昨日は、無何有庵料理教室のマスタークラス<基のコース>を開催いたしました。
このクラスは、マクロビオティック料理インストラクターを目指す、
本当に素晴らしい、マクロビオティックIQの高いメンバーが集合!
真剣にマクロビオティックに向かいあい、それぞれのスタイルでマクロビオティックを伝えていき自己実現をはかろうとがんばっておられます。
今回は、前回の基本食を使ったオリジナルレシピの開発を実際にレクチャーしながらオリジナルの発表をし、検証、評価するというテーマでした。
こんな感じで、全員が、先生と生徒になりレクチャーのロールプレイ、オリジナルレシピの発表をいたしました(全員が写真に撮れてなくってごめんね)。
それぞれの、レクチャーの分析、検証、批評をし、料理教室を主宰することを想定してのレッスンをいたしました。
その後、基本食を使ったオリジナルレシピを各自で実際に作り、盛り付け、試食いたしました。
Nさんの作品
ひじきポテトバーガー
1.ひじき蓮根50gをあらみじん切りにする。
2.ジャガイモ2個を蒸して、熱いうちにつぶし、1と混ぜ、4等分して丸める。
3.地粉・水・ひじき蓮根のあらみじん切り少々をあわせ、衣をつくり。2につけて、油で揚げる。
4.手作り玄米ごはん入りパンに胡麻バターを塗り胡瓜のスライス、茄子ソテー、トマト味噌、3をはさむ。
●胡麻バター:白練胡麻大さじ1・醤油小さじ1/2・水を混ぜる
●トマト味噌:トマトを炒め、塩、味噌で煮込む
温野菜のサラダ きんぴら牛蒡ソース
1.きんぴら牛蒡30gと水30g・レモン汁大さじ1・オリーブオイル大さじ2をミキサーにかけ、塩・こしょうで味をととのえる。
2・温野菜に添える。
切り干し大根の焚いたん冷製ソイスープ
1.切り干し大根の焚いたん70gを水100ccと共にミキサーにかけ、豆乳200ccを加え、塩で味を整える。
2.1を冷やした器に注ぎ、大葉、黒コショウを乗せる。
Kさんの作品
ひじきレンコンの甘くないチュイール
1.葛5g、水小さじ1、玄米クリーム大さじ1、ひじき蓮根大さじ1、を順に混ぜる。
2.シリコンシート2枚にうすく油を塗り、2枚の間に1をはさみ麺棒でひじきが潰れないくらいに伸ばす。
3.シートに挟んだまま200度のオーブンで1~2分焼く。
4.上側のシートが外せるようになったら外し、セルクルで型をとり、3分続けて焼く。一度取り出し、型どおりに切り分け、そのままオーブン内に置き、余熱でパリパリに乾燥させる。
●玄米クリーム:葛3g、水小さじ1、玄米クリーム大さじ5、リンゴジュース (100%・フレッシュ)大さじ5を鍋に順に入れて混ぜあわせ、火にかけて冷ます。
●リンゴの蒸し煮
●ブルーベリーソース
5.皿に玄米クリームを敷き、ブルーベリーソースで飾り、リンゴの蒸し煮を乗せた上にチュイールを乗せてミルフィーユにする。
Aさんの作品
ティッカミス
1.きんぴら牛蒡と玄米甘酒、豆乳、葛をミキサーにかけて、鍋でよく練る。
2.カップに注ぎ沸け冷やし固める。
3.枇杷のコンポートとミント、レンコンチップスを飾り、鉄火味噌をトッピングする。
Mさんの作品
ひじき蓮根を包んだ玄米ごはん団子入り ヤンノーのお汁粉
1.ひじき10g、レンコン30g、人参5gでひじき蓮根を作る。
2.玄米が炊けたら半つきにし、ひじき蓮根を包み一口サイズの大きさに丸める。
3.2を油で揚げる。
4.ヤンノー50g、米飴大さじ1、豆乳300ccを鍋に入れてよく混ぜながら火にかける。
5.器の淵を水でぬらし、きな粉をつけて、揚げたての玄米団子をいれて、沸かしたヤンノーのお汁粉を注ぐ。
Mさんの作品
きんぴら牛蒡のスパムにぎり
1.きんぴら牛蒡、水切り豆腐、白胡麻ペースト、くず粉を混ぜ合わせて、ミキサーにかける。
2.鍋に移し火にかけてよく練る。
3.型に流しいれて冷やし固める。
4.玄米のシャリをにぎり、切り分けたきんぴら牛蒡のスパムを載せて海苔でまく。
Oさんの作品
ひじきの焚いたんキッシュ
1.薄力粉、全粒粉を合わせて、オリーブオイル・塩・水を入れて混ぜ合わせ、ひとかたまりにする。
2.生地をパイ型より大きく伸ばし、型に敷く。180度で10分焼いておく。
3.トマトの水煮と味噌をいれ、塩、コショウで味を整える。
4.もち黍を炊き、豆乳を入れてもち黍ソースを作る。
5.焼けたパイ生地に、トマトソースをひき、その上にひじきのたいたんを乗せて上からもち黍ソースをかけて180度のオーブンで焼く。
豆腐ときんぴら牛蒡のニョッキ
1.水切り豆腐を潰したものと細かく切ったきんぴら牛蒡を良く混ぜ合わせる。
2.1に薄力粉、オリーブオイルを入れてよく混ぜ合わせる。
3.うちこした台に2cmくらいのボールを作り少し真ん中を窪ませておく。
4.出来たものを沸騰したお湯の中で湯がく。浮き上がってきたら2分くらい置いてから取り出す。
5.サラダの上に飾り、ソースをかけていただく。
ズッキーニボート
1.ズッキーニを半分に切り、中を少しくりぬく。
2.油を引き、薄力粉を少し炒め豆乳を入れる。とろみが出てきたら塩コショウで味を整える。
3.2にズッキーニのくりぬいたものと切り干し大根のたいたんをまぜ、ズッキーニに詰めて、上からパン粉をふる。
4.180度のオーブンでこんがりと焼き色がつくまで焼く。
切り干し大根のブランマンジェ
1.豆乳と玄米甘酒、粉寒天を入れてよく混ぜて、寒天が溶けるまで混ぜながら火にかける。
2.器に切り干し大根の焚いたんを入れて上から1を流し込む。
3.梅の甘煮を飾りにのせる。
さてさて、レシピの書き方もいろいろ、個性豊かなものが勢ぞろいいたしました。
?何人分のレシピだろう。
?分量は・・・。
?レシピどおりにすると上手に出来上がるのかな。
?などなど、疑問も出てきますね。
?オリジナリティの高さは。
?料理としてのクオリティは・・・。
ご覧の皆さんの評価はいかがですか?
次回はこれらのメニューを使った料理教室を想定して、原価計算など教室運営について学びます。
レシピの向上をはかって教室の企画が成功するために再考をお願い致します。
必要な方はレシピの追加もお願い致します。
宿題の提出、がんばってくださいね。
あと一息です。