マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

9月のゆるりまんま

2006年09月26日 20時57分35秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
今日は、月に一回のOPEN、ランチカフェゆるりまんまの日でした。
メニューは、ふわふわオムライス、蒸し煮野菜のサラダ、デトックス野菜スープ、かぼりゃのプリンでした。





ふわふわオムライスは、豆腐と山芋とかぼちゃで作った卵焼きもどきですが、食感も良くて美味しかったです。ライスはたまねぎと大蒜のみじん切りとトマトジュースで玄米を炊き上げています。上にかけているソースは野菜の蒸し煮に味噌を絡めたもので、トマトケチャップも美味しいけれど、このソースは超お薦めです。

スープも優しい甘さがうれしく、しかもデトックス効果のあるお役立ちスープ。夏の疲れを取るのにもいいですね。

蒸し煮野菜は、甘くて、本当にお砂糖なんていらないよ~って思える瞬間です。
今日はジェノベーゼを少しアレンジしてソースを作りました。
人参が甘いよ~~~~♪

デザートはかぼちゃのプリン。
かぼちゃだけの甘みがピュアな味覚を呼び覚ましてくれます。



今日のお客様は、10名さま。
ゆるりまんまは、常連さんもたくさん増えてきました。有り難いことです。来月は10月25日(水)の開催です。
メニューはまた、ブログであっぷいたしますね。

健康診断

2006年09月25日 23時37分55秒 | 庵主の日記
今日は、年に一度の事業所内健康診断で主治医の荒木内科さんにいってまいりました。心電図もOK、不整脈なし。動脈硬化の心配も全く無し。肺のレントゲンもOK、聴覚その他もOK。

だったのですが、尿に潜血が・・・。+2ということで、あらら、昨日のツーリングがたたったか?

後日再検査と相成りました。

47歳にもなると、毎年乳がんや子宮がんの検診の案内が来るのですが、受けたことなく、受けて何かあっても手術とかする気も無く、マクロがあるさ!と思っています。

明日は月に一度のランチカフェ「ゆるりまんま」の日で、私達も腕を磨くチャンス!楽しみなイベントです。今週は理のコース、右佳先生のマクロ日和、リビング高松文化教室のマクロビオティックお菓子教室と食養相談、初診カウンセリングと目一杯お仕事。
来月は、さらにリビング文化教室の文化祭やオイスカの料理教室、十字屋カルチャーセンターの講座、大阪に3回、中島デコさんのところにも出没、無何有庵の料理教室秋冬の半年も始まります。山村塾に月例の教室が4つ、カウンセリングなどなど・・・。わお~、な秋の始まりです。
そして、11月はオーストラリアへ~。

体が資本。大切に使わせていただき、思いっきり働くことを楽しみ、思い残すことなく遊ぶ♪
これが私の健康のバロメーターです。
荒木先生の問診も、毎年私に元気をくれるパワーの元。いつもありがとうございます。

神の教

2006年09月24日 23時38分27秒 | 庵主の日記
 
 御飯たべたり、着物を着たり、勝手いうのが能じゃない

御互は御飯たべる為に生まれて来たのでも、着物きるために生きて居るのでもない。神様から世界作り固めの御役目をうけて、此地上に高天原の、住みよい、明るい、平和な世界を作り上げる為めに生まれて来たのである。この信仰ををもって一生を働き続けましょう。

今日、通りがかった神社でおみくじをひいたら、こんなお言葉が裏に書いておりました。

まぁ、私のところに来るべくして来たって感じなんだもの・・・。
この信仰・・・マクロビオティックを持ってということですね。


myバイク

2006年09月24日 19時35分10秒 | 庵主の日記
久しぶりのバイク。

若い頃中型のバイクの免許を取りほとんど原付と125ccのバイクで終わり大きなバイクには乗ることがありませんでした。仕事をし始めてからはもう全く乗ることが無くなり、免許の更新すら忘れていた(車は27歳の時、帰郷してから取得)ため、無効となっていたのですが、35歳の時、どうしてもバイクに乗りたくなって、再度免許を取得。当時、身長150cmの私の足が届く400ccのバイクは教習場のバイクぐらいで、仕方がなく250ccのboltyというちょっとクラッシックタイプのバイクを買いました。

でも、結局ツーリングにいったのはたったの2回。
神戸屋に勤めているときは、日曜日はほとんど出勤でしたので友人と時間が合わず結局ガレージの肥やしとなっていました。

結婚してからは主人が500ccのバイクを持っていたのですが兄に譲り、私のbolty君は主人のものに・・。クヤシイ
しかも、キズだらけ・・・。まだ、3000kmも走っていなかったのになぁ。

ということで、松山に行きたかった私は、主人を誘うためにバイクに乗りた~いと雄たけびをあげ、小さな私サイズのboltyに15kg痩せたとはいえ82kgの主人の背中にコアラのように摑まってタンデムで往復することになりました。

お尻、イタ~イと騒ぎながらも、
秋の爽やかな風が心地よく、久しぶりのツーリングを楽しみました。

松山からの帰り、三島のコスモスで有名な翠波高原に寄り道。
あぁ~、残念。コスモスはもう終わっておりましたが、山頂の展望公園には萩の花が満開でした。

石鎚山系につながるここは結構標高があり、眺めは最高!
瀬戸内海の島々が美しく浮かぶ、秋の夕景にしばし見とれて
素敵な季節に夫婦で来れたのを、感謝。
きっかけを頂いた松山のおでんくんの方に向かって掌を合わせました。

窮屈なバイクのミニ旅行でしたが、たまにはバイクでデレっとするのも悪くないなぁって思いました。心なしか、いつもに増して優しい夫でした

マクロビアン@松山 おでんくん。

2006年09月24日 19時01分26秒 | 庵主の日記
今日は、快晴。

夫をバイクで釣って、松山に行ってきました。
目的は、おでんくんが出展する、「道後いっぺんさん」の青空マーケットを覘きに行くこと!

ワクワクしながら、高速飛ばしていざ出発~♪

久しぶりの松山。
道後温泉駅からすぐ近くで、開催していました。

おでんくん?おでんくん・・・?
と探すと、いました、いました。
OH~!
美味しそうなマクロビアイテムがずら~り。
もう、売り切れも出ていました。

バイクでヘルメット蒸しになって、相当ひどい格好だったので、そ~っと買って帰ろうと思っていたのですが(笑)おでんくんに気づかれてしまって・・。
無事?ご挨拶することができました。あはは・・・。

すばらしい品揃えで、びっくり。
松本先生の本などを参考にされて作られたそうです。
私は、玄米のお寿司セット、パンプキンパイ(おまけにフルーツケーキも頂いて・・ありがとうございました)を購入。
会場の宝厳寺の境内でお寿司をいただきました。
「おいしい~」
夫と二人で一気に食べつくしました。
おでんくんの心がこもった玄米お寿司。
パパさんや、みーちゃん、慎くんの協力の中で、
一生懸命作られたんですね。(ホロリ)

ケーキもパイも、最高でしたよ!
おでんくん、ありがとうございました。そして、ごちそうさま
そして、お疲れ様でした。

四国のマクロビアンもがんばってま~す。

心のお手当て・・・。

2006年09月21日 21時07分55秒 | 庵主の日記
今日、第3木曜日は三井式温熱療法のかぐや温熱の佐々木啓子先生のお手当ての日でした。

ご予約の患者様が終わった後、かぐや先生が「奥さん、ちょっと熱入れてあげるけん横になって!」って、声をかけてくださいました。

20日過ぎの月次の仕事が切羽詰っていたのですが、かぐや先生の優しさにちょっと甘えたくなって、お願いすることに。



そういえばこの頃、私にしては珍しく少し疲れているなぁ~って思っていたのです。

一昨日は、天才庭師てんさんが(あるときはモミ師)、「たまさん、ちょっとお疲れぎみやと思ってモミにきたでぇ」と全身按摩してくれて、どうして私の周りには丁度のタイミングでこんなに優しく元気を充電にしに来てくれる人がいるんだろうと、感謝で一杯です。

久しぶりに、温熱を2時間もの時間、頭の先からつま先までじっくり時間をかけて入れてくださいました。
「アチチ、アチチ!!」
肩も背中もわきの下も首筋も、全て右側が、尋常でないほど熱いんです。
「相当、凝ってるんやねぇ」「身体が冷えとんかもしれんねぇ」と、あんまり熱がる私に、先生もびっくり。

ゆっくり、じっくり熱を入れていってくださいました。

お陰で、汗一杯かいて身体がホコホコ♪
くにゃ~っといい気持ちでした。

たまには、自分の身体もメンテしてやらないといけないんだなぁ~って
あらためて思った癒しの時間でした。

てんさん、そしてかぐや先生、ありがとうございました。
今日は爆睡ですね~。




マクロビオティック闘病記の反響

2006年09月20日 22時25分22秒 | 庵主の日記
先日17日にアップした、マクロビオティック闘病記をご覧頂いた皆さんから、思わぬたくさんのコメントやメールをいただきました。

メールにおいては、まだ1/3も読みきれていないくらいのお便りが届いておりお返事が滞っておりますことをお許しください。

多くの方が涙し感動をしてくださったと激励のお言葉で本当にうれししく、闘病をなさっているMさんと娘さんのY.M.さんが、これを機に多くの方のお役に立ちたいというお気持ちが通じたものと、思い切ってブログに書かせていただいてよかったなぁと思っています。

ただ、一つ懸念することがあります。
それは、現在病気と闘い途方にくれていらっしゃる方々の多くが、「私も治してください」とか、「助けてください」という内容のものがとても多いということです。

今、考えると、Y.M.さんの初めてのメールのタイトルは、「助かる方法はありますか?」というものでした。「助けてください」というものではなかったのです。

私が未熟な浅い経験の中で思うのに、やっぱり自力で病気に取り組もうという姿勢を持っているか、他力で何とかならないかという姿勢でいるかでは随分と違いが出てくるのではないかということです。

ご自身の病気はご自身が招いたもので、自己責任で病気と取り組むということをしっかりと認識するかしないかで大きくステージが変わるということを、今回のブログで感じ取って欲しいのです。

とても厳しいことを書いているのは重々承知の上で、あえて申し上げたいことなのです。命の限りは、神様ぞのみ知るものではないでしょうか?

ご自身が生きるぞという気持ちを持ち取り組むことで、奇跡が起こるかもしれないのではないかと思います。もし、万が一奇跡が起きなかったとしても、ご本人が一生懸命生きることに向かって日々を暮らせたならば、それは天寿を全うするということではないでしょうか?

この私だって、いつ何時、余命を宣告されるやも知れないし、あす、何かの事故で命を落とすかもしれないのですから、暴言と受け取られることのないことを祈ります。

私の力のなさのいいわけかもしれません。私には命を助ける力などないことを知っていてください。

今回、マクロビオティック医学の凄さは、この目でしっかりと確かめることが出来、本当に私自身学ぶことの多かった臨床でした。

よく、師匠の西川勝也先生から、臨終を迎えたとき、一滴の玄心、玄米クリームが喉を通ったならば、その命がよみがえる時があるのだということを何度も聞かされてきました。しかし、実際に私は今回のことを経験するまでは、机上の空論でしかなかったのです。もちろん、西川先生がおっしゃっていたことは何の疑いもなく信じていたからこそ今回の出会いがあったのですが・・・。

Y.M.さんが、マクロビオティックを信じてくださり、真剣に自ら実行してくださり、いろいろとご自身でも学んで必死で取り組んだからこそ、奇跡が起きたことを
もう一度読み返して欲しいのです。

前にもブログに書きましたが、マクロビオティックでなくても病気が治っている人は大勢いらっしゃいます。マクロビオティックに出会っても命を亡くされた方もいらっしゃいます。

何に出会うより、どう取り組んだか。

そのことの意義の方が勝ることも多々あるのではないかと思うのです。

マクロビオティックを理解することなくして、マクロビオティックで病気を改善することは、やっぱり難しいのではないかと思うのです。

そして、そのことを理解した上で、やっぱり!マクロビオティックは素晴らしいと、私は思うのです。

メールを頂いた多くの皆さま、どうぞ、ご理解ください。私が言いたかったことはマクロビオティックが万能ということを言いたくて今回の記事をアップしたのではないということを・・・。

どうぞ、皆さまに幸多かれと心からお祈り申し上げます。

今日、Y.M.さんからメールがありました。以下に添付いたします。



2006/9/20 15:47 Y.M.

松見千奈美 さま



こんにちは!今日も涼しいですね~♪



鯉こく、ありがとうございます!

蓬枕、精神的なものが大きいと蓬の力を借りてもたまに全然眠れない時もあるみたいです・・・。

昨日は飲もうと思っていた痛み止めと間違って睡眠薬を飲んでしまったみたいで。入れ物はかなり違うんですけどね!笑

でもちゃんと眠れたらしく朝の顔がすっきりしてました。そんな顔を見るとゆっくりでいっか!と思ったりします。

リハビリの方も順調です。歩行器で練習しているのですが、たまに足がカクッとなって転びそうになるらしくて。

病院内を歩行器で歩けるようになるのはもうすこし先みたいです。

少し微熱があるみたいですが、血圧が130代と安定しています。

ご飯ですが、今日から1日2食から3食に増やしました。多分お腹が空いていれば食べていると思います。

リハビリをやったりでお腹が空くらしく、食べるものがないと。笑

他におかず的なもので何か食べれるものはありますか?

よろしくおねがいします。





昨日Y.O.さんからメールで「朝から号泣やんか~。」とブログがアップされてるとの連絡がありました!

どうしたらいいか不安を抱えてる方々に呼んでもらって、少しでも元気になってもらえると嬉しいです♪



マクロビオティック科ですか・・・。私にしてみればかなり最先端です!素晴らしいですね!

外科的手術を行わずに治療していこうというものですよね。

患者さんや家族にも選択の幅が広がると同時に意見の相違もあると思いますが、一人の命の事を真剣に深く考えるいい機会だと思います。

医者任せにするのか、家族で治すのか。松見さんの言う通りもちろん責任が伴いますが。

どれが正解でどれが間違っているなんて誰も決められるものではありません。

人それぞれ見方が違うのですから。話し合いでしか解決できないんですよね。



ある方のHPのブログにこういうお話が載っていました。



「全てのものも、出来事も、絶対ってのは決してないわけですから見方次第では、見る方向次第では良くも悪くもなるわけです。

どんな状況も、どんなモノも、どんな人も決していいことばかりじゃないし、悪いことばかりでもないわけです。

ですからどんなモノに対してもいいことだらけの説明ってのは正しくありません。

見る方向(価値観の基準次第)で良いモノも悪くさえみえたりするものです。

大切なことは、良いことも悪いことも出来る限り認識した上で、良し悪しや好き嫌いを感じ、判断することだと思うのです。

きっとそれが正しい説明の仕方であり正しい判断の仕方であると思うのです。」



私はたまたま理解ある家族(無理やり?)で良かったですが、意見の相違で今のようにマクロビご飯を食べさす事ができず

少しでも食べるならと好きなものを与えていたら今のような状況はなかったような気がします。

結果がいい方向に進んだから言える事なのですが・・・。

本人の生きたいという気力にご飯が手助けしてる。やっぱり「気」が一番ですかね!笑



Y.M.






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素敵な横浜の目医者さん

2006年09月20日 21時38分59秒 | 庵主の日記
出会いって、本当に素敵ですね。

夏休みに、熊本の菊池養生園でご一緒したのがご縁で、横浜の目医者さん山本ご夫妻が我が家に遊びに来てくださいました。

17日、台風を心配しながらのご来四、ご夫婦とも初めての四国上陸です。
お昼過ぎに高松駅に迎えに行き、まずは讃岐うどんを2件はしごして、屋島にある四国村に遊びに行ってきました。

うどんは、もちろん美味しい~♪のですが、最初に行ったたらいうどんで有名な「わらや」は映画「UDON」の影響か、並ぶこと15分。オーダーを入れてから忘れられたか、一時間の待ち・・・。出てきたのが讃岐人なら許せない少し伸びたうどんで、納得いかず、次にいったのが「山田屋」。ここはなかなかしっかりとした讃岐うどんを他県の方にもお薦めできるうどんを出してくれ、やっと面目が保たれました。ついこの前、山村先生やマクロ美風さんと行ったときは、「わらや」さんもとっても美味しかったんだけどなぁ~。やっぱり、あんまり忙しすぎるのは良くないねぇ~。町のうどん屋は、麺が無くなったら今日の営業は終わり~って言うのが讃岐スタイルなんだけれど、観光地ではそうもいかないんでしょうね。「わらや」は平日に限るかも・・・。

で、また引き返して来て、四国村に行きました。
実は、四国村、私初めてだったのですがこれがとても良かったのです。
昔の四国の人々の食と暮らしぶりがよく再現されていて、見所たくさんで大満足!もっと早くにいけばよかったと、ちょっと悔しく思うくらい。

香川に遊びに来られた際には、是非足を運んでくださいね。

で、その夜は大宴会となり、翌日は理のコースをご夫婦で受けてくださいました。
参加者14名で、満員御礼の状態で窮屈だったかもしれませんね。

そして、空き時間に歯科診療。翌日は料理教室にご参加と、濃い濃い2泊3日の日程でした。

2日目の夜は我が家でマクロビ宴会で、食のこと医療のこと話が尽きないほど夜中まで語り合いました。

同じく医療の現場に従事する立場の私達は、これからの医療のあり方や、命や身体のあるべく姿について、もっと真摯に真実を見出していかなくてはいけないと思いを合わせる事ができ、とても有意義な3日間でした。

西洋医学の立場から、眼科、歯科、そして自然医食の視点から、多くの方々のお役に立てるようになるといいなぁと、心から思いました。

山本ご夫妻、いい刺激をありがとうございました。

高松市立円座小学校PTAさま料理教室

2006年09月20日 20時46分23秒 | 庵主の日記
昨日、小学生の子育て真っ最中のお母さん10名と横浜から見学に来られ飛入り参加された目医者さんご夫婦とマクロビオティック料理教室を開催いたしました。
3時間と限られた時間で、食生活の大切さや砂糖の害についてお話をした後、「マクロビオティック・美味しく楽しく玄米生活」と題して楽しい調理実習。

玄米ご飯の炊き方~自家栽培フレッシュバジルご飯・出汁なしの三年醸造醤油のクリアスープ・豆腐と大和芋のキッシュ・梨のコンポートとドライ無花果の水煮~玄米生クリーム添えがメニューです。



ご参加頂いたお母さんは、本当に素敵でした。
子ども達の健康を一生懸命考えて講義のときも熱心に耳を傾けてくださり、こんなお母さんばっかりだったら子ども達が切れたり引きこもったりすることなく、日本の未来は明るく元気になるはず!とうれしくなりました。
マクロビオティックという言葉も初めてという方のほうが多かったのですが、お砂糖も動物性のものも一切使わず、玄米ご飯が中心にくるお料理にも、ご満足戴けたようでホッといたしました。

皆さん、いかがだったでしょうか?
子ども達の未来に、マクロビオティックな暮らしが少しでもお役に立てますことを心から思っております。


病気の方に読んで欲しい、マクロビオティック闘病記。その1

2006年09月17日 01時19分05秒 | 食事改善の基礎 理(ことわり)のコース
ここに記すものは、末期の病態から命拾いをしたMさんの闘病の記録です。
もし、病に伏せて手の施しようがない方、あきらめかけている方がいらっしゃったら、是非読んで欲しい実話です。

2006/7/22~9/16までの、メールでのやり取りの全内容です。

実名は伏せイニシャルに致しました。もちろんご本人とご家族のご了承の元でブログでの発信を致しております。

多くの方に見ていただきたい内容ですので、コピーなどしていただいてご活用頂ければと思います。


                  



2006/07/22 16:18 Y.M.です。助かる方法ありますか?

松見歯科診療所
松見千奈美様

はじめまして。
高松に住むY.M.と言います。
「三井式温熱療法」の事でお伺いしたいと思いメールしました。

今入院中の母(63歳)の事で相談したいのです。
3年前にすい臓がんを発症しすい頭部の3分の2を切除しました。
同時に子宮筋腫、直腸に腫瘍が見つかり、これも外科手術を行いました。十二指腸もありません。(胆管と腸を繋いでいます)
一度は退院し通院できるまで回復したのですが、去年、胆管と腸を繋いでいる部分に狭窄ができそこに石がみつかり胆汁も流れなくなってしまったので
胆石を取り、体の外部から胆管、腸に続くようチューブを入れそのチューブにいくつかあいている穴を通して胆汁を流す処置をしました。
今まで何回かチューブの入れ替えをし、身の回りの事炊事等、生活はできていました。

ことしの6月くらいにそのチューブが少し抜けてしまい、新しく入れ替えるために1日入院する事になったのですが、
それ以来あまり食欲がなくみるみるうちに衰弱してしまい栄養失調になってしまいました。
まさにアフリカの子供みたいにお腹がふくれて腹水が溜まりそれを自分で排出することができず足に回ってパンパンに腫れてしまい
合併症を起こしていました。糖尿病も少し悪化しているようです。
先生には「たんぱく質不足と栄養失調でこうなった」と言われました。
腹水を抜き、そのたんぱく質を濃縮して体に戻したり、輸血等しても一時的なものでよくはならず、先生に言って造影してもらった結果
腸閉塞(のようなもの)を起こしていました。
その為口から食べ物を入れても全部吐いてしまい、今は鼻から胃までチューブを入れ、胃の中のものを出しているので食べ物や水分を摂っても全部
出ていってしまっている状態です。(結局出て行きますが、桃・すいか・ようかんなら食べられるようです。)

腹水の細胞診、腫瘍マーカーの数値をみてもまだ再発とは言えないと言ってたのですが、造影の結果を見て「癌の再発としか説明がつかないし
もう対処療法しか出来ない」と言われました。
狭窄している部分にチューブを入れ腸に栄養を通すことなら出来ると言われお願いすることにしました。でも、それも一時的なものなので
病院にいながらなぜこんな結果になったのか私もどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。

以前大阪に住む友達の「Y.O.」さんが高松にもマクロビオティックをやっているところがあるといって松見さんの名詞を見せてくれ、私も興味があったのでHP等を拝見していました。住所を見たら香西だったのでちょっとびっくりしました!それで「三井式温熱療法」の事も名前だけは知っていて。
その時にも相談しようと思っていたのですが、今になってしまい、外科的なものはなにもできないのでやはりもうこれしかないのではと思い、思い切って電話したのですが、お休みだったのでなんとか見ていただければと思いメールにしました。
病院からは出られない状態なので木曜日にお伺いすることは出来ないと思い、何かいい方法はないか相談にのってもらえないでしょうか。
現在、薬でコントロールしているような状態であまりよくありません。どうかよろしくお願いします。

Y.M.

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2006/07/22 22:52 松見です。

Y.M.さま

こんばんは。
メール、拝読させていただきました。
お母様、大変なことになり心中お察しいたします。

Y.M.さんは、マクロビオティックをご存知の上でメールを下さったのでしょうか?
(ご存じないのであれば、そこからの説明をしなくてはなりませんね。)



まず、助かるかどうかは神様しかわかりません。
どうぞ、こんな言い方しか出来ませんことを、お許しください。
これが、私の今の力です。

私どもに毎週木曜日にご来院なさっている皆さんは、ちゃんと日常生活ができる方々です。(時間の猶予があり病気克服の可能性を持つ方々です)
本当のところ、Y.M.さんのお母様のような重度の状態でのお手当ての臨床は持っておりません。
もちろん、自然医食を学ぶ上でそのような状態を克服されお元気になられた方の話はたくさん聞いております。
また、お手当て法も学んではおりますが、こんな経験未熟な私では限界があるような気がします。

また、メールの情報だけでは、何をどうしたらよいのかお話しすることができません。
出来れば、お会いしてお話をお伺いし、その上でどうされるかを決めていただかなくてはいけません。

ご本人の意思や、ご家族の思いに、私どもがどうサポートできるのか・・・。
はっきり申し上げて、とても大変な状況のようですからね。
何とも申し上げられないのが本当のところです。

それから、お手当ては他人がするのではなく、ご本人かご家族がしていかなくてはならないものです。
そのご覚悟がおありかどうか・・・、自然医食のお手当ては他力本願ではできません。
治そうという思いをご本人、ご家族が強く持って行動し、初めてスタートできるものなのです。

さらに三井式温熱療法でのお手当てですが、病院への出張となると色々な支障がでるのではないでしょうか?
まず病院がしっかりと理解してくれること。何かあったときの責任転嫁にされないようにすること。
何よりも、かぐや温熱の佐々木先生がどうお考えになるかということ。
ご本人に治療を受ける体力があるかどうかということ。
etc.・・・。

別な手段としては、自然医食の臨床家(ご紹介できる方はいらっしゃいます)に相談してみるということです。
ただし、それなりの費用がかかるということはご承知ください。

まず、できることから試したいというのであれば、知識としての方法をお伝えすることは出来るでしょう。
いずれにしても、メールだけでのご相談に応じることは難しいです。

松見歯科診療所
食養塾 無何有庵 松見千奈美



2006/07/27 11:37 Y.M.です。

松見歯科診療所
食養塾 無何有庵 松見千奈美様

先日はお話を聞いて下さってありがとうございました。
そして、連絡が遅くなって申し訳ありません!

先日のお話、家族に話すと出来る事があるならやってみようという事で話が出来ました。
先生が話していた「腸にチューブを通して詰まっている下の腸にも栄養を…」という話ですが
先生にもう一度聞いてみると「無理やろう」と言われました。病院側の協力も難しいようです。
でも、しょうがシップや里芋パスタ等であればなんとかできると思います。
日によって高熱が出たりして、本人の治そうという気力も落ちてきているのですが、
たまに状態のいいときがあり、一昨日は小さなサツマイモをひとつ食べる事ができました。
血圧も低いながらも安定し、尿の量も利尿剤の量を増やしたせいか多くなっています。
とにかく、患部を温めてなんとか腸を通るようにし、玄米クリーム等からでも栄養を摂る事が出来るようやってみたいと思います。
ご指導頂けますでしょうか?よろしくお願いします。

Y.M.

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2006/07/30 11:34 松見です。

Y.M.さま

今晩は。ご連絡が遅くなりました。
料理教室や食養カウンセリング、お手当て指導などの仕事の合間、水曜日は、癌の患者さまの食養プログラム料理教室で松山に行っておりました。
出張料理教室ですので不自由な面も多い中、皆さん熱心で大変ではありますがやりがいのある仕事です。
で、木曜日は当院での「良い歯を作る子ども教室」と並行して、松山の皆さんの食箋を作っておりました。
金、土と料理教室、カウンセリング・・・。
一人でも命を救いたいと思っておりますので命の限り(見込み)により、優先順位をつけなくてはいけなくなることを悪しからずご了承ください。
主人の母(96歳)は歩行リハビリで入院中ですが、見舞いに行くのもままならない状態です。

Y.M.さんに実施させていただきました先日の食養カウンセリングでお話いたしましたように、
お手当てはご家族でするのが原則とさせてください。

>先生にもう一度聞いてみると「無理やろう」と言われました。病院側の協力も難しいようです。
>でも、しょうがシップや里芋パスタ等であればなんとかできると思います。

病院の許可が出たということですか?


>とにかく、患部を温めてなんとか腸を通るようにし、玄米クリーム等からでも栄養を摂る事が出来るようやってみたいと思います。
>ご指導頂けますでしょうか?よろしくお願いします。


先日来、何か関連図書など読まれたり致しましたか?

実際に、できることで何かを試して見られましたか?

玄米クリームなどについて何か調べて見られましたか?


まず、他人任せに頼らず、ご家族が主となって行動を始めないと残された時間を無にすることになります。

どうぞ、私どものブログ(http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan)
2006年6月13日の食養相談についてをご覧ください。

その上で、もう一度、指導が必要というのでありましたらご連絡ください。
玄米クリームを作るのは大変ですよ。
覚悟がおありですか?
私の予定は、8月2日の3時からでしたら時間を作ることが出来ます。

ご連絡をお待ちいたしております。
他の方のご予約を入れず時間を空けております。また、準備がございますのであらかじめご予約ください。
診療所の方は月曜日までは休診となっておりますので、ご連絡はメールか携帯へお願いいたします。

無何有庵 松見千奈美



2006/07/31 19:00 Y.M.です。

松見歯科 松見千奈美 様

御返事ありがとうございます。
お忙しい日々を過ごされているようですね。食養に対して興味を持つ方が増えている証拠ですね。
健康なときは分からないけど病気をして始めて食の大切さに気づく。私もその中の一人ですが。

温熱療法ががんに効くという安保徹氏の免疫に関する本などを読み、冷えが病気を生み体を温めることによって免疫力が上がり、
病気になりにくい体を作るということを知りました。
体温を上げるために、病人にとって使ってよいか分かりませんでしたが温熱器を買い、母に負担のない程度に朝晩注熱しています。
これは、先生には許可は得ていません。
最近になり、まだ注熱の効果とは言えませんが尿の量も増え、血圧も上がり(60代-30代→90代-60代)お腹が柔らかくなってきたように思います。
まずは内臓の温度を上げ、免疫力を高めてからと思い、玄米クリームに関しては作り方しか調べていません。
マクロビオティックに関しても以前にY.O.さんに「玄米菜食」という本を教えてもらい、持っていましたのでその本を読む程度です。
病院の許可は出ていませんし、私の判断で話をしていません。
1日の間に看護士さんが何度も傷口、体温、血圧、体の向き変え等を行う中での しょうがシップ、里芋パスタ等は
今の状態ではやはり難しいと思い考え直しました。

松見さんの言葉を聞き、私の考えが浅はかだったと思い今はとても恥ずかしい思いです。
なんとかなる、なんとかしたいとの思いで、松見さんに相談したのですが、私の方に覚悟がありませんでした。
まだ母が入院して間もなく動けるときに「時間があるんだからここへ行ってみたら?」と無何有庵を紹介しました。
母は面倒くさがって行こうとせず今の状態になってしまったのですが、今、松見さんの力を借りて母が良くなったとしても、母は食養を続けないと思います。
ずっと続けてこそ意味のあるものなのに・・・。
そうするとまた病気になると思います。お風呂もまともに浸かれない状態なので内臓が冷えこういう結果になったというのもありますが。
本人が病気を作った。まさにそれです。本人に治そうという気がないのです。私の話も聞きたくないのか話し出すと目を閉じ顔をそむけます。
なんだか私一人が空回りしているみたいで・・・。
こんな状態で相談を受けて頂いたとしても他の松見さんを必要としている人に失礼だと思いますし、松見さん自身にご迷惑がかかると思います。
せっかくお時間を空けて待っていただいているのにこういう結果になってしまって本当に申し訳ありません。
もう一度考え直し自分で出来る範囲内でやってみたいと思います。
本当に申し訳ありません。ありがとうございました。

Y.M.

__________ NOD32 1.1684 (20060729) 情報 __________

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2006/07/31 21:20 松見です。

Y.M.さま

今晩は。
大変な中、ご丁寧なメールをいただきましてありがとうございます。

私の力不足と忙しさから薄情なご対応となり申し訳なく思っております。

すごいぞ!頑張って色々とされたのですね。

生姜シップが無理のようなら、生姜の搾り汁とごま油を同量よく混ぜて(掌の上で)患部によくすり込んであげてください。
また、温熱を入れるとき枇杷の葉(古葉)を洗い水気をふき取って葉の表面を患部にあて、葉の上にさらしをかけてその上から温熱を入れてみてください。枇杷の葉はありますか?
御殿浄水場の山の辺りに行けばたくさん野生の枇杷があるので葉っぱをとってきて、ぬれた新聞紙に包みビニール袋に入れておけば冷蔵庫で約一ヶ月持ちます。
温熱を入れていくと、枇杷の葉が茶色く乾燥してきます。
里芋パスターに比べると弱いものではありますが、やってみてください。

玄米クリームは、2日の3時から作ってみましょう。同時に玄心(黒炒り玄米スープ)の作り方もご指導いたします。
空回りしてでも自分で出来ることをしたいという、あなたの思いに心打たれました。
治るかどうか自信の持てるものではありませんのでこれは私からのお見舞いということにさせてください。

とにかく、明後日時間を何としてでも作って来て下さい。
出来ることを全てやっておかないと、あなたに悔いを残してしまってはいけません。
準備してお待ちいたしております。(ご都合がつかない場合はご連絡ください)

無何有庵 松見千奈美



2006/08/01 13:19 Y.M.です。

松見歯科 松見千奈美 様

こちらの方こそ、丁寧なお返事ありがとうごいます。
薄情な対応なんてとんでもありません!!
それだけ私の思いに対して真剣に考えて下さったんだと私は受け止めています。

「生姜の搾り汁とごま油」早速やってみます!
枇杷の葉は親戚の家に枇杷の木があり今日にでもわけてもらえるので、これもすぐできそうです!

いつも思う事なのですが、人の力ってすごいなぁって。
マイナスのイメージを持ってるうちは全然事が運ばないのに、
人の力によってプラスのイメージに切り替わると少しずつ何かが回りだすんです。
人を介して伝わるんでしょうか。良くも悪くも伝染するんでしょうね。
実際、母の胃の中の内容物の流出が極端に少なくなったので、
もう一度造影してみてその結果によって鼻のチューブをはずせるかもしれないと言われました。
そしてこのタイミングで松見さんからの玄米クリームや玄心を作ってみましょうと言うお言葉。
なんだかよい方向に回っているような気がします。
松見さんには本当に感謝しています!ありがとうございます!
2日の3時、必ずお伺いします。
悔いの残らないようにやってみますのでよろしくおねがいします!

Y.M.


__________ NOD32 1.1685 (20060731) 情報 __________

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病気の方に読んで欲しい、マクロビオティック闘病記録。その2

2006年09月17日 00時49分37秒 | 食事改善の基礎 理(ことわり)のコース
2006/08/04 14:32 Y.M.です。

無何有庵 松見千奈美 様

お忙しい中、先日は長い時間お付き合い頂いてありがとうございました!
一昨日の夜、Y.O.さんから電話があり松見さんについて色々と話をしました!
Y.O.さんも「本当にいい人で頼りになる人やから!」とそうやな、そうやなと二人で大絶賛です!笑
昨日も、「無何有庵のブログにあんたに対する(病気抱えている家族を持つ人達に対する)メッセージと思う事が書かれてるから見てみ!」
とメールがありました。(http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan 2006/08/03 眠れない夜もあります)ブログを見て改めて気持ちを入れなおしがんばろうと言う気持ちとともにすごく勇気をもらいました!
ありがとうございます!

あの日、玄心と玄米クリームを持って病院へ行き、母に玄心を飲むように勧めました。
「これ、今まで飲んでたお茶の変わりに飲んでみて。」と言うと「いや。」と言われました。
「あんたの想いばっかりおしつけて、私の想いはどうなるんな?」と言うんです。
「私の想い」を聞くと、もうこんなにえらいんだったら生きていたくないからどうにかしてくれと…。
そんな想いには当然誰も耳を貸しません。
なんだか急に情けなくなってきて今まで溜めてたものがどっと出てしまい、泣きながら、
「もうなんもせんでええって言うんだったらもう病院来んで!もし死んだとしても葬式やって出んし、後やってみんけん!」
と思わず言ってしまいました。
松見さんの言うとおり本人が一番元気になりたいと思わないといけないのに…。情けなくて情けなくて…。
でも、その後はなんとか少しずつ気力を出すように話しました。
自分の事はどうにでもできるけど、人の気持ちを動かすのは難しいです。

あの日以来、置いてあった麦茶やジュース類は持って帰り、玄心だけ置くようにしました。
はかないように少しずつ飲んでもらい、昨日の夜からはクリームも少しずつ食べることが出来ました。
昨晩は、クリーム小さじ1杯を飲めるくらいにまでのばし、ごま塩を入れて食べさせました。
今朝は小さじ2杯にし少し硬めにし+ごま塩で食べさせました。玄心もちゃんと飲んでくれているようです。
今は玄心と玄米クリームだけで、お見舞いで、もも、なし、すいか等を持ってきてくれるんですがこれも排除しています。
お腹のはりもなく、吐き気もなく、食べたものを吐き出していないのでいけるかも!とちょっと安心しています。
母の体に必要なのは甘いものより塩気なんですよね。血が薄く少ないから血を造らないと。

昨晩からなんだか調子がよく、声が出ないなりにもよくしゃべっています。笑
今朝もよくしゃべってました。親戚がお見舞いに来た時でも「早く車が運転したい」とか「私も買い物行きたい」とか。
そういう言葉を聞くとこっちもうれしくなってきます!
血糖を測ってもインシュリンを打たなくてもいいほどでした。熱もそんなにはでていません。
血圧も90台―50台くらいで調子がいいと100まであがります。
こうなってくると不思議なもので、わたしのやる気も母の生きる気力も倍増してるような気がします!

玄心も3回目にしてやっと納得のいくものができました!(ような気がします。笑)
これをお茶代わり、玄米クリームがご飯代わりにして、必ず良くなると願ってがんばります!

PS この前貸して頂いた本、もう少しお借りできますか?
Y.M.





__________ NOD32 1.1691 (20060803) 情報 __________

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2006/08/04 17:15 松見です。

Y.M.さま

こんにちは。

お母様も不安と病の苦しさで、いっぱいいっぱいなのでしょう。
家族がささえてあげてくださいね。

経過は、少しづつですが良い方向に向き始めているようですね。
気を抜かず、絶対果物、甘いもの厳禁ですよ。

もし、病院食が出るようになっても、病院食は絶対に手を出さないでくださいね。ヨーグルトやヤクルトなどをすぐ出してきますが、これも捨ててください。
Y.M.さんがいないところでの徹底をしっかりね。

暑いので、お手当てや玄米クリームなど作るのは大変ですが、どうぞ、しっかり頑張ってください。
今は、レトルトではなく手作りで行きましょうね。
この大変な過程をお母様に伝えなくっても、玄米がお母様の身体に伝えてくれます。見返りの無いような作業ですが、お母様が元気になること、苦しみを少しでも軽減して差し上げられれば、それがご褒美です。

圧力鍋は買われましたか?
出来ればご家族全員で玄米食を始めれるといいですね。(Y.M.さんだけでも)

また、ご報告をお待ちいたしております。

無何有庵 松見たま



2006/08/08 17:36 Y.M.です。

松見千奈美 様

こんにちは。今日も暑いですね。なんだか台風が3つも来てるみたいで…。
また、何年か前みたいな被害はなさそうですが。

メールを書こう、書こうと思いながら今日になっちゃいました。

この前の日曜日、ちょうど先生と話す機会があったので、「こちらでやってみたいことがあるんですけど、いいですか?」
と聞き、「やってもいい!」と許可を頂きました。
その後すぐ(もうお昼)にしょうがシップと里芋パスターの用意をし、やってみました。
松見さんに貸して頂いた本を手本に、しょうがシップはなんとか出来たようなんですが里芋パスターの方が里芋と同量の粉を入れたのですがまとまらず、
母がぐずっていたのもあって、べたつきのあるまま強行してしまいました。
1時間半後もう一度パスターを作り直し、今度は状態がまとまるまでやり、なんとか形らしい物は出来ました。
最初の失敗パスターから4時間後、もう一度シップ、パスターをして、もう1回するのはちょっと無理だと思い、患部にパスターをおいたままその日は帰りました。(7時くらい)
次の朝、パスターを取り、開いてみると色はそんなに変わっていないのですが、中身がぐちょぐちょに腐敗しているような感じでした。
1回目、2回目のパスターは失敗やら時間が足りなかったりで、どんな効果が出ているのか分からなかったのですが、
3回目にして「これが毒素が出ている証拠なのかな。」と思いました。
シップ、パスターのやり方はこんな感じでいいのでしょうか?シップもやけどにならない手前まで熱くし、母には辛抱してもらっています。
これもどんな頻度でやればいいのでしょう?やはり、毎日必要でしょうか?それとも週1くらいでいいのでしょうか?
(すい臓のあった場所の小腸に再発だろうと先生は言ってます。)
「失敗と成功の分かれ道」とは何でしょう?

玄米クリームも新たに昨日作りました。実家をあら捜ししてると大きな圧力鍋が出てきたのでそれを使いました。笑
私はすでに玄米食なので、一緒に炊いて父にも食べさしています。おいしいと言っているので続けられそうです。
母もおいしいようで最初の頃より量を増やしても大丈夫そうでした。(小さじに大盛り4杯程度)
クリームをはじめて1週間、吐き気やお腹の張った感じもなく、なんとか食べたものを戻さないでいけている状態です。
造血効果があるというてっかみそも作ってみました。が・・・見た目には成功ですが、食べると後味が苦くて。
こがしてしまってました。苦笑   作り直しです。
昨日は玄米もちを柔らかくして与えてみたのですが、クリームの方がいいみたいです。
クリームに塩こぶ(ふじっこ)を小さく刻んで入れ、ごま塩でいい辛さになるまで調節しています。歯ざわりがいいみたいで入れてくれとせがまれます。
塩こぶは大丈夫でしょうか?

今日はあまり元気がないみたいですが、痛みがないようなので落ち着いています。
昨日、親戚が来てふぐのスープ(少し味噌入り)も私がいない間に持ってきてくれたみたいで、
飲め飲めと言われて母も断ることが出来ず少し飲んでしまったみたいです。
今日またその人が来たので、話をして協力してもら事にしました。
きょう、三年番茶を与えてみたのですが、玄心のほうがいいらしいです。笑
一番のネックは弟でした。私の言ってる事に根拠がないと、母が食べたいと言うものを与えようとします。
きのうも蛤が食べたいというのを受けて探して買ってこようとしてました。
私がダメだと言って説明してもさっき言ったように根拠がないと。
「食べたいよんやけんええでないか!お母さんがかわいそうや!」どっちがかわいそうなんだか…。
でも、なんとか食べささない方向で、口出しさせないように話していくつもりです。
結局母が元気になると言う行き着く先は一緒ですから。なんとかわかってもらいます。

いつも長々とすいません。今はこんな感じです。
母も少しずつ変わってきているみたいなので、やりがいもあります。
かなりやせているので少しずつ体力がつくようがんばりたいと思います。
ありがとうございます。それと、よろしくお願いします!

Y.M.


__________ NOD32 1.1696 (20060807) 情報 __________

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2006/08/08 20:44 松見です。

Y.M.さま

今晩は。
おぉ!随分頑張っていらっしゃって、ブラボーYちゃんです。

生姜シップは、私のブログの掌のコースのカテゴリーを開けていただくとやり方を説明していますので見てください。
してはいけない部位は頚椎から頭にかけて、心臓、炎症を起こしているところ、熱のあるときなどです。

里芋パスターは、里芋を厚く皮をむいてすりおろし、同量から2倍の小麦粉を入れ、一割のおろし生姜を加えて練ります。(耳たぶぐらいの硬さ)
ガーゼか晒しに1cm以上の厚さで伸ばし患部に張ります。皮膚が弱いと負ける恐れがありますので、ごま油を塗ってからシップを当てると良いです。
だれるようでしたら、もう少し小麦粉を入れてもOKです。里芋シップは、おへその上はしてはいけません。吸い出す力があるので出べそになるそうです(笑)。

毒を吸い出すことが出来てくれば、患部の皮膚の色が変わってきます。色が元の綺麗な状態になるまで何日でも続けてください。(ただ、時々空気に当てる時間も作ってやってくださいね。)
出来れば一日3回ぐらいしたいところです。5、6時間おきに取り替える感じです。夜は、したまま朝まで置いておいても結構です。

生姜シップは、20分ぐらいを目安に、最初はあまり患部が赤くならないと思いますが、血流が回復すれば赤くなってくれます。
患部に血液が集まるようになれば、患部の再生が始まり自然治癒が促進されます。あせらずに、気長に実施してください。
くれぐれも、やけどをしないように十分お母さんと確認をしながらしてくださいね。とっても気持ちがいいはずですよ。

鉄火味噌やってみたのですか?
すごい!でも、やり方よくわからなかったでしょうに・・・。ちろりん村に行けば、「無双本舗おばあちゃんの知恵袋」ブランドで鉄火味噌を売っています。
プレーンなものか自然薯、鯉こく入りを選んでみてください。

ついでに、鯉こくを買って、よくすり鉢に当てて、場合によっては薄めて、玄米クリームに少し乗せて食べさせてあげてください。本当に少量ですよ。
まだ、消化吸収が十分でないですからね。鯉こくは造血を助けます。(9月13日に料理教室で鯉こくを作ります。受講料が必要ですが、よろしかったらご参加ください)

◎それから、お母様の臓器で唯一元気なのが口です。玄米クリームも玄心もよく噛んで、唾液(がん細胞も30秒唾液につけると死滅します)とよく混ぜ合わせてから喉に流し込んでください。

さて、塩昆布は止めておきましょう。特に、市販のものは、化学調味料が入っていたりしますし、塩も粗末なもので作られていますので、摂らないほうがいいです。

弟さんには、安保先生や神谷弘実先生の本(今はやっている話題の方がたですから、弟さんも信用しやすい)を読んでもらうと良いですね。
そのあと、桜沢先生などの本を読んでもらえればいいですね。

今は、踏ん張りどころです。末期がんで、油断をし、たった一個のイチゴで命を落とした人もいらっしゃいます。
ご苦労を実のなるものにしてくださいね。
お母様の変化を、弟さんにも実感してもらえるようにお手当ての様子を見せてあげてください。玄米クリームの滋味深い味を食べてもらってください。
きっとわかってくれるはずですよ。

毎日暑くて、大変ですがとにかく今頑張らないと!です。
応援していますからね。

無何有庵 松見たま



2006/08/11 18:35 Y.M.です。

松見千奈美 様

こんにちは。
今日も溶ける程暑かったですね…。苦笑

生姜シップと里芋パスター、メールやブログを読みながらやってみますね!
鉄火味噌は早速買って、昨日の夜食べてもらいました。鯉こくも取り寄せ中です。
一昨日の夜、ガスが出て、少しですが便が出ました!
昨日の朝も少し出たようです!細くなっていた小腸がだんだん通ってきたのか、少し希望が持てました♪
でも、少しでも通っているに違いないですよね!びっくりです!
先生には飲み物、食べ物は控えるようにと言われているのですが、玄米クリームと玄心を与え続けて1週間、
吐き気もお腹の張った様子もなく、今日も小さじ山盛り5杯のクリームが今では少ないようで、もう少し食べれると言っています。
顔もはっきりしてきて「起きたい」 としきりに言ってて。笑
まだしんどいのが残っているようですが、食欲はあるみたいなので大丈夫そうな気がします!
松見さんをはじめ、応援してくれて母を待ってる人達の為にもこのままがんばって続けますよ~!笑

そう言えば・・・
昨日Y.O.さんから電話があって、来週末こっちに来るかもしれません。
松見さんにも会えたらなぁと言ってました!

Y.M.


__________ NOD32 1.1702 (20060811) 情報 __________

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2006/08/13 7:13 松見です。

Y.M.さま

おはようございます。
今日は、少し秋を感じますね。

お母様の病状、少し改善してきたのですか?
う~ん、うれしいですね。
良く噛んでくださるようにお声がけをして差し上げてくださいね。
Y.M.さんの、お手当ての心が神様に通じようとしているのでしょうね。
暑いので、あなた自身のご自愛も忘れずにね。

Y.O.さん、すれ違い見たいです。
う~、残念。

ところで、9月13日、鯉こくを作ります。
作りたてはパワーが違いますから、お時間があれば是非ご参加ください。
10時からです。

松見たま

病気の方に読んでほしいマクロビオティック闘病記録、その3

2006年09月17日 00時45分26秒 | 食事改善の基礎 理(ことわり)のコース
2006/08/19 13:08 Y.M.です。

松見千奈美 様

こんにちは。
まだまだ蒸し暑いですね!
9月まで半月ないと言うのにこの暑さは…。苦笑

母の状態は改善してきていると思います。ここ2,3日はベッドから起きて
自分で食べれるようになりました。
便がよく出るようになったらおかゆにしてもいいのかなと思うくらいです。
父も母が食べれるようになったのを見て「ほかに何か食べれるものはないんか?」
などと言ってます。が、もう少し、様子を見たほうがいいですね。笑

9月13日の鯉こく、まだ仕事の状態がどうなるかわかりませんので9月に入ってから
また連絡させてくださいね。よろしくお願いします。

Y.M.


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2006/08/22 17:47 松見です。

Y.M.さま

こんにちは。
お返事が遅くなりました。
Y.O.さん、香西まで来てくださってメッセージをポストに投函いただいてました。
Y.M.さんはお会いになられたのでしょう?

次回は10月だそうですね。
予定が合えばいいですね~。

<お母様、奇跡が起こるかも知れませんね。>

でも、決して気を許してはいけませんよ。
一粒のイチゴで命を落とした方もいらっしゃるのですから。

あせらず、良く噛んで食べるようにお伝えください。
量を増やすことより、噛む回数を増やすことのほうが大切ですよ。
今こそ正念場です。
お手当ても念入りになさってくださいね。

ご家族に、食を「食い改めること」での変化をしっかりと見せてあげてください。
玄米クリームを作っているところなども、見せてあげてください。
そして、決してもとの食事に戻らないように、今こそ食の大切さをお話してあげてください。

時間があれば、桜沢先生の「食養人生読本」などを読んでみてくださいね。
気持ちがぶれないように、Y.M.さんご自身もしっかり正食を実行してくださいね。

人間は、一旦は死を覚悟しても命拾いをすると、悲しいかな生きることが当たり前になります。
特にお母様は、ご自身で病を克服したわけではありません。

他力本願、Yさんがいたからこその命です。
そして、正しい食べ物が化身となってくれたのです。

そのことを、ゆっくりじっくり、あせらず気持ちを壊さず、お母様に伝えていく仕上げをはじめてください。
お母様ご自身が自己力で「生き抜きたい」と思ってくださるように、言葉やタイミングを選んでやってみてください。

その前に、お父様、弟さんとしっかり意思疎通を図ってくださいね。
せっかくここまでこぎつけたのですから、このチャンスを掴み取ってください。

松見千奈美



2006/08/25 14:45 Y.M.です。

松見千奈美 様


こんにちは!
あの日、松見さんがいない事は知ってたんですが、せっかく高松まで来たんだから家に寄って行こうと言って
二人で家の前まで行ったんです!笑
そしたらY.O.さんが「メッセージ残しとこう!」と置手紙をポストに入れてました。笑
次回は会えるといいですね~♪

昨日、先生から話があると言うことで、前回撮ったレントゲンを見ながら説明を受けました。
結果は、少しずつだけど詰まっていた小腸が通り始めているらしいのです!前回白くなっていた肺もきれいになり、
利尿剤もはずしました。血圧も安定しているのでこの調子だと昇圧剤もはずせるとの事です!
糖尿のほうもコントロールしやすくなったと言い、ここ2.3日インシュリンは打っていないみたいです。
いい傾向ですねと先生も言ってました!

体はいい方向に進んでいるものの、気持ちが不安定なのか看護師さんや家族に対してもわがままが多く、
困っています。今日もケンカしてしまいました。
松見さんの言うように、前に命拾いしたのにそれをよしとしないんです。
今は毎日家族が会いに来てくれるけど元気になったらしてくれなくなると思っているらしくて。
家族がいるのになんでもないことでナースコールを押し看護師さんを呼びつけ用を言うんです。
そういうのを見て私もいらいらして…。
言葉やタイミングを選びかなり気を使って優しく言っているつもりなんですが、よく噛んでとか、自分でできたことは
なるべくするようにとか言うと、いい訳したり甘えて子供みたいにだだをこねて。
体が疲れる方がまだいいです。苦笑

愚痴をいってしまってすいません。
とにかく、このまま続けてみますね!

Y.M.

__________ NOD32 1.1724 (20060824) 情報 __________

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2006/08/26 23:55 松見です。

Y.M.さま

今晩は。

病状回復、本当におめでとうございます。
奇跡がもう、起こり始めましたね。

今が正念場。

お母様の心の変化を祈るばかりです。
できたことを褒めて差し上げて、お母様のモチベーションを上げる工夫をしてください。子どものようになられていらっしゃるのなら、子どもをあやすように、子どもを育てるように(褒めて育てる)・・・。お手当ては、母の気持ちですることと、思います。

愚痴は、排毒の一つです。
気にしないで、溜め込むとYさんが病気になりますよ。(笑)

頑張ってね。

松見たま



2006/09/01 13:53 Y.M.です。

松見千奈美 様

こんにちは!
昨日今日と涼しくて過ごし易いですね。

そうなんです!先生も看護婦さん達もびっくりしてます!
最近は車椅子で病院内をうろうろしたり、少しならつたい歩きもできるようになりました。
先生がついて平行棒でのリハビリ等もやっています。今日は便もたくさん出て腸が通ってきているんだなと
確信が持てました!
本当にもう少しだと思います。

先生は「何でも食べてもいい」と言って例えばシュークリームとか…。
内心「全然いかんやろ!」と思いながらはいはいと聞いているところで。苦笑
先生の言うことと私の言うことでまったく違うので母としてはどちらを信じていいのやらってな感じらしいです。
でも、果物は食べたいと…。当然止めていますが。笑

そうですね、子供をあやすように…。
わがままっ子だから大変です!笑
時々訳の解らない事を言うので。

とにかくもう少し!このまま頑張ります!

Y.M.

__________ NOD32 1.1734 (20060831) 情報 __________

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2006/09/02 0:25 松見です。

Y.M.さま

こんばんは。

歩けるようになってきたんですね~。
おめでとう!
なんとか、本当に命拾いしたようですよ。

>最近は車椅子で病院内をうろうろしたり、少しならつたい歩きもできるようになりました。先生がついて平行棒でのリハビリ等もやっています。今日は便もたくさん出て腸が通ってきているんだなと確信が持てました!

今、病院での治療的なことは何をされていますか?
薬がだいぶ取れてきているとのことですから、歩けるようになったら病院を早く出て、家で本格的に食養生&お手当てをした方が西洋医学の誘惑がなくていいかもですね。もちろん家の中にお菓子や果物を置くのは厳禁です。こちらの誘惑も命を落とす根源ですからね~。

>本当にもう少しだと思います。

動けるようになられたのでしたら、早く生姜シップと里芋パスターを実施したいですね。

それから、食事ですが、はい、わかっていらっしゃるでしょうがシュークリームなんてだめですよ(笑)。親戚の方、お見舞いの方要注意ですよ。

>先生の言うことと私の言うことでまったく違うので母としてはどちらを信じていいのやらってな感じらしいです。

どちらが命を助けたのかをお母様に聞いてみてください。

>でも、果物は食べたいと…。当然止めていますが。笑

今、玄米クリーム(ちゃんと手作りできていますか?)はどのくらい食べていますか?食事内容を一度送ってください。(量など細かく)
あと、体温、血圧、糖尿の数値など検査の結果データ、体重・・・。

今、果物を食べると一気に血糖値が跳ね上がり死にいたる恐れもありますよ。気をつけてね。

今の食事の内容を聞いたうえで、これからの食事の食箋を出しますね。

秋からの初級(飯のコース)の料理教室に来れるといいのですが。マクロビオティック基本食だけでも習って欲しいですね。

松見千奈美

病気の方に読んで欲しいマクロビオティック闘病記、その4

2006年09月17日 00時40分14秒 | 食事改善の基礎 理(ことわり)のコース
2006/09/06 13:47 Y.M.です。

松見千奈美 さま

こんにちは!返信、遅くなってすみません!!(汗)

>なんとか、本当に命拾いしたようですよ。
そうみたいです!(嬉)
毎日の散歩も足で床を蹴りながら車椅子でうろうろしてます。
「そろそろおしっこもはずす訓練しましょう!」と先生が言ってました。

>今、病院での治療的なことは何をされていますか?
今は点滴と痛み止めの飲み薬(1日3回飲んでたのが2回に減らしたみたいです)、睡眠薬だけです。

>それから、食事ですが、はい、わかっていらっしゃるでしょうがシュークリームなんてだめですよ(笑)。親戚の方、お見舞いの方要注意ですよ。
今のところ大丈夫です!(笑)
今日、先生から今後の食事についてお話がありました。
今の食事にプラスして果物を取るといいと言っています。
先生に今まで甘いものや果物は一切摂らないようにしてきたと話をすると、「点滴も糖分ですよ、玄米なんかもそうですね。」と。
でも穀物の糖分はゆっくり体に吸収されるから精製された甘いものとは違うといいました。
そうすると、「やわらかくて食べやすいものならなんでもいい。豆腐とか…。」
母も果物は食べたいみたいで「先生はええってよーるで!娘が食べさしてくれんのや。」と先生に告げ口してます。(笑)
>どちらが命を助けたのかをお母様に聞いてみてください。
その話を聞すると「姉ちゃんには悪いけどどっちか解らん。」 と。
力が抜けました。(苦笑)

>今、玄米クリーム(ちゃんと手作りできていますか?)はどのくらい食べていますか?食事内容を一度送ってください。(量など細かく)
はい!3日に1回の割合で作ってます。
1回に作る量(1カップ)が朝晩で3日分、にごましお、鉄火味噌を混ぜて食べてます。
それに玄心。

>あと、体温、血圧、糖尿の数値など検査の結果データ、体重・・・。
体温は平熱36.4から37.4の間で日によって違います。今日は37.2でした。
血圧もだいたい120台でたまに110台になるみたいで、
糖尿は1日に何回か見に来ていて、1回はインシュリンを打ってるみたいです。
体重は 45キロでした。でもお腹に少し腹水が溜まってきているみたいで、つま先が少しむくんでます。
たまにからだがしんどいときがあるみたいです。特に朝方。
たんぱく質のアルブミンの数値が低いみたいで、1~1.5くらい。2あればいいといってました。普通の人は3くらいだそうです。

>今、果物を食べると一気に血糖値が跳ね上がり死にいたる恐れもありますよ。気をつけてね。
先生は「血糖値があがってもインシュリンがあるから大丈夫。それよりも口から入れることが大事 。」と。
腹水も蕎麦パスターっていうのがあって…と話をすると「それより薬のほうが早いし効きます。」と。
先生に言いたい事を言っても平行線で、母も私より先生の言うことの方が聞きやすいみたいな感じで。
病院にいる以上思い通りには出来ないし、退院しても今度は母の思い通りにするから、私が気をつけてても結局本人次第なんですよね。
なんかもう「ここまで元気になったから大丈夫!だからもう先生の言うこと聞くわ!」って言われてるみたいで…。
ちゃんと私の話聞いてないみたいです。苦笑

>今の食事の内容を聞いたうえで、これからの食事の食箋を出しますね。
よろしくおねがいします。やはりたんぱく質不足らしく、豆腐とか豆乳とかはどうでしょうか?

>秋からの初級(飯のコース)の料理教室に来れるといいのですが。マクロビオティック基本食だけでも習って欲しいですね。
秋から始まるんですね!平日の昼間となると難しいです・・・。
実は会社で一人辞めちゃって、人手が足りなくて。なんとか回せてはいるんですがいっぱいいっぱいで。
Y.O.さんがカラーで作り方の書いてある大森さんの本を貸してくれました!行けなくても、それを見ながら作っていきます!

Y.M.

__________ NOD32 1.1740 (20060905) 情報 __________

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2006/09/08 13:13 松見です。

Y.M.さま

こんにちは。
すっかり秋ですね。今日は白露。朝、庭に下りると草花に露が降りています。昨夜の中秋の名月はあいにく曇り空でしたね・・・。

さて、お母さんのこと。
医者に対して憤りを感じます。
肝心なときに延命措置しか出来ず手の施しようが無かったことを棚に上げ、回復できたことを我が物の功績のように立ち振る舞う!
何と傲慢な・・・。

まずは、医者にあなたが治したのか、どうやって治すことができたのかをを問いただしてください。(強気の低姿勢で・・けんかしてはいけませんよ)。その上で、先生のおっしゃるとおりにいたしますと断言して、そのかわり状態が悪くなるはずなのでその時責任を取れるのか、あるいはその時こちらのやり方を認めるのかを確約してください。

山村慎一郎先生に相談いたしました。
好きなものを好きなだけ食べさせなさい。そうしないとお母さんはY.M.さんがしてきたお手当ての意味を理解せず、結局は命をおとすであろうとおっしゃっていました。

好きなものを食べたときお母さん自身が身体の変化を感じて欲しいと言ってください。その上で、食べさせてください。
(命をおとすやも知れませんが、運がよければ一歩手前で助けることができる(かも)でしょうとのことです。)

経験的には、少し食べたからといって命を落とすことは無いだろう。しかし、イチゴ一個で命を落とすと言う意味は、少しなら、少しならと箍を緩めていってしまって、結果的に最初のイチゴ一個が引き金で命を落とすということかもしれないとおっしゃっておられました。

荒療治です。しかし、もうこの方法しかないでしょう。
一度、死を覚悟したのですから、と言ったら他人事だからと聞こえるかもしれませんね。でも、そう思います。本当にたすけたいのであれば、この方法しかない気がします。

お父さんと十分話し合って、決めてください。
最後の手段です。

結果が出て、おかあさんが食の大切さを、命の意味をわかってくださったら、食箋を出します。

お母さんの病はダレでもないお母さんが作っていることをしっかりと学んでいただき、その上で自分の力で(努力で)生きたいと思えるようになればの話ですが・・・。

そうでなければ、無意味なことの繰り返しになるでしょう。私には、助けなくてはいけない人を大勢抱えておりますので、Y.M.さんには申し訳ないのですが、医者とお母さんに付き合っていくことが時間的に難しいです。頑張ってくれさえすればいいのですが・・・。

Y.M.さん、何度も言いますが正念場です。
あなたの、気持ち一つで状況は真反対の結果に進んでいくでしょう。
よく考えて行動してください。

松見



2006/09/11 15:28 Y.M.です。

松見千奈美 様

お帰りなさい!大阪へ勉強会に行ってたんですってね!
Y.O.さんから「今日一緒にご飯食べるんや♪」と連絡がありました。楽しそう♪笑
今日も涼しくて過ごしやすくていいですね!
母も調子がよく、散歩をする時間も増えてきました。
今日も3時からリハビリだそうです!

>医者に対して憤りを感じます。
先生も決して冷たい人ではないんです。ただ、どうして悪くなったのか、どうして良くなったのか分からないと頭を悩ましていたみたいです。
なんでか分からないけど車椅子でうろうろできるまで良くなったと・・・。良くなったら、もっと良くなってほしい!と言う思いでそう言ったんじゃないかと。
こういう事実を目の前にして、私が(松見さんをはじめ、マクロビをやっている人達)色々実行している事を話しても
先生は今までやってきた事を否定されてるように感じるでしょうね。でも、実際そうですから。なのであまり聞く耳を持てないんだと思います。
話しても理解するのには相当な時間がかかるでしょうね。そんな労力はとっておきたいので先生はとりあえずおいといて・・・。

なので先に母と話をしました。松見さんにもらったメールの事、今まで先生がしてきた事、家族がしてきた事、
もしご飯を食べれらなかったらどうなってたのか、ご飯を食べてどう変わったのか、これから母自身どうなりたいのか、どうしたいのかetc・・・
松見さんが山村先生に相談して下さった件も伝えました。
すると、本当にヤバイと思ったのか最後に母は
「結局私がえらいやの痛いやの言っている時も先生はなんにもしてくれんかった。ここまで元気になれたんも今考えたらやっぱりご飯のおかげやと思う。
1ヶ月でこれだけ変わって看護婦さんや先生ですらびっくりしてるし私自身もびっくりしてる。
先生に何食べてもいいって言われても食べんからこのまま今のご飯を続けてほしい。そして早く退院したい。」と言いました。

父は私の信じる方向でやっていこうと言ってくれています。
一番母の状態が変わったのを間近に見て実感していますから。

家族の決断としては、
「病院にいる限りは先生の言うとおりにして、でもご飯だけはこちらで作ります。」です!
先生も早く退院までもっていきたいと思うのでやりかたが違うだけで目標は一緒なんです。
先生とは話しても聞くだけで実行しません。その労力は母に使います。
やることはどうせないのですから。やっても悪循環なだけなので。
それよりもなるべく早く退院して薬のない状態にもって行きたいんです。

多分、私の気持ちのほうが強すぎて母が追いついてない状態だと思うんです。
医者に義理立てする必要はない、一番に自分の体の事を考えて。と言ってきました。

一つお願いがあるのですが…。
多分、状態がよければ私の考えでは9月中には歩けるようになると思うんです。
そして退院したら10月から始まる初級の料理教室に母を行かせたいのですが引き受けてくれますでしょうか?もちろん、母と体のことをよく相談した上で。
父も「行ったほうがいい。」と賛成してくれています。
母にはもう話してあります。料理できるかどうか自信がないといっていますが、母自身の為になると思うので行ってもらおう思いました。

私から見る母の性格上、教室に行って皆と話しながら松見さんのやっている事を体で理解するほうが実践的で
すんなり入ると思ったんです。
好きなものを食べて長い時間をかけ体の変化で理解するよりも、元気になった上で過去やってきた事として間違ってなかったんだと理解するほうが母には合ってるんじゃないかと思うんです。
入院中と退院後では環境も違うし、考え方、考える力も違ってきますから・・・。

私の出した答えが松見さんの問いにちゃんと答えられているかどうか分かりませんが、今の私の正直な気持ちです。
どうかよろしくお願いします。

Y.M.


__________ NOD32 1.1748 (20060911) 情報 __________

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2006/09/11 17:35 松見です。

Y.M.さま

こんにちは。
大阪に行く前の短い時間で言葉を選ぶ余裕も無く、Y.O.ちゃんには「ちょっときつい書き方しちゃってね~」と反省してきましたが、今日あなたから届いたメールを読ませていただいて、涙が出ました。

あなたの溢れる愛情は、マクロをも超え、荒療治することなくお母様の心を溶かすこともできてしまったのですね。お母様の病気の完治は、Yさんがキーマンです。あなたの言うとおり、もう無駄な労力は不必要です。お母様とご家族と力を合わせて頑張ってください。

主治医の先生も、救われましたね(笑)。

10月からの料理教室は了解いたしました。
そのためにも、この一月頑張りましょうね。

明後日、鯉こくを作ります。お仕事で来られないようなら、少し残しておきますから、夕方取りに来てください。造血にとても良いです。

食事ですが、よく噛むことを条件に玄米クリームを裏ごし器でこさないですり鉢かミキサーですりつぶしたものに変えてみてください。
最初は少しゆるめで様子を見て徐々に濃いもの、出来れば少しづつ粒食に変わるようにしていきたいです。でもあまりあせらないで、消化の様子や便や尿の様子を見ながらです。
ダメであれば元に戻りながらやっていきましょう。
膵臓が無いので、血糖値を一気に上げるものは避けていきましょうね。腎臓のお手当てとして、ヤンノー(小豆を焙煎して粉にしたもの)をお湯(あまり熱くないもの)に溶かして少しづつ飲ませてあげてください。これも良く噛んでね。(むくみも取れる効果があります)

出来れば小腸の癌のところと腎臓に生姜シップと里芋パスターをしたいですね。出来なければ続けて枇杷の温熱を。
Yさんが行くときに、蒟蒻の温シップもいいですよ。生姜油を良く擦り込んでタオルに来るんだ熱々の蒟蒻を患部に当てます。(かなり熱いのでやけどに注意してね)
むくみには、第二大根湯(ちょっと陰性すぎるかなぁ)か、小豆の煮汁(小豆をお茶のように煎じて(15分ぐらい)湯飲みに半分ぐらい飲ませてみてください。(ヤンノーでいいですけれど。)

お元気になられてきたので、足の指を50回づつ、手の指を30回づつ回して少し手足のマッサージもしてください。手はご自分で出来ますか?しんどいようでしたら回数を減らしてもOKです。

とりあえず、これで様子を見ていきましょうね。
よく噛むことは忘れないでね。

松見



2006/09/11 22:22 松見です。

Y.M.さま

追伸です。
睡眠薬を飲まれておられるとのことですが、
蓬の干したものをガーゼの袋に入
れて(分厚くなくて良いです)、枕の上に乗せてその上で眠ると本当に良く眠れます。試してくださいね。
眠れるようになれば、一つ薬をはずすことが出来ます。乾燥の蓬はうちにも置いていますよ。

たま



2006/09/16 13:39 聞いてくださ~い!!Y.M.です

松見千奈美 さま

水曜日はありがとうございました~!
製氷皿に入れて保存して、毎朝1個ずつ食べさせています!
血圧も130代まで上がりました♪
よもぎ枕も作ってもって行きました♪

松見さん!聞いてください!
今日、すごくびっくり&うれしい&感動する事があったんです♪
先生が母に今私がやってる事を教えてくれたのはどういう人ですか?と興味を持って色々母に聞いてきたそうなんです!
それに、玄米を手に入れたみたいで炊き方、玄米クリームの作り方も聞いたそうです!
母を元気にさせたご飯の力に相当興味があるみたいですよ!笑
これって、少しは理解して認めてくれたって事ですよね!
なので、もっと理解してほしいので(欲張り 笑)松見さんのホームページのアドレスを渡して、
これ先生に教えてあげて!と母に伝言してきました。
もしかしたら、連絡あるかもしれませんね!嬉

先生はA先生と言って3年前のすい臓手術の時から診てくれている外科の先生なんです。
今は○○病院で副院長をしています。
これで先生と松見さんが繋がれば、病院で対処療法しか手のない患者さんもたすかるかも!と思いました。治療の幅が広がるんで。
その先生の様子を見て、母も本当の意味で私の言っていることを理解したみたいです。
今までは先生と私で違う事を言っていたのに、今は先生がそういう風に言ってる。信じて良かった!と。
看護婦さんに「ほんまに元気になったなぁ!Mさん片足突っ込んどったんやけん!」と言う言葉からも自分で元気になったって言う自覚が持てたみたいで。
本人が元気になれたこと、出会いの偶然、先生の言動を改めて実感し感動して泣いていました。
それを見て私もうれしくて。本人がそう思える事がすごく大事だと思っていたので!
母も早く歩きたいんや!と。今まで以上に元気になりそうです。ヤンノーも自分から飲んでるみたいですよ!笑

松見さんがまえにおっしゃっていたこのメールのやりとりの公開ですが、母も快く承諾してくれました!
今度は母が元気を分けてあげる番ですね。本当にうれしい限りです!

松見さん、本当にありがとうございます!!
Y.O.さんにも感謝ですね!笑

Y.M.

__________ NOD32 1.1758 (20060915) 情報 __________

このメールはNOD32によって検査済みです。
http://canon-sol.jp

ありがたいなぁ~。ブログ、1年です・・。

2006年09月14日 04時36分55秒 | 庵主の日記
ブログをはじめて、1年が過ぎました。

ブログって何?っていう私に、はい、開設だけはしたよって、仕事仲間だった「よねさん」が助けてくれて、恐る恐る始めたのがこのブログです。

初めのころは、夜中か早朝がPCに向かう時間でした。何しろ、主人はそんなことするより山積みになっている公私の仕事を片付けて!って言っていましたし、全然理解無き時代が半年ぐらい・・・。主人に隠れるようにして楽しんでいました。

写真のアップの仕方では、ブログを覗いてくださったtonariさんやsumireさんがお師匠さん。本当にありがとうございます。

satekosoさんも、たくさんのアドバイスをくださいました。最近「サラリーマン~」以来、返信できておらずごめんなさい。

一人では更新できず、一杯素敵な記事を載せてくださった満願寺農園の脇園さん、大田先生、てんさん、右佳先生、そしてスタッフ。お陰でブログなのだけれど複数メンバーでの更新が実現できました。留守中もアップしてくださりサンキュウでした。

写真の横に記事を書きた~いという私の希望に、お忙しいのにいろいろ教えてくださったキャノンボーイさん、ありがとうございます。

旧パソコン・バイオ君絶不調のとき、何かと親切に教えてくださったピョン吉さん。助かりました~。

時代はミクシィと、繋げてくださった怪鳥さん。毎日ブログを読ませていただきながら、コメントのタイミングを逃しています・・・笑。

そして、無何有庵のブログにリンクしてくださり、当院のページまで作ってくださっているむぎわらぼうしのHPの皆さん。最近更新できていなくってごめんなさい。

本当に、本当に、うれしくて、楽しくて、有り難くて・・・。

まだお会いしたこともない方やお友達、そして先輩、師匠・・・。無何有庵のブログを見に来てくださっている心優しき皆さんに、感謝のしようがありません。心からお礼を申し上げます。
本当に本当に、幸せだなぁ~♪
               
未だ精進、まだまだ半人前の無何有庵ですが、どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。




精一杯背伸びして、がんばりま~す。