蓮根の旬は10月から3月ですが、マクロビオティックでは通年で利用したい食材です。
主には常備食となるひじき蓮根やきんぴらごぼう、鉄火味噌や時雨味噌。
そして、お手当でも活躍してくれるありがたい野菜です。
松見院長は、うどん屋さんに行くと必ずサイドメニューから蓮根の天ぷらを選択するほどの蓮根好き。
我が家では蓮根は欠かせません。
夏の端境期は蓮根が手に入りませんので秋の新蓮根が待ち遠しいものです。
昨夜は久しぶりに「蓮根の棒煮」を作りました。

食養塾無何有庵の料理教室では初級クラスで皆さんにご紹介してきた献立の一つです。
いつもは蓮根を繊維に沿って縦に棒状に切るのですが、昨日は初めて輪切りにしてから棒に切りました。
こうすると穴が見えてちょっとかわいい❣
マクロビオティックでは食材を扱うとき、出来るだけそこに陰陽の両極を取り入れます。
牛蒡や人参を斜めに切るのはそういうこと。
陰陽の差にエネルギーが生まれると教えられました。
また、調理という人類の知恵により、陰陽の差を中庸にして負担なくカラダに取り入れるようにします。
その意味では、輪切りにするのは小さなエネルギーということになるかもしれません💦
でも見た目も大切。
穴が可愛いし…でも、菜箸が穴に引っかかって炒めにくいという新事実も判明。
あと、個人的な感想ですが、甘みは縦切りのほうが強いように感じました。
◆蓮根の棒煮レシピ(写真の分量)
蓮根 長さ15cm 直径5、6cm 1本(1節)
胡麻油 大さじ1
水 100cc
醤油 大さじ2~3
ライパンに胡麻油を引き、強火にかける。フライパンによっては中火で。
蓮根を入れて、きつね色に焦げ目がつくくらいになったら
水を回し入れてふたをする。
水気が無くなったらふたを取り、分量の醤油を回し入れて絡めて十分絡んだら出来上がり。
好みで山椒の粉を振って頂きます。冷えても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめ。
さて、タイトルの「蓮根は動物的?」ですが、
蓮根って穴が開いていますよね。
水生植物の蓮根は葉っぱから地下茎まで通気組織の気孔があり、空気を根っこに送っているんです。
これほどまでに気孔を大きくして酸素を取り入れる植物は他に類を見ません。
普通、二酸化炭素を吸い酸素を吐くのが植物、ですよね?
酸素を好む蓮根は、植物だけど動物的。
だからこそ?精進料理などでお肉の代わりとして使われる蓮根です。
ただし、中医学では生の場合は寒性となります。
マクロビオティックでも、熱を取る手当に使います。
酢蓮根のようなお料理は、少し体を冷すので、季節や体調、体質などを考慮してくださいね。
蓮根は、鉄分も多く、ビタミンB1、B2を多く含みますので貧血にもうれしい食材です。
腸を整える植物繊維も豊富。ビタミンCも多いです。
また、「IgE抗体」を抑制する働きがある「タンニン」などのポリフェノールが多く含まれており、アレルギーの原因物質の花粉にも効果があると言われています。
花粉症の季節、積極的に摂取してみては如何でしょうか?
旬の食材として、カラダにも美味しく頂きたいものです。
お手当としての蓮根の活用法はまた別の機会に。
主には常備食となるひじき蓮根やきんぴらごぼう、鉄火味噌や時雨味噌。
そして、お手当でも活躍してくれるありがたい野菜です。
松見院長は、うどん屋さんに行くと必ずサイドメニューから蓮根の天ぷらを選択するほどの蓮根好き。
我が家では蓮根は欠かせません。
夏の端境期は蓮根が手に入りませんので秋の新蓮根が待ち遠しいものです。
昨夜は久しぶりに「蓮根の棒煮」を作りました。

食養塾無何有庵の料理教室では初級クラスで皆さんにご紹介してきた献立の一つです。
いつもは蓮根を繊維に沿って縦に棒状に切るのですが、昨日は初めて輪切りにしてから棒に切りました。
こうすると穴が見えてちょっとかわいい❣
マクロビオティックでは食材を扱うとき、出来るだけそこに陰陽の両極を取り入れます。
牛蒡や人参を斜めに切るのはそういうこと。
陰陽の差にエネルギーが生まれると教えられました。
また、調理という人類の知恵により、陰陽の差を中庸にして負担なくカラダに取り入れるようにします。
その意味では、輪切りにするのは小さなエネルギーということになるかもしれません💦
でも見た目も大切。
穴が可愛いし…でも、菜箸が穴に引っかかって炒めにくいという新事実も判明。
あと、個人的な感想ですが、甘みは縦切りのほうが強いように感じました。
◆蓮根の棒煮レシピ(写真の分量)
蓮根 長さ15cm 直径5、6cm 1本(1節)
胡麻油 大さじ1
水 100cc
醤油 大さじ2~3
ライパンに胡麻油を引き、強火にかける。フライパンによっては中火で。
蓮根を入れて、きつね色に焦げ目がつくくらいになったら
水を回し入れてふたをする。
水気が無くなったらふたを取り、分量の醤油を回し入れて絡めて十分絡んだら出来上がり。
好みで山椒の粉を振って頂きます。冷えても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめ。
さて、タイトルの「蓮根は動物的?」ですが、
蓮根って穴が開いていますよね。
水生植物の蓮根は葉っぱから地下茎まで通気組織の気孔があり、空気を根っこに送っているんです。
これほどまでに気孔を大きくして酸素を取り入れる植物は他に類を見ません。
普通、二酸化炭素を吸い酸素を吐くのが植物、ですよね?
酸素を好む蓮根は、植物だけど動物的。
だからこそ?精進料理などでお肉の代わりとして使われる蓮根です。
ただし、中医学では生の場合は寒性となります。
マクロビオティックでも、熱を取る手当に使います。
酢蓮根のようなお料理は、少し体を冷すので、季節や体調、体質などを考慮してくださいね。
蓮根は、鉄分も多く、ビタミンB1、B2を多く含みますので貧血にもうれしい食材です。
腸を整える植物繊維も豊富。ビタミンCも多いです。
また、「IgE抗体」を抑制する働きがある「タンニン」などのポリフェノールが多く含まれており、アレルギーの原因物質の花粉にも効果があると言われています。
花粉症の季節、積極的に摂取してみては如何でしょうか?
旬の食材として、カラダにも美味しく頂きたいものです。
お手当としての蓮根の活用法はまた別の機会に。