マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

山村先生&デコさんのファンの集い

2007年06月29日 13時55分02秒 | 庵主の日記
あ~~~~、いよいよ、マクロビティック望診法<美人のレシピ>のイベントです。明日、午後には山村先生、デコさんが高松にお越しです♪

本当に、本当に、実現できてうれしい~。

高知、愛媛、岡山、姫路、大阪、京都、上海、ベルギー・・・・(スゴ~イ)
さすが、マクロビオティック界のえび様(←じいじのことよん)とマドンナのイベントとあって、ご参加の皆さんの面々も素晴らしい方々です。
こんな素晴らしいイベントが開催できて、両先生、ご参加の皆さまに感謝です。
ありがとうございます。

さて、7月1日の夜はお二人を囲んでファンの集いです。
20名を越えるご参加となりました。

全日空ホテルクレメントのイタリアンレストラン「フィオーレ」さんで、何とマクロビオティック対応でお願いいたしました。今回はマクロビオティックのすごい先生が来られるということで、シェフから特別メニューが届きましたよ~。



●香川県産コシヒカリ玄米と天然酵母パンのサラダ仕立
●チェチ豆とアルカリイオン水のスープ
●フルーツトマトと讃岐の夢2000で打ったピーチパスタ
●色取り取りの蒸し野菜 くろすぐりとバルサミコソース
●フルーツのミネストローネ
※イタリア産オーガニックEXバージンオイルを使用

いかがですか~。
ほら、もうほっぺたが落ちそうな方もいらっしゃるでしょ。

ご参加の皆さん、楽しみにしていてくださいね~。

7月1日 美人のレシピ

2007年06月28日 18時44分02秒 | スタッフのブログ
 こんにちは受付の川田です。
山村先生&デコさんの”美人のレシピ”
ついに今週の日曜日です
本日お申し込みを締め切らせていただきました。
たくさんのお申し込みありがとうございました

会場となる香川県社会福祉総合センターのご案内をさせていただきます。



香川県高松市番町1丁目10-35
TEL087-835-3334

JR高松駅より徒歩 約15分 バス 約5分(県庁前または県庁北道下車)
琴電瓦町駅より徒歩 約10分

お車でお越しの方

高松高校地下の香川県番町地下駐車場をご利用下さい
夕方6時までに出庫すると、日曜割引で一日1200円で止めれます
福祉センターの地下の駐車場は25分100円です。(割引なし)

もし電車やバス、送っていただける方はその方が負担が少なくすむと思います

気付けばもう3日後です
今日 奥さんと会場の下見に行ってきました
キレイな会場でした
昼食のテーブルがちょーっと窮屈な気もしますが、その分隣やお向かいの方との距離が短いので、お話しやすいかと思います

メニューも決まり、ワクワクしてます
ではでは、参加されるみなさん日曜日にお会いしましょう

エプロン、三角巾(自由)、ハンドタオル、持ち帰り用密封容器(必要な方は)、筆記用具お忘れなく


生ゴミリサイクルで元気野菜を作るぞ~♪

2007年06月27日 15時19分14秒 | 庵主の日記
生ゴミリサイクルで元気野菜を作って、子供たちのお腹畑も耕しちゃうという、九州は長崎・佐世保の大地といのちの会代表の吉田俊道先生が6月23日、24日と香川に来ていました~。

昨年の2月に松見歯科主催で吉田さんをお呼びした時に、是非栄養士さんにも聞いて欲しいと思い、以前院長が講演をさせていただいてときにご縁を頂いた丸亀の篠原記念病院の栄養士さん則久さん声をかけたところ、すごく感動してくださり、今回なんと、香川県栄養士会・病院栄養士協議会の主催で吉田俊道さんを講師に呼ばれて栄養士さんの勉強会を開催されました。

ご好意で、会場の空き席に限り一般の方もどうぞということで、声がけ致しましたところ、栄養士さん60名、一般の方70名強の聴講者が集まりました。
いつもの吉田節でそれはそれは楽しく食の大切さを熱く語ってくださいました。

その夜は、吉田さんを囲んで20人の方と交流会を開催。

翌日、県下3ヶ所で実際に生ゴミを使っての畑の実習を致しました。

まず朝9時から無何有庵でビデオでの勉強会



その後高松の下笠居の松原さんの畑をお借りしての実習です。

この日のために、受付の江美ちゃんが奮闘~!
事前に生ごみを使って、畑を作ってくれていました。
16日に入れた生ごみは跡形もなく消えていました



生ごみを投入して3日ぐらいたつと、菌ちゃんが増殖して押し競饅頭をするので熱が出て土の中が熱くなります。



今回は、三箇所とも熱は出た後であまり熱くはなかったですが、生ごみの姿は消えてました。



実際に、生ごみ(イオンさんのご好意で頂いた生ごみです)を混ぜる方法を教えていただきました。



午後から、会場を移して飯山の古川さんの畑で実習を致しました。
きれいに手入れされた畑で気持ちよかったです。









古川さんの畑は、もともと水田で粘土質な土なので水はけが悪いタイプだそうで、このところの雨で少し湿っているので、本当は写真のように、草マルチで覆うのですが、少し乾燥させたほうが腐敗しなくていいということでした。

古川さんのお宅でビデオの勉強会をし、自己紹介。
お心づくしのちべた~いお茶が喉を潤してくれました。
生き返った~~~~♪
ありがとうございました。

そのあと3時半から丸亀に会場を移し、則久栄養士さんのお勤めの篠原記念病院でまずはビデオの勉強。



そのあと病院の裏のスペースをお借りして、今度はプランターでの実習を行いました。



篠原記念病院では入院の患者さまに玄米を提供する素晴らしい病院です。
院長先生のご理解と栄養士の則久さんの努力の賜物ですね。
病院で生ごみリサイクルなんてやっているのは、松見歯科ぐらいと思っていましたが、いました。熱い思いの人たちが!
うれしいですね。

小雨やら大粒の雨やらにも負けず、県下3ヶ所での生ごみリサイクルの実習。スタッフ関係者とも合わせると総勢75名のご参加となり、お腹畑で実る元気の種を蒔くことが出来ました。

吉田さんの活動は、元気野菜を作ることが目的ではありません。
幼稚園生がたった一年もかからないで有機無農薬の虫なんか寄せ付けない元気野菜を作ることができる秘密。それは・・・。元気なお腹畑と深~い関係があるんです。

是非、吉田さんの本を読んでくださいね~。当院でも販売いたしております。
その中に、秘密が一杯散りばめられていますよ~。
勿論、今回ご参加できなかった皆さんにもすぐに畑やプランターで出来るハウツーもぎっしりです。お問い合わせくださいね。
高松の春日保育園では、素晴らしい吉田さんお墨付きのぼかしを製造販売しています。こちらも是非ご利用下さいね。

さあ、一日は長~いのでありまして、
香川の実習が済んでその足で吉田さんを車に乗っけて高知にGO~。

あの、高知ナチュラルネットワーク主宰の野本女史が待つとある宴会場?(笑)にて歓迎会。翌日、高知市立昭和小学校にて吉田さんのお話&畑の実習を5年生91名の子供たちと楽しんできました。

この話は野本さんにお譲りして。

こゆい、こゆ~い、週末の出来事でした。おわり。

ゆるりまんま

2007年06月27日 13時57分39秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
6月の月に一度のランチカフェ<ゆるりまんま>も無事満員御礼で終了いたしました。



メニューは

■小豆とかぼちゃの玄米リゾット
■ヒヨコ豆とアボガドのサラダ トマトソルベ 麦味噌添え
■夏野菜のカポナータ
■玄米クリームスープ
■玄米アイスクリームのアフォガード

でした。

写真を撮るのを忘れていました・・・。

次回7月の開催は31日(火)です。

メニューは、

■牛蒡のヴィシソワーズ
■もろこしご飯
■かぼちゃのほこほこサラダクリーム和え
■海藻のぺペロンチーニ冷製蕎麦パスタ
■プレスサラダ

■穀物コーヒーゼリー

ご予約はお早めに

デコさんからメニューが届きました~。

2007年06月27日 13時16分21秒 | 庵主の日記
7月1日(日)のマクロビオティック望診法<美人のレシピ>出版記念、山村慎一郎先生&中島デコさんのコラボレーションイベントで皆さんと作る

メニューが決まりました!

当日デコさんが分かりやすくご指導くださいますよ~。

マクロビオティック望診法<美人のレシピ>からは

■かぼちゃと玉ねぎの豆腐マヨネーズあえ
■わかめときゅうりのバルサミコ酢あえ
■たかきびと長芋のハンバーグと人参ソース

あと、デコさんの取っておきメニューで

■赤米とチクピー入り玄米ごはん

そして、デザート

■抹茶と塩小豆のムース

と、盛りだくさんの内容です。
香川では、特別に料理指導をデコさん、正食医学指導を山村先生に頂きながら、実際に皆さんと一緒に作ります。
試食だけではないので、絶~対見逃せませ~ん。
先日の大阪のイベントにご参加なさった方から、大阪も良かったけれど見るだけではなくって実際に一緒に作れるなんて「贅沢ぅ~」と羨ましがられました。

まっ、その分赤字ですが・・・
なんとかなるっしょ!

もうすぐ、もうすぐ・・・ワクワクしてきましたね~。


ついに最終回

2007年06月27日 09時44分46秒 | スタッフのブログ
最終回、どうすれば砂糖を摂らないようにできるのかです
ここにたどり着くのに長いことかかりました

昔からの食物の保存方法は、
たくあんや漬物などに代表される、塩漬け
羊羹やお菓子に代表される、砂糖漬け
きゅうりのビール漬けや梅酒に代表される、アルコール漬けの3つがあります。
それぞれ防腐の目的で、塩、砂糖、アルコールが使用されています。

身体の生理的食塩濃度は大体、0,85%
汗をかいたりして、これを下回ると人体にも細菌が繁殖しやすくなります
人体も生命維持のために、塩か、砂糖か、アルコール漬けにして防腐をする仕組みになっています。
汗をかいた後に砂糖水(スポーツドリンク)やビールや酒が飲みたくなるのはこのためです

汗の中の塩分は大体、0,5%
寝ている間にもコップ一杯分ぐらいの汗はかきます
1日平均の発汗量が大体1㍑です。
1㍑の汗をかいたとしたら5gの食塩が失われる計算になります

5gの塩分を、砂糖で補いますか?アルコールで補いますか?

食塩が足りていない部分を、砂糖やアルコールで補給するよりは、本来の成分である塩分を摂取して防腐し、自分の身体を保存していくのが一番理に適っているように思います

ブログで何度も書いてきましたが、砂糖類のごく微量のミネラルを期待するよりは、穀物(特に玄米)、野菜、海草など、ミネラル豊富な食品を摂取する方が、はるかに効率的です
まぁ、砂糖類に含まれるミネラルについて、そこまで深く考えて摂取されている方は少ないかもしれませんが…
砂糖を身体から抜いていって、玄米や野菜でできた身体は、心身ともに丈夫になれます
運動し、汗をかいたり、正しい食生活をしたりすることで、体内の砂糖は抜けていくそうです

長年摂ってきた物を、一瞬で体内から抜くことは、やはり困難なようです
簡単に解決できる事なら、このブログもこんなに長くはならなかったと感じます。
困難なことかもしれませんが、今までの自分の積み重ねてきたことは、自分自身にしか解決する事ができません。
しかし、自分自身でどうにかしなくてはいけないと気付き、頑張っている人はたくさんいます
私もその一人です。
一緒に頑張りましょう

余談ですが、埼玉に住んでいる従姉が、先日法事で香川に来ていました
私より5歳年上なので、小さい頃からかわいがってくれ、仲もいいのですが、小さい頃には、従姉の標準語に、かっこいいなと思いながらも、ちょっとびくびくしながら話をしたものです
私が言うのもおかしいかもしれませんが、きれいな今時の若い姉ちゃんって感じの見た目です

9ヶ月になるかわいい娘と一緒に来ていました
我が娘の歯の事には興味津々で、口移しや、自分の使ったお箸で、食べ物をあげない様にしている。とか、どうやって歯磨きしたらいいの?出っ歯って遺伝なの?と、色々質問してくれました
さすが元塾の講師見た目はちょっと派手だけど、いい質問を投げかけてきます

ふと、娘には砂糖を食べさせないようにしている。という話が出ました…
私がマクロを勉強しているとかは全く知りません。
だから余計に、従姉の口からそんな言葉を聞くなんて、なんだか相当驚きました

その時の、私たちの会話です。
『(マクロをしてないのに)なんで砂糖を食べさせないようにしてるの
『だって、ご飯食べさせてりゃ糖質できるじゃん。』
『…(思わず半笑い)おぉっ

オーガニックのものを摂るとか、砂糖を食べさせないということに、何となく気付いている人が身近にいたことに、なんだか心ときめいた瞬間でした

白砂糖よりミネラルが多い砂糖を必死こいて選んで食べなくても、玄米食べてたら過不足なく入っている…
玄米なら体に負担をかけずに糖質ができる…
白砂糖に歯をつけると歯がとける…
PHがどうこう…、砂糖の種類には色々あるんだぁ。とか…
何だか難しそうなことを延々と書いてきたんですが、

結局私の今まで言いたかったことは、従姉の姉ちゃんの
『ご飯食べさせてりゃ糖質できるじゃん。』の一言に要約されているような気がします

次、次、次と。

2007年06月26日 22時23分26秒 | 庵主の日記
この週末は、金、土曜日と料理教室があり、金曜日の夜は田中優さんの講演会。その後はつぶつぶ五名畑の木村先生のお宅で打ち上げキャンドルナイト。
土曜日は、長崎から吉田俊道先生が講演で来られて、その夜も打ち上げ。カラオケまでGO~。翌日曜は、県下3ヶ所で生ゴミリサイクルの畑の実習。その足で吉田さんを車に乗っけて高知にGO~。またまた高知で打ち上げ。翌日は高知市立昭和小学校で生ゴミリサイクルの授業2時間。昨日夕方帰宅し、本日の月いちカフェ<ゆるりまんま>の仕度。
ゆるりまんまは満員御礼のお客様。今日はイタリアンでした。
放送局2局の方と取材打ち合わせを頂き、その後に片付け。
今日は、スタッフのお給料日兼ボーナス日なので、事務方の私は、給与計算などの家内仕事もあり、ようやく、ようやく、今でございます。

疲れが出る前に次のことが始まっているので、疲れ知らずではありますが。

アップしたい記事満載なんですが、も~~~~明日。
メール、すみません。明日送ります。

では、今日はもう休みます。

前言撤回です

2007年06月26日 17時10分47秒 | スタッフのブログ
前回、
『どうすればお砂糖を摂らないようにできるのか。次回はその辺に触れてみたいと思います
と締めくくったのですが、それは最終回に持ってきたほうがきれいにまとまりそうなので、今日はいろいろなお砂糖について投稿します
期待していた方がいらっしゃったらごめんなさい

まず、茶色いからいいんじゃないのと患者様からよく言われる、三温糖です
成分は基本的に白砂糖と変わりなく、虫歯菌も大好きな、ブドウ糖とショ糖です
三温糖は、砂糖の製造過程の最終段階でできるもので、白砂糖の残りかすがこげて茶色くなった物です
栄養学的に白砂糖よりもミネラルが豊富と言われていますが、糖液に微量に残ったミネラルを一緒にすくっているだけで、必要なミネラルを補給できるというレベルではありません残念

続いてこれもよく聞く、甜菜糖です
砂糖の主な材料は、サトウキビ(甘蔗)と甜菜(ビート、サトウダイコン)です。
サトウキビは沖縄で、甜菜は北海道で栽培されている…という違いぐらいで、どちらもお砂糖です…残念

三温糖と同様、黒いからいいんじゃないかとよく言われる、黒砂糖ですが…
白砂糖と材料は変わらず、主にサトウキビ(甘蔗)から作られます。
白砂糖は、原料糖液を遠心分離機で結晶を取り出したもの
黒砂糖は、そのまま煮詰めた物です
白砂糖に比べるとそのまま煮詰めてある為に、ミネラルが豊富に含まれていますが、成分は結局ショ糖(ブドウ糖+果糖)です

最近よく見かける、異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)です
主な材料は、とうもろこしから作ったでん粉です。
とうもろこしのでん粉は別名、コーンスターチと呼ばれています。
コーンスターチは発泡酒や、まじりっけの多いビールによく含まれています
麦芽とホップで作られたまざりっけの無い、純粋なビールがいいですね
で、異性化糖は、ブドウ糖と果糖が、ショ糖よりもさらに分解され、個々で(単糖類の状態で)存在している糖です
虫歯菌がすぐ使える状態で、余計虫歯になりやすそうですね

続いて、香川が原産の、かの有名な和三盆です
主な材料はサトウキビです
汁を結晶化し、盆の上で水を加えて練り上げ、粒子を細かくする(研ぐ)こと三回
盆の上で3回研ぐ事から和三盆と命名され、きめの細かさは天下一品です
精糖作業が複雑な上に、寒冷時にしか作れないので、砂糖の中でもっとも高価です
でもまぁ…結局お砂糖です

次に、メイプルシロップ&はちみつです
にせもののメイプルシロップには水あめが混ぜられています
砂糖に比べて果糖の割合が多いです(果糖はブドウ糖の50倍、ビタミンB1を必要としますなおかつ、中性脂肪がつくれられやすいです)
はちみつもメイプル同様、果糖を主成分としています
はちみつの、かたまって沈んでいる方がブドウ糖、蜜の部分が果糖です

次は、江戸時代には高級酒として飲用されていたみりんです
みりん風味の物は、化学調味料や水あめなどの糖分、その他を加えられていますまがい物には注意してください
でん粉が糖化され甘みを生じます
当院では、お砂糖をやめるための一つの過程として摂取する程度で、ずっと使用するのはおすすめしていません

最後は、虫歯にならない○○入り…の代表選手のようなキシリトールです…
代替甘味料が70%入っているために、30%が砂糖などが入っていても、『虫歯になりにくい』とか、『歯にやさしい』などと表示されたお菓子が売り出されて問題になりました
砂糖は分子レベルで見ると、六角糖といって、六角形の形をしています。
キシリトールは五角糖で、砂糖と異なる形を呈しているので、虫歯菌が使いにくく、虫歯になりにくいといわれているようです。
しかし、人体でも使用することが困難で、大量に摂取するとお腹がゆるくなるという症状が現れます
本当に虫歯になりにくいかどうかに関しては、私の臨床体験からすると、虫歯にはなるようです

私の担当させていただいている患者様が、メンテナンスで来院された時、大量の虫歯ができて、来院されました
虫歯になりたくない一心で、食生活からブラッシングまで、ものすごく気をつけていたこと、今までの努力を熱心に、私にお話して下さいました
なぜ虫歯ができたか分からないなんでなんでと前のめりになって質問されました
よくよく話を伺ってみると、唾液の分泌量が多いと虫歯になりにくいということをテレビか何かで知ったようで、ガムを噛むといいのではないかしかし砂糖入りは虫歯になりやすいので、キシリトールのガムだと思いつき、毎日、頻繁にキシリトールのガムを噛んだそうです
結果、努力の甲斐も空しく、大量の虫歯発生です
唾液の分泌量が多いと虫歯になりにくいのは事実です。
しかし、その患者様の唾液分泌状態は充分であること
普段の食生活で、最低一口50回はよく噛んで食べていると、唾液の分泌量の心配はあまりしなくていい事
食生活など頑張ってできているので、キシリトールのガムは必要ない事などをお伝えしました

 それからはキシリトールのガムもやめ、頑張って虫歯ができないように維持されています
 汚れの付き方が変わり、以前のような歯の面全体にべったりくっ付いていた歯垢も減り、清掃状態もよくなってきています
 キシリトールに関して、私の見解としては、身体でも使えないし、虫歯になるものをわざわざ摂る必要は無いような気がしました

  情報化社会なので、どの情報が正しいのか取捨選択していかなければならないですね

精製されているものほど、甘みを感じやすく、おいしく感じます
おいしく感じる物ほど中毒性があります
精製されているものほど、身体が消化する時に無理をしているということを覚えておいて下さい

では、何をとったらいいのと思われる方に…
次回最終回です
次回こそ、どうすればお砂糖を摂らないようにできるのか
について書きます

畑の実習報告

2007年06月26日 15時10分45秒 | スタッフのブログ
こんにちは蒸し暑いですね
ちょっと外出ただけで汗がたら~っと出ます

さてさて、24日の日曜日に畑の実習を行いましたので、その様子をご報告させて頂きます

日曜の朝、雨の音で目覚めた私は今日出来るんかなぁーと心配になりましたが、吉田さんに香川にとって恵みの雨なので、喜んで楽しみながらしましょうと言われ、早速元気付けられました

1軒目の松原さん宅では雨の中、小さいお子さんも一緒にクワを持って土作りをしました
事前準備していた部分はキレイに生ゴミが分解されていて、跡形もなくなくなっていました一瞬、え誰か生ゴミだけ抜き取ったんと思ったくらいです。

生ゴミのポイントとしては、レタスやキャベツは厚さが薄いので多少大きくても構いませんが、スイカの皮など厚みのあるものは1cm角に切るのが理想だそうです。私たちから見ると1cmは小さいですが、菌ちゃん(←吉田さんのマネ)にとってはものすごく大きいんですね。

頂いた生ゴミの中にカビが生えているオレンジがありました。今日は全体量に対してわずかだったので混ぜましたが、あまり好ましくはないようです

2軒目の古川さん宅では2週間前・1週間前とに準備をして下さっていました
吉田さん曰く、とても水分の多い土のようで、もしカラスが来ないのならビニールシートは必要ないということでした。
古川さんのお宅では、自宅の生ゴミを貯めてくれていたのですが、腐ることなく漬物状態になっていました。においがお届けできないのが残念です
古川さんのお宅では20人以上の参加者を自宅に上がらせていただいた上、お茶まで準備して下さっていました。本当にありがとうございました

3軒目の篠原記念病院さんではプランター実習です
プランターはクワがなくても出来るしお手軽に見えますが、土が入ると結構重いです昨日家のプランターで一人で土作りをしましたが、かなり汗だくでしたでも、にんじんを植えたいので、頑張ります

主婦の方が多く、お花は混ぜても良いでしょうか と質問がありました
→OKですお野菜の色がキレイになる効果があるようです

あと教えて頂いたのが、プランターの底に入れる石を発砲スチロールを砕いたもので代用すると、軽くなって扱いやすいとのことです

今回の実習では生産者・栄養士・学校の校長先生・生ゴミリサイクルを実践中の方、今からする方など、いろんな方に参加していただき、各会場で自己紹介をみなさんにしていただきました
参加して頂いた方同士が交流してつながりが出来ている様子を見て、とてもうれしかったです
それぞれの家庭で生ゴミリサイクルを実践できるようになることは素晴らしいことです
加えて、参加された方々がつながっていくことはすごく意味のある大切なことだと感じました

24日は学ぶことが多く、まだまだ書ききれてないのですが、長くなってしまったのでこの辺で

最後に、
・生ゴミを準備の時+当日各20Kgの計40kg 準備して頂いた イオン高松様
・米ぬかを下さった元木さん(←ブログあるので見てみてください
・松原さん・古川さん・篠原記念病院さん
・当日参加して頂いた方
・声かけに協力していただいたみなさま
そして各会場それぞれ違った内容で、その土地に合ったお話をしていただいた吉田俊道先生

本当にありがとうございました

あとから、奥さんが写真をアップしてくれることになっていますので、今日ご覧頂いて方も、是非後日もう一度のぞいてくださいね。


ヨンデン 環境月間 エコクッキング <スイーツ>

2007年06月20日 23時33分58秒 | 庵主の日記
今年3年目となったヨンデンプラザサンポートのトライアルスタジオでのマクロビオティック料理教室。マクロならではのエコクッキングです。

毎年6月に2回開催させていただいておりますが、今年は、今日で2回目。
前回はマクロビ中華まんを作りましたが、今回はスイーツです。

メニューは、エリックさんとさなえさんが教えてくれたココナッツマカロンと、かぼちゃのトリュフ、チョコレートブラウニーです。

ランチは海藻生姜玄米ごはん、コーンのスープでした。
















カルシウムを奪う砂糖

2007年06月20日 16時21分27秒 | スタッフのブログ
前回の予告通り、カルシウムを奪う砂糖です

白砂糖はその精製過程で、炭酸カルシウム石灰やアンモニア、亜硫酸ガスなどの化学薬品を大量に使います
そのため、超アンバランス(超酸性)食品になっています
砂糖のような強い酸性の食品が身体に入ると、身体は中性になるように、中和剤としてアルカリ性のカルシウムや、ビタミン群が使われる。ということは第一回の 『お砂糖の話し終了』で投稿いたしました
白砂糖を多く摂れば摂るだけ、その生成過程で失われた、ビタミンB1、B2、カルシウムが必要となり、不足分を体内から奪っていきます

それらが欠乏した結果、
①骨がもろく、骨折しやすくなる
②関節痛、腰痛を引き起こす
③歯肉、歯がもろくなる
④視力の低下
⑤皮膚かぶれ、吹き出物などのトラブルの原因に
⑥骨からカルシウムが溶かし出された副作用として、あらゆる細胞内に余分なカルシウムを増やしてしまう
⑦糖尿病、ガン、アレルギー、高血圧、アルツハイマーや、老化の元凶に
など、前回のページで触れたような害も含め、様々な体の変化が現れます

『ショ糖分以外のものを取り除き、できる限り純粋なかたちで結晶として取り出したものが「精製糖」と言えます。
…中略…
 白砂糖についてもう一つ言われることが、“精製しすぎていて栄養がない”、“エネルギーだけしかない”という言い方です。
 しかし、砂糖の摂取の仕方を考えてみれば、それ単体を主食として摂取することはありません。通常は、料理やお菓子の調味料として使われるいわば「脇役」であり、摂取量自体、全体の栄養摂取の中では少量です。その砂糖について、ごく微量成分としての無機質(ミネラル)を期待するよりは、野菜、果物、海藻など、ミネラル豊富な食品を充分摂取する方が効率的と言えます。砂糖はこれらの食品の調理においても、食べにくい食品の味を和らげたり、見た目の美味しさを引き立てたりする役割を持っています。上手にお使い頂きたいと思います。』
これは、お砂糖を肯定されているHPから抜粋させていただいた文章です。
突っ込み所が満載です


『ショ糖分以外のものを取り除き、できる限り純粋なかたちで結晶として取り出したものが「精製糖」と言えます。』
…成分は、ブドウ糖と果糖ということです。それ以外のものは取り除かれています


『砂糖自体を主食として摂取することはありません。』
…砂糖自体を主食で食べることはなくても、パンなどには含まれています
パンのふんわりもちもちした食感は、砂糖を入れることで出るものです
朝食や間食にパンを摂取する方は多いですよね
砂糖を含んだものが主役にならないようにしたほうが良さそうです


『摂取量自体、全体の栄養摂取の中では少量です。』
…日本人の砂糖の平均消費量は年々増加しています
朝食にパン、10時のおやつ、昼食に菓子パンにヨーグルトにデザート、3時のおやつ、夕食はお惣菜、晩酌時のおつまみ…。他にも清涼飲料水、ジュース類、コーヒー(無糖の缶コーヒーにも0.5%含まれています)などなど…、お砂糖って、結構取ろうと思えば簡単に摂取出来ちゃう物です

『その砂糖について、極微量成分としての無機質(ミネラル)を期待するよりは、野菜、果物、海藻など、ミネラル豊富な食品を充分摂取する方が効率的と言えます。』
…極微量成分である無機質って言い切っちゃいました
極微量のミネラルでは、砂糖自身すら消化できません。
だから、お砂糖を消化するのに必要なミネラルを、体から奪ってしまうのですよね…。体は、食べた食物中のさまざまな栄養分を絶妙なバランスで使用し、動いています。その絶妙なバランスに沿っているのが、何回も書いていますが、どうやら玄米のようです

『食べにくい食品の味を和らげたり、見た目の美味しさを引き立てたりする役割を持っています。』…コーヒーブラックで飲めない方、お砂糖を入れると飲みやすくなります食物のえぐみ、にがみ、臭みを消すのです。
その味をごまかしたりする作用があるのは、ある意味すごい事ですが、えぐいもの、にがみ、臭みのあるものって、大体食べられないものだったり、腐ったりしているのものです
自分の体は自分が食べたもの以外には作り上げることができません
是非、ごまかされたりせずに、いいものでいい体を作ってください

簡単に摂取出来てしまうものだからこそ、摂らないようにすることが大切だし、摂らないことが難しいんですよね

どうすればお砂糖を摂らないようにできるのか。次回はその辺に触れてみたいと思います