マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

福岡での料理教室

2015年03月25日 16時18分18秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
2月14日、福岡で料理教室をさせていただき、
主催者さまより写真を送っていただきましたので、その時の様子をちょっぴりご報告♪

















楽しい時間をありがとうございました。
また、いつかお会いできる日を楽しみにいたしております。

飯のコース<基本食の見極め>

2014年04月19日 14時09分15秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
昨日は、無何有庵での調理実習の最終回でした。
基礎クラスの「飯のコース」の半年12回のクラスはあと1回、卒業制作を残すばかりになりました。

実習最後は、見極めとして基本食のきんぴら牛蒡とヒジキ蓮根の陰陽焚き比べと応用料理をいたしました。

最後になって、愛媛から単発のご参加の方もいらして、本当にありがとうございます。
ラスト2回だけ受講された方、途中から参加いただいた方、補講が残っておられる方と、しばらく休講させていただくことを申し訳なく思います。

みなさんに、再開をお待ち下さるとおっしゃっていただき、心から感謝の一日でした。





きんぴら牛蒡とヒジキ蓮根の陰陽焚き比べ





玄米おむすびとしぐれ味噌



ヒジキ蓮根入りハートのコロッケとヒジキ蓮根のソース



もち玄米粉の団子入り梅スープ

その他に、きんぴら牛蒡のサラダ、ぢわもん鍋を使った玄米の土鍋炊きをつくりました。



さあ、後は卒業制作を残すのみとなりました。

5月に入ってすぐのレッスンになりますが、みなさん、頑張って取り組んでくださいね。






































料理教室もあと少し。

2014年04月04日 19時15分32秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、無何有庵のマクロビオティック料理教室の基礎クラス「飯のコース」の第10回目の開催でした。
昨夜から雨模様のお天気で、今日も雨が降ったり、風がふいたりと、花冷えのする一日でしたが、桜で満開の今、お料理にも華やかさを添えて作りました。
お花見弁当にも加えたいレシピのご紹介でした。

お花見を予定されていた方は、この週末まで、桜が持ってくれるといいですね。
ぜひ、手作りのお弁当を持参されて、楽しんできてくださいね。

また、今回は特別に「出汁」についてもふれました。
昆布と鰹の一番出汁の取り方の実習もいたしましたよ。
今回は春休みもあって、就学児童をお持ちのお母様のお休みが目立ちましたが、次回も復習でいたしますので、18日のラスト実習はぜひお休みのないようにご参加ください。
5月9日は、卒業制作となりますので、その打ち合わせもいたしますよ。

今日の講義は「気」がテーマ。
目に見えるものと見えないものの存在についていろいろお話しをさせていただきました。

あいさつをするだけで、気が通ったり、お箸の所作を正すだけでパワーアップしたり、正座の持つ力を確認していただいたり、いくつかのロールプレイで共有させていただきました。







玄米五平餅



自然薯の皮とヨモギのかき揚げ



養老蒸し



玄米ご飯の桜揚げ



小豆かぼちゃ



春野菜の芥子酢味噌あえ



桜の花のスープ



さてさて、このクラスも残すところあと2回になりました。
休講宣言させていただいたのですが、ありがたいことに、たくさんの方から教室を続けないのでしょうか?というお声をいただいております。今日も、リビング誌を見られた方が始めて単発でご参加くださるなど本当に感謝です。しかし、やはり、一度お休みをいただき、いろいろ新しいことにもチャレンジしたいなという気持ちは変わりませんので、大変申し訳ございませんが、しばらくのお休みをご容赦願います。

今期、お休みされた補講につきましては、何時か開催させていただくおりに受講いただけるようにいたしますので、よろしくお願いいたします。また、時間ができましたら、単発で開催出来るようにも工夫させていただきますので、ブログのチェックを時々なさってくださいませ。

みなさまにご迷惑をおかけしながらのお休みですが、実のところ、休みを決めて本当に気持ちが楽になりました。追っかけられていないというメンタルの安らぎに、あ~、15年間ずっと追われてきたんだなってつくづく思います。好きな仕事でしたが、その責任の大きさに押し潰れそうになっていたんだと改めて感じております。無何有庵の仕事だけではなく、子育て、介護、その他、年老いた実の母のことや、主人の兄弟のこと、そして診療室のことなどなど、やはり、無理をかなりしていたんだと気が付きました。一度、区切りをつけて、仕切り直しが必要と考えております。みなさまの温かいご理解をよろしくお願い申し上げます。





































飯のコースのお料理

2014年03月16日 14時24分14秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
ここしばらく、マクロビオティック料理教室「飯のコース」のご報告をサボってしまっておりましたので、一気に写真でご報告です。

でも、料理をカメラに納めるのは本当に難しくて、午前中に座学2時間をしてからの調理実習になるので、試食の頃には斜光での撮影。私が撮ると、なんだか夕方な感じにしか撮れません。ひゃ~、本当にプロはすごいです。だれか、ご教授を~。

ということで、へたくそ写真の言い訳しながらですが・・・。





小豆とかぼちゃの玄米粥



蕪のポタージュ



きんぴらごぼうの揚げ春巻き



林檎とサツマイモのパンケーキ



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炊き込みご飯



車麩のカツ



サツマイモの皮と水菜のかき揚げ



いろいろ野菜と玄米ごはんのポタージュ



サツマイモの茶巾絞り

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ヒジキ蓮根の玄米混ぜご飯





飛龍頭



蓮根の棒煮



玄米あられ

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やれやれ、3回分も貯めこんでましたね!
一気に、ご報告です。

飯のコースも実習はあと2回。そのあと、卒業制作です。
素敵なマクロビアンの誕生ですね。
とてもうれしいです。





































基礎クラス<飯のコース>年初めのレッスン♪

2014年01月16日 14時43分21秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
記事をアップするのが遅くなりましたが、無何有庵マクロビオティック料理教室基礎クラス<飯のコース>の第5回目のレッスンを開催いたしました。

まだ、松の内でしたので、ちょっぴりお正月気分も残しつつ、楽しくレッスンいたしました。

座学での理論は、マクロビオティック食事法の調整法についてお話しいたしました。

みなさん、中庸の意味がまだなかなか理解できていないようで、かなりの時間をかけてお話しをさせていただきました。

男性と女性を比較すると、一般的に男性性は陽性、女性性は陰性となります。これは比較した場合のお話しであり、男性は比較したときに少し陽性でちょうどよく中庸になりますし、同じく女性は少し陰性でちょうどよく中庸になるのです。
マクロビオティックを実践するときに、女性は陰性だから陽性にしなくてはいけないとか、少し陰性でちょうどいいのに自分は陽性がたりないとか、自分にとっての、本当の中庸を見失いがちになります。

マクロビオティックは、判断力を養うためのツールです。どうぞ、じーっと見つめて、じっくり噛み締めて消化していただければと思います。




さて、お料理は、冬の散らし寿司、七宝煮なます、茶山椒、サツマイモのトリュフ、煎り玄米のスープ、蓮根湯を作りました。













蓮根湯は、喉に効く食養のお手当です。この季節の蓮根は甘くて本当に美味しいです。

蓮根は泥をよく洗い落して、皮ごとすりおろします。節の部分も黒いところだけを包丁でそぐように掃除をして、すべてすりおろします。

この蓮根のしぼり汁を30~40ccを湯のみに入れて、本葛を小さじ1入れ、熱湯を入れてよくかき混ぜます。痰を伴う咳には、塩を少々入れてください。仕上げに、生姜のしぼり汁を2、3滴落していただきます。葛がとろりとしない時は、小鍋に入れて火にかけてとろみがついたら湯のみに入れて飲用してください。

咳、痰、喉の痛み、喘息、喀血、呼吸器系障害、陰性のむくみ、腎機能障害などに効果があります。

高熱(40度くらい)で咳を伴う陽性の風邪には、蓮根のしぼり汁を生のまま飲用すると、熱も下がり、咳の症状がおさまります。

ぜひ、家庭医学の知識として、この季節にお役立ていただけると幸いです。




















































今年最後の料理教室。

2013年12月20日 20時56分38秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は飯のコースの第4回目。
三色丼をつくりました。



全て植物性なんですが、生徒さんの会話がおもしろい。

「はい、お肉入れて~」
「炒り卵、のせてない人~?」

いえいえ、お肉も卵も使ってませんよ(笑)

もどき料理は偽物でしょっておっしゃる方もいらっしゃいますが、
でも、美味しいんです!
だから、大満足。





梅ごぼうは、50年物の梅干を使って作る贅沢なひとしな。



オニオンスープは玉ねぎを無水煮(むしに)して、甘味をしっかり引き出して作ります。



付け合わせのカリフラワーの葉っぱと芯はジャガイモと人参と一緒に細く切って炒めました。塩胡椒のあと、醤油:玄米酢:水を同割にしたソースをまわしかけてあっさりと味付け。
捨て野菜もちょっと工夫すれば、おいしい小鉢になりますね。



今日は、紅玉の林檎(もう今年はこれが最後のストック)をぢわもん鍋で焼きリンゴ風に無水煮しました。芯をとり(これは糠床に~)、そこにシナモンスティックを刺してふたをして、弱火で火を入れるだけ。
おいしい、デザートになりますよ。本当に甘いので、びっくりします。





お腹も心も満足した後は、お手当の実習。(本当は食後にしないほうがいいのですが・・・)
あったかぽかぽかの生姜シップでみなさんいやされました~。

今日の講義は、讃岐の国と阿波の国についてのお話。
マクロビオティックと暮らしへのヒントになるとうれしいです。



































基礎のお料理

2013年11月24日 09時28分15秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
金曜日は、無何有庵マクロビオティック料理教室の基礎クラス<飯のコース>の第2回目を開催いたしました。

講義は、進化と食べ物について。
私たちの主食が、なぜ穀類なのか、どのように大切なのか、穀類、野菜、肉魚とどのような食べ方をするのがいいのかなどのお話をさせていただきました。

また、マクロビオティックスターターの方のための手引書のご紹介として、柿本和子先生の著書「食べること、生きること マクロビオティックに学ぶ暮らしの知恵」を推薦いたしました。

この本は、3年前に出版されたものですが、手にして読み始めると、なるほど~ってあらためて確認することが本当にたくさんあり、マーカーで印をしていくと、どのページも、どのページも、印だらけになったという、私にとっては、バイブルのような本です。

私がマクロビオティックを始めたころに、手に出来ていたらもっといろいろなことを早く知ることができたのにと、とてもうらやましく思います。
ぜひ、手元に置かれて、学んでいただきたいと思います。

お料理の実習は、基本食の「ひじき蓮根」。
主食は「小豆と黒豆の玄米ごはん」でした。
重ね煮のおみそ汁は白みそにいたしました。クリームスープのような出来上がりで、みなさんとおいしく頂きました。
彩りの野菜には、カリフラワーの芯と葉っぱで作ったドレッシングを添えました。
マクロビオティックのお料理は、ゴミがでないのも特徴です。









食養のお手当は「梅醤番茶」でした。








































マクロビオティック料理教室<飯のコース>第21期の事始め

2013年11月09日 00時07分41秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、マクロビオティックの基礎クラス「飯のコース」の第1回目のレッスンでした。
初めて参加される方、補講の方、春夏・秋冬と2回目のご参加の方、県外からのご参加の方と、バラエティに飛んだメンバー構成でのスタートです。



事前に、講師の中原アサ先生とアシスタントの門井奈美さんと3人で、包丁をといだり、ガスレンジを磨いたり、皆さんが気持ちよくご参加頂けるように準備をいたしました。

これから、半年、全12回の講座を受講してよかったなぁっておっしゃっていただけるように、がんばっていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。


初日の今日は、初顔合わせということもあり、自己紹介にはじまり、マクロビオティックとは何か、家庭料理について、波動について、陰陽についてのお話をいたしました。

マクロビオティックを始めると、とにかく陽性にしなくてはって、塩を多用し、火は必ず入れ、根菜でないと野菜でない、ナスやトマトやジャガイモなんて敵!なんてことに陥る方がいらっしゃいます。そのように教えられ、それを鵜呑みにして盲信してしまうことの結果ですが、そのような方は、食養のきんぴら牛蒡のように、顔色も黒くなり、がりがりに痩せ、頑固になったり、厳しくなったりしてしまいます。

そんなのちっとも楽しそうじゃないですよね。

挙句の果てには、生理まで止まってしまって、それでも「私は陰性だから、もっと陽性にしなくては」と強迫観念にとらわれてしまいます。
あまりにもぎゅ~っと締め過ぎて、その反動で、甜菜糖やメープルシロップたっぷりのマクロビスイーツに走ってしまうという、本末転倒なことになってしまいます。

昨日、幕内秀夫先生が高松で講演してくださいましたが、その中でもマクロビオティックの危うさをお話くださったようです。

マクロビオティックは、本来、「自由」なものです。
自分次第でどのようにも変えられます。

食べることは生きること。

食べようで、生きようは変わるのです。

どのように食べればどんなふうになるのかを知り、自由に、元気でわくわくするような、自分の人生を楽しんで欲しいと思います。

無何有庵でのマクロビオティック講座は、マクロビオティックの考え方をお料理を通して学んでいただくものですが、レシピ通りとか、型どおりなものではなく、人生の模擬実験室のような、体験の中で真実を見つけていく、そんな時間となるようにしていきたいと思っております。

今日は、判断力を磨くためのマクロビオティックのレッスン、2013年秋冬のクラスの事始めです。



調理実習では、玄米の洗い方、炊き方、土鍋と圧力鍋との炊き比べ、野菜の切り方とその意味、陰陽の捉え方、究極の胡麻塩、食養のきんぴら牛蒡、野菜出汁のおみそ汁(味噌は自家製の9年物を使用)、屑野菜、残り物野菜の応用としてブロッコリーとカリフラワーの芯の和え物などを作りました。











試食の前に写真撮影~♪









本日の補講を受けて、飯のコースを修了されたSさんの卒業証書授与。中原先生からお渡しいたしました。

さてさて、本日初めて受講なさった方、ご感想はいかがだったでしょうか?

これから半年、楽しんでいきましょうね~。


































おめでとうございます。飯のコースの卒業式♪

2013年11月02日 12時25分45秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
11月に入りましたね。
無何有庵も、火鉢に続き囲炉裏にも火を入れました。













昨日は、無何有庵のマクロビオティック料理教室の基礎のクラスである<飯のコース>の卒業式でした。半年間の学びをお料理に託して、卒業制作の発表をしていただきました。

11時から、続々と20期生のメンバーが集まって、お料理の最終の仕上げや盛り付け、準備を始めました。





今回、卒業制作に参加できたのは8名。
出席の回数によっては、来期の卒業で制作発表される方もいらっしゃいます。

また、来期も再受講される方もいらして、それぞれの学びのペースを大切にしていただいております。

今期も、素晴らしいお料理が揃いました!

















Nさんは飯のコースを19期に引き続き再受講。卒業制作も2回目のチャレンジでした。
メインは黒豆と小豆の玄米ご飯。蓮根チップスやパプリカ、枝豆で、とっても素敵に演出されました。
また、基本食のひじき蓮根と里芋を合わせて、玄米フレークの衣でコロッケを作り、あんかけにされました。とっても美味しい、スペシャルなお味でした。盛り付けもきれいに仕上がりました。



















Tさんは、東京から香川にお嫁入りされたばかりのフレッシュ奥様。宇多津のくぼさんのおあげさんを使って飾り稲荷寿司に挑戦。何度もお家で試作をされて、ご主人にも召し上がってもらったのだそうです。その甲斐あって、美味しいお寿司に仕上がりました。このためにハートと星の抜き型も買われたそうです。揚げもの料理の経験があまりなかったとうことで、飯のコースでは揚げ物担当で、腕を上げられました。かぼちゃのかき揚げは自信作です。かぼちゃの中身は和風のスイーツになりました。可愛いイメージはTさんのイメージにぴったりです。













今回のご参加で一番若いTさんは、facebookでもよくおばあちゃんとの素敵なデートのお話を書かれているくらい、おばあちゃん、おじいちゃんを大切にされている方で、今回のテーマも、食が細くなっていかれている「おばあちゃん、おじいちゃんが好きなもの」ををテーマに作られました。しぐれ味噌は、実習のときにお持ち帰りした時、食欲のなかったおばあちゃんがご飯とともにとてもよく食べてくれたことがうれしくて、また食べてもらおうと作られて、五平餅に仕上げました。お萩は、おばあちゃんが甘いものが大好きなので身体に優しいものをと考えたそうです。孫娘の愛がいっぱい詰まったお料理は優しいお味で、とても美味しかったです。













ヨガのインストラクターをされているMさんは、お忙しい中、飯のコース皆勤賞で修了されました。
卒業制作のテーマは「ご主人のために」ということで、愛情にあふれたお料理でした。
手間のかかる飛龍頭に基本食のひじき蓮根を和えて、あんかけにされました。マクロビオティックになじみのないご主人が、おいしいと食べてくれたひと品だそうで、日々の暮らしで、手間暇をかけてご主人の為にお料理をされている姿に、とてもうれしく思いました。甘いものが大好きなご主人の身体を考えて、小豆かぼちゃをアレンジして、優しいかぼちゃのプリンを作られました。豆腐クリームもふんわり美味しく、ご主人の笑顔が思い浮かぶような美味しさでした。















徳島の神山から通われたKさん。保存食として、茶山椒と昆布と干しシイタケの佃煮、紫玉ねぎのマリネを作られました。季節の彩りを盛り付けに生かして、滋味あふれるお料理に仕上げました。
派手なお料理よりも力が試されるシンプルなお料理ですが、これこそ家庭料理の基本です。ごはんがおかわりしたくなる、そんなお料理上手になれそうですね。日本のお母さんの味を大切にされているのがとても感じられる作品でした。











もうすぐ、ご主人のご両親と同居を始めることになったTさん。親やご主人を想う心、生活を共にする不安、いろいろな想いをこめて作られた玄米お萩です。
ゴマ、麻の実、玄米、黒米、かぼちゃ、お芋、小豆が、それぞれ4層に組み合わされた二品です。
玄米ご飯の柔らかさ、甘み、素材の選択、すべてにお舅さん、お姑さんが喜ばれるだろうと思う仕上がりでした。一緒に暮らす不安の中で、お姑さんと食べ物の好みが一緒なんですと、感慨深げにお話された横顔がとても印象的でした。きっと、幸せな家族になれるような気がいたしました。



















無何有庵の飯のコースを受講していただいて、ご自身の立ち位置が定まられたとおっしゃってくださったMさん。とてもうれしいお言葉をいただけて、講師陣ともに有難いことでした。
皆さんの数々のお料理の中でどなたもが一番に手を伸ばしたのがMさんの蓮根湯でした。蓮根の持つ栄養と効能をいかに引き出すかがポイントの食養お手当に使う蓮根湯、おいしく頂きました。そして、小豆かぼちゃもお手当に欠かせない食養料理。「自分へのご褒美に」というテーマで作られたのですが、この半年間、とてもがんばられたことが垣間見られるメニュー構成でした。玄米五平餅もとても上手に作られて、紫玉ねぎのマリネは盛り付けのアクセントとして際立っていました。庭木の葉や実をさりげなくあしらいに使うところがセンスの良さが出ていました。



皆さんの作られたお料理を一つずつ試食用に取り分けていただきました。豪華な飯のコースのフルコース!美味しくいただきましたよ。







そして、今期の卒業証書は3名の方に。
全過程を修了されたかただけに贈らせていただいています。













そして、第20期生の卒業制作最優秀賞を獲得したのはこの方。



飯のコースを2回受講なさっただけあって、素晴らしいお料理を作って頂きました。ありがとうございます。

アサ先生からは、こんなプレゼントが皆さんに手渡されました。







てまひま惜しまないでにゃ~ん。



そして、卒業生のおひとりのこの方が、21期生を支えるアシスタントとしてがんばってくださいます。門井奈美さんです。よろしくね!

20期生の皆さん、半年間、本当にお疲れさまでした。
羹のコースにステップアップされる方、補講を受けられる方、これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
卒業制作、とても美味しく頂きました。ご馳走様でした。

さて、番外編ですが、延び延びになってしまっていた生姜シップのお手当、いたしました。









70度から80度のしょうが湯にタオルを浸してぎゅっと絞り、手を真っ赤にしながらのお手当「生姜シップ」は、血行をよくして、血液を患部に集めて治癒を促進するもので、生姜の成分が身体を温めてとても気持ちがいいお手当です。あっちっちなこのお手当、お手当をする方の想いもきっと伝わるんですよね。

2年間アシスタントを勤めてくれた小山郁子ちゃんにも、感謝をこめてお手当いたしました。



お疲れさまでした。そして、ありがとう~。
これからもよろしくね。









































乙女とサムライのきんぴらごぼう

2013年10月22日 13時59分00秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
先週の金曜日は、飯のコース(マクロビオティック料理教室・基礎クラス)の実習最後のレッスンでした。基礎クラス半年間の総まとめとして、座学では、日本のスタイルについて、カタと気の関係をロールプレイとともにお話いたしました。また、実習では、基本食をどのように日常に取り入れたらいいのか、考え方の応用をお伝えいたしました。

特に実習では、きんぴらごぼう、ひじき蓮根を陽性に、陰性に、どのように調理して活用すればいいのかをサムライと乙女に作り分けて食べ比べしていただきました。
季節や年齢、時間や体調、体質によって、使い分けできるといいですね。

半年って、実に早いです。
11回のレッスンで、お伝えしたことはとてもたくさんの内容になりますが、ぜひ、忘れないで日々の生活に生かしていただければうれしいです。



乙女(陰性調理)とサムライ(陽性調理)のきんぴら牛蒡とひじき蓮根



お料理の全体写真



主食は黒体セラミック土鍋「ぢわもん」で炊いた、ふんわり香ばしい玄米ご飯。



白米を炊いたような食感で、とってもおいしいですよ。



きんぴらごぼう入りの押し玄米コロッケ



玄米パスタひじき蓮根和え



きんぴら牛蒡のサラダ



ひじき蓮根のパテのライスグラタン



蓮根と梅干と一緒に炊きこんだ玄米ご飯の揚げおむすびスープ



第一大根湯



第二大根湯



おいしいお手当に感動の生徒さん




最終回となる12回目は、卒業制作です。

さて、マクロビオティックの考え方を、どんな素晴らしいお料理に紡いでこられるか、とても楽しみです。さあ、ラストがんばりましょうね。








































マクロビオティック料理教室 <飯のコース(基礎)> 第10回開催いたしました。

2013年10月05日 14時10分35秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
新月に雨。
見えないお月さまがさらに雲隠れになりそうですね。

雨ですが、庭(お隣の)の金木犀が匂い立ちしっとりと部屋に充満しています。

今日はお八幡様のお祭りで朝から獅子が舞いに来ておりましたが、雨降りで静かな祭りの初日です。

たくさん練習してきた獅子や太鼓、鐘の音が鳴り響かないのは寂しいです。

松見歯科はお八幡様からお旅所へ参道の真ん中にありますので、本当はTVの音も聞こえないくらいにぎやかなのですが、雨の音だけが聞こえてきます。

止まないのかなぁ・・・。

例年、通りに面した駐車場にテーブルを出して、ボランティアの仲間や友人たちと祭り見物しながらの宴会となるのですが、さて、今年は家の中か・・・。



閑話休題、昨日は無何有庵の料理教室、<飯のコース>第10回目の開催でした。
早いもので、実習はあと1回で修了し、残すところ卒業制作となりました。
半年は、本当にあっという間です。

今回は、五平餅、生春巻き、里芋の皮のチップス、お萩、蓮根のすり流し汁を作りました。











 









楽しい一日をありがとうございました。

徳島の神山町からのご参加の生徒さんから、無農薬のスダチをいただきました。
たくさんいただきましたので、クラスのみなさんとわけわけいたしました。




ありがとうございます。







































精進カレーでごめんなさい。

2013年09月20日 22時23分51秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、マクロビオティック料理教室<飯のコース>を開催いたしました。
今期第9回目となりました。

途中、私の都合で、あさ先生におまけクラスを開催していただいて、カリキュラムを1回ずらしていただきましたので、秋の真ん中で「精進カレー」を作ることになってしまいました。

精進とはいえ、本格的にスパイスを大理石のミルで細かく引くところから始めますので、結構スパイシーです。

秋に向かうカラダは、辛味にとてもデリケートになります。

五行でいいますと秋は金に属し、臓腑は「肺」「大腸」となります。肺は乾燥を嫌いますので、辛味の発汗作用により体内から水分が出ると潤いを失い、呼吸器系の疾患を招いたり、大熱である辛味は大腸に熱をもたらし、身体を発熱させてこれも乾燥に繋がるので、下唇がカサカサになるなどの症状とともに、便秘になったりあるいは下痢を招いたりします。

なので、夏を過ぎたら、カレーなどのメニューはできるだけ控えたほうが懸命です。

冷えの原因にもなります。

昨日、仲秋の名月で欠け行く月のめぐりに入ったところで、カラダもその変化に対応しようとしている時は、できるだけ中庸な食べ物を摂取したほうが、バランスを崩さずにすみますしね。

なのに、本日「精進カレー」となり、本当にごめんなさい。
日中、秋晴れのからりとしたいいお天気だったことが救いでしたね(笑)

そうはいえ、皆さんとても楽しみにされてきたメニューです。

無何有庵の基礎クラスは、秋冬と春夏のコースではメニューが若干違います。
精進カレーは春夏だけの特別メニューですので、前期の補講でお受けになられた方もいらっしゃいました。

そんなわけで、隠し養生として八丁味噌を忍ばせて、カレー作りをいたしました。

今日のメニューは、「精進車麩のカツカレー」「名残り夏野菜のカポナータ」「玄米ごはんのコーンポタージュ」「切干大根の酢漬けと紫玉ねぎのマリネ」「お手当の蓮根湯」でした。

蓮根湯、ほっこり優しい~お味でした。これからますます甘みを増しておいしくなりますね。喉の不調の効くのですが、こんなおいしいホットドリンクが食養のお手当として使われるんですから、変な喉のお薬より、ありがたいです。私の経験からも、とてもよく効きます。













今日の講義は「望診法」についてでした。

無何有庵では、月に1度望診法講座を開催していますが、飯のコースでは広く浅くではあるのですが時間を取って、このような診断法があることをお伝えしています。

正規の望診法講座は、開講以来ずっと半数以上が県外受講者というなかなかな状況です(笑)
本当は、身近な県内の方々に知っていただきたい自然療法をするにあたってのノウハウなんですが・・・。


「ご自身分のカラダの不調は、お医者様にご裁断いただくものではなく、自分自身がかんじるもの」と、松見歯科では変りなくお伝えし続けています。どうぞ、お受け取りいただけると幸いです。

そんなやこんなやの、女子会的料理教室ですが、ご参加の皆さんが笑顔でお帰りいただけるのが何よりものご褒美ですね。

飯のコース、今期は残り2回の実習と、卒業制作を残すばかりになりました。

いつも、素敵な波動の中で、ご一緒させていただく時間は、本当にありがたいひと時です。


































料理教室秋冬のクラスの日程が決まりました。

2013年09月10日 17時47分02秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)




爽やかな過ごしやすい季節となりました。無何有庵でも、クラスの卒業式の季節となりました。一年を終え、あるいは半年を終え、皆さんが、自信を持って胸を張って卒業頂けることが、講師陣の願いですし、喜びでもあります。

そして、その後は、新しい顔ぶれのクラスがスタートします。

無何有庵の教室は、少しでも季節を感じ、狭いながらもガーデンビューで、庭の緑の中で学んでいただけるよう、自然を取り込んだくつろぎのスペースです。ゆったりとした時間の流れを感じて頂けることと思います。

最近は、今まで以上に、マクロビオティックが楽しくて、本当に出会うことができて良かったっておっしゃってくださる生徒さんがとても増えました。

私がマクロビオティックを学び始めた時は、まだまだ市民権のないマイノリティなものでしたから、マクロビオティックに魅了されながらも、多くの人と楽しさを共有できるような環境ではありませんでした。

だから、今、まさに学びのスタートに立たれている生徒さんは、たくさんの同志とともに声高らかにマクロビオティックを学んでいることを宣言しても、決して異端にはなりません。むしろ、時代が求めている最先端なイメージすらありますから、世の中のド真ん中を堂々と歩くことができる素晴らしい環境が整ったことが、「楽しくてたまらない」につながるのではないかと思います。

楽しいマクロビオティックの実践を、謳歌してほしいと思います。





11月から<飯のコース>が新期スタートいたしますよ。
第21期生!どんな方にご縁を頂けるのでしょうか、楽しみです。




<講座概要>


マクロビオティックのベーシックな食事スタイルのご指導と、季節、時間、性別、年齢、体質、体調などに合わせた食事の調整法、マクロビオティックの考え方や哲学を自然科学(宇宙、進化、生命、人体、物理、宗教、哲学などなど)の領域から捉え、判断力を高めていくためのアプローチをさせていただきます。

基礎だからこそ、深く充実した内容です。
料理・内服お手当実習(約2時間)+ 外用お手当実習(約1時間)+ 理論講座(約1時間)、試食、片づけから成ります。お手当は、内服、外用によって時間がかわります。
開催時間は10時~15時を予定しておりますが、少し時間のゆとりを持ってお越しください。
子どもさんのお迎え等のある方は、中座していただいて結構です。

このコースは、基本的にはマクロビオティック料理初めての方を対象としています。
玄米ごはんの炊き方からマクロビオティック理論、陰陽の話、食事の調整法、お手当て実習など即実践できるようにご指導致します。

また、基本をしっかりと学びなおしたい方にもお薦めの講座です。前期(春夏)、後期(秋冬)と食材、メニューの違いもありますので再度受講される方、理論のみの受講も受付いたします。


■全12回・6ヶ月。
■歯科診療を受診される方は34,800円(2900円/1回あたり。)
■受診されない方は48,000円(4,000円/1回あたり。)
■単発での受講も受け付けています(1回4,800円)。
■陰陽がわかりやすいテキストブックは2,500円で別売となります。
■欠席の場合は3日前(開催日4日であれば1日)までにご連絡いただければ、次期に振替いただけま す。ただし、3日以内のキャンセルにつきましては、ご事情に関係なく、振替の時に材料費として  2,000円を徴収させていただきますので、ご確認くださいませ。
■理論のみの受講につきましては、3,000円×全11回となります。
(全ての料金は税別の金額です)


スタート時間に遅れないように、10分前には集合願います。
できるだけ歯科受診の上の受講を頂き、総合的な健康管理をお薦め致します。レギュラーの方は、受講期間中に食改善のお話・理のコースを必須で受講(受講料735円)願います。
主食の話、玄米の話、パンについて、砂糖の害などのお話になります。
全回、理のコース受講修了者には、修了証書を授与いたします。

飯のコースの様子はこちらから。

さらに、インターンシップ制度として、飯のコース、羹のコースを卒業した受講生の中で、審査の上、研修生としてアシスタントに入ることができます。経験を積んだ後は料理講師、カフェの開業、マクロビオティック指導士などの分野で活躍できるように指導いたします。自己申告頂ければと思います。



飯(はん)のコース 第21期 (2013年秋冬)基礎 

金曜日 10:00~

■第1回 11月 8日(金)

       <料理>玄米の炊き方(圧力、土鍋)・・・玄米と健康について(好転反応など)
           きんぴら牛蒡(季節の調整)
           ごま塩 (季節の調整)
           厚揚げとふのりの味噌汁(米味噌)

       <手当>《三年番茶の煎じ方・お手当て》

       <理論>マクロビオティックとは<陰陽について・・・宇宙の法則>

■第2回 11月22日(金)

       <料理>黒豆と小豆の豆ご飯
           ひじき蓮根 (季節の調整)    
           油揚げと季節野菜の味噌汁(豆味噌)
          
       <手当>《梅醤番茶》

    <理論>マクロビオティック食事法<進化と食べ物>      

■第3回 12月 6日(金)
       <料理>茶飯(圧力鍋)
           黒胡麻豆腐
           切干大根と高野豆腐の焚いたん
           玄米団子スープ(麦味噌)

       <手当>《第一大根湯・第二大根湯》

       <理論>マクロビオティック観<身体と心の構造と機能(感受性について)>    

■第4回 12月20日(金)

       <料理>三色丼(圧力鍋)
           たたき牛蒡(梅牛蒡)
           玉ねぎのクリアスープ          
           林檎の無水煮

       <手当>《生姜シップ》

       <理論>マクロビオティックと暮らし<太陽と地球と月・・・気候風土>
                            
■第5回  1月10日(金)

       <料理>冬のちらし寿司                  
           七福煮なます
           茶山椒
           炒り玄米のスープ
           スイートポテトのトリュフ
                    

       <食養料理>《蓮根湯》

       <理論>マクロビオティック食事法の調整<太極図と五行>

■第6回  1月24日(金)

       <料理>ひじきの混ぜご飯(炊飯器)  
           飛竜頭
           蓮根の棒煮
           
           玄米あられ

       <手当>《椎茸スープ》

       <理論>マクロビオティック栄養学<献立の立て方>

■第7回  2月 7日(金)

       <料理>南瓜入り小豆粥
           きんぴら牛蒡の揚げ春巻き
           蕪のポタージュ
           林檎とさつま芋のパンケーキ
           
       <手当>《枇杷の葉の温灸》

       <理論>マクロビオティックと家族1<子どもの食事、子どもの成長>

■第8回  2月21日(金)

       <料理>変わり稲荷寿司(低圧炊飯)
           梅酢の巻き寿司
           昆布と干し椎茸の佃煮
           精進出しのお吸い物
           
       <手当>《青菜パスター》

       <理論>マクロビオティックと家族2<大人の食事、生活習慣の改善>

■第9回  3月 7日(金)

       <料理>炊き込みごはん
           車麩のカツ
           里芋の皮のチップス
           玄米ポタージュ
           茶巾しぼり

       <手当>《豆腐パスター》

       <理論>マクロビオティック医学<望診法>

■第10回 3月14日(金)

       <料理>玄米五平餅
           蕪蒸し
           玄米団子の梅春スープ
                             
       <手当>《小豆かぼちゃ》

       <理論>マクロビオティック気学<精神の開発法>

■第11回 4月 4日(金)

       <料理>基本食と基本の調理の復習
           きんぴら牛蒡、ひじき蓮根(乙女:サムライ)
           玄米土鍋炊飯
           玄米団子のお月見スープ
           一口牡丹餅

       <手当>《時雨味噌》
       
       <理論>マクロビオティック総論

       
■第12回 4月18日(金)

       卒業制作
       審査
       卒業パーティ&卒業式

献立は、材料調達の都合で変更する場合がございます。ご了承願います。


<講 師>
理 論 担 当  松見 千奈美
料 理 担 当  中原 亜 智
アシスタント 小山 郁 子


お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 喜田まで。











































マクロビオティック基礎クラス、今回は盛り沢山♪

2013年09月07日 12時37分32秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
昨日は、無何有庵のマクロビオティック料理教室の基礎クラス<飯のコース>の第8回目を開催いたしました。

みなさん、ずいぶん調理法にも慣れてきて、無水煮(むしに)も上手になってきました。

今回は、いつもより盛りだくさんな内容でしたので、少し時間がかかりましたが、とても美味しくできあがりました。




飾り稲荷寿司、一口巻き寿司











きんぴらごぼうの揚げ春巻き



きゅうりの冷汁





冷汁は、メニューが一回ずれましたので、すっかり涼しくなってしまったのですが、常温で頂きましたら皆さんにご好評だったので、安心しました。


食養のお手当の小豆かぼちゃ



巻きずしは、海苔が少し分厚いものだったので、後から海苔が縮んで、爆発巻きずしになってしまった方もいらっしゃって、すみませんでした。

今回の座学は、「大人の食事の調整」というテーマでした。
これまでは、陰陽や、マクロビオティックの食事法という観点からいろいろお話させていただいてきたのですが、今回は、地球環境が大きく変わろうとしている今、この波動を受けてどう対応していくのかというお話をさせていただきました。

自然界から受ける波動によって私たちはココロもカラダも揺れ動きます。その変化をしっかりと感受して、私たちが共鳴して出す波動をいかに穏やかなものにするのかということは、ある意味まさにマクロビオティックな生き方がそこに息づくものなのではないかと思います。

「生きること=食べること」という本質の中で、
環境を食べるという意識を持って、私たちは次代に何を残していかなくてはならないのかということも、「大人の食べ方=大人の生きざま」として、しっかり考え方を持っていなくてはいけない時代に入ってきていることをお伝えしたかったのです。

私自身、震災以降、そしてこの夏くらいから特に、ココロの揺れが大きく、怒りの想念の元が何なのかがわからないままココロがざわつき、ずっとモヤモヤしてきたのですが、それが、自然災害をもたらすような自然界の動きにあったと気がついたとき、まさに私たちは環境も食べていることを実感しました。

今、自然界は怒っている!

その波動は、私たち人間にも大きな影響をもたらして、その波動は私たちの身体を通して、私たちのこれまでの業を舐めつくし、行き場のない「負の感情という病」として膿みだしてくれているのだ!と思い当たりました。

ある意味、浄化ではあるけれど、この波動を波動として感じなければ、それはただの怒りであり、排毒でしかならず、その毒がまた、毒を生みだすことになってしまいます。

私たちが、自然界の波動をどのように感じるか、自然界に目に見えない力があるという世界観をどのくらい持てるかによって、私たちが共鳴し送り出す、波動量もその質も変わって来るのではないかと思います。

私たちが、この世の中を生き抜き、次につなげていくためには、私という媒体を通して、自然界の波動を受け止めて、どのように伝えていくかをしっかりと意識しなければいけないのだと思います。

まだまだ、自然界から送られる怒りは続きそうです。
この怒りをおさめることができるのは、私たち人間以外にないのかもしれません。








































アサたまお弁当部

2013年09月05日 16時45分54秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
パパと子どものお弁当を作りた~い!
でも、レパートリーが少なくって~、保存のきくレシピが知りたい、盛りつけ上手になりたい、などなど、ご要望を頂きました。

ということで、アサ先生と共同で、「アサたまお弁当部」を限定6回で開催することにいたしました。

お弁当のいろいろをご紹介しながら、みんなでおいしいお弁当を作ります。

各自持参のお弁当箱に詰めたら、お外でランチもいいですね。

第1回目は10月2日(水)10:00から。

秋の行楽にぴったりのビビンバ弁当を作りますよ。



写真は、以前に大阪のANZYUさんで滝田先生と作った「Cafe風ビビンバ丼」です。

その他、韓国風スープと、いろいろ汎用性があってうれしいお手軽ヤンニョム(キムチの素)もご紹介いたします。保存が効くのでアレンジきかせてメニューが大幅アップです。





お肉を使わなくっても美味しい、マクロビビビンバですが、お肉男子のパパへの対応についても必見です。

参加費は3,675円です。
持参物は、お弁当箱、エプロン、ハンドタオル、筆記用具です。

お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323までお願いいたします。
ご入金を頂いてお申込み完了となりますので、ご了承くださいませ。
また3日前のキャンセルは、ご返金できませんので日程の調整など、お気をつけくださいませ。

第2回目からの日程は

11月 6日(水)10:00~
12月10日(水)10:00~
 1月 8日(水)10:00~
 2月 5日(水)10:00~
 3月 5日(水)10:00~

となります。

さあ、アサたまお弁当部、部員大募集です(^^)/