マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

2010年のお礼

2010年12月31日 07時40分12秒 | 庵主の日記
今年も残すところ今日一日となりました。

今年もいっぱい素敵なことがありました。
たくさんのご縁をいただいた皆様のお陰さまです。
本当に本当にありがとうございました。

また2011年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えくださいませ。

たま

マクロビオティックへのご批判

2010年12月30日 17時05分25秒 | 庵主の日記
今年は多くの有識者、医療関係者の方からマクロビオティックのご批判をいただきました。

内容の多くは
「マクロビオティックを実践している方は、ものの見方が偏りすぎて他者を受け入れない。これではマクロビオティックは危険である。」
と、いうようなものでした。

そうですね、マクロビオティックは習い始めると陰陽に囚われて、ご自身の中庸のポイントを見ずして、陽性化、陽性化とされていくと、ご批判を頂く結果となるでしょうね。

女性は男性よりもちょっと陰性で丁度いいのに、男性の陽性さよりも陽性になっていく方もいらっしゃいます。

レストランでおいしそうにステーキを食べている方を見て、眉間に皺を寄せるマクロビアンもいます。

そんな場合じゃないのに、頑なに医療(西洋医学)を拒み、食事でという方もいらっしゃいます。食事でと思うなら、悪くなる前に実践しておれば問題も大きくならないのですが・・・。

思いが強すぎて、周囲との親和性を失う方もいらっしゃいます。

そして、ステロタイプに判を押したような型どおりの方法を実践する方もいらっしゃいます。

そんな方々とは対照的に、ファッションや健康志向での知的欲求からの学びの方は、もうすでに時代はマクロビオティックからローフードに移行されていらっしゃいます。
興味はどんどん変化します。

マクロビオティックのこれからは、広がった(思うほど広がってはいないのでしょうが)マクロビオティック人口の整理になるのでしょうね。
マクロビオティックを実践される方が、もっと自由にいきいきと健康でいれば、ご批判をくださった皆さまからも、もう少し見直されてくるのかもしれません。

これらの方々は、一旦はマクロビオティックに興味を持たれ、浅くではあっても実践された方です。
残念なことに、料理を習われた程度なためのご判断と、病人のマクロビアンしかみていないことによる誤解なのかもしれません。
彼らには、ココロもカラダも不健康な状態の方が必死にマクロビオティックを実践されている姿を見て異様に思われたのでしょう。

私も、片眼的な時期がありました。
一番ココロがキュンとなる失敗は、熊本の菊池養生園でのこと。
こちらで働いていらしたとても素敵な栄養士さんに、熱くマクロビオティックを語り、多少の肉や卵(良質の飼料で育てた豚や牛、平飼いの有精卵)を使っていることでさえ批判してしまったことでした。今でも、胸が痛む失敗です。

また、玄米の炊き方にもいろいろあって、ご批判を頂くことがあります。

わたしとしては、玄米をしっかり浸水して<発芽モード>にすることが大切と考えています。ただ、実践のハードルが高くなるのであれば、暫くは洗ってすぐに炊いてもいいですよとはお伝えしております。毎日続けられることでの恩恵もたくさんありますからね。

塩加減は、一升に小さじ1を基本(当然各自調整すること)塩がどうしてもダメな方には昆布を入れてくださいとお伝えしております。
これは味付けではなく、ナトリウムとカリウムの比率の調整だということも忘れてはいけませんね。
私が学んだ正食協会のクッキングスクールでは一升に付き大さじ1と指導されてきましたが、私は、これは多すぎると思っておりますので、そのところは協会とは違っております。

岡田校長が絶対に大さじ1を入れてくださいと強調された時期がありますが、これも時代的に、クシマクロビオティックが広がり始めた頃のことで、協会との塩梅の指導の違いの格差がとても大きかったため、陰性過多になることを懸念してのことと理解いたしております。また、陰性過多で協会に駆け込んだ方も多くいらっしゃったことも事実のようですから。

最近ではそんなに入れることを指導していないようだとの友人からの情報もあり、なにごとも終息していくのが陰陽のおもしろさと思っております。

また、クシマクロビオティックでのピンチソルトやウオーターソテーもすべからく全員にそうしなければいけないということではなく、必要に応じてということを失念しないように取り入れていけばなんの問題も起きないのではないかと思います。

以前に、飯のコースの最終回にリマのレシピ、正食協会のレシピ、久司先生のレシピ、大森和慧先生のレシピできんぴら牛蒡とひじき蓮根を作り比べたことがありますが、
一番味が薄いと思っていた久司先生のレシピが一番鹹かったのでびっくりしたことがあります。このあたりも、クシマクロビオティックのレシピやクシ系の外国で活躍されている指導者のレシピとの差があることも確かのようですね。

いずれにしても、全てが正解ですし、全てが不正解になることがあることを知っておかなくてはいけないのですが、それが手落ちとなるとマクロビオティック批判を招くことになるのではないでしょうか?

もっとマクロビオティックを広げていきたいと思いますが、
広げ方は、陽過ぎず、陰過ぎず、中庸を持ち、トキとトコロとヒトに応じた食のあり方を伝えていければと思います。

一年を振り返っての雑感です。




















陰陽

2010年12月30日 15時44分27秒 | 庵主の日記
本日、年末最後の診療日ですが
最後の最後まで、たくさんの患者さんとお話をいたしました。

遠く関東から受診されている方が、
前回よりも歯周ポケットが悪化して動揺も増えて
心配した担当歯科衛生士から相談もあり、
お久しぶりのご挨拶とお顔を拝見しに診療室に行きました。

この方は結婚されて4年目。パートナーが鬱病で長期で仕事にいけない状態が何回も起こり、この4年間ずっとパートナーを支えて、なんとかよくならないかと頑張ってきました。

リマクッキングスクールでしっかり基本を習い、元来マジメなので「陽性にならなければ」と頑張りましたが、少し窮屈になりクシのアカデミーでアドバンスまで受けられました。カラダはちょっと楽になりながらもリマとの内容の捉え方の違いに、リマの基本の呪縛からクシの内容が受容できずに修了いたしました。

その後、今度は大森一慧先生の許で学ばれました。一慧先生をココロから尊敬しつつも、みるみるカラダは黒くなってきて、教室の終了後にみんなでカフェでケーキなどを食べて緩めていたそうです。

その後もさらに、パートナーを思い東城百合子先生の許で料理を習われて今途中下車中だとか。他にも松本光司先生やカノン小林先生などに習われました。

陰陽の間を行ったり来たりしながら、ぎゅ~っと締めてはダラリと緩め、挙句の果てに何をどうすればいいのかわからなくなってしまいました。

ココのところ、食事の準備ができなくなり外食が続いており、そんなこともあって口腔内の問題が発覚したもようです。

作ろうと思ってはじめると2時間くらい食事の準備にかかり、それだけで疲れてしまうそうです。
そして、出来上がったものは全部茶色く煮しめたものばかりになり、全く食べる気が起こらず、圧力鍋で炊いた玄米も匂いがもうダメ、かといって土鍋で炊く元気は起こらない、牛蒡は見るだけでしんどくなるとのことでした。

無何有庵での上級者のための基本食<ZERO Pt.>講座の第一回目に、ご参加の皆さんにそのうちのお一人のためのきんぴら牛蒡を作ってくださいとテーマをおわたしいたしました。

そうするとメンバーは何をし始めたかというと、その方の陰陽をはかるため、服装だとか色だとか体温だとか望診だとか色々駆使して、牛蒡や人参の先を使うのか根のほうを使うのかとか、牛蒡の量や調理方法や加熱の時間とか、調味をどうするかということを一生懸命考えはじめました。

そこで、わたしが申し上げたのは

「その方がおいしいって思っていただけるように作ろうって思いませんか?」

という投げかけでした。


一同、はっとしたように立ち止まりました。

先ほどの方もこの話をしていると、うんうん、そうそうって思ったそうです。
どうすればカラダにいいのかとか陰陽がはかれるのかとか・・・。
毎日、毎日、4年間そうやってきたのです。

疲れますよね?

この方ほど、いろいろな素晴らしい先生に学ばれた方も多くはいないと思いますが、
残念なことにそれらの教室のカラーは継承されましたが、本質的な調整能力を身につけることができなかったのです。
これは教える側の問題、学ぶ側の問題、双方にあると思います。

教える側の問題の一つは大勢の方を対象にいたしますから、目安となるレシピを用いますが、全ての方に合うものではないことを伝え切れていないこと。(伝えているけれども受け取る側の解釈の違いなどで結果的に伝わらなかったのかも)

学ぶ側は、盲目的に学び、自らの分析、検証、判断に欠けたため、陰陽の調和(調整)というマクロビオティックでは大切なファクターをごっそり抜け落としてしまっていること。などがあげられます。

この方は、陽性にならなければいけない、ならなければいけないと思いながら、どんどん陽性化される自分に耐えられなくなって、今度はどんどん陰性なものを食べてしまい、さらに、そんな自分に自己嫌悪し、パートナーを追っかけて鬱状態になりかけているのです。

興味深かったのは、この方が疲れたからもうや~めた!マクロなんてどうでもいいって思ったら、パートナーの抗鬱剤がゼロになったとのこと。

私はマクロビオティックを実践すればするほど、学べば学ぶほど、自由を感じます。
横柄な言い方をすれば「何でもあり」だということです。
誤解をしていただくと困りますが、「何でもあり」というのは、一個人に対してということではなく、万人に対して、万人分の調和方法があるということです。それを俯瞰でみると「何でもあり」ということです。
極論をすれば、急を争うならば肉もあるし砂糖もあるということです。

そんな宇宙的な枠組みの中で、自分の今に合うものが何なのかを見つめていかなくてはならないのでしょうね。

その方は、お昼ご飯に、前の晩のヒラメのアラが入った鍋のスープで作った雑炊と野菜たっぷりの豆味噌の味噌汁を飲んで、「緩みます~」って笑顔を見せておられました。
結構陽性だと思うのですが・・・(笑)。

ココロが緩んだり、笑顔がほころんだりするのは、
単純な陰陽ではない気がいたします。


そういえば、月刊「Macrobiotique」に尾形妃樺怜さんの<暮らしの中の陰陽さがし>のシリーズで「陰陽雑感」の記事が印象的でした。

陰陽を知る中で、学ぶ中で、通る道でもある体験を書かれておられました。

月刊「Macrobiotique」は松見歯科でも販売いたしております。
新年号ですので、新しいシリーズも満載です。
どうぞ、読んでみてください。






















まあ!

2010年12月30日 14時27分14秒 | 庵主の日記
気がつけば後一日半で新年なんですね。
今年の年の瀬はちょっとゆっくりぎみにスケジュール立てていたのですが
あれ?まだ、掃除何もできていないし~。
たまサポート隊のスタッフ牛ちゃんが殆ど片付けてくれて
なんとか年越し体制にはいっているものの、
肝心の私は、なかなかお掃除モードにスイッチが入らなくって・・・。

原因は夫婦喧嘩。

私は仕事の上でも主人のパートナーなのですが、
院内の経費について話をしているうちに、
だんだん話がそれていって、
財布の紐を締める私に不満放出。
家庭内にまで話がおよんで、
月5万円のお小遣いを巡って攻防戦を繰り広げておりまする。

主人の小遣いは年間にすると60万円とどうしても手放したくない船の渓流代22万円を合わせると82万円。月にすると68000円強のお小遣いに不満を持ち、飲み代など何かと立て替えたといって請求してくるんです。

家で飲むお酒代はビールだけで月に4万円強。日本酒も入れると5万円の高額バッカス係数なのです。
ちなみに我が家の食費はお米をいれても3万円くらいとエンゲル係数は超低いのですが、はるかにそれを超えているわけです。

「俺だけが飲んでいるんではない」というのが言い分ですが、いや、ほとんどあなただけですから~
私、日本酒党ですもん

衣食住はたま会計から支出されますので、まるまるこずかいじゃん!
というのが私の言い分。飲みにいった費用くらい払ってよと思うわけです。

挙句の果てに「君が経営者だから」とわけのわからんことをのたまう始末。

えんえん、22日から続く夫婦喧嘩です。



これは奥が深そうな・・・。


確かに年々外に出る機会が多くなってきた私は、家のことを家族に任せながらきたかも。自立していると思っていても案外そうではなかったらしい・・・。
バカバカしいのですが「外で何をしているのか」とやや疑いの目。

会計の収支のやりくりは主人の思っているほど簡単ではないのだけれど、やったことのない人はそう思わないらしく、「お金がない」とピシャリと紐を締めるわたしの容赦なき態度に不満と「なんでないんや?」「どこに使いよんや」「俺は5万でたまは使い放題」となんとも浅はかな結論を出してきます。
やれやれ、この忙しい暮れに何を言い出すのやら・・・。

そんなやこんなやで、掃除意欲モチベーションダウン。
もうええわと対抗心メラメラなわけです。

しかし、私自称あげまん女房としては
こんなことでひるんではいけません。

来年からは、とにかく褒め、主人が有能であることを熱く語り
どうせ出さねばならぬお金は渋ることなく、
主人がいなければ松見歯科は成り立たないことを言い続けようと思います。

あ、これは来年の抱負ですね。













無何有庵マクロビオティック料理教室<羹のコース>和菓子

2010年12月29日 16時00分17秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)

羹のコースはお料理のレパートリーを広げ、創作力もついて、食材を見てからオリジナルなレシピのアイディアがあふれてくるようにご指導いたしております。

新春の内容は<和菓子をマクロビオティックする>をテーマに、砂糖フリー(甘味は米飴、玄米甘酒、ドライフルーツ、果物のみ使用>で乳製品や卵などの動物性の食材も使わず、ケミカルフリーな自然素材を使って和菓子を作ります。

今回は、15品ほど作る予定です。

和菓子の定番から創作的なものまで、オリジナリティあふれる和のスイーツをつくりますよ。講師の荻田先生、中原先生との打ち合わせで、今までの内容をさらにかわいくアレンジしたり、盛り付けも変えたりと、見た目も美しいものにリニューアルいたしました。是非、お楽しみくださいませ。

日 時 2011年1月11日(火)
    10:00~15:00予定
    (多少ずれ込む時もありますのでお時間にゆとりを持ってご参加下さい。)

参加費 7000円
    (通常の教室よりも品数が5倍ほどになりますので、ご了承下さい。)

一回のご参加で和菓子の色々が作れるようになります。
レギュラーの方もいらっしゃいますので、単発のご参加には限りがあります。
お早めにお申込みくださいませ。

お申込みは松見歯科診療所 098-881-2323 メディカルコンシェルジュ加藤まで。




















HAPPY♪マクロビオティック<養のコース(入門・体験)>第3回のご案内

2010年12月29日 15時42分27秒 | マクロビオティック料理入門 養(よう)
養のコースの第3回のご案内です。

このクラスは、初めてのマクロビオティックでも気軽に楽しんでいただけるように
基本食の実習と講師の自慢のお料理でおもてなしをするちょっと贅沢な企画です。

■第3回の内容

1月13日(木) 10:00~14:00

●玄米の炊き方<小豆入り>(炊飯器)・・・セルクル仕立て
●切り干し大根の焚いたん
●けんちん汁(豆味噌)

<大豆のマーボー団子、玄米クリーム豆腐と杏の米飴蜜がけ>

玄米ごはん炊き第3弾は炊飯器です。
炊飯器でもぱさぱさしないで、おいしく玄米ごはんが炊ける方法も必見ですよ。

また、お砂糖など甘味を足さなくても充分に甘くて美味しい切り干し大根の煮物を作ります。小さな子どもも大好きなメニューです。

そして、讃岐人にはあまり馴染みのない豆味噌を使ったけんちん汁を作ります。
精進な材料ですが、コクとうま味が凝縮して美味しいお汁ですよ。
豆味噌は、カラダも温まりますので寒い冬にはうれしい食材です。

講師自慢のメニューは
まず、大豆のマーボー団子は大豆を茹でて潰して作りますので、ホクホクとおいしい団子です。
玄米クリーム豆腐は食養のお手当てでは大切なメニューとされる玄米クリームを使ったデザートです。玄米クリームは一人で作ると4時間ほどかかります。手間隙かけて作ったクリームを使って優しい口ざわりと味わいの葛豆腐を作ります。
甘味は乾燥杏と米飴です。

講師は無何有庵マクロビオティック食養指導士、無何有庵マクロビオティック料理インストラクター<マスター>の中原あさ先生が担当してくださいます。

単発のご参加は3500円です。
是非、遊びに来てくださいませ。
レギュラーの方は日程をお忘れなく~。

お申込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ加藤まで。











 

今年最後の理のコース

2010年12月27日 17時20分28秒 | 食事改善の基礎 理(ことわり)のコース
23日は今年最後の食改善のお話の<理のコース>を開催いたしました。

今回は小学生の子どもさんも入れて15名のご参加でした。
遠くは高知の四万十市から。
香川にウーフできている仙台の方もいらっしゃいました。

いつもは大人の目線にあわせてお話をいたしますが、
今回は小学生もご参加でしたので、小学生にわかるようなお話にさせていただきました。内容は、いつもと同じですが、人間は何を食べてどのように進化したのか、人間のカラダの構造はどうなっていて何のためなのかなどをお話いたしました。

子どもにお話する方法は、我ながら上出来に出来たような気がします。
10歳前後の男の子や女の子が退屈しないように、しかも、目をキラキラさせて話を聞いてくれたのは、とても新鮮な発見でした。

そうか、こんな伝え方もある!

来年は子どもに伝えていきたいととても強く思った一日でした。

その子どもたちに、人間が一番食べるものは何?って問うと、「ごはん」って応えてくれて、それが納得してくれての返事だと感じれたことは、この上なく「あ~よかった」って幸せな時間となりました。

私の今年最後の無何有庵の仕事は、一年のくくりにとても記念となりました。



未来を担う子ども達が、幸せで元気にしっかりと活躍できるようにしてまいりたいと思います。
地球のどこかでこのブログを読んでくださっている方、是非、子どもにお話をさせてください。地球上のどこにでも参りたいと思います。
伝えたいことがたくさんあります。












今日はクリスマスですね~☆

2010年12月25日 20時45分54秒 | 庵主の日記
といっても、別段クリスマスだからと言って
プレゼントの交換やクリスマスケーキがあるわけではない我が家です(笑)。

息子は自動車学校に行っているし、院長はテニス。

新人スタッフの加藤君とふたり、寺田屋さんの醍醐のしずくを飲みながら、仕事しながらお留守番です。

でも、サンタさんはちゃんといて、
素敵なプレゼントをいただきました。
ありがとうございます♪



で、ナガラ族で、晩ごはん作り。
今、ご飯が炊き上がりました。
本日のご飯は、玄米に愛媛のまんがら農園さんの古代米とはと麦を混ぜたごはんです。
いつもより、古代米が入ると色が綺麗で華やかですね~。

メインのおかずは、水菜と豆のサラダと切り干し大根と干ししいたけの煮物を巻いた、生春巻きです。

え!それだけ?

は、はい。だめですか~(笑)



明日はまた我が家で忘年会なので、今日はこんなもんです。
来れる方は、どうぞきてください。

23日に無何有庵でのお仕事はほぼ終わり、
来年の講座の準備をしています。
そちらが楽しくて没頭~。

ごめんね、ごめんね~~~~(((^^)))~~~。(←これで笑ってくれるのは日本の中で5人ですが・・・。)

来週から、年末の大掃除に入ります。
いやはや、また、一年が終わってしまいます。
人生、こんなんでいいのかなぁ~?

ま、なにわともあれ、クリスマスです。























マクロビオティック望診法講座<鏡で見る健康チェック・セルフケア編>

2010年12月23日 09時55分27秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
今年から始めた望診法講座ですが、残すところあと一回。
来年1月で全10回を終了いたします。
今回は、<鏡で見る健康チェック 第1弾>として、望診法の初歩的なご紹介をさせていただきました。

皆さんのご要望もいただきましたので、<鏡で見る健康チェック セルフケア編>として第2弾を開催することにいたしました。

今回も月1回のペースで全10回のコースにカリキュラムを組みました。
初めての方もご一緒にご参加できるように
前回の復習もかねております。
さらに、セルフケアが実践できますように、より具体的にお話ができればと思っております。

第1回 4月16日(土)15:00~17:00

   ●望診法とは
   ●陰と陽 「宇宙の秩序 七つの原理」
        「宇宙の動きの十二の法則」
        「カラダの陰陽」器官の分類
   ●望診の基本的診断パターン
   ●有効なアドバイス法

第2回 5月14日(土)15:00~17:00

   ●胎児期の重要性
        「顔の構造と作られ方」
        「発達のタイプ」
        「誕生月と生物学的体質」
   ●体質と体調
   ●カラダのシステム
   ●経絡と脈

第3回 6月18日(土)15:00~17:00

   ●顔の望診「皺について」
        「眉について」
        「顔の裂け目について」
   ●目の望診「三白」
        「斜視」
        「眼球の状態」
        「虹彩」
        「瞼」
        「目の周囲」
   ●口   「唇」
        「歯」
   ●耳   「耳たぶ」
        「大きさとカタチ」
   ●毛髪  「ひげ」
        「体毛」

第4回 7月23日(土)15:00~17:00

   ●皮膚の望診
        「皮膚の状態」
        「皮膚の色」
        「黒子・シミ・ソバカス」
        「ニキビ、吹き出物」
   ●舌の望診「舌の色」
        「舌のカタチ」
        「舌の質」
        「舌の苔」
   
第5回 8月20日(土)15:00~17:00

   ●手   「手相について」
        「爪について」
   ●足   「足の形」
        「足の裏」
        「足の爪」
   ●声   「声の質」
        「大きさ」
        「喋り方、聴き方」
   ●筆跡  
   ●癖

第6回 9月17日(土)15:00~17:00

   ●食事法の実践
        「食事の原則・・・発生学的進化とエネルギー学的進化について」
        「進化と成長と食事のありかた」
   ●食事比率「時間比率と食事比率」
        「主食比率について」
   ●温帯性気候での食事
        「標準食」
        「ガイドライン」
   ●食べ方 「噛む」
        「歯の種類と萌出時期と対応する食べ物」
        「食べ方の陰陽」
   ●塩について
   ●砂糖について
   ●動物性食品について
   ●植物性食品について
   ●水について

第7回10月22日(土)15:00~17:00

   ●食事の調整
        「調整の意味」
   ●調整の原則
        「個人的条件による調整」
        「食材による調整」
        「調理法による調整」
        「調味料による調整」
        「量による調整」
   ●陰陽五行からみる食べ方の調整

第8回11月19日(土)15:00~17:00

   ●体調が陰性に偏っている時の調整法とメニュー作り
   ●体調が陰陽両極が強すぎる時の調整法とメニュー作り
   ●体調が要請に偏っている時の調整法とメニュー作り

第9回12月17日(土)15:00~17:00

   ●手当て法の実践
        「不快な症状を和らげる」
        「血行をよくする」
        「体内の滞留物を排出する」

第10回 1月14日(土)15:00~17:00

   ●体調が陰性に偏っている時の手当て法
   ●体調が陰陽両極が強すぎる時の手当て法
   ●体調が陽性に偏っている時の手当て法        
   

と、いうようなカリキュラムにしてみました。

また一年、それぞれのお顔を覗きながら
楽しい講座にしたいと思います。

是非、ご参加くださいませ。

お申込みは松見歯科診療所087-881-2323 受付 加藤まで。










        


        
        
  

   


あさ先生のクリスマスイベント♪

2010年12月22日 23時30分42秒 | マクロビオティックスイーツ 茶菓(ちゃか)

今日は、無何有庵とnaturale food te-maのコラボレーション企画。

中原あさ先生のご指導をいただいて
<クリスマスブレッド&クリスマスシュトーレン>を作りました。

私のリクエストで、開催していただいた企画ですよ~。

パンで雪だるまを作って欲しい~、クリスマスツリーを作って欲しい~と
わがまま言っておねだりいたしましたよ~♪
ま、コラボって言っても、おねだりしただけなんですけど。



焼く前の雪だるまパンもすでにカワイイ~。



できあがり~。



マフラーだってしてますよ。



クリスマスツリーも・・・



初雪で~す*



じゃ~ん♪
あさ先生に、ご飯に立てたいってお願いして
こんな飾り付けになりました~。



セルクルで抜いた玄米ごはんサンドには、蕪の葉っぱの醤油炒めがはさんでおります。
ラディッシュも赤梅酢に漬けるとこんなに紅くなりますよ。
ツリーも飾りました。



スノーマンの後のシュトーレンが、実は、主役です。
これが、また絶品でした~。



かわいいでしょ~。

っと、今日来れなかった人は本当に残念。



玄米粉クリームスープも具沢山でおいしかったです。





お持ち帰りはこんな感じ。

クリスマスプレゼントになりました~。


そうそう、明日の夕方までにオーダーをいただけましたら、
クリスマスシュトーレン・ワンローフ2000円にて販売させていただけます。
24日に松見歯科に取りに着てくださる方限定ですが、
あさ先生が特別に作ってくださいます。

もちろん、松見ビオティック対応です。
変なものは一切使ってませんよ~。

甘味は甘酒、米飴、無糖ジャム、ココナッツファイン、ドライフルーツのみです。

お申込みをお待ちいたしております。











































久しぶりの玄米

2010年12月22日 12時26分54秒 | 庵主の日記
大阪の四ツ橋にOPENしたオーガニックめしや<ナチュラルキッチンanzyu>さんに18日から行ってまいりました~。

こちらは、玄米ごはんと雑穀米をチョイスできるのですが
釜のテストもあって
久しぶりに白いご飯の雑穀米を頂きました。

anzyuさんはお米もこだわっていらっしゃるので、
白米も美味しい~♪

昨夜我が家に戻って、今、久しぶりに主人とお昼ご飯をいただいております。
玄米もお父さんも、なつかしい~(笑)。

外の空気を吸わせてもらえて、リフレッシュですが
やっぱり、我が家はいいもんですね。

いつも黙って出してくれる主人に感謝です。
ありがと。

















OPEN準備♪

2010年12月21日 01時45分51秒 | 庵主の日記
お昼はオーガニックめしや、ティータイムはオーガニックスイーツ&ドリンク、そして夜はオーガニック居酒屋の< ナチュラルキッチンanzyu >のOPENはいよいよ明日、いえ、本日!です。

先ほど、OPEN準備のお店からホテルに帰ってきました。
あとひと踏ん張り。11時のオープンに間に合うように頑張りたいと思います。

しかし、お店のOPENは、神戸屋パン時代にいくつもの直営店のオープンや地元のアウトドアショップ・ベースキャンプの高松店やゆめタウン店のオープンにかかわりましたが本当に大変です。久しぶりに、心地よい疲れを感じながら、ホテルで冷たいビールでひとり乾杯しております。こんなときは、日本酒よりビールですね~。
冷たくてきもちがいいです。

オーナーの平山親子の爆笑漫才を聞きながら、OPENのお手伝いをさせていただいております。看板を書いたり、お店の整理をしたり、まるで自分のお店のように愛おしくなりますね~。

後は、役得♪味見係~!

楽しくお手伝いをさせていただいておりますよ。


気がかりなのが、奈良のOさんがお手伝いを申し出てくださっていたのですが、バタバタしながら大阪にやってきて、気がつくとOPEN前日。まだ、ご連絡ができていなくてごめんなさい。ブログを見ていて下さっているでしょうか?
また、お願いすることがあるかと思いますが、とりあえず、なんとかみっちゃんご夫婦と娘さんとみっちゃんの妹さんと私で頑張ろうということになりました。
ぜひ、お客さんで来てくださいませ。
みっちゃん先生をご紹介いたしますね。

明日はとにかく足を引っ張らないように、頑張りますので
たくさんのお客様に来ていただけますよう、ドキドキわくわくしながら
今日はもう寝ますね。

あしたのランチはオープニング記念で、20%OFFですよ~。

●おにぎりプレート(おにぎり2個&おかず2品  560円
●平飼い有精卵の出汁巻き卵ランチ 600円
●日替わりオーガニック丼<テンペ味噌のビビンバ丼> 600円
●日替わりベジプレートはメインは車麩の治部煮とベジおかず2品チョイス 800円
ご飯は、玄米or十穀米。お味噌汁付きです。

全てオーガニック!
嘘のない素材が自慢のお店です。
卵、かつお出汁くらいで、ほとんどマクロビオティックです。
甜菜糖、メープルシロップは少しだけ使ってます。

どうぞ、お運びくださいませ。
テンパッテいたら、手伝ってね~。














大阪から今晩は~♪

2010年12月20日 23時23分18秒 | 庵主の日記
昨夜から、大阪四ツ橋に新しくOPENする、ナチュラルキッチンANZYUさんに来ています。

昨夜、プレオープンでした。
三浦先生やたくさんのお客様が招かれて
おいしい、楽しい、時間を過ごしましたよ。

21日がOPENとなります。
本日から、店内の最終の準備です。
準備万端で、オーナーのみっちゃんご夫婦がおいしいお料理を作っておもてなししてくださいますよ~。

11時からオーガニックめしやOPEN。
お父さんシェフ特製の日替わりオーガニック丼と平飼い卵の出し巻きおむすびプレート。
みっちゃんシェフが作るおむすびプレート、ランチプレート。
コーヒーももちろんオーガニックですよ。

スイーツタイムは特製デザートとお飲み物をご用意しています。

オーガニック居酒屋は5時OPEN。
売りはオーガニックワインとビール。私のために(?)純米酒もご用意くださいました。
おつまみも全てオーガニックです。平飼いの有精卵を使うくらいで、ほとんどマクロビオティックですよ。

オーガニックにこだわった、うれしいお店です。

21日までお手伝いさせていただきます。
関西の方、是非、お越しくださいませ。

今年いっぱいは、ランチ20%OFFです。



























望診法講座 第9回

2010年12月20日 07時58分32秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
土曜日は望診法講座を開催いたしました。

今回のテーマは「肺・大腸」でした。

肺の構造を学習し、その後望診のお話をいたしました。

肺は呼吸により血液に酸素を送り込み、血液中の二酸化炭素を出すという役割をしております。

排出の機能である大腸が弱ると、当然呼吸器官の肺の排出機能に負担がかかります。

表裏の関係である肺と大腸の関係はこんなところからもうかがい知ることができますね。
だから、良い便をだせることは、肺の機能を守ることでもあるんです。

昔から乾布摩擦という健康法がありますが、これは乾いた布で肌を摩擦して肌を強くするのですが、皮膚も呼吸をしていますからこの機能を高めているんですね。

肺・大腸と皮膚が関係するのが納得。

肺が弱い方は、乾布摩擦もいいんだそうです。


また、肺の機能が弱らないように、しっかり使ってやることも大切です。
呼吸法を実践したり、カラオケや詩吟などで歌をうたうのも効果的です。
吹き矢もいいんですよ。
あと、ゴリラ体操もいいです。
ゴリラのようにドラミングするんです。
子どもとすると遊び感覚で楽しみながらできますよ。


陰陽五行で観ると金に属しますので、五味は辛味です。
辛味は熱を生じますので、カラダが温まりますが過ぎると熱によって乾燥いたします。
秋の邪気は乾燥です。
ですから辛味はとりすぎると返って症状を悪化させますので、金の五味ですが上手に取らなくてはいけません。
他の季節よりも辛味を感じやすく影響するので、少量を効果的に使うのがコツですね。

肺の症状は、頬や鼻の中に出てきます。
大腸は、下唇や髪の毛の生え際に出てきます。

ため息や頬杖・・・この季節、ロマンチックなときではありますが、アンニュイで色づいた葉っぱがハラハラと舞い落ちるだけで、涙が・・・なんて、ありますよね。
感情は「悲しみ」です。なるほど~。
感情も排泄ですからね。


落ち込みやすい人は、肺をきたえましょうね。


次回は、「腎・膀胱」です。
これで第10回の講座は終了ですが、つづく・・・です。

これまでは、鏡を見てご自身の健康状態が把握できるような内容を開催いたしましたが、
望診法第2弾は、セルフケアができるような内容で開催です。

どうぞ、続けて受講なさってくださいね。
もちろん、初めての方も大丈夫ですよ。
繰り返し、繰り返し、慣れていくことが望診法を使いこなすコツですからね。















飯のコース(基礎)第3回 開催いたしました。

2010年12月17日 19時28分37秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、飯のコースの秋冬クラスでした。

このクラスは基本食中心のクラスです。

本日のメニューは

○玄米と大豆の茶飯



○切り干し大根の焚いたん



○胡麻豆腐



○根菜の団子汁






こんな感じでいただきました。

お手当ては、生姜シップでした。
みなさん、とても気持ちがよかったようですよ。

今日の座学は、感受性についてお話いたしました。

<理論>:マクロビオティック観
     カラダとココロの構造と機能(感受性について)

ココロのあり方はどのようにつくられるのか、
その構造と機能を掘り下げ、感受性の誕生の仕組みについてのお話です。

マクロビオティックをただ食事法の習得に終わらないように、出来るだけのお話をしていきたいと思っております。