マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

2歳で歯並びの未来予想!!

2012年08月21日 12時48分38秒 | 庵主の日記
子どもの歯はすきっ歯が健全な成長だということをご存知でしたか?
つまり、乳歯が綺麗に並んでいる子どもは永久歯が叢生になるということです。



子どもさんのお口の中を覗いてみてください。
乳歯の段階できれいに並んでいる歯は、永久歯に生え変わると必ず叢生(乱杭)歯となります。
それは、下のイラストのように、小さい乳歯の下から1.5倍ほどの大きさの永久歯が生えてきますので
乳歯がきっちり並んでいては、当然生えるスペースがありません。



2歳くらいになると、子どもたちはようやく乳歯が生えそろいます。
その時に、きれいに詰まり過ぎている歯は要注意です。



一般の歯科では、もう少し大人の歯が生えるまで様子を見てとか、大人の歯が生えてから矯正すればいいと言いますが、その矯正は「ちょっと待った!」です。
小さい未発達の顎が原因で、歯がきれいに並ばないということが起きているので、
顎を未発達のままにしておいての矯正というのは、健康な歯を4本から最大8本抜歯しての矯正ということになります。つまり、歯を間引いて、スペースを作るということをするのです。

本当にこんな矯正でいいのでしょうか?

顎のアーチを広げて育成する<健康顎歯列育成法 松見メソッド>は
歯を抜かずに歯を並べるための「顎の育成」を主眼にした、
全く新しい考え方に基づいた歯並び法です。

外科的な手術や投薬、麻酔なども一切いたしません。

軽い負荷をかけながら時間をかけて顎のアーチを整え、噛むトレーニングや口の周りの筋肉をつけるストレッチ、体操、口呼吸を鼻呼吸にアプローチする鼻洗い法、お口とカラダの健康を取り戻す食事法のエクササイズなど、多角的に問題解決に取り組む松見歯科ならではの内容です。

実際に松見メソッドをスタートするのに適正な年齢は、4歳前後からです。
チェアに座れて、じっとお口を開けておけるようになったらスタートできます。
チェアに座る練習から始めます。

でも、2歳の段階で、心配な歯並びの子どもさんも
しっかりとトレーニングをすることで、松見メソッドを受けずに済む場合もあります。
なので、歯が生えそろったら、一度お口の中を見せて頂けると様々なアドバイスがさせていただけます。

松見歯科では、定期的に「子どもの歯並びを考える勉強会」を開催いたしております。
子どもの歯の構造や仕組み、萌出の仕方など、子育て中の疑問にお応えしながら
歯を抜かずに歯を並べる方法を詳しく説明いたします。

歯を抜く矯正は健康な歯を失うばかりか、治療費も高額です。
歯を残せてきれいに並べ、そして治療費もかなり抑えられます。
さらに、様々な指導により、医療費やおやつ代などの日々の生活費も抑えられ、何よりも子どもたちが心身ともに健全に育ちます。

ぜひ、勉強会にご参加くださいませ。

次回勉強会は9月9日(日)9:00~です。

参加費 200円(玄米のお昼ごはんが付きます)

お申し込みは予約をお願いたします。
松見歯科診療所 087-881-2323メディカルコンシェルジュ 升本(ますもと)まで。































統合医療・・・・当院が目指すもの

2012年08月10日 09時27分47秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
院長が、患者さまにお配りしているメッセージです。




 今医療の弊害が大きくなっています。人間を臓器別に切り分けパーツ医療全盛です。年々小さく細分化されています。医者が自分の専門領域意外に無関心なため、たった一人の患者さんの患っている不調(病気)が多くの領域に分けられ、別々に病名が付き、多くの治療や投薬を受けるようになりました。実際、当院でも多剤投与の弊害を多く経験します。また悪い所は簡単に切り取ったり、(回復不能になる)対症療法に終始する為、症状の固定化、薬漬け、長期にわたる緩やかな悪化がおきます。現代医療は急性疾患に対する緊急救命医療は優れていますが、慢性病には無力ですし有害です。
 
 また癌死は年間35万人近くになり、年々益々増加しています。ところがアメリカの癌死は1992年にピークを打ち年々減少しています。交通事故死を例にとると、以前は年間1万人を越えていたが近頃は4千人程度です。これはエアーバッグや種々の対策が効果的だったのです。日本の医療関係者は癌の治療は進歩し効果が出ていると高言していますが、治療器具や検査方法が多くなっただけで結果が全く伴っていません。この事はアメリカの癌死は減少しており日本の癌死は依然増え続けている事実が示しています。

 私が信頼する高名な医者・医学者達(新潟大・安保徹教授、森下敬一博士、真弓定夫医師、慶大医・近藤誠医師)は癌検診を受けるな、病院に近づくなとまで言います。検診を受けるほど癌になり、癌死が増え、早死にするとチェコリポートが、またそれを追試したアメリカレポートが報告しています。早期発見、早期治療、早期死亡とまで言います。そして現実に体調不良を訴える人は増えています。どうしましょう?

 松見歯科は虫歯・歯周病の治療・予防を切り口に、患者様やご家族の全身の健康創造を目的にしています。食事改善やお手当、種々の技法で統合的に心と身体を拝見します。当院に通院が始まると患者様ご自身やご家族の様々な病気、心身の不調が改善したとの報告が必ずあります。また当院の古くからの患者様で高齢者は病気をしない、ボケない、寝たきりにならない方が非常に多いです。

 虫歯の予防や歯の周りの歯肉・骨の維持管理、ユニークで害のない検査が病気からの回復、健康維持・増進に必ず役に立つと確信しています。患者様も歯科領域という固定観念を取り払い、私達から情報を上手にお受け取り頂きたいと思います。テレビ・新聞・ラジオは製薬会社に情報操作されています。医療のアリ地獄に囚われないようにしましょう。

                           松見歯科診療所 院長 松見哲雄

































東北への思い

2012年08月09日 15時16分46秒 | 庵主の日記
このブログを読んでくださっている「双子のママ」さんが
今日、こんなあたたかい思いを届けてくださいました。





全部、手作りで、ひとつひとつに心がこもっているのが伝わってきます。
どれも、どれも、素敵なバッグです。

今日から東北の子どもたちが、徳島に来ます。
ほんの一週間の滞在ですが、思いっきり外の空気を吸って、
太陽の下、お月さまの下、大空の下で夏休みのひと時を楽しんでもらいます。

私たち香川からのチーム石巻ダッシュのメンバーは、13日からサポートに入ります。
その時に、一緒に持って行くことになりました。
子どもたち喜んでもらえるとうれしいなぁ。

「双子のママ」さん、本当にありがとうございます。
優しい気持をお預かりして、しっかり届けてまいりますね。

































福島の子どもたちと遊んだよ。

2012年08月08日 09時53分25秒 | 庵主の日記
昨日は、岡山の百姓屋敷わらで若者たちが運営する「和楽プロジェクト」のお手伝いにい行ってまいりました。

「和楽プロジェクト」は昨年発足し、福島の子どもたちを少しの期間でも、放射能のリスクから軽減してのびのびと過ごし、思いっきり外で遊べる環境を提供しようと、若者たちがボランティアで運営している素晴らしい活動です。

私たちにできることは、「歯と食と健康」についてのお話です。
麻10時から夕方までたっぷりと時間を頂けたので、いろいろなお話をすることができました、

子どもたちには、歯の種類と本数、役割から、何を食べるといいのかというお話を、スライドを使ってクイズ形式でおはなしいたしました。

お母さんたちには、院長から、予防の大切さ、子どもの歯列について、退化病の話、そして私も母乳育児の話、パンの話、砂糖の話、などなど、真剣にお話を聞いて頂いて、私たちも、できるだけ伝えておきたいことはお話できたかなって思います。少しでもお役に立てるといいですね。



お話の合間に、鼻うがいの実習もいたしました。
最近の子どもたちは、鼻で呼吸ができていないことが多く、鼻の中をのぞくと、粘膜の腫れがあって鼻道が狭くなっています。結果口呼吸となり、これが、歯並びや虫歯だけの問題ではなく、成長過程での様々な問題をはらんでいます。そこで、歯医者さんおすすめの鼻洗いを伝授いたしました。
和楽プロジェクトで過ごす間は、毎日、鼻洗いの時間を作ろうねって約束して、福島にかえってもちゃんと習慣になるようにおねがいいたしました。








 
楽しみなお昼ごはんは、子どもたちが大好きなカレーでした。
わらのカレーですから、おいしさひとしおです。
トッピングの南瓜の素揚げも甘くて本当においしかったですよ。
玉ねぎとワカメのサラダは甘酒ドレッシングでこちらもおいしかったです。
贅沢にメモリザをごくごく飲んで、あ~、おいしかったぁ。

お昼休憩はもちろん、野外活動です。
和楽プロジェクトのメンバーが作った櫓から15メートルくらいスライディングするスリル満点のスライダーは、エンドレスの遊び場。このハラハラドキドキを克服する子どもたち。一回り逞しくなって行く様子が眩しいです。
何でもかんでも、安全じゃないといけないって保護しすぎるのは、よくないね。
ちょっと、危険もあるけどそれをどう回避するかは、やって見て、経験しないとわからない!













そんな様子を見守るクロ。
しっぽがライオンカットになって、ちょっと男らしくなった?





最後に、お口の中とお鼻の中も拝見しましたよ。















子どもの後は、おかあさんも(笑)

みんな、元気に困難を乗り越えてほしい。
和楽プロジェクトに関わることができて、本当にありがたかったです。
また、来年?会えるかな。

和楽プロジェクトは、全てボランティアで運営されています。
皆さんのご理解とご支援をお願いいたします。
カンパは、一口1,000円~募っています。
振込み先:
郵便振替 口座記号 01380-3  口座番号 109250
     名義 和楽プロジェクト

連絡先、お問い合わせ:
〒716-0212
岡山県高梁市川上町下大竹2085
☎0866-48-3243
e-mail info@warapro.jp

どうぞよろしくお願いいたします。