビオティックがもっと広がるといいですね~。

よろしかったら、立ち読みではなく、お買い求めくださいね。
だって、行ってみたいお店がいっぱいですもん。
よろしくお願いいたします。

450円です。




5月号は明日発売です。
























































あなたの歯は本当に抜かなくてはいけないのでしょうか?

2012年04月19日 13時54分01秒 | 庵主の日記
根菅治療が専門の当院では、重度の歯周病の患者さまが大変多くいらっしゃいます。
特に、県外から来られる患者さまは、いくつかの歯医者さんで「抜歯」を宣告されて、どうしても抜きたくないと言う思いから、当院にご来院なさる方ばかりです。
遠方の方は、国内ですと青森や、仙台から。国外ですと、中国やアメリカからもお越しになられます。

抜歯になるかどうかは、ポケットの深さが第一関門です。
歯周病とは、歯の根元の周りの骨が解ける病気です。
ですから、ポケットが深いということは、歯を支えている骨がかなり溶けているということです。

歯の根元の長さは、歯の種類によっても、また、個人差もありますから一概には言えませんが、犬歯ですととても長く15ミリほどあります。
ですので、平均して13ミリくらいと思ってください。
つまり、13ミリの骨で支えているということです。

当院の検査では、ポケットは、1~3ミリが正常、4ミリで初期の歯周病、5~7ミリが中度の歯周病。8ミリ以上になると重度となります。多くの歯医者さんでは、ポケット8ミリともなると、抜歯という二文字が歯医者さんの頭の中には芽生えています。

確かに残り5ミリの骨で支えるのですから、歯はぐらぐらしますし、なかなか骨の再生などしないとの判断があるからです。
良心的な歯医者さんでも、歯石の除去などで進行を送らせながらも、つきあえるところまでつきあいましょう的発想が大半です。つまり、いずれ抜歯となるということです。

松見歯科に来られる重度の歯周病の患者さまは、ポケット8ミリなどはまだまだ良い方で、ポケット11ミリ、12ミリという重度も重度というケースも多々あります。

そんな方が、一本も歯を無くさずに、溶けた歯根の周りの骨を回復させて笑顔を取り戻されます。もちろん、どうしてもダメな場合もありますが、圧倒的に抜歯の回数は少なく、全患者さまでも、月に1本抜くか抜かないか、年に5、6本の抜歯にとどまります。

たとえ重度の歯周病でも、あきらめないでください。

抜歯と言われた90%以上の歯が残ります。






松見歯科では、歯周病でお困りの方、抜歯と言われている方のために

歯周病のための勉強会を開催いたします。


松見歯科診療所講演会 全国キャラバンin香川

歯周病と全身疾患

日 時 平成24年6月6日(水)9:00~12:00
場 所 松見歯科診療所 食養塾 無何有庵
費 用 500円 玄米おむすび付



お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 會田まで。前日まで受付いたしております。お支払いは当日可。


●歯周病の完全治癒を目指して原因除去療法を徹底的に行うと、患者さまのいろいろな病気が並行して改善します。当院の歯周病患者さまの症例を通して、全身の健康についても考えます。

(当院で良くなった病気の一例)
便秘、吹き出物、肌荒れ、いぼ、ニキビ、乾燥肌、アトピー、爪の黒線、貧血、低体温、冷え性、低血圧、高血圧、口臭、口渇、虫歯、歯周病、生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、不妊、高脂血症、高コレステロール血症、いびき、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時途中覚醒、傾眠、不眠、アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、喘息、扁桃腺炎、花粉症、肩こり、胃腸虚弱、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、動脈硬化、静脈瘤、拡張型心筋症、Iga腎症、白内障、緑内障、加齢性黄班変性症、鬱、ADHD、多動、アスペルガー症候群、癌、リウマチ、骨粗鬆症、肥満など。




































柿本和子先生と<つむぎ>で交流会をします。

2012年04月18日 10時21分44秒 | 庵主の日記
いよいよ、柿本和子先生の講演会が近づいてきました。
本当に楽しみです。

私も、尋ねてみたいことがたくさんあります。
マクロビオティックの講師をしていますと、
知らない事だらけなのに、聞くことがはばかれる気がしたりするものですが、
恥は一時。
考えて考えて、考えてもわからないことは、師匠に尋ねるのが一番です。

みなさん、いかがですか?

講演会のときにご質問の時間も取りたいと思っておりますが、
時間に限りもありますので、
今回は、和子先生と夕食をご一緒頂き、交流会を設けさせて頂くことにいたしました。

和子先生を囲んでマクロビオティック食事会

日 時 4月25日(水)18:30~20:30

場 所 玄米菜食 オーガニック料理 つむぎ
     高松市生島町606-6
     090-5141-0535

参加費 3,000円


アルコールは持ち込みでお願いいたします。





限定15名です。あと、若干名でしたらご参加できます。
お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 會田まで。
































































マクロビオティックの食事法について

2012年04月17日 17時56分49秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、無何有庵の料理教室の講師でおなじみの中原先生の丸亀の教室<natural food class te-ma>でマクロビオティック料理教室の定期講座を開催いたしました。

長年、無何有庵でアシスタントを勉め、現在は料理担当の講師をお願いしている中原先生へのお礼奉公として月に一度かよわせていただいております。

こちらのクラスの生徒さんは6名で、無何有庵のクラスとはまた雰囲気が違いますが、
こちらの生徒さんもとても熱心でうれしいことです。

今日の私のお話は、自然な生き方の実践ということで、物質的食事と感覚的食事(精神的食事)についておはなしいたしました。

私たちは、ミネラルや水やあらゆる生物を食べて生きていますが、
厳密に言いますとそれら以外にも呼吸器官や皮膚呼吸を通して、地球を取り巻く空気を食べています。
それから、長波、短波、高周波、低周波など、あらゆる種類の振動を感覚器官(触覚、味覚、臭覚、聴覚、視覚)とカラダ全体で食べています。触覚では固体を、味覚では液体を、臭覚では気体の振動をとらえ、聴覚は大気中を伝わる振動を、視覚は光の波を感じ取っています。
つまり、前者は物理的食事であり、後者は感覚的食事であるといえます。

また、私たちは私たちを取り巻く環境のいたるところに存在する放射線や波をも感じ取っています。

その中には植物たちが発する身近な振動や波動であったり、何億光年もの彼方からくる宇宙線や波もあります。私たちは、そんな波を体表で受け止め、その一部を電磁波に転換して経絡を通じて循環させます。

この電磁波が、私たちのカラダの60兆個の細胞、腺、器官、カラダの全てに充電されそのエネルギーこそが私たちの活動の源になります。
消化、吸収、排泄、呼吸、思考することができるのです。

眼に見える物質的食物と眼に見えない振動、波動、放射線、様々な光線などの精神的食物によって生かされているのです。

物質的食物は、一定の間隔をおいて摂取するいわゆる食事ですが、精神的食物は絶えず無限に摂取しています。つまり、精神的食物は私たちがコントロール出来るものではありませんので、物質的食物のコントロールによって、体内に摂取されるときの質と量の両面で相反したり、相補しあったりしてバランスを取ることになります。

マクロビオティックの食事法は、単にノンアニマルとかノンシュガーとかノンケミカルなどの決まりがあるととらえるのは、あまりにも大雑把で正しいとは言えません。

物質的食物を多く取ると必然的に非物質的つまり精神的食物の摂取は抑制されます。その反対もしかりです。

動物性の食べ物を多く摂ると、精神的食べ物のうち短波の吸収が減り長波の吸収が増えます。つまり、身近な環境に対して様々な情報を知覚したり認識したりする能力が減るということになり、また、無限の時間や空間に対する気づきや感受性が鈍することにもなります。

反対に、植物性の食物を多く摂取することで短波の吸収がUPし、長波の吸収が減少します。結果心理的、精神的視野が広くなり、周りの心配や気鬱が少なくなります。

私たちが、物質的食物と、精神的食物の何をどのようなバランスで食べるかによって心理や精神の質も変わってきます。それゆえに、肉体と精神そして心理の活動の調和をとるために、秩序のある食べ方が大切になってくるのです。

目に見える物質的な物事の理(ことわり)だけに囚われず、目に見えない潜象の物理も感じるために、宇宙のコピーである自然を暮らしに取り入れ、私たちカラダも宇宙のコピーである小宇宙となるといいですね。

口から摂取する食でカラダを一杯に満たすのが食事だと考えるのは、物質社会の思考であって、
人間本来の食べ方ではないことを知っていただけるとうれしいです。




今日のお料理



三色ごはん 



葛切りのサラダ



梅牛蒡



玉ねぎの皮のスープ



人参の花びら菓子



野菜のクリアスープ

































春の土用

2012年04月16日 07時12分38秒 | 庵主の日記
おはようございます。
今朝のさぬきは曇り空です。
桜の花が散るこの季節、いつも思い出すのが神田川の花筏です。
川面が桜色に染まり、それはそれはきれいでした。
そろそろ八重桜も満開の時期を迎えていますね。
桜の花の塩漬けに追われる華やかな季節です。





そして今日は春の土用の入り。
季節の生まれ変わりも土からと感じた古代の人々の瑞々しい感性には
本当に驚かされます。

5月5日には立夏を迎えますが、春から夏に入れ替わるこの時期は
私たちのカラダも60兆個の細胞の全てが宇宙の法則にしたがって移り変わります。
つまり、体調も変化する時だということです。春のカラダから夏のカラダに変わろうとし始めるのです。
その変化にシフト出来ないとき、私たちはバランスを崩し、体調不良となります。

季節の変わり目に不調になりやすい方は、
もっと宇宙からのメッセージをしっかり受け止めることができる受信機になるように
食も暮らしもちょっと見直すチャンスなのかもしれませんね。

風や水、大地のあたたかな緩みの波動を受け、植物たちが織りなす美しい季節の流れを堪能し、私たちも負けじとより美しく相似し、同じ生命の息吹を分かち合いたいと思います。

素敵な1日をお過ごしください。



































イノチを育む「食」に問う。

2012年04月14日 07時17分29秒 | 庵主の日記
柿本和子先生のマクロビオティックセミナーも、いよいよ2週間後となりました。
松見歯科のスタッフも絶対に参加したい!との希望がでて、当日は診療を早めに切り上げることになりました。スタッフからそんな声が上がるのは、本当にうれしいですね。

マクロビオティックを始めてたかだか13年ですが、私自身、マクロビオティックの全てを理解しているわけではなく、感覚的に捉えてきた部分もたくさんあります。また、そのうちにきっとわかるようになるってことも山ほどあります。理解度が変わると、今まで思っていたことが全く逆になってしまったということも結構あります。そんな私のマクロビオティックレベルで、もやもやしていたことをスッキリ論理的に整理してくださった初めての先生が柿本和子先生でした。

私にはマクロビオティックの師匠と思っている方が二人おられます。
一人は、西川勝也先生です。
西川先生は、現在は別な道を歩まれており、マクロビオティックの先生ではありませんが、私の人生の恩師であることにはかわりありません。

そして、もう一人の師が前述の柿本和子先生です。
知らないことはないのではないかと思うくらい秀でた頭脳と的確な判断、生きることへの姿勢、女であり妻であり、母であり、人であり、さらに師であり、その調和に満ちた和子先生は、私の大切なお手本です。
弟子のはしくれにしていただき、本当に有難いことです。



マクロビオティックを目指す方はぜひ時間を作ってご参加ください。
無何有庵の生徒さんは必須です。

マクロビオティックに興味のある方は、ぜひ、柿本先生のお話をスタートラインにしてそこから出発してください。どんな先生から学ぶかによって、マクロビオティック人生が大きく変わります。

とにかく、たくさんの方に聴いてほしい講演ですし、たくさんの方に会っていただきたい素晴らしい先生です。


      inspiration-macrobiotique
  マクロビオティックを説く

時代を読み、これからをどう生き抜くのかを
     イノチを育む「食」に問う。



■潜象の目に見えない宇宙の法則に基づいて生きてきた生命の不思議。宇宙とは何か、自然とは何か、生きるとは何か、なぜマクロビオティックなのかを論理的に語れる唯一の存在!


食べること、生きること
「マクロビオティックに学ぶ暮らしの知恵」の著者
柿本 和子先生 講演会


■とき
4月25日(水)
15:00 ~17:00

■ところ
松見歯科診療所
食養塾 無何有庵

●講話料:5,000円(予約制) ●講演後、著書サイン会 開催



■柿本和子先生プロフィール

1971年、東京外国語大学・ロシア語科卒業。小西六写真工業株式会社(現コニカ)入社(嘱託)、開発研究所勤務。結婚後退職。外語大在学中、金岡秀友先生の東洋思想史に大きな影響を受けるが、思想史と日本古来の「行」の哲学、つまり観念論と現実との矛盾に行き詰まっていた頃、楢崎皐月・宇野多美恵両師の「カタカムナ」研究に触れ人生の在り様を日本語の音の世界に発見。学んでいくうちに最終的に食が思想に与える決定的な影響に気がつき、桜澤如一先生、久司道夫先生の著作を通じてマクロビオティックを知る。その後開業医である夫とともに久司先生に師事。2000年、2003年と念願であった久司先生の講演会を平戸(田平町)で開催。2004年12月、久司先生の本拠地アメリカ、ボストン近郊の久司インスティチュート、レベルⅣ参加をきっかけに、2005年に「マクロビオティック健康診断法」(日貿出版社)を翻訳。同年3月からマクロビオティック教室の開講、普及活動を開始。また、マクロビオティック教室の延長のようなつもりで、インターネットサイトに「マクロビオティック・インスピレーション」と称するブログを開設し、教室情報と共に日々の随想をつづり現在も継続中。その後、「マクロビオティック パームヒーリング」(2006年)、「導引」(2007年)、「顔でもわかる健康チェック」(2008年)を翻訳(ともに日貿出版社刊)。二男二女の母、長女はオーガニック・ベースの奥津典子さん。


柿本和子先生は、現在ご主人の仕事の関係で東京に在住されていますが、平戸のご自宅にある施設で月に1回(年6、7回)限定の講座、「勘働き教室」と「ヒレフリ山教室」を主宰されています。そのほかでの講座はほとんどされませんので、香川での講座はとても貴重な講座です。すでに、海外からもお申し込みを頂いていますが、県外の方も是非、この機会にお越しくださいませ。交流会の計画もいたしておりますのでお申し込みとともにお問い合わせくださいませ。

お申し込みは松見歯科診療所 食養塾 無何有庵 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 會田までお問い合わせくださいませ。スペースに限りがありますのでお早めにお申し込みくださいませ。
講和料納付を持ちまして、受付完了とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。































庭に天使たちがやってくる季節

2012年04月12日 16時20分18秒 | 庵主の日記
春って、ほんわりしたイメージがあるけれど、
春の季節の特徴は「風」です。
このところ、春の嵐が吹き荒れて
香川でも亡くなられたり、怪我をされたりと大きな事故に繋がってしまいました。
春の邪気は「風邪(ふうじゃ)」といい、風の邪気が私たちのカラダに入りやすい季節です。

風は、目には見えませんが、木々を揺らしたり、葉っぱを舞いあがらせたりすることで、その存在を充分に見せてくれます。

私たちのカラダにも同じように影響を与えます。

舞い上がる風は私たちの上半身に邪気を侵入させます。
そして、木々がゆれるように、めまいやしびれ、立ちくらみなどの症状が現れやすくなります。
春に属する臓腑は肝臓、胆嚢ですので、そのあたりの不調が出やすいのも特徴です。
また、筋を痛めたりするのもこの季節。
春霞のように眼がかすむなど眼にトラブルも起きやすいです。
もし、少し怒りっぽくなったり、イライラするようなことがあるようでしたら、
甘いものや、化学添加物、アルコール、スパイスなどの刺激物、カフェインなどを控えてみてくださいね。
酸味がとても入りやすいので、酸っぱいものはいつもよりも少し控えめに効果的につかってください。

さて、そんな風の悪戯も今日は少し穏やかになり、良いお天気になりました。
春らしい一日でしたね。

我が家の庭には、風とともに天使たちが舞い降り始めました。
これから、次々と楽しげにその姿をみせてくれます。



一重の山吹



八重の山吹はこれから



雪柳(小米)



かりんのつぼみ・・・この写真は朝撮ったのですが、実は今はもう花を開かせていますよ。



満開の椿・・・この子はまだ頑張ってます。



山椒の小さな葉っぱが出始めました。筍の季節ですね。



庭のシクラメンは今頃満開ですが、本当に元気です。



木漏れ日が透けて見える葉っぱ。



よ~く見ると、小手鞠のつぼみが・・・。






























春~つながり~絆~ハートフルマーケット@晴風

2012年04月10日 17時29分55秒 | 松見歯科診療所にようこそ
4月22日日曜日。10時から16時まで。
高松の六条町にある、癒しの美容室晴風さんで、素敵なイベントをします〜(小雨決行・悪天中止)

今回もたくさんのお店が出店しますよ~!

食は〜
マクロビ・オーガニックフード。マクロビスゥィーツ。
移動釜焼きピッツァ。
さぬきオーガニックマルシェのメンバーが、安心、安全、美味しいあれこれを皆さんに召し上がっていただけるようにがんばりますね~。

巨大フリマでは〜
パワーストーン、手作り布小物、麻小物、モダン盆栽、レトロ雑貨、ボタン雑貨。
マクラメアクセ、手作り木工やさん、ブリザードフラワー、ネコ雑貨、似顔絵。。。等々盛りだくさん〜
25店舗のにぎやかな出店となるそうです!

店内では〜
カラーセラピー、指で描くパステルワークショップ。

そして、歌のおねえさん「うたぴょん」さんの癒しの歌。

目玉品は石巻のお母さんたちの手作り、「切れない絆マザーミサンガ」!

チャリティーバザーもします。

ぜひぜひ、たくさんの方に来ていただけますようご案内申し上げます。

春風さんでは、私もヘナでお世話になっております!





































30年前の圧力鍋?!

2012年04月10日 17時02分08秒 | 庵主の日記
先代から松見歯科で管理させていただいている88歳のおばあちゃま。
久しくお見えになっていなかったのですが、
お口の中の問題が大発生!
で、あわてて来られたのですが、なんと、食事もいい加減になっておりました。

あらためて、食事指導をさせていただいたのですが、
玄米ごはん、圧力鍋で炊きたいとのことで、お家から持ってきていただきました。



おっと、私も見たことないような圧力鍋でした!
お伺いすると、なんと!30年も前の圧力鍋なんだとか。
「三越で買ったんで」とのこと。

ならば、悪い品ではないでしょうが、まずは点検です。
炊き方の説明書がないので、なんとなくこんなんかなぁ~って感じです。

とりあえず、3合の玄米を炊いてみました。

おお、炊けました~(写真撮るのを忘れてしまいました!)

ちゃんと、炊けるやん♪

これから、おばあちゃんのために10年くらいは頑張って働いてね!

88歳からの玄米ごはん。
「美味しいね」って言ってくれたので、
ちゃんと続けられそうかな?
スタッフも見守りますよ。
































こどもの顎を育てる

2012年04月05日 17時07分40秒 | 庵主の日記
昨日は、無何有庵で「子どもの歯を考える」会を開催いたしました。
歯科衛生士主催での会でしたが、思いのほかたくさんのお母さん、子どもさんが来て下さり、30人近くの方で一杯になりました。

久しぶりのお話の会でスタッフもちょっと緊張していましたが、皆さん熱心にお話をきいてくださりホッといたしました。

私は、玄米おむすびおばさんを担当(笑)。
おむすび、美味しく召し上がってくださったでしょうか?


こどもたちのお口の中は、年々、退化状態が更新しています。
歯が並ばない!
8割前後の子どもたちは、顎の発達が未成熟なまま乳歯から永久歯に生えかわるため乱杭歯となってしまいます。
なんとかくい止めなければ、これでは最大8本の歯を抜歯して矯正することになってしまいます。



上の写真は健全な顎と歯列を持った子どもたち。
下の写真は、顎が小さく乱杭歯となっている子どもたち。

同じ種族とは思えないこの違いは、食べ物の変化による退化病をあらわしています。



アメリカのプライス博士が世界各国の民族を調査し、食の変化が起原した民族の顔の変化を写真に収め、「食生活と身体の退化」という本にまとめました。
とても興味深い内容です。

日本は戦後、アメリカナイズされた食事に変わり、子どもたちのカラダに変化が現れ始めました。
私は二十歳のころ、親知らずが4本ともきれいに生えることができたのですが、その時に受診した歯科医院のドクターに、「あんたは野蛮人やな」って言われました。親知らずがきれいに生えるのは珍しいと言うことでした。それは、32年も前の話です。
つまり、もうその時点で退化病は始まっていたのです。
一般的に、親知らずは生えないもの=いらないもの的な発想が蔓延しています。
本当に、親知らずが生えるのは野蛮人で、生えない方が文明人でしょうか?
親知らずはいらない歯なんでしょうか?

それは、NO!です。



この素晴らしい歯列をごらんください。
この男性は、その民族の骨格を継承し、体型も顔だちも民族の特徴を充分に備えて、健康そのものです。
彼は、その土地の食べ方を守り育ってきたのです。
見事!です。

私たち日本人は、欧米人よりも腸は2mも長く、欧米人と違って乳糖分解酵素であるラクターゼは乳児期を終えると分泌しなくなります。つまり、食べるものが違うのでカラダの構造も違うのです。
ですから日本人に合った食べ方をしないといけません。

それが、現代のような欧米化の食事を70年余りしてくると





子どもたちのお口の中は、こんなにも悲惨なことになってしまうのです。

抜歯をして矯正するのは、未成熟なままの状態に歯の本数を減らして並べるということで、
決して子どもたちの健康を創造するものではありません。
抜かなくてもいいように、しっかりと顎を育てなくてはいけないのです。


固いものを噛ませる(食べさせる)、甘いものの常食を止める、主食はパンや麵ではなく未精製の米(玄米ごはん)にする、この3つが重要になります。

本来は、妊娠する一年前から夫婦で食養生をはじめ、胎児期、出産、母乳育児、離乳と歯が生える前からの準備が必要ですが、ただ、私が子どもの時代から退化傾向にあっての今の子どもたちにおいては、それでもうまく顎が育たない子も多いです。

離乳食から一般食になる3歳くらいから、トレーニングをはじめ、それでも歯が並ばないようであれば、5歳前後から補助的な装置(拡大床)で顎の成長を促進する方法が必要になります。

顎を育てる床矯正として3次元拡大床「松見メソッド」は、横に広げるだけの拡大床とは違い、後戻りをしないようにしっかりと奥行きを育て、上顎の口蓋の高さを下げ、顎全体を育てる内容となっています。
歯を抜くことなく、歯を並べる為のお勧めの方法です。

歯が並ぶことで、よりよい成長の促進、集中力UP、鼻呼吸の正常化、健康なカラダといいことがたくさん実現します。

子どもさんの歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。